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2021.07.08
Snow Manのセンターに立つラウールさんはいつも、凛としている。けれどグループ最年少の彼は、まだ高校3年生。メンバーの話をする無邪気な笑顔も、カメラ前でふと見せるはかなげな表情も、なんだかすべてがまぶしくて。次はどんな表情をするのか、知りたくてたまらなくなる。"今"の彼だからこそできる表情と、"今"の内面に、触れてみた。
ハニーレモンソーダのラウール
映画『ハニーレモンソーダ』への出演が決まって、正直初めて少女マンガを読んだんです。キャラクターも世界観も魅力的で、一気に読んじゃいました。原作で好きなのは7巻。物置に閉じ込められた界を羽花が見つけるシーンです。その後の二人のやりとりに、それはもうキュンキュンして心が潤いました(笑)。
現場では、共演者の皆さんにたくさん助けていただきました。本番は演技面でリードしていただいて、カットがかかると現場を楽しく盛り上げてくれたんです。悟役の坂東くん(坂東龍汰)やあゆみ役の岡本さん(岡本夏美)は現場のムードメーカー。羽花役の吉川さん(吉川愛)は大人っぽいイメージだったんですけど、実際お会いすると気さくでたくさん笑う方でした。芹奈役の堀田さん(堀田真由)と友哉役の濱田くん(濱田龍臣)もしっかり者のお姉さん、お兄さんでありながら、すごく明るい雰囲気を作ってくださって。僕以外の5人の明るさのおかげで緊張していた気持ちがほぐれたので、本当に感謝しています。
胸きゅんシーンの撮影で忘れられないのが、羽花と界が手をつないで登校する場面。これはですね、恥ずかしかったランキングかなり上位です!たくさんの人に見られるなかで手をつないで"キャー!"って言われるのが恥ずかしくて。出演人数も多いのでリハーサルを何度かやったんですが、そのたびに恥ずかしい気持ちに。でもそんなことで恥ずかしがってる自分がかっこ悪すぎる……っていうループになっていましたね(笑)。
この作品は、とびっきりの青春映画。僕自身、作品を通して最高の青春を感じることができました。ノンノ読者の皆さんは、登場人物たちよりも少しお姉さんだと思うので、高校時代を思い出したりするのかな? 懐かしい気持ちになったり、僕と同じように青春を体験したり……ぜひ感想を教えてほしいです!