子どもの頃から料理が好きで、よく母のお手伝いをしていました。本格的に料理を習ってみたいという思いから、高校生からABCクッキングスタジオに通っていました。
ある日、レッスンでケーキを作ったのですが、われながらデコレーションが本当に可愛くて(笑)。そこで何げなく、その日に作ったケーキのお気に入り写真をInstagramにポストしたんです。そうしたら学生時代の古い友人が、『めちゃくちゃおいしそう!』と反応してくれた。そこから、『元気? 最近、何しているの?』と近況報告もできて、趣味の料理投稿から、コミュニケーションが生まれたことに感動しました。
あとは、単純に自分の「記録」として残したかったんです。お料理って、どんなに頑張って作っても5分くらいで食べられちゃうこともあったりします。それもうれしいんですけど、なんだか作り手としては寂しい感じもしていて。もともと写真が趣味で、カメラもこだわって持っていたので、気が向いた時に手料理をアップしています。私はもともと“オタク気質”なので、やり始めると何でも凝ってしまうんですよね。料理もまさにそれで、自分なりに工夫をしたり、いろいろなメニューを作れるようになっていく過程でより料理が「好き」になっていきましたね。
Instagramでの料理発信を知っていただけて、料理教室のアンバサダーにもお声掛けをいただき、本当にうれしかったです。