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誌上OG訪問
2024.08.20更新日:2024.08.23
さまざまな業界で働く先輩に、職場のリアルや仕事内容を聞く連載企画。今回は総合電機・IT企業で働くOGにインタビュー!
就活対策で最も頑張ったことは面接対策です。まずは、インターンシップの面接で聞かれたことや、自分が面接官だったら知りたい質問をリストアップ。質問に対する回答として、アピールしたい自分の経験を当てはめていきました。さらに、一つ一つの経験を振り返り、その時に自分が考えたことや感じたこと、周りの反応などを書き出して、深く語れるように。完成した回答は、就活を支援する学生団体などに依頼し、確認してもらいました!
職場では男性も長期の育休を取得できたり、パートナーが同性でも既婚者に対する住宅手当が支給されたり、誰もが働きやすい環境が整っていると思います。また、出産・育児のために会社を辞めてしまった人も、子育てを終えてから復職することが可能。女性にとって将来の選択肢が広がる、とても素敵な制度だと感じています。今の仕事は忙しくて、育児をしながら働くのは無理かも……と考えることもありますが、こういった制度のおかげでライフプランについてポジティブに検討できるようになりました
学生時代にやってよかったな、と感じるのはボランティア活動。学生の頃、“世の中について何も知らないな”という漠然とした不安があり、社会について知るため、そしてチームで動く能力を身につけるために始めました。所属したのは、教育支援を行うボランティア団体。私自身が中学生の時に、学校で友人関係に悩んだことがあって、その時、塾というコミュニティの存在にすごく助けられたんです。ニュースで金銭的な理由から塾に行けない子どもがいると知り、そういった子たちの力になりたいな、と感じたのが選んだ理由でした。
ボランティア活動では、コミュニケーションの大切さを改めて実感しました。不登校の子どもたちは、教育支援の場でも孤立しやすく、勉強にも消極的な傾向が。でも、積極的に話しかけて心を通わせるうちに、私の言葉に耳を傾けてくれるようになって。目を見て、対面で語り合えば必ず想いは通じるんだ! と、自信にもつながりました。その経験を活かして、人事の仕事で社員と話す際も、なるべく直接会ってコミュニケーションをとるようにしています
就活を始めた頃はインターンにまったく受からず、落ち込みました。でも、コツをつかむと楽しめるようになったので、最初はうまくいかなくても大丈夫、と伝えたいです。ちなみに私は、自主的に頑張った経験をしっかり語れるようになった途端、面接の通過率が急上昇。ガクチカは早めに準備しておくことを強くおすすめします!
誌上OG訪問
本誌に掲載している就活特集「誌上OG訪問」もあわせてCHECK! 先輩に職場のリアルや仕事内容を聞いてみました。
Staff Credit
イラスト/seko koseko 取材・文/中西彩乃 web構成/吉川樹生