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2023.09.15更新日:2024.05.17
実際に働いている人でないと分からない業界事情を知ることができると好評の連載。今回は、外資系アパレルで販売員として働くOGに話を聞きました。
勤務地 | 東京都 |
仕事内容 | 「海外ブランドを複数扱う、外資系の合同会社で販売員として働いています。店頭での接客をはじめ、店舗の売り上げの算出や売れ筋商品の分析、本社から与えられた売上目標を達成するための計画作り&共有、ディスプレイの考案、ストック管理など業務は多岐にわたります」 |
給料 | 【初任給】16万円 【現在】17万円 「ボーナスがない代わりに年一回、業績賞与として15万〜20万円が支給されます。店舗全体の目標額を達成した月は、インセンティブとして1万円をもらえます」 |
残業の有無 | 平均10時間/月 |
ボーナス | なし |
有給休暇 | 年12日 「夏休みはなく、年末年始はセール期間。月8日の公休と有休以外は出勤。だけど、繁忙期を外せば休みやすいので、年に1回は5連休を取って旅行しています」 |
「就活対策で最も頑張ったのは、面接の準備&練習。アパレル企業を目指すにあたり、ファッションへのこだわりはブレずに伝えられるようにしたいと思ったんです。私が実際に受けたアパレル系企業は、面接も比較的ラフな雰囲気で、就活生の独自性や信念を重視している印象でした。志望動機や学生時代に力を入れたことなどの定番質問に加え、接客をする上で力を入れたいことなどを箇条書きにして整理し、自分らしい言葉で回答することを意識していました。
また、私(21卒)の場合はコロナ禍まっただ中の就活ということもあり、面接の形式はオンラインがほとんど。最終面接までオンラインで実施、という企業も少なくありませんでした。オンライン面接は、対面の面接より表情や雰囲気がどうしても伝わりにくいため、いつもよりもよりハキハキと笑顔で回答することを心がけていました!」
「1ヶ月間の新人研修も、面接同様にオンラインで実施。研修が始まって最初の1週間は、同期と5人ほどの組に分かれ簡単なディスカッションとグループワークをしました。その際は、自主的に進行役を買って出て、リーダーの素質をアピールすることに注力! 後半の3週間は、販売職としての基礎を学ぶべく、接客ロールプレイングやレジの使い方の練習などを集中的に行いました。半日は研修で、残りの半日は実際に店舗で接客をする、という流れ。学んだことをすぐに現場で実践できるということがありがたかったです」
「職場の人間関係に加え、ノルマにプレッシャーを感じてしまうなどの悩みは、販売職ならでは。年に1度のアンケート調査の他、年に4回ある店長との面談など、ヒアリングの機会が定期的に設けられているんです。店頭ではなかなか相談しにくい悩みも、個別面談なら話しやすいので、必要以上にため込むこともなく◎。店頭でクレームなどを受けて落ち込んでいる時も、必ずエリアマネージャーが声を掛けてくれるんです。ケアの手厚さが働きやすさにつながっているように思います」
「やってよかったと感じるのは、適性診断。仕事の向き・不向きって、なかなか自分では分からないので。早めに受けておくと、業界・職種選びもはかどるのでおすすめです! 逆に、やらずに後悔したのがOB・OG訪問。自分と年齢の近い人にリアルな現場の話を聞けたら、就活の選択肢がもっと広がっただろうな、と感じています」