友野一希の「トモノのモノ語り。」

友野一希連載【 #トモノのモノ語り。】vol.14「ファッションを通して見えた表現のおもしろさと、世界選手権の目標」<フィギュアスケート男子>

2023.03.04 更新日:2023.12.22

フィギュアスケート友野一希のノンノ連載「トモノのモノ語り。」

NEWS

今回で14回目を迎えた「トモノのモノ語り。」。
連載当初からたくさんの反響をいただき、この度Specialバージョンとしてnon-no本誌に上陸! 
3月17日(金)発売のnon-no5月号に掲載されることが決定しました。


こちらは3月22日から始まる世界選手権に向け、夏の終わり
から温めていた特別企画で、友野選手の魅力が詰まった完全保存版の特集となっています。現在、各ネット書店などにてご予約受付中。素敵な撮り下ろしカット数々をぜひ誌面でチェックしてくださいね。


vol.14 ファッションを通して見えた表現のおもしろさと、世界選手権の目標

こんにちは、フィギュアスケーターの友野一希です。

僕の好きなことや、お気に入りのアイテムについて紹介する連載、第14回目です。

今回は最近買った春アイテムから、初めてのランウェイショー見学、公式応援バナータオル制作ストーリー、近況報告では先週終えたばかりのスケートヒロシマの感想と、まもなく開催される世界選手権の目標についてお話ししています。いつにも増してボリュームたっぷりの回となっていますのでぜひ最後までチェックしてくださいね!

 

今年の目標、早速達成しちゃいました!

コム デ ギャルソン・オムのジャケットの私服をかっこよく着こなす友野一希選手

2023年1発目の回で新しい服を買うのが今年の目標だと話したのですが……実は早速買っちゃいました。

「COMME des GARÇONS HOMME (コム デ ギャルソン・オム)」のジャケットとパンツです!

友野一希選手の私服紹介コム デ ギャルソン・オムのジャケット

お店に買いに行ったのは2023年春夏コレクションの立ち上がり当日。
初めての「ギャルソン」なので、まずは自分のもってる服をレベルアップしてくれるものがいいなと思って選んだのがこちら。

袖を通した瞬間すごくしっくりきたというか、今までの中で一番ってくらい感動があったんです。
スーツで使用されるような光沢感のある生地なんですけど、実はジャージのようなつくりになっていて。左右に付いてる紐で裾を絞ったり、広げたりとシルエットを変えて着ることができるのがポイント。

基本がしっかりしてるのに、ちょっとひねってるっていうのがもう僕の好みのド真ん中。この仕様のおかげでジャケットだけど、ラフな雰囲気もあってカジュアルな場所にも着ていける。
意外にも古着との相性もいいので
コーデの幅もぐんと広がって。今後どんな服に合わせようかなと考えるだけで毎日めちゃくちゃ楽しいです(笑)。

友野一希選手の私服紹介コム デ ギャルソン・オムのパンツ

パンツのウエストはゴムになっているので着心地も抜群。ハリがあるので長時間座ってもシワになりづらく、バンケットでも重宝しそうです。裾のサイド部分にはジッパーが付いています。

友野一希選手が素敵な私服でファッションショーのランウェイを見学

  実は前回の連載の予告で着用していたのがこのセットアップでした!

今回は自分への投資だと思って大奮発!
「ギャルソン」はいろいろなラインがあるのでみんな楽しめるし、このセットアップをきっかけに少しずつその世界に踏み込んでいきたいなと思います。



大好きなブランドのランウェイを初見学!

話題はまだまだ続きます。
実は先日、小塚信哉さんが手掛けるブランド「
SHINYAKOZUKA(シンヤコヅカ)」のISSUE #3 2023-24年秋冬コレクションに招待していただき、ランウェイを見学してきました。


もともと「シンヤコヅカ」はよくチェックしていたブランドの一つだったんですが、
1月に「アイス エクスプロージョン」に出演した際、アイスショーのスタイリングを担当された方と仲よくなって。僕がファッション好きということで、その方から誘っていただいたのがこのコレクションという本当に奇跡みたいな巡り合わせが起きたんです。

友野一希連載「SHINYAKOZUKA(シンヤコヅカ)」2023-2024秋冬コレクション見学レポート


会場は恵比寿のザ・ガーデンホール。最寄り駅に降り立つと、道を歩いてる人全員おしゃれすぎてびっくり(笑)。
早く着いたので代官山をお散歩して、街の雰囲気を楽しんだり、有名なセレクトショップ「O」で服を見たりしてから会場に到着。有難いことにド真ん中の特等席を用意してくださって、ドキドキしながらランウェイショーを楽しんできました。


特に気になったルックは……

実際に間近で見てみると、普段見ているよりもっとダイレクトにコンセプトやこだわりが伝わってきて、僕も着てみたい!とわくわくしてしまいました。

店頭に並んでいる服がたくさんの段階を経て世に出ているということを実際に見ることができたのも大きかったですね。
今まで
知らなかった世界を少しのぞき見できたような気がしてうれしかったし、ファッションの解像度が上がって、もっと知りたいという気持ちになりました。

友野一希選手が「SHINYAKOZUKA(シンヤコヅカ)」2023-2024秋冬コレクションで気になったニット

「シンヤコヅカ」の洋服の中でずっと気になっていたのがニット。
今回のコレクションのキービジュアルは絵画がモチーフで、そのデザインのニットもとても素敵。僕も着てみたいし、女性にもおすすめしたいです。
柔らかな色使いなんだけど、どっしりとした質量もあるというか……そのギャップがたまらなくて、つい見入っちゃいました。

友野一希選手が「SHINYAKOZUKA(シンヤコヅカ)」2023-2024秋冬コレクションで気になったセットアップ

あとは今年気が付くと手に取っているほどハマっているセットアップ。
このコレクションのセットアップも、ワークスタイルをベースとしながらもゆるっとしたフォルムや丈感がめちゃくちゃ可愛い。
シーリングスタンプをモチーフにした真っ赤なボタンがアクセントになった、遊び心のあるデザインにも心を奪われました。

友野一希選手が「SHINYAKOZUKA(シンヤコヅカ)」2023-2024秋冬コレクションで気になったルック

ショーを通して感じた、“表現”することのおもしろさ

このコレクションは、言葉だけで聞き手の想像力に働きかけ、頭の中に映像を浮かばせる「落語」にインスピレーションを受けたものだそうです。

情報が不完全な部分を自分で補完するという作業が必要になるものなので、きっとそれぞれが見ている景色は少し違うはず。それを
“余白”と捉え、解釈の仕方を受け取る人に委ねるというアプローチ。
このコレクションのタイトル「AUTMUN WTINER CLLECTOION」だってそう。ここにも補完して読むという遊び心が込められているんです。

頭の中でいろいろ組み立てたり、思考を巡らせたりすることが好きな僕にとっては本当に興味深いもので。
補完させるものだからこそ、人の数だけ解釈があるだろうし、きっと完全に理解することはできないし、それでいい。
でも「これは一体何なんだろう、知りたい」と思わせるようなもの、自分なりに解釈してみたいと心に訴えかけてくる何かを感じました。

 

コレクションへの思いが綴られた紹介文もとても凝っていて。
その中に「自分が見えている赤は他人から見たら同じ赤に見えるのか?」という言葉があり、思わずはっとしました。
僕も普段から同じようなことを考えることがあって、ファッションとスケートは全然ジャンルが違うけど、表現するということにおいては共通点があるなと。



表現”って人に見せるもの、たくさんの人が受け取るものだからこそ、「他の人からはどう見えているのか」という視点を大切にしなければいけないし、自分の
目で見て理解したいと興味をもってもらえるようなものを目指したい

ただそれと同時に、表現にはたくさんの形があるわけだから、自身のやりたい表現を突き詰めていけば、自ずと人にそう思ってもらえるのではとも。

ファッションも十人十色個性があるし、自分のもっている個性を磨いていけばいいんだなと肯定された感じ。ますます“表現”することが好きになったような気がします。



フィギュアスケートの衣装について

僕が氷上で表現する上で欠かすことができないのが衣装。新衣装を作る際にはイメージや世界観をデザイナーさんにしっかり伝えるようにしています。

  • 友野一希選手の衣装のこだわり「The Hardest Button To Button」

    2019-2020シーズン

  • 友野一希選手の衣装の変更のこだわり「The Hardest Button To Button」

    2020-2021シーズン

たとえば2シーズン滑った「The Hardest Button To Button」は、シーズンごとにガラリと衣装を変えました。

最初の衣装は色、素材など柔らかいイメージがあったと思いますが、2シーズン目は力強さが欲しくて、プログラムの世界観に引き込まれるような衣装に。
ブラックをベースカラーにしたことでダークな雰囲気があり、コンテンポラリー要素や謎めいた雰囲気も併せもった衣装になったと思います。


  • 友野一希選手の衣装のこだわり『ニュー・シネマ・パラダイス』

    2018-2019シーズン

  • 友野一希選手の衣装作りのこだわり『ニュー・シネマ・パラダイス』

    2021-2022シーズン

2018-2019シーズン、そして昨シーズン滑った『ニュー・シネマ・パラダイス』は、振付自体を変更したこともあり、衣装もそのイメージに合わせたものにしました。
緩急をつけた振付が多かった1シーズン目に比べ、2シーズン目は僕らしさが加わったプログラムに。最初から最後まで途切れることなく、つながっていくような滑りを意識しました。
だから
衣装もシャツがベースのしっかりしたものから、少し曖昧で柔らかさが出るものに。最も大事にしたプログラムの流れというものを衣装でも表現したかったんです。

初の「モノ作り」に挑戦! 公式グッズ「TOMONO 応援セット」発売!

ただ競技としては動きやすさが大切になるので、衣装のデザインやディテールはデザイナーさんにお任せしていて。 だからその分初めて作った自分のグッズにはかなりこだわりました。

この先僕のアイコンになるかもしれないと思ったからこそ、自分が納得いくまで何度も修正を繰り返して。世界選手権に向け急ピッチで進めなければいけない中、ギリギリまで粘って毎日毎日会議を重ねました。


最初はショート、フリーそれぞれの衣装のモチーフでタオルを作ろうと思っていたんですが、やっぱりバナーはシンプルな方がいいなと。その代わり「TOMONO」のロゴにはかなり力をいれました。
いろいろなブランドのデザインを見て勉強したんですが、どのブランドのロゴも文字が並んでいるだけなのにその世界観が表現されているし、印象的で視認性もすごく高いじゃないですか。だから僕もこだわるべきところは文字だなと。


Oの文字一つとってもありとあらゆる形を試しました。真っすぐにしたり、位置をずらしたり、大きさを変えてみたり、角を取ってみたり。
一度決まりかけたところで、でもやっぱり……とすべて一からやり直したことも。
最終的には黒で縁取り、向きは斜めにして、勢いを表現しました。遊び心がありつつも、鋭さも力強さも内包された僕らしいデザインに仕上がったと思っています。

意見を形にしてくださったデザイナーさんには本当に感謝していますし、制作してくださったフェアリーの担当の方
からは、「こんなにデザインにかかわってくる人は初めて」と言われました(笑)。

でもそのかいあって、一発で覚えてもらえるインパクトのあるロゴになったし、遠くから見た時にこのバナータオルが並んでいる景色は壮観だろうなと思います。

こだわったからこそ満足感もあるし、愛着がわきすぎてスマホの待ち受けにしようかなと思ったくらいです。

 

そして今回バナータオルとセットになっているのが、今季の衣装が描かれたクリアファイル。我ながら可愛くできてめちゃくちゃ気に入ってます。
これはもともとバナータオルのデザインになるはずだったもの。めっちゃ素敵だから使えないのはもったいないなと思ってたら、フェアリーさんが「ファイルにしたら?」と提案してくださったんです。

裏側はロゴにしてもらったので、バナーと並べた時に統一感があるし、3色の組み合わせもすごく好き。バナーも家で飾っておけるようなものを意識して作ったものなので、ファイルも日常使いしていただけたら思います。

 

あ! でもファンの皆さんが作ってくれるバナーの文化もずっと大事にしたいなと思っていて。僕の公式バナーとくっつけて振ってもらえたらと思いますし、何より僕がオリジナルバナーを見るのが大好きなので、これからも作ってくださったら僕もうれしいです。


check!

▶友野一希選手の公式応援バナータオル購入はこちらから



友野一希選手連載「トモノのモノ語り」近況報告

世界選手権前最後の大会が終了!

世界選手権に向けての最後の調整となったスケートヒロシマが無事に終了。

全大阪が終わってからの2週間は全体のクオリティやスピン、ステップを重点的に練習。フリーではジャンプの抜けがありましたが、その成果がよく出ていたと思います。ミスをした中でも僕がずっと課題として挙げていた「点数の基準」がどんどん上がっているのを実感できて、ポジティブな気持ちで試合を終えることができました。

スケヒロに出場したのは、世界選手権前の調整として時期的にぴったりだったことはもちろん、僕の所属する平池チームが出場すること、ショートとフリー両方滑ることができるから。

あとは僕の先輩、町田樹さんが練習していたリンクでもあるので一度試合で滑ってみたいなと思ってて。シンプルに広島に行ってみたかったというのもありました(笑)。

無観客での開催でしたが、大会の雰囲気がすごく温かくて。出番が終わったジュニアの子がそのまま会場に残って見てくれたり、関係者の方もみんなで応援してくれたり。
そのおかげでしっかり集中できたし、世界選手権本番へのいい調整になったと思います。
また出たいなと思える大会になりました。

 

「今すごく生き生きとスケートができています!」

今回の結果はショートが91.15点、フリーが160.39点。今シーズン初めてショートで90点台にのせることができて自信になったし、ステップは今シーズンの中でも一番足が動いてたんじゃないかと思うくらいの出来でした。
今まで頑張ってきてよかったなと思ったし、全日本のプレッシャーから解放されて、今すごく生き生きとスケートできているのが自分でも分かる。

あとは最後の最後の細かい部分を詰めて、本番でぶつけられたらと思います。

 

試合後は広島の街を散歩! 広島グルメも堪能

友野一希選手のスケート広島の結果と感想

試合が終わった後は夜風にあたりながら少し広島の街を散歩しました。
これまで広島に来てもあまり時間がなく、ちゃんと街を眺めたのはほぼ初めて。街並みも素敵で歩いてるだけで楽しかったです。
もちろん広島のグルメも堪能。お好み焼きの「関西風」、「広島風」の違いってそばが入ってるだけかと思ったら、作り方にも結構差があって驚きました。
今回食べた
広島風」のお好み焼きもとってもおいしくて両方大好きになりました。

友野一希選手のスケート広島の結果と感想レポート

平和記念公園の近くにも足を運んで。この街の背景にある歴史について改めて考える機会にもなりました。
今回は試合の合間だったので、今度はちゃんと時間をとって改めてゆっくり来てみたいな。僕の好きな街がまた一つ増えました。



世界選手権での目標

自分にとって世界選手権は自分がどれだけ世界に通用するかを試すことができる大会。

目標はもちろん表彰台に上がって大きなメダルを取ることだけど、一番大事なのは演技の内容。
今まで取り組んできた練習の成果を試合でも出せたら自分は満足かなと思っています。


今僕はとても調子がよくて、とてもわくわくした状態。世界選手権がすごく楽しみです!



友野一希選手連載「トモノのモノ語り」お悩み相談室

注意の仕方

年上の部下ができてからしばらく経つのですが、気が強い方で中々注意がしづらいです。嫌われる覚悟も必要だとは分かっているのですが、思い切って注意ができず、自分自身が歯痒い思いをしています。(猫アレルギー持ちの猫好きさん) 

ただ注意するのではなく、どう伝えたら相手が気持ちよく受け入れることができるかを考えて!

分かります! 僕も同じことに悩んでます。
こういう時にちゃんと怒れる人
がほんとに優しい人だなと思うんですが、僕って意外と他人に興味がなくて。他人の言動や人生に干渉しようとあんまり思わないし、他人の課題は他人の課題だと思っちゃう。だからあの人これができてないな~って思っても「だめだよ」と言えないんです。
でもね、これが僕の悪いところだと思ってて、今後の課題でもある。
ちょっと怖いけど時には嫌われる覚悟も必要だと思うし、ちゃんと注意ができる人になりたいと最近特に思っています。

ただ嫌われる覚悟と言いましたけど、思い返してみると先輩方に何かを教えてもらって「やだな」と思ったことなんてないし、感謝の気持ちのほうがずっと大きい。
だからきっとそれで部下の方から嫌われてしまうかどうかはやり方次第なんじゃないかな。年上だから言いづらいというのは分かりますが、仕事上での立場は上なわけですし。
後間違いなくその人のためになることなので、ちゃんと相手に向き合って、愛をもって。そして注意ではなく、助言という形で伝えてあげるのが大事なんじゃないでしょうか。

たとえばその人がやる気のでるように言い方を工夫する。僕だったら相手の気分をアゲるような感じで、「これできたらかっこいいな~」とかね。
「できてないからこうして」じゃなく、できるようになったらどんな効果があるのか、
できた場合のメリットを教えてあげること。

これは小さい子に接する場合でも言えることで、あいさつだったら、「あいさつするのとしないのと、どっちが気分がよくなる?」とか。
向こうが進んでしたくなるような言い方で伝えてあげると、ただ注意するだけよりもっと相手の心に響くと思います。

僕もこれからは後輩のために何かしてあげることができるような先輩になれたらと思っていますので、一緒に頑張っていきましょう☺︎

語り/友野一希 企画・構成/轟木愛美
※いただいたお悩みは掲載にあたり、内容をそのままに文章の一部を短く修正している場合がございます。現在お悩みの募集は終了しております。

Profile

友野一希友野一希選手のInstagram 友野一希選手のTwitter

フィギュアスケート選手

 

1998年5月15日生まれ、大阪府堺市出身。上野芝スケートクラブ所属。

趣味は古着屋巡り、サウナ。
“浪速のエンターテイナー”の異名をもつ、表現力豊かな唯一無二のスケーター。
層の厚い日本男子の中で、地道に積み重ねてきた努力が先シーズン開花。四大陸選手権2位、世界選手権では世界歴代6位の記録でショート3位につける大躍進を遂げ、今後ますますの活躍が期待される選手。2022年全日本選手権では念願の表彰台に。3月22日よりさいたまで開催される世界選手権に日本代表として出場する。

▶詳しいプロフィール&これまでの活躍はこちら



  Interview  

Kazuki Tomono

フィギュアスケーター

1998年5月15日生まれ、大阪府堺市出身。
2026年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックを目指す男子シングル日本代表。感情をスケートにのせ、観客の心まで躍らせるHappyな演技で世界を熱狂させる愛されスケーター。
古着、サウナ、インテリアショップ巡りなど多彩な趣味をもつ26歳。実直な人柄、好きなことに対する探究心など、近年は競技以外で見せる魅力にも注目が集まる。
表現の名手であり、オフシーズンはアイスショーに引っ張りだこ。各ショーの特性に合わせた多彩なパフォーマンスでエンターテイナーぶりを発揮している。
新シーズンは「競技者としてより高みへ」をテーマに練習に励む日々。今季のフリープログラムは『Butterfly』。さなぎが蝶へと変化するように、彼もまた、圧倒的変化を求め日々成長中。その美しき進化に出会える日はもうすぐそこだ。

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