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【Snow Man】滝沢歌舞伎ZERO FINAL初日前会見・メンバーそれぞれのこだわりポイントは?【1万字詳細レポ前編】

エモい演出を詳細に解説する渡辺さん、体格を盛っていた向井さん……それぞれの作品中のこだわりポイントは?

 4月8日、ついに開幕した「滝沢歌舞伎ZERO FINAL」。前日の7日に行われたゲネプロに、non-no webも参加。懐かしい曲や振り、演目、Snow Manの歴史を感じさせる演出に涙が出そうになったり、かと思えば新曲のゴリゴリのカッコ良さに震えたり。まさにこれまでの集大成であり、今のSnow Manの凄みも感じさせる圧巻の作品でした。

 公演は4月いっぱい続き、ライブビューイングも行われるということで、ネタバレを避けたい方も多いと思います。今回も細かい演目のレポートは避け、ゲネプロ後に行われた記者会見の様子を、登場からフォトセッションの幕が降りるまで、超詳細にレポートさせていただきます!(※ただし、会見中にかなり細かく演目について語られている場面もありますのでお気をつけください!)

Snow Man『ひらりと桜』(from 滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie)

 会見の幕が開くと、“ZERO階段”に乗ってメンバーが「よろしくお願いしまーす」と登場。ピンク×白×シルバーの華やかな衣装はそれぞれ形が異なり、どこかにフワフワしたパーツやひらひらしたディテールが施されていました。110分間ノンストップで、ハードな舞台を終えた直後とは思えないほど、皆さん爽やかな笑顔です。態勢が整うと、まずは一人ずつ挨拶。

岩本照 Snow Manの岩本照です。皆様お忙しい中ありがとうございます。本日はよろしくお願いします。

向井康二 お願いしまぁっす。(報道陣と一緒に手をパチパチ)

深澤辰哉 深澤辰哉です。本当に皆さんお忙しい時間……お忙しい時間?

向井 合ってるよ、いや暇な人います?

深澤 いや、暇な人はいないですよ!

佐久間大介 皆さん忙しいから!

深澤 皆さん忙しいんだけれども、たくさんの皆さんに見ていただけて本当に嬉しいです。最後までよろしくお願いします。

佐久間 よろしくお願いしますっ。

ラウール はい、Snow Manのラウールです。えーと、注目してくれていつもありがとうございます。よろしくお願いしまあす。

向井 (ボソっと)かわいい。

渡辺翔太 渡辺翔太です。皆さん本日は観劇いただいてありがとうございました。そして会見の方もよろしくお願いします。

向井 Snow Manの向井康二です。本日は記者会見ということで、滝沢歌舞伎ZERO FINALのトークをね、最後まで楽しくやっていきたいなと思います。最後までよろしくお願いします。

阿部亮平 Snow Manの阿部亮平です。本当にいい舞台だと僕たちも思っておりますので、どうかたくさん取り上げていただけたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。

向井 お願いします。

目黒蓮 Snow Manの目黒蓮です。本日はたくさんの皆様がお集まりいただいていて、すごく嬉しく思いました。今日は最後までよろしくお願いします。

向井 お願いしまーす。

宮舘涼太 Snow Manの宮舘涼太です。本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。短い間ですが、最後までよろしくお願いいたします。

佐久間 Snow Manの佐久間大介です。本日は集まっていただきありがとうございます!いっっっぱい撮っていただいて、いろんなところでいっぱい使ってください!よろしくお願いします!

向井 お願いしまぁす!(小さくパチパチ)

 発売中のノンノ5月号の表紙を飾ってくれた向井さんは、他のメンバーの挨拶のあとに「お願いします」と重ねて言っては報道陣と一緒に拍手をしたり、この日も冒頭から会見盛り上げ上手ぶりを見せていました。

ここから質疑応答へ。

滝沢秀明さんへのリスペクトを込めたオープニングと歌舞伎オムニバスパートは特に注目!

――遂にきてしまいました、滝沢歌舞伎のファイナルになりますけども、いよいよ初日を迎えます今の気持ちを岩本さんお願いします。

岩本 はい、本当にリハーサルを経て、今こうやってゲネプロで皆様に見ていただいて明日から初日がいよいよ始まるんだなというちょっと高揚感とワクワク感とちょっと寂しさとっていうのが、多分それぞれ僕たちに限らず滝沢歌舞伎っていう「ZERO」の前からの歴史を知ってくださっているスタッフさんだったり、見てくださるお客様も多分、この同じ気持ちをみんなが共有した状態で、ここからの1ヶ月間が始まるっていう楽しみな思いでいっぱいです。(隣のラウールさん、うんうん、と深くうなずく)

――でも本当に18年間ですから、いろいろな、集大成とはいえいろいろな名シーンがありましたよね。演出するにも大変だったと思いますがこだわりはいかがでしょう。

岩本 こだわりはそうですね、やっぱり自分たちがやらせてもらっていた演目プラス、滝沢くんがやっていた演目に今回自分たちも挑戦させていただいているので、そこは多分難しかった点、かつ面白かった点、それぞれメンバーあるんじゃないかなって思います。

――どうですか、ここだけは入れたかったんだけど入れられなかったなんて人はいます?


深澤 いや、本当にたくさんありますから、本当に僕たちができる限りの演目はすべて詰め込んだのかなと思っているので、たくさんの人に早く見てもらいたいかなって思います。

阿部 うん。

――詰め込んだお丸も。

向井 お丸の話はちょっと……。

佐久間 お丸ちょっとセンシティブすぎて……。

深澤 (センシティブでは)ない、ないのよ。

佐久間 ないの?

深澤 でもこれ、本当に最初は僕も別にお丸さんを今回やるつもりはなかったんですけど。一番最初に絶対お丸を今回このFINALに入れた方がいいよ、って言ってくれたのはこのメンバーだったので、そういう意味ではすごくみんなに感謝していますし、FINALにお丸が登場できて本当によかったなというふうに思っています。

――愛されてましたねえ。

深澤 ねえ。

向井 お丸「は」愛されてますよねえ。

阿部 あはは「深澤」は。

佐久間 お丸「だけ」愛されてますねえ。

深澤 おおい深澤どこいった。

向井 ふっかさんも愛されてます。

深澤 ありがとうございます。

――それぞれにこだわったところってあると思うのですが、それ聞いてもいいですか一人一人。(もちろん!と小さく答える阿部さん)じゃあ誰から行きますか?

佐久間 はい! やっぱりオープニングの方でやっている『春の踊り』からの『いにしえ』っていうね、滝沢(秀明)くんがやられていたときのオープニングなんですけども。絶対にやりたいっていうのはみんなでそれは話して、一番最初に決めましたね。(宮舘さん小さく拍手する)

――きれいなシーンでしたね。

佐久間 はい。そのときにちょっと照明とかね、雰囲気でいろんな想いを乗せて歌っている演出がすごく良くてグッときますね。

――はい、グッときました、本当に。

佐久間 ありがとうございます。だから本当に昔から滝沢歌舞伎を応援してくださっている方はすごい懐かしい気持ちと、新たに見てくださる皆さんは「何これ、新しい」って一周して楽しんでもらえるんじゃないかなとは思っているんで。そこにこだわりました。
(佐久間さんが話している間、ラウールさんが隣の宮舘さんや後ろにいる向井さんとアイコンタクトを取りながら、話す順番を相談していました)

――ありがとうございます。はいじゃあ次誰が行きますか?そのまま(隣の)渡辺くん行きますか?

渡辺
 ええっ!?(動揺した表情で)

深澤
 お願いします、渡辺さん。

渡辺 今ちょうど心の中で「ああ言われちゃったなあ」ってちょうど考えてたんですけど。(メンバーも会場も爆笑)でもちょっと似たような、仕掛けというか。それこそ『春の踊り』と『いにしえ』っていうのは佐久間も言っていたとおり、タッキーがフライングをしてるんですよね、客席上空を。それを、あのちょっと照明さんとかがいかにもタッキーが飛んでるかのようにサーチをしてくれているんですよね実は。
(渡辺さんが身振り手振りでサーチの説明をする間、それに合わせて阿部さんと向井さんも手で照明の動きを表現。ラウールさんは後ろを振り返ってじっと渡辺さんを見ていました)

ラウール 言っちゃったあ。

佐久間 言っちゃったなあ!

向井 本当に言っちゃったねえ。

佐久間 しかもその後に僕たちがこう手を伸ばして。

岩本 全部言っちゃうじゃん。

渡辺 タッキーをキャッチするっていう……この、あ、全部言っちゃった。(メンバー爆笑)

佐久間 ちょっと秘密にしておいてくださいよ!

向井 矛盾してるようだけども一人やないのよ。

ラウール 感じさせるぐらいでいいのよああいうの。

渡辺 そうだね、言っちゃったね。

向井 (言っても)いい、いいいい。

渡辺 そういう僕たちの、なんだろうお客さんが意図がわかるかわからないかくらいの演出にはなっていて。僕たちの舞台に立つ上での想いとして、そういう照明とかいろいろメンバーとスタッフさんで考えてそういったものを踏襲しているというのはありますね。

――じゃあちょっと気づくかどうかというところですね。

渡辺 そう、だから結構気づいた人は通なお客様だなって。

宮舘 いや言っちゃったら気づくでしょ。

渡辺 いや、じゃあちょっと……ここカットで。(メンバー、会場爆笑)

佐久間 載せないでくださいね!

――じゃあ照明と、目の動きとか手の動きに注目という感じで。

ラウール うわあ!

深澤 それです!ありがとうございます!

向井 慣れてますねえ。

佐久間 (レポーターの)駒井さん、うまいですねえ!

渡辺 駒井さん、さすがですね。

向井 駒井、うまいですねえ。

渡辺 やっぱ駒井と(レポーターの山崎)寛代の2ペア安定してる。

深澤 プロ、プロなのよ。

佐久間 インタビュー慣れしてるなあ(トボケ顔で)

2019年の滝沢歌舞伎ZEROで初披露された『Make It Hot』のダンスプラクティス動画。

まさかのカット連発!?オンエアできるコメントは出るのか……?

――頑張ります(笑)。じゃあ向井くん、向井くんは。

向井 もう忘れちゃった!

阿部 忘れちゃった(笑)?

――こだわりポイントを。


向井
 いっぱいあるんです。個人のところもあるんですけど、『いにしえ』言っちゃった?

深澤 はい、言っちゃいました。

向井 言っちゃったよね。だから個人的な話でもじゃあいい?

深澤 もちろんいいですよ。

(ラウールさん、今度は向井さんの方に顔を向けてじっと見ている)

向井 僕あの舘さんと『五右衛門』のシンメでやらしていただくんです。

深澤 歌舞伎ね。

向井 『五右衛門』て演目がね、歌舞伎の演目があるんですけど。その中で、舘さん歌舞伎をちょっと経験してるんでね。

宮舘 ちょっとどころじゃねえよ。

向井 まあだいぶね、ごめんごめんごめんごめん!

佐久間 今年の1月にね。

向井 だいぶね、だいぶ経験して、この歌舞伎に帰ってきたわけじゃない。シンメを張るわけですから、緊張するところがあるんですよ。

ラウール そうだよね、見劣りしちゃうかもしれないしね。

向井 そうそう! だからね、負けないようにね、二倍のね、腹布団入れてる。(メンバーも会場も爆笑)

佐久間 恰幅がいい方が似合うからね。

向井 昨日なんか「向井さんちょっと大きすぎるんで抜きますか?」って言われたんですけど、「いや、あれは入れといてください」って言って。

ラウール 盛ってるんだじゃあ、体格を。

向井 盛ってます。気持ちね、気持ち。気持ちだけ盛ってます。これちょっとカットでお願いします。(会場爆笑)

佐久間 カットじゃん全部(笑)

ラウール 使えないこと言うなよ(笑)

渡辺 今のところ放送できる人、一つもない(笑)

向井 とりあえず、頑張りたいなと思います。

渡辺 とりあえず(笑)

――こだわりですもんね。


向井
 こだわりです!

渡辺 そろそろオンエアできるものを……。

深澤 ああそうだね。次ちゃんと控えてますから阿部ちゃん。

ラウール 見せてよ、ユーキャン!(阿部さんが出演している通信教育講座のCMを絡めて)

阿部 「見せてよ、ユーキャン」おかしいでしょ(笑)。今回例年演目にしてきた『五右衛門』と『男と女の舞』もありますけど、その後に歴代の滝沢歌舞伎で行われてきた演目をオムニバス形式で、ま、いわゆるメドレーですかね。それでギュッと詰め込んだものをお送りしております。僕たちがバックについてた頃の演目もあるし、それを今回自分たちでやるっていうのは本当に感慨深くって。そのまあ一人一人目立つところもあるし、メンバーが目立っているところを見ると「うわ、懐かしい」って自分たちも感じられるところがありますので、相当な見どころになっているかなと思います。

ラウール
 うわー!(手をパチパチ)

佐久間 これですよ見ましたか皆さん、阿部のここ(腕をポンポンと叩きながらドヤ顔で)が見られました。

向井 なんでそんな胸張れるん(笑)。

渡辺 でもぶっちゃけこれも、カットでお願いします。

深澤 なんでだよ(笑)。

阿部 あーダメだったかあ。ちょっと俺も精進するわ。

向井 (深澤さんに)次行けんじゃない?

深澤 僕はもちろんこの滝沢歌舞伎という作品は全ていいですけど、僕は今回一番最後の方にある『Memories』という演目があるんですけど。あれは滝沢歌舞伎を語る上ではSnow Manて必ず必要だし、Snow Manを語る上では滝沢歌舞伎っていうものが必要になってくるので、あれは僕たちにしかできない、きっとパフォーマンスなんだろうなという風に思っているので、そこはちょっと見てもらいたいなという風に思っております。……いいじゃん。(コメントが)使えるんだよね、これがね。

向井 使えるけど、パンチがないよね。

佐久間 ちょっと印象弱いかもね。

阿部 でもさ、この演目にちょっとSnow Manの歴史とか詰まっていたりするわけで、いい演目だよね。

――では目黒くん。


目黒
 まずオープニングブロックで、『春の踊り』『いにしえ』っていう2曲は絶対に入れたいっていう気持ちがあって、まあそれはみんな一緒だったと思うんですけど、その中でも僕は個人的に、あのすごく特別な思いを抱く瞬間ていうのがあって(ニッコリ笑顔に)。それが、ちょっとみんなにも言ったことない(後ろのメンバーや横のメンバーを見ながら)、言ったことないんだけど。『いにしえ』のイントロの振り付けは、僕が昔滝沢歌舞伎に出てたときに、Snow Manがいて、俺、Snow Manに入る前に出てて。“Jr.振り”で僕は踊ってたの。で、その『いにしえ』のイントロ、Snow Manだけがやる振り付けがあって。で、それを毎回かっこいいなと思って俺見てたの。で、それをね、今回できてるの。

Snow Man
  おー!

佐久間 今回もうSnow Manになってるからね。

目黒 だからそれも、すごく感慨深くて。自分にとってはすごく特別な瞬間で。

渡辺 めっちゃいいね。(手をパチパチ)

目黒 ありがとね、みんな。

深澤 いやいやいや。

向井 いいよいいよ。

佐久間 確かリハの時から言ってたよね。

渡辺 でも、これカットでお願いします。

深澤 なんでだよ!

佐久間 (渡辺さんは)嫉妬の鬼だから。

渡辺 ちょっといいコメントすぎて。


 岩本さん、ラウールさん、宮舘さんのこだわりは下のリンク先の後編にて。フォトセッションの幕が降りるまで、詳細レポートします!

『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』初日前会見後編はこちらから!

I n f o r m a t i o n

『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』

2023年4月8日(土)~ 4月30日(日)

会場:新橋演舞場

Eternal Producer:ジャニー喜多川

演出:Snow Man

出演:Snow Man、SpeciaL、少年忍者(ヴァサイェガ渉、内村颯太、豊田陸人、長瀬結星)

※4月19日(水)~ 4月30日(日)千穐楽までの15公演は、日本全国の映画館でライブビューイング(生中継)を開催。

詳しくは公式HPへ

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