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【Snow Man】滝沢歌舞伎ZERO FINAL製作発表1万字詳細レポ!【前編】

主演だけでなく演出もSnow Manが手掛ける滝沢歌舞伎の集大成

歌舞伎パートに腹筋太鼓、殺陣、ダンス、フライングなどさまざまな演目を織り交ぜ、数々の熱いパフォーマンスを繰り広げてきた唯一無二の和のスーパーエンターテインメント、『滝沢歌舞伎ZERO』。2006年の『滝沢演舞城』から『滝沢歌舞伎』、そしてSnow Manが主演を引き継いだ『滝沢歌舞伎ZERO』と進化し続けてきたシリーズが、2023年4月、ファイナルを迎えます。non-no webでは2月8日に行われた製作発表記者会見の模様を、超詳細レポ。記者会見もエンターテインメントにしてしまう、Snow Manの皆さんの楽しいやりとりをぜひご覧ください。

滝沢歌舞伎ZERO FINALの会見でカメラに手を振るSnow Man

会見スタートから絶好調の向井康二さん、笑い崩れる目黒蓮さん

 呼び込みを受け、それぞれのスタイルに合ったデザインの、モノトーンのセットアップで登壇したSnow Manの皆さん。まずは松竹(株)山根成之専務取締役/演劇本部長から滝沢歌舞伎の歴史、今回の製作発表に至るまでにいろいろあったこと、滝沢歌舞伎をどうしようという議論を何度も重ね、メンバーからのやろう、やるべきだという熱い気持ちが大きな流れを作ったこと、そしてそのSnow Manが初めて演出を手掛けることへの期待などが熱く語られました。さらに4月19日から30日までの公演は、全国の映画館でライブビューイングを行うという発表も。チケットが取れなかったり、諸事情で直接会場に足を運べないファンも、ファイナルとなる公演を見るチャンスがあるのはうれしいですね。

 ここで山根専務が「大変長くなって恐縮なんですけれども……」と口にすると、すかさず「専務長すぎません!?」と向井康二さんがツッコミを。「全部しゃべられたもん、会見もう終わりでええかもしれん」と続けると、報道陣からも思わず笑いが。「本当はねえもうちょっと早くツッコんでほしかったんですけども」と山根専務も向井さんに乗っかります。「ツッコミ待ち!?」と向井さんがさらにツッコむと、今度は目黒蓮さんが手を叩きながら笑って崩れ落ちそうになり、早くも和やかな雰囲気に。

 ここから各メンバーより、挨拶と、この公演への意気込みが語られました。

【岩本照さん】はい、よろしくお願いします。Snow Manの岩本照です。(このとき報道陣とともにメンバーの皆さんも拍手していましたが、中でも阿部さんは岩本さんに向けて手を伸ばしながらパチパチしていました)本日はわざわざお集まりいただきまして誠にありがとうございます。この滝沢歌舞伎という作品は僕が、個人の話になってしまうんですけれども、ジャニーズ事務所に入所させていただいた年に始まった作品で、今年僕は30歳になる節目の年にこうして『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』という形で、自分たちが主演でこう幕を下ろせる、卒業式を行えるっていう形が本当にありがたいなと思っています。やっぱり自分たちのグループ名がついたのがこの滝沢歌舞伎でしたし、初めて主演でやらせてもらえたのも滝沢歌舞伎、このメンバーでやらせてもらえたのも滝沢歌舞伎だったり、本当に自分たちを語る上で欠かせない1ページの作品を、自分たちの手で終止符を打てるというのを本当にありがたいなという風に思っております。はい。まだ他のメンバーも多分しゃべることいっぱいあると思うんで、僕はこのくらいにしておきます。よろしくお願いします。

【深澤辰哉さん】どうもSnow Manの深澤辰哉です、よろしくお願いします。本当にいろいろしゃべろうと思ったんですけども、今だいたい岩本照さんが言ってくださったので。

岩本 (マイクオフで拗ね口調で)そんなに言ってないじゃん!

向井 言うてたのは専務やから!

深澤 (岩本兄弟の抗議を受けて)あ、専務?専務がね、結構言ってくださったんですけども。本当にこの『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』をこう僕たちは本当に精一杯、今回ステージに立たせていただくので、まあ本当に僕たちだけの力では盛り上げることは、やっぱりね。皆さんの力をお借りしながらこの『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』を盛り上げていければと思いますので、今日は皆さんよろしくお願いいたします。


【ラウールさん】はい、よろしくお願いします。お集まりいただきありがとうございます。Snow Manのラウールです。よろしくお願いします。そうですね僕も、Snow Manに入ったタイミングがこの『滝沢歌舞伎ZERO』がきっかけだったので、それがファイナルを迎えるということで、より一層気持ちを引き締めたいなという気持ちなんですけど……そうですね、はい……えー、なんて言ったらいいんだろう。

佐久間(大介) 頑張れー!

深澤 わかる、わかる。

ラウール けど本当に純粋にファイナルってこともあるんですけど、9人で1ヶ月舞台をできるっていう機会は、これもうこれから先もしかしたらないかもしれないので、一回一回大切に、あと見に来てくれる皆さんを純粋に楽しませるんだって気持ちを忘れずに頑張りたいなと思います。はい、よろしくお願いします。

(ラウールさんはタイトなロングジャケットに身を包んでいたのですが、座るときはジャケットのボタンをはずし、立ち上がるときはボタンを留め、と服をきれいに見せるスマートな仕草が目を引きました。でもマイクは両手持ちで、非常にキューティー)

Snow Manメンバーからの挨拶でトップバッターを務めた岩本照さん

カメラに向かって「タッキー見てる?」「お母さん見てる?」

【渡辺翔太さん】はい、渡辺翔太です、よろしくお願いします。滝沢歌舞伎は今年でファイナルということで最後になると思うんですけど、Snow Manとしても成長している部分はあるので。多分新橋演舞場で滝沢歌舞伎を初めてみるお客様も多分いっぱいいらっしゃると思うので、ファイナルってことに引っ張られすぎず、初めて来るお客様にも親切な演目、誰も置いていかない舞台作りをみんなでしていけたらなという風に思っております。あとこれ後ろのカメラとか多分ワイドショーのカメラですよね。あのー、タッキー見てる?

向井 やめなさい! やめなさい!

渡辺 タッキー、会見してますよ。

向井 やめなさい、ちゃんと滝沢秀明フルネームで言いなさい。

渡辺 タッキ~♪
(佐久間さん、ラウールさんも一緒にカメラに向かって手を振る)

向井 やめなさいタッキーって言うの。

渡辺 がんばりまーす。

向井 まあいっか後ろに名前あるし。

渡辺 すみません勝手に名前出しちゃいましたけども。そんな感じで頑張りたいと思います。お願いします。

【向井康二さん】
はいどうもSnow Manの向井康二です、お願いします。滝沢歌舞伎ファイナルということなんですけども、僕にとって滝沢歌舞伎という舞台は上京するきっかけでもありますし、Snow Manに加入するきっかけでもあるすごい大切な舞台でもありますし、出るたびに初心を思い出させてくれる本当に大好きな舞台です。ファイナルということで悲しんでしまう人もたくさんいると思うんですけれども、明るい気持ちで僕たちも頑張りますし、しょっぴー(渡辺さん)も言っていたように、全員楽しんでもらえる、僕たちを初めて見てもらえる人と、今まで滝沢歌舞伎を応援してくれていた人たくさんいると思いますので、そういう人、すべての人に素敵なエンターテインメントを、お届けできるよう頑張りたいなと思いますので、よろしくお願いします。あと後ろ、報道のカメラなんですかね。

深澤 (笑いながら)そうですよ、さっきもね。

向井 ですよね。では一言、お母さん見てる~?
(ここでもカメラに向かって向井さんと一緒に手を振るラウールさん)

深澤 おおお!?お母さん?見てると思うよ。

佐久間 テレビ初めての子みたい。

向井 頑張ってるよー!

深澤 見てるよお母さん。きっと。

向井 まずいかお母さんは。お母さん今タイにいます、すみません。帰ってきたらお願いします。


すかさず渡辺さんに重ねてくる向井さん、さすがです。

【阿部亮平さん】本日はお集まりいただき誠にありがとうございます。Snow Manの阿部亮平と申します。先ほど岩本も申し上げていたとおり、Snow Manというグループ名が初めて発表されたのは、この滝沢歌舞伎という舞台だったんですね。その後もグループに3人が加入するきっかけともなったり、Snow Manの歴史を語るうえで欠かせない公演ですね。滝沢歌舞伎という公演は。それほど僕たちも大事に思っておりますし、今年もファイナルと名がついたからにはその使命をしっかりと務めさせていただきます。ジャニーズが誇る、最高の和のエンターテインメントを僕たちでできることを本当に誇りに思います。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

ワイドショーに使えるキャッチーな一言を見得を切りながら言ったのは……?

【目黒蓮さん】Snow Manの目黒蓮です。本日はお集まりいただきありがとうございます。滝沢歌舞伎ファイナルということで、Snow Manにとっては切っても切り離すことのできない作品だと思いますし、本当に僕たちの青春が詰まった、青春の時間を過ごした、滝沢歌舞伎という作品でした。ファイナルということですけど、見てくださる皆さんの心の中にはずーっと滝沢歌舞伎が生き続けるのかなと思いますので、最後ファイナル、より多くの人の目に焼き付けていただけたらうれしいです。よろしくお願いします。

【宮舘涼太さん】Snow Manの宮舘涼太です。お忙しい中集まっていただきありがとうございます。今年の4月ということでですね、皆さん桜って……美しいですよね。桜はこの作品を通じて、散るのではなく舞うという言葉をモットーにやってきました。そしてファイナルという言葉の意味は少し強いものと感じると思いますが、Snow Manとして、枝をもっともっと生やし、そして満開に咲いていくという途中なのかなという気も僕はしております。ジャニーズの和のエンターテインメント、そして和の美しさ。それをSnow Manともども伝えていきたいなと思います。あとはやっぱり新橋演舞場を任せていただくので、その劇場を守るという意味でも僕らはステージに立ち、お客様を笑顔そして幸せな気持ちにさせたいと思います。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

【佐久間大介さん】はい、Snow Manの佐久間大介です。本日はお集まりいただきありがとうございます。滝沢歌舞伎は本当に、舞台に立つ心構えと言いますか、そういうものを本当に学ばせてもらった作品ですので、今年できることが本当にうれしいですね。今年やってくれるんだっていうファンの方もいっぱいいると思うので、そのうれしい気持ちを一言、やりたいと思います。行きます。

深澤 一言ですよ。

向井 (報道陣に向かって)皆さん、準備大丈夫ですか?

佐久間 今年もSnow Manが、あ、かぶかせていただきまあす!(見得を切る)

向井 すごい今フラッシュたいてる。

ラウール すーごい!

佐久間 あのワイドショー使ってくださいぜひ。よろしくお願いします。

Snow Man「ひらりと桜」(from『滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie)
/300万枚の桜の花びらが降ってくるオープニングは圧巻!

今回の滝沢歌舞伎は一幕制、ということは“お丸さん”には会えない!?

 メンバーの挨拶が終わると、報道陣からの質疑応答へ。

――今回FINALということですけれども、座長という重責とは別に、初演出ということになりますけれども、その辺への思いというのはいかがでしょうか。では岩本さん。

岩本 そうですね、僕は以前から振り付けを後輩にやらせてもらえたりとか、作り手としてっていう部分では携わらせてもらっていた部分でもあるので、今回「出ていたからこそ作れるもの」っていうところを、お客様に届けていきたいなってところと、やはり滝沢歌舞伎を僕たちが主演でやらせていただく前から携わってくれていたスタッフさん方っていうのが僕たちに力を貸してくれて、多分これからすごい詰めていく作業ができるっていう形なので、そこに関してはその古き良きところと、自分たちがやらせてもらう新しい部分っていう、その融合がファイナルでもしっかり届けられる、初めて見る人も、昔からそれこそ初演から見ているかもって人も楽しめる。そんな作品にしたいっていうのはたぶんメンバー、スタッフさん一緒だと思うので、演出に関してはみんなで意見を出し合って、よりそれをブラッシュアップして形にしていくっていう作業になっていくと思うんですけど、みんな多分ワクワクしていると思いますね。

――実際そうしますと、以前の演目が復活するということもあり得る?

岩本 あるかもしれないしー、ないかもしれないし(笑)。まあちょっとすごいネタバレになっちゃうかもしれないんですけど、腹筋太鼓はやると思います(真顔で)。

深澤 まあまあまあ、そうだよね。

岩本 言っていいのかなこれ?(とぼけ顔で)

 

阿部 大丈夫でしょ。

――期待しています。

阿部 一番ワイドショーで使われるとこだ(笑)。

 

深澤 あと岩本さん、あれも言ったらいいんじゃないですか。やっぱどういうスタイルで今回滝沢歌舞伎が……。

 

佐久間 ああ公演のね。

 

ラウール でもさっきライブビューイングやるって言ってましたよね。

 

岩本 あのー、今回の『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』は一幕制でお届けさせていただく形になっております。

 

ラウール ああ!


――じゃあ鼠小僧は?


岩本 鼠(小僧)は……出てくるんですかね?


佐久間 まあそこはまだね。


向井 鼠ってね、本来表には出ない。


阿部 そういうリアルな出方を聞かれてんじゃないのよ(笑)。


岩本 寝てる時間帯にね、動く方なんで。


向井 形的にはね。


佐久間 あとは鋭意製作中ですので。


――そこの演目が変わるかもしれないし、“お丸さん”がもう見られないのかも?


深澤 いやー、どうなるんですかね。でも僕たちはね、一幕制のショースタイルというか、本当に自分たちの体を使って、皆さんに熱量を届けていこうって風に今回決めたので、果たしてそのそこにお丸さんが来るかっていうのはちょっとまだね、わからないですね。まあ来たらうれしいですよね、僕も。


向井 (深澤さんとお丸さんは)人が違いますもんね。


深澤 はい。

Snow Man「Feel the light, Lovely」Dance Video Non-Edit ver.
/昨年『滝沢歌舞伎ZERO 2022』で披露されたダンスナンバー

―― 一幕制にしたら体力的にもすごくハードになるんじゃないでしょうか。腹筋太鼓もあり、メカ太鼓ももちろんあるんですか?

佐久間 あります、あっ言ってよかったのかな?

ラウール 今言っちゃったから。

渡辺 さっき専務ももう、全部言っちゃっていいって感じだったから。

佐久間 そうですね体力的にもあったりしますし、あとはライブビューイングの皆様にも楽しんでもらいたいという想いもあるので。

向井 (期間中)後半ね、あの生配信みたいな形でやりますので。あ、ライブビューイング、生配信ではない……。

阿部 Youtubeかよ。

向井 Youtubeでもね、もしかしたらやるかもしれません。

ラウール やりませんよ。

佐久間 誤報はやめてください。

岩本 体力や精神力っていうのを削って、見てる人にエネルギーだったり感動だったり、笑顔を届けるというのが滝沢歌舞伎本来の姿だと思うので。その苦しいってなっているところも隠さずに届けられるのは、滝沢歌舞伎ZEROならではなのかなと思うので、追い込まれれば強い9人なんで、僕は楽しみです。

――そういう姿を見るのも大好きです。

佐久間 Sなんですね。

向井 ありがとうございます。貴重な意見です。

I n f o r m a t i o n

『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』

2023年4月8日(土)~30日(日)
会場:新橋演舞場
Eternal Producer:ジャニー喜多川
演出:Snow Man
出演:Snow Man、SpeciaL、少年忍者(ヴァサイェガ渉、内村颯太、豊田陸人、長瀬結星)

※4月19日(水)~4月30日(日)千穐楽までの15公演は、日本全国の映画館でライブビューイング(生中継)を開催。

詳しくは公式HPへ

  • 【Snow Man】滝沢歌舞伎ZERO FINAL製作発表1万字詳細レポ!【後編】

    【Snow Man】滝沢歌舞伎ZERO FINAL製作発表1万字詳細レポ!【後編】

    2023年2月8日に行われた『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』の製作発表記者会見を登場から会見中、フォトセッション中まで超詳細レポ。後半では、それぞれの個性を生かした演出についてや、滝沢歌舞伎の思い出などが語られました。報道陣から笑いが何度も巻き起こった、楽しい記者会見の様子をご覧ください!

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