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映画『ミステリと言う勿れ』出演! 萩原利久さんが考える“理想の彼氏像”は?【連載「今月の彼氏」ウェブ限定版】

今月の氏。 萩原利久

毎月、人気の俳優さんとのデート気分が味わえる人気連載「今月の彼氏」。今回のお相手は、現在放送中のドラマ『真夏のシンデレラ』や映画『ミステリと言う勿れ』など、話題作への出演が相次ぐ萩原利久さん。本誌で載せきれなかった未公開カットをweb限定インタビューとともにお届けします。

萩原利久さんのウェブ限定オフショット【 non-no連載「今月の彼氏」】_1

―― 萩原さんが夏の終わりにしたい理想のデートを教えてください!

プライベートで久しくお祭りに行っていないので、夏祭りに行きたいですね。そもそも浴衣を着たことがないので、どうせ楽しむなら形から(笑)。浴衣をちゃんとそろえて、思い切り楽しみたいです。普段の服装と違うだけで、特別感がありますよね。

―― デートに出かけるならどんな人とがいいですか?

僕、いわゆる“理想のタイプ”というものが全然なくて。デートに関して言えば、当日やりたいことのビジョンが明確にある人なら、全然ついていくし、ないならないでノープランを楽しめるタイプ。どんな人でも合わせられる気がします。

―― では、萩原さんが考える“理想の彼氏像”は?

相手の気持ちを察することができる人は理想ですね。僕の場合、何かに勘付いたとしても、相手が実際に考えていることとはズレてしまっていることが多くて。特に女性は言葉に秘められた思いがたくさんあるイメージ。そこを察する能力は全然ないです。僕の場合はすぐ顔に出るし、言葉にしたことが100%なので分かりやすいと思います(笑)。

萩原利久さんのウェブ限定オフショット【 non-no連載「今月の彼氏」】_2

―― 心情を察する能力は、役を演じるお仕事で培っている気がするのですが。

でも、台本があるからなあ(笑)。僕の場合、演じる役柄と向き合う時は自分と切り離して考えるんです。想像で作り上げていくからこそ、自分自身を役に投影することもないし、役に影響されることもあんまりないんです。

―― ある意味、健康的な気もします。

そうかもしれないですね。役に影響される、ということがないからテンションもすごく一定。怒ることはほとんどないです。むしろ無意識に怒るという行動自体を避けている気がします。

―― 日々、生活するなかでイラっとすることもない?

なくはないけれど、「まあいっか」で流しちゃうことが圧倒的に多いです。

―― 本誌のインタビューでは、周りの人から「小学生みたい」と言われることがあるとおっしゃっていましたね?

それに関しては、僕自身はあんまり納得してないです。日々、大人を目指しているし、24歳だし(笑)。ただ、いまだに缶蹴りが趣味なので、そういうところは子どもっぽいのかも。

―― 忙しい毎日を過ごされているかと思うのですが、缶蹴りは最近もしましたか?

頻度は落ちました。一緒にやる人がほとんどいないことが問題で。逆にやってくれる人がいるなら、全然やります!

萩原利久さんのウェブ限定オフショット【 non-no連載「今月の彼氏」】_3

―― ここからは一問一答形式で萩原さんのことを教えてください。好きな食べ物は?

トマト、イチゴ、ラーメン。あとマクドナルド! 日々マックを求めています(笑)。

―― 言われたらうれしい言葉は?

「大人っぽい」ですかね(笑)。最近大人になったなと思うのは、次の日のために早く眠ることができた時!

―― チャームポイントは?

手です。なんか褒めていただけることが多くて。

―― 逆に、萩原さんのウィークポイントは?

たくさんありますよ(笑)。起きられない、三日坊主、面倒くさがり……(指を折りながらウィークポイントをあげる萩原さん)。あとは、自分が応援しているスポーツチーム(マンチェスター・シティFCとゴールデンステイト・ウォリアーズ)の試合の結果によって情緒が不安定になってしまうこと。

―― 萩原さんを構成しているものを%で表すと?

マンチェスター・シティFCが40%、ゴールデンステイト・ウォリアーズが40%、大ファンの玉置浩二さんが10%、それ以外が10%!

―― すごくわかりやすいですね(笑)。

そうなんです。マンチェスター・シティFCが負けた時の癒しはゴールデンステイト・ウォリアーズの勝利だったりするので、自分のなかではうまくバランスがとれています。基本、この2チームの試合のことしか考えていないので、たとえ理不尽なことが起きたとしても聞いているふりして聞いていないし、心の中はハッピー。シンプルだから、誰でも僕を操縦できると思います(笑)。

萩原利久さんのウェブ限定オフショット【 non-no連載「今月の彼氏」】_4

―― お仕事についても聞かせてください。萩原さんがご出演される、映画『ミステリと言う勿れ』が9月15日(金)から公開されますね!

原作はもちろん、ドラマも大人気でしたし、様々な形で皆さんから愛されている作品に自分も参加させていただける、ということがうれしかったです。個人的には、ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』で“教師と生徒”という役柄だった菅田将暉さんと、今回は役柄の年齢が逆転していて。まさか僕が菅田さんより年上の役を演じる時が来ると思っていなかったので、そこは「おー!」と驚きました。

―― 今回映画で描かれるのは、菅田さん演じる大学生・久能整(くのう・ととのう)が巻き込まれる広島の名家・狩集(かりあつまり)家の遺産相続争い。萩原さんは相続人候補の一人である波々壁新音(ははかべ・ねお)役を演じました。広島弁でやんちゃな性格ながら、根はまじめなサラリーマン。広島弁にも挑戦されましたね。

方言に対して苦手意識があったので、クランクインの前から方言指導の方についてもらって練習をしました。ニュアンスが合っているかは自分でジャッジできないので、常々確認してもらいながら。瞬間的なアドリブの反応も方言でできるよう、台本を読みながら「こういう場合はどう反応するんですか?」とあらかじめ教えてもらいながら準備しました。

―― 演じた新音役の印象は?

感情の起伏が激しく、まくしたてるような話し方も相まってちょっと態度が大きいガサツな人間のイメージ。だから演じる上で、すごく分かりやすい“キャラクター”にしてしまいそうになったんです。でもちゃんと役を突き詰めていくと、その奥には繊細な部分もある。ただ方言で怒鳴ったりするだけでは幼くバカっぽく見えてしまうので、そこに含みやニュアンスを持たせることはすごく難しかったです。

これまで演じてきた役は言葉数が少なかったり、影のある役が多かったのですが、その役たちとはまた違った表現の難しさを感じました。

―― 演じた新音役と萩原さんの共通点は?

うーん……。あの異様な環境にいたら、僕も新音みたいになっちゃうかもしれない。根がシンプルなので、目の前で起こったことに対しては分かりやすく反応すると思います。その反応自体に対する共感はすごくできました。ただ、新音ほど感情を爆発させることはないし、常に丁寧に喋ろうと意識しているので、そこは違うかも。

萩原利久さんのウェブ限定オフショット【 non-no連載「今月の彼氏」】_5

―― この作品の印象は?

とにかく菅田さんがめちゃくちゃ喋っているなと。会話で物語が進んでいく作品なので、いつも以上に相手の話を聞く意識を持ちました。ミステリー作品だからこそ、登場人物の一つ一つの反応にもたくさん意味がある気がして。そこは皆さんと緻密に話し合いながら作り上げていきました。

―― 現場では監督や菅田さんをはじめ、キャストの皆さんと数時間話し合う場面もあったとか

すごく贅沢でした。台本は原作に忠実にセリフが書かれているんですけど、それをリアルな人間が演じるとなると、どこか違和感を抱いてしまう場面もあって。「なんかしっくりこない」をそのままにせず、みんなでちゃんとクリアにするまで「ああじゃないか」「こうじゃないか」と話し合いました。すごく頭を使って現場にいたなと思います。

―― 柴咲コウさん、松下洸平さん、町田啓太さん、原菜乃華さんなどキャストも豪華ですね。

年齢やキャリアもバラバラですし、初めましての方もたくさんいましたけど、すごく仲のいい現場だったんじゃないかなと思います。菅田さんと僕を含めた6人が一緒になるシーンがかなり多かったので、輪になって話していた時間も長くて。

よく話題に上ったのが、「後々取材で何を話していたか聞かれても、びっくりするくらい内容がないね」ということ(笑)。それくらいたわいのない話しかしていなかったんです。お正月に親戚で集まった時のような、それくらい距離の近い関係性でいられたんじゃないかなと思います。

そんな皆さんとの雑談のなかで、僕が唯一覚えているのはダチョウの話。僕がダチョウのことが好きなので、ダチョウの生態や魅力をみんなにプレゼンテーションをして、「こんなに可愛いんだよ」とお伝えしました。意外と皆さんちゃんと聞いてくださって、今までのどの現場よりも、ダチョウの話が刺さった気がします(笑)。

―― 共演者から刺激を受けることも多かったのでは?

小さい頃からテレビで見ていた先輩もいますし、第一線で活躍されている方ばかりなので、初日は若干の緊張みたいなものがありました。そういった意味では、“失うものなんてないぜマインド”じゃないですけど、先輩について行こうって気持ちで、安心して現場にいられた気がします。

特に、作品をよくするために熱量を注ぐ菅田さんを見ていて「ああいう座長になりたい」と思いました。周りをすごく引っ張ってくださいましたし、菅田さんの熱い思いが伝染していくのを感じたので。作品への臨み方は学ぶことが多かったです。

どう表現したら作品の意図が伝わるか、一つ一つのシーンをみんなで時間をかけて作り上げたし、まさに総合芸術でしかない作品だと思いましたね。

萩原利久さんのプロフィール

1999年2月28日生まれ、埼玉県出身。現在ドラマ『真夏のシンデレラ』(月曜21時〜・フジテレビ系)に出演中。大人気テレビドラマ『ミステリと言う勿れ』の劇場版が9月15日公開。また初の冠バラエティ番組 CX「萩原利久のwkwkはぎわランド」が9月4日(月)25時35分〜放送予定。

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萩原利久さんからお知らせ

映画『ミステリと言う勿れ』宣材写真

『ミステリと言う勿れ』

天然パーマでおしゃべりな大学生の久能整(菅田将暉)は、美術展のために広島を訪れていた。そこで、犬堂我路(永山瑛太)の知り合いだという一人の女子高生・狩集汐路(原菜乃華)からアルバイトを持ちかけられる。それは、狩集家の莫大な遺産相続をめぐるものだった。当主の孫にあたる汐路、狩集理紀之助(町田啓太)、波々壁新音(萩原利久)、赤峰ゆら(柴咲コウ)の4人の相続候補者と、狩集家の顧問弁護士の孫・車坂朝晴(松下洸平)は、遺言書に書かれたお題に従い謎を解いていく。ただし先祖代々続くこの遺産相続は、その度に死人が出ていた。果たして、遺産相続に隠された真実とは……。●9月15日(金)より全国公開

萩原利久さんの撮影裏側動画はこちらから

画像タップで動画をチェック、コメント欄には撮影裏話も!

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