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OG&OB訪問メール、社会人から見たら完全アウトなのはコレ!【①依頼&お礼メール編】

2018.04.20更新日:2018.05.16

OB・OG訪問のお願いや企業への問い合わせ、面接日程の相談など、就職活動に欠かせないメールのやりとり。自分では普通のつもりでも、社会人から見ればアウトな場合も。社会人に聞いた"失礼メールあるある"と、ビジネスマナーのプロによるアドバイスをご紹介!
教えてくれたのは……

美土路雅子さん
ワイズ・キャリア代表。ビジネスマナー講師 として活躍中。マイナビオフィシャル就活BOOK『要点マスター!就活マナー』も監修。

タイトルは短く用件を簡潔に

「件名が長すぎると、モニターにすべて表示されません。 最初に『OB訪問のお願い』など用件を簡潔に明記しましょう」(美土路さん、以下同)

社名の省略や敬称のダブりに注意

「まず、株式会社を(株)と省略するのはNGです。そして、担当者名の後に『様』をつけるなら、社名に『御中』をつける必要はありません」

まず連絡先の入手経路を明らかに

「用件を伝える前に、相手の連絡先を誰から教えてもらったのかきちんと説明しましょう。紹介者が分からないと、不審に思われてしまいます」

問いかけ表現はきつい印象に

「メールでの問いかけ表現は、相手にややきつい印象を与えてしまうので避けること。『お話を伺いたいと考えております』といった表現に変更を」

相手の立場を思いやる一言を

「一方的にお願いするのではなく、『お忙しいところ恐れ入りますが』など、相手の立場を思いやる謙虚な気持ちを表す一言を添えましょう」

署名欄に装飾やアカウントは不要

「絵文字や記号は使わず、シンプルなものがベスト。ビジネスの場でSNSアカウントを載せるのもNG。OB・OGはあなたの友達ではありません」

株式会社表記の位置を間違えない

「『株式会社』の表記は、社名の前にあるとは限りません。複数の企業とやりとりしていると、つい位置を間違えてしまうのでチェックして」

急になれなれしい態度をとらない

「直接会った相手だからといって、言葉づかいや記号の多用などフランクすぎる態度は失礼にあたります。自分の所属を明記することも忘れずに」

お礼は具体的な感想を必ず入れる

「話を聞いて勉強になったことや感じたことを具体的に書くことが相手への礼儀。形式だけの文面に上司へのアピール要求などもってのほか!」
ノンノ2018年6月号掲載

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