【Snow Man】国立競技場初ライブ後取材をフォトセッションまでほぼ全文超詳細レポート！

Snow Manがデビュー５周年を記念したスタジアムライブツアー『Snow Man 1st Stadium Live Snow World』を開催中。４月19日（土）、その初日公演が国立競技場で行われました。ライブ終演後には、囲み会見を実施。国立競技場のステージに立った直後の率直な想いを語ってくれた会見の模様を全文お届けします！

佐久間大介さんの元気な声がメンバーの登場を待つ会見場に届いたかと思うと、賑やかにメンバーが登場。ライブのオープニングで着ていたピンクを基調とした衣装に身を包み、笑顔で現れた岩本照さん、深澤辰哉さん、ラウールさん、渡辺翔太さん、向井康二さん、阿部亮平さん、目黒蓮さん、宮舘涼太さん、佐久間大介さん。報道陣の温かい拍手に包まれるなか、岩本さんは自らも拍手をしながら、そして佐久間さんは手を振りながら壇上に上がります。

フォトセッションからわちゃわちゃ。向井康二さんは手持ちポーズをムービーカメラに連発！

まずはフォトセッション。メンバーが４人と５人で前後２列に分かれて並ぶと、センターに立つラウールさんにカメラマンから「もうちょっと右です」と立ち位置の指示が。すかさず渡辺さんが「いつもバミリをいただいてるもんですから、すみませんねぇ」とカメラマンに話しかけ、さっそく笑いが起きます。この日は多くのカメラが集まったため、全体を３つのブロックに分けて、それぞれに撮影時間が割り当てられるというタイトなスケジュール。渡辺さんが「そのやり方でクレームこない（笑）？」と和ませる場面も。撮影が始まりフラッシュが次々と焚かれ始めると、かなりの光量！ラウールさんが「フラッシュの点滅にご注意くださ～い」とおちゃめにアナウンスしていました。その後もスタッフからの「上（のカメラを）向いてください」の指示に真上を向こうとするメンバーがいて「上向きすぎでーす」と注意されたり、左側のカメラマンたちに「もし（前のメンバーに顔が）かぶっていたら言ってね？」と佐久間さんが呼びかけるなど、早くもSnow Manの会見らしいわちゃわちゃモードに。

最後は、オフィシャルカメラマンが単独で撮影。名残惜しそうにその場をあとにするカメラマン陣に向かってラウールさんから「あ、あとでエアドロするんで……」と冗談が飛び出すなど、和やかなフォトセッションでした。

そのあとのムービーカメラには、向井さんがサービスしまくり。ゴイゴイスーを繰り返し、スーを差し上げまくっている向井さんに乗っかって、隣の佐久間さんもゴイゴイスー！その後も向井さんはサワディーカーップ！オッケーカフ！とアピールしまくり。両サイドの佐久間さん、宮舘さんの肩を抱いて、揺れていたのも可愛らしかったです。阿部さんはZIP!のカメラを見つけると「うちの番組だ」とうれしそうな表情。みんなでカメラに向かってZIP!ポーズを取っていました。

監修は嵐・松本潤さん！見出しが松潤だらけになる懸念も！？

フォトセッションが終わり、いよいよ会見がスタート。

ーー公演お疲れ様でした！　今の気持ちはいかがですか？

（一瞬、「誰がしゃべるか？」という沈黙が流れ）

向井さん　ふっかさん？

深澤さん　私ですか！　メンバーも（ライブ中の）挨拶で言ってましたけど、自分たちが国立でライブできるとは思わなかったですし、５周年というタイミングで国立に立てたことはすごくうれしかったし、すっごい素敵な景色が目の前に広がってて、感無量！っていう感じです。

――どんな景色でしたか？

向井さん　うわ、大喜利ですか!?　はやないですか？

ラウールさん　じゃあ、どうなんですか？　どんな景色でした？

向井さん　どんな景色!?　（いけいけいけ！とうれしそうなラウールさん）そうですねぇ～、おなかすいた時に食べたラーメンで、汁をいっぱい飲んで、最後に飲み干して、あの（器の）底あるやん？　ラーメン屋の。“ありがとうございました”って書いてあるやん。

目黒さん　長いな！

全員　ハハハハハ！

向井さん　俺、最近もうバラエティー分からんねん！

――ラウールさんは本番中に「奇跡」だと言っていましたね。

ラウールさん　いや、本当に奇跡だと思います。自分たちがこの会社に出会えて、Snow Manになれて、ファンの人とか関係者の皆さんに出会えたっていう、すべての運命が今日につながってると思うので、そういう意味ですごい奇跡的な景色だなと。

――それが涙につながったんですか？

ラウールさん　涙でした（笑）？　本当にちょっとうるっときちゃいましたね。

――ぐっときた瞬間は？

佐久間さん　最後のところでゴンドラに乗って上のほうから会場のお客さんをバーって見たんですけど、この景色は夢にまで見た景色だなと思って、そこで感極まって号泣しちゃいましたね。泣きながら歌いました、本当に。でも、それだけの人が来てくれたのがうれしかったです。ありがたいです。

――目黒さんもぐっときてましたね？

目黒さん　そうですね。

――一番最初にうるっときていて……。

目黒さん　はい。はい、とか言って（笑）。まぁなんか１回引いて、改めてファンの皆さんを生で見た時に、本当に当たり前じゃない今の状況、国立でできている僕たちっていう、それにただただ感謝しましたし、ちょっとでもこういう楽しい時間がもっともっと続けばいいのになって思いながらライブしてましたね。

――７万人って、どんなふうに見えるんですか？

向井さん　まぁ、人が７万人いるという……。

佐久間さん　ちょっ、おいっ（笑）！

――ペンライトが皆さんのカラーに変わって……。

佐久間さん　たしかにね、ペンライトの海がすごいキレイでしたね。泳ぎたかったです、あそこで。

――今回の演出のこだわりを教えてください。

ラウールさん　今回は嵐の松本潤くんが監修に入ってくださっていて、国立競技場っていうキャパで自分たち初めてやるんですけど、嵐さんはもう何回も国立に立たれていて、その演出を松本くんがずっとやられていて、今回アドバイスを是非お願いしたいんですけどっていうことを話したら、すごい勉強になりましたね！　国立での見せ方っていうのとドームクラスでの見せ方っていうのは全然ちがくて、それが非常に勉強になった準備期間でした。

――みなさんからお願いしたんですか？

ラウールさん　そうです。快く受けてくださいました。

――具体的にはどのようなアドバイスがありましたか？

ラウールさん　うわ～、なんだろ。ちょっともう本当にいっぱいありすぎて、どれを抜粋したらいいか……。

向井さん　でも最近言われたのは、立ち位置にはギリギリまで待ってつくっていうのはね。俺らは早くついちゃうんで、ギリギリまで我慢して次の位置つくっていうのはね、言っていただいた。

渡辺さん　でも本当に各会場を熟知しているんだなと思ったのが、たとえば僕だったら「渡辺のいつもの煽りのトーンだとドームではいいけど国立だとちょっと聞こえにくいかもしれないから、声のトーンを１個下げてしゃべってみたら？」っていう、声色１個まで監修していただいて。だから、本当にいろんな会場を熟知している偉大な先輩だなというふうに感じることができましたし、勉強にもなりましたね。

――今日も会場にいらっしゃったんですよね？

ラウールさん　そうですね。で、昨日もリハーサルで一緒で、松本くんと僕たちのグループLINEみたいなものがあるんですけど、そこに２階席からのステージが全部見える写真が送られてきてて。思い出写真を送ってくれたんだ～と思って「思い出ありがとうございます」って言ったら、「いや、客席からどう見えるか勉強しとけ」って言われて。

佐久間さん　マジで６枚くらい送られてきました（笑）。

向井さん　あれは恥ずかしかったよ（笑）。

ラウールさん　松本くんもちょっとエモい感じになってくれたのかな～って思ったんですけど「勉強しとけ」って。

向井さん　（写真に対しての）文章がないからね。

渡辺さん　思い出のノリのラリーをしてたら、普通に怒られたっていう（笑）。

佐久間さん　先生だからね。

ラウールさん　叱咤激励をありがとうございます。

――松本さんはコンサートの時、一番上の席に行って確認するって言いますもんね。

佐久間さん　そうですね。本当にそれをしてくださって、ありがたいです。あと、カメラ割りとかも「ここでお前狙われるから絶対外すな」とか、あれだけあるカメラ割りをすべて覚えてるっていうのが偉大すぎるなと思いましたね。

阿部さん　あとはー……そもそも……。

深澤さん　ちょっと待って、なまってない？

佐久間さん　なまり！

ラウールさん　“マドラー”と同じイントネーションになってる。

阿部さん　あとはー……合ってる？

深澤さん　合ってるよ。

阿部さん　潤くんが監修するにあたってSnow Manの曲を全曲聴き込んでくれて、その曲のなかから「この盛り上げパートはこういう曲どう？」っていうアイデアをくださったので、本当にたくさんの愛を受け取ることができました。

――本番前には何かコメントがありましたか？

深澤さん　本番前はもうカッコよくですけど、楽屋でみんなわーって「こうこうこうね」って言って、「じゃあ頑張って」って。（立てた親指を上にあげながら去っていく松本さんの後ろ姿を再現）

向井さん　あれは～カッコよかったね！

深澤さん　あれ、カッコよかったね！

向井さん　あと今日帽子を２種類持ってきてました（笑）。

ラウールさん　やめろ（笑）！

向井さん　ゲネ（リハーサル）の時はハットだったんです。けっこうおしゃれな。本番はちょっとバレるのが怖かったみたいで、キャップになってました！

佐久間さん　っていうか待ってください、潤くんの話ばっかりじゃないですか！　Snow Manの話、聞いてくださいよ！

渡辺さん　皆さん、だから僕たちの見出しより“松潤！”とかなったら、本当に……どうしちゃおう。

佐久間さん　本当に悲しい！

ラウールさん　（記者のほうを見て）ほら、もうやろうとしてましたよね!?

佐久間さん　悲しいな！

渡辺さん　見出し“松潤”になっちゃうんじゃないの!?　これ。

向井さん　でも、のっけてくれるだけありがたいやん。

――松本さんからの感想は？

佐久間さん　あ、まだ聞けてないです！待ってくれてるんで、ありがたいです。

――舘様のソロ曲でのあの“間”も演出ですか？

宮舘さん　いや、そうなんですよ。今初めてしゃべるんですよ。

向井さん　それは自分次第やろ！

渡辺さん　遅くない？　やっと？

宮舘さん　あの“間”は演出ではなくて、僕の“間”なので。

向井さん　“舘間”です。

宮舘さん　僕が監修しました！

――岩本さん、うしろで踊っていて、“間”の間はずっと腕を上げたままでしたよね？

岩本さん　そうですね、リハーサルと全然違かったので、ビックリしましたね。

――マーチングバンドは？

佐久間さん　メンバーからやりたいっていうのを伝えて、じゃあどういう曲が合うかなっていうのを皆と松本くんが一緒に参加してくれて探したりしました。

――会場全体が盛り上がりましたね。

佐久間さん　スタジアムでいったらこういうことをしたいっていう夢がつまっていたので、実現できてよかったです。

――岩本さんは最初のドラムを叩いていましたね。

佐久間さん　あれ、カッコよかった～！　マジで。

岩本さん　なんか気づいたら僕ドラムやることになってて、練習させてもらいました。

――皆さんにとって、いつもと違うことはありましたか？

深澤さん　外。外っていう。

佐久間さん　だから、風が気持ちよかったですね。MC中にも言ったんですけど、風がブワ～ってきた時に「あ、外なんだ！」っていうのを改めて実感するっていうのが。

渡辺さん　セットリストの決め方とかも、日没の時間帯を計算して「あ、ちょっと夕暮れっぽかったらこういう曲じゃないかな」っていう“日が落ちる時間を見る”っていうのは。でも、これはラウールとふっかさん（深澤さん）がかなり前に出てくれて意見をまとめてくれたりとか。めちゃくちゃ率先してやってくれてました。

深澤さん　あと、シンプルに今日僕たちも初めて見たのが、一番最後の花火。リハーサルとかではもちろんやらなくて、いざ本番のあの最後のタイミングでうちらも皆さんと一緒のタイミングであの花火を見るっていうので、うわ～キレイだな～と思ってパッと横を見たら阿部ちゃんが大号泣していて。

阿部さん　あのー……花火がキレイなだけじゃなくて、Snow Manのメンバーカラー順に並んでたんですよ。キレイすぎて、ちょっとうるっときちゃいました。

――ラウールさんプロデュースの衣装もカッコいいですね。

ラウールさん　ありがとうございます。まさに松本さんのご指導をいただいて、外だしみんなの見え方がちっちゃいからとにかく目立ってくれって。青空から立つ色にしてくれっていうことは、すごい強く言ってくださいました。

佐久間さん　この衣装も色味をちょっと昨日よりもバージョンを変えて。

ラウールさん　昨日（リハーサルを）やってみて、ちょっとまだ薄く見えたんで、濃いピンクを足すみたいな。

佐久間さん　衣装さんがすごい頑張ってくださって、ありがたいです。

向井さん　裏でスタッフさんがほんま頑張ってくれてます。

2日目はライブビューイング25万人も！デビュー5年でここまでこれた理由は仲の良さ

――明日（４月20日）はライブビューイングもあります。何人入るか聞かれていますか？

全員　25万人。

阿部さん　25万人ってすごいよ？

深澤さん　ライブビューイングでも、自分たちの熱量だったりとか気持ちっていうのはちゃんと伝えたいなと思います。

佐久間さん　画面を越えてね、伝えたいね。

――デビュー当時を振り返って、改めて国立に立ったことについていかがですか？

阿部さん　デビュー当時は想像できなかったねぇ。

佐久間さん　こういう（ライブ直後の）会見とかもデビュー発表以来なんですよね。それこそ５年前……もっと前か。

渡辺さん　東京ドームの時ですよね？　2019年の８月８日？

向井さん　ありがとうね、ちゃんと。（渡辺さんの肩をポンポンする）

ラウールさん　やっとコロナも明けてっていう。

佐久間さん　あっという間な感じもありましたけど、やっぱり濃密だったなと思いますね、この５年間は。いろんなことを乗り越えて、やっとここで自分たちのライブとして国立でできたっていうことが本当にうれしいです。

――Snow Manがここまで来られた一番の理由は何だと思いますか？

岩本さん　一番の理由は、応援してくださる方たち、サポートしてくれる方たち、この９人だったからっていうのも一番大きい理由かなと僕は思います。

ラウールさん　あと、仲がいいっていう。めっちゃシンプルなんですけど。

向井さん　それを言うなよ（照）。

ラウールさん　本当ラッキーなことに、ビジネスパートナーという感じよりはお友達がたまたま一緒にお仕事する仲間くらいの感じなのが非常に居心地がいいなって。

渡辺さん　難しいもんね、意外とね。

――５年の間にケンカしたことや意見の食い違いは？

ラウールさん　それはもうたくさんありますけど、基本ベースが非常に仲よくやってるので。

佐久間さん　お互いにいいものを作ろうとアイデアを出してるので、否定がないんですよ。「じゃあ、それをよくしよう」とか「ここにプラスしよう」とかできるので。すべてをプラスにできるのがSnow Manの強みかなと思いますね。

――５年で変わったことはありますか？

深澤さん　カッコよくなった……。

渡辺さん　シンプルだね。

向井さん　まぁ、たしかにな！　たしかにたしかに。

深澤さん　５年前よりはまぁカッコよくなってるんじゃないですかねぇ？　ビジュが整ってきた！

佐久間さん　あと、向井が東京に染まったっていう。

ラウールさん　あ～、あるね～。

佐久間さん　やっぱ5年前の時は関西から出たてだったので。今はガッツリね。

向井さん　いやもうガッツリやね。

佐久間さん　だってずっと東京に住んでる僕よりも東京の店にくわしいんですよ！

向井さん　グルメ～やからね。

――東京に染まっていいんですか？

向井さん　染まりましょうよ！　だって僕、Snow Manだもん！

佐久間さん　でも関西愛してるんだよな？

向井さん　関西も愛してる！

ラウールさん　あと舘さんがめっちゃふざけるようになった。もう今、おふざけで生計を立ててる。

宮舘さん　今からふざけたくてしょうがないですもん。

向井さん　それはふざけてくださいよ。自由ですよ、自由。

宮舘さん　ウソウソウソ（笑）。

――国立という夢も叶いました。次の夢は？

向井さん　いっぱいあるよね。ここがゴールちゃうからね。

ラウールさん　ちょっとそれは、明日考えてもいいですか（笑）？

佐久間さん　たしかに（笑）。

――この後、日産スタジアムも待っていますもんね。もっと人数が多くなる。

佐久間さん　もう楽しみでしょうがないですよね。やっぱり。

向井さん　これから夢もどんどん増やしてね。

佐久間さん　まずはその２会場を全力でケガとかもなく突っ走れたらいいなと思います。

――今日は大丈夫でした？　ケガとかしてませんか？

ラウールさん　まぁ大丈夫だと信じてます。

向井さん　気づいてないだけかもしれませんけど。

佐久間さん　今アドレナリンドバドバなんで。

――今日はいい夢が見られそうでしょうか？

佐久間さん　あら。それは、この後の反省会次第ですね～！

――こんなに成功したのに反省会があるんですか？

佐久間さん　毎回あります。

向井さん　記者会見のダメ出しがあります（笑）。

深澤さん　そっちか！

阿部さん　でも明日も公演がありますから、そこに向けて。

ラウールさん　明日のお客さんをぶち上げられるように！

――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

岩本さん　本当に皆様のおかげで、Snow Man、初めての国立競技場のステージに立たせてもらった１日目で、明日はライブビューイングもあったりとか、まだまだ皆さんと共に見たい景色がたくさんありますので、今後ともSnow Manの応援をよろしくお願いします！

岩本さん以外の８人　お願いします！

質疑応答が終わると、再び拍手に包まれながら、９人が退場。その途中、阿部さんは歩きながらZIP!のカメラに向かって手を振り振り、報道陣全体に向かって渡辺さんが「いっぱい宣伝してください！」、佐久間さんが目の光を無くすあの表情で、「見出し、どうなってるかなー？　気になっちゃうな！」と戯けて声をかけるなど、最後まで笑いの絶えない会見でした！

Snow Manのライブレポートはまた追って公開します！お楽しみに！