ジェフリー・バトル★ 銀盤の貴公子にして羽生結弦の振付も担当する名振付師！【フィギュアスケート男子】

2019年11月22日

Jeffrey Buttle
ジェフリー・バトル

1982年9月1日生まれ、カナダ出身
愛称はジェフ。
2006年トリノオリンピック男子シングル銅メダリスト、2008年世界選手権金メダリスト。
引退後はプロスケーター、振付師として活躍中。

世界最高得点のプログラムを生み出す、世界屈指の振付師

現役時代から、オリンピック金メダリスト、キム・ヨナなどの振付をしていたこともあるジェフ。引退後は本格的に振付師として活躍の幅を広げ、アイスショーの構成やグループナンバーの振付を手掛けることも。羽生結弦とは2014年のソチオリンピックで金メダルを獲得した「パリの散歩道」から、平昌オリンピックの「バラード第１番ト短調」、プリンスの曲を使用したダンサブルなナンバー「Let's Go Crazy」、そして昨シーズンからのプログラム「秋によせて」まで４つのショートプログラムでタッグを組む。そのうち「パリの散歩道」と「バラード第1番ト短調」は、歴代の世界最高得点を獲得した偉大なプログラム。ちなみにソチオリンピックで、羽生に続き銀メダルに輝いたカナダのパトリック・チャンのプログラムもジェフの作品と、現在のスケート界になくてはならない存在の一人。

氷上のリアル王子様、ジェフリー・バトル

常に微笑みを湛えた甘いマスク、サラサラのブロンドヘアに美しい横顔。穏やかでおとぎ話の王子様のようなたたずまいから「銀盤の貴公子」と呼ばれ、多くの女性ファンを虜にしてきたジェフ。そのルックスだけではなく、演技全体の完成度と芸術性の高さも人気の理由。基礎点の高い４回転を跳ばなくても、質の高いスピンやステップで得点を稼ぎ、世界選手権優勝を手にした。現役時代は、ネイサン・チェンのコーチ、ラファエル・アルトゥニアンの下で練習を積み、リンクメイトであった浅田真央とは、引退後もアイスショーでペアプログラムを披露するなど親交が深い。

▷Instagram:@j_butt