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Part1自分でできるゆかたの着方・着付け

10分でできる!着付け動画

ゆかたの着付けに必要なアイテムリスト


・ゆかた…… 1枚
・帯…… 1本
・ゆかた用肌着…… 1着
・ウエストベルト(腰紐の代わりとなるもの。あると便利)…… 1~2本
・コーリンベルト(クリップ付きのゴム紐)…… 1本
・着物クリップ(洗濯バサミで代用可能)…… 1つ
・胸紐…… 1本
・マジックベルト(伊達締め)…… 1本
・前板…… 1枚

誰でも簡単【ゆかた着付け】How to

必要なアイテムを全て揃えたら、全身が映る鏡の前に立ってスタート。アイテムは椅子やテーブルなどに並べて置いておくと着付け中取りやすいよ。

 丈の長さを決める

ゆかた用肌着を着てゆかたに袖を通したら両手でそれぞれ上前(ゆかたの左側部分)、下前(ゆかたの右側部分)を持ち、くるぶしが隠れる程度に丈を合わせる。ゆかたの中心と背骨の位置が合っているかも確認。

 下前、上前を合わせる

両手でそれぞれ上前(ゆかたの左側部分)、下前(ゆかたの右側部分)を持ち、まず左手を平行に移動させて右のウエストに合わせる。裾と床が平行になっていることを確認。左手の高さを維持しながら開き、次に右手を平行に移動させて左のウエストに合わせる。この時、下前の裾はくるぶしから少し上にあげておく。下前がずれないよう気をつけながら上前を再度右のウエストに合わせ、上前と下前の胸元を着物クリップで仮どめする。

NG例

NG例

左:短すぎる
ゆかたの着付けがきれいに仕上がるかどうかの肝心なポイントが裾のライン。長すぎても、短すぎても×。くるぶしが隠れる程度が正解なのでこれは短すぎ。子供っぽく見えてしまいます。

中:下前が見えている
裾を合わせた時に下になる側(下前)が見えるのは×。下前の裾先は床から15〜20cmほどあげ、上になる側(上前)から見えないようにするのが正解。

右:長すぎる
これは逆に長すぎる状態。甲に乗ってしまうほど長いと下駄とのバランスが悪いし、裾を踏んで転んでしまう可能性もあるので注意。

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キレイにみえるOK例

NG例

くるぶし丈で裾が床と平行

裾の長さの目安はくるぶし丈。上前が床と平行になるようにすると見た目がきれい。

 ウエストベルトを留める

上前、下前がずれないよう気をつけながら、ウエストの位置にウエストベルトを巻きとめる。

 おはしょりを整える

両脇の身八つ口(脇下の空いている部分)から両手を入れておはしょり(ウエストベルトでとめた身頃部分)を整える。着物クリップを外し、トントンときれいに整えて。後ろのおはしょりも同様にきれいに整える。

この時、衿元の合わせも同時にチェック。胸元が大きく開きすぎていないか、逆に詰まりすぎていないか、うなじは見えすぎていないかもチェックして。

おはしょりを整える OK NG

衿元の合わせは鎖骨が見えるか見えないかくらいを目安にすると上品。

OKNG例

OK:程よいV開き
NGと比べると仕上がりの差は明らか! 鎖骨が見えるか見えないかくらいを目安にして。

NG:衿元が開きすぎ
首元・衿元が広く開きすぎてだらしない印象に。着崩れもしやすいので注意。

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衿元の合わせは鎖骨が見えるか見えないかくらいを目安にすると上品。

背中側はうなじがほどよく見える程度に。背中まで見えてしまうと品のない印象になるので注意。

OKNG例

OK:程よいV開き
NGと比べると仕上がりの差は明らか! 鎖骨が見えるか見えないかくらいを目安にして。

NG:衿元が開きすぎ
首元・衿元が広く開きすぎてだらしない印象に。着崩れもしやすいので注意。

 コーリンベルトを留める

下前にコーリンベルトをつけ左の身八つ口からベルトを出す。この時、胸元や合わせが乱れないように注意。背中側をぐるりと通して反対側のクリップを上前につける。

 胸紐を結ぶ

胸の下に紐を当て、後ろで交差させたら右胸下でしっかり結ぶ。紐のあまりは入れ込んで。

 おはしょりの長さを決める

おはしょりの下の線が腰骨のあたりに当たるよう調整。この時点でちょうどいい長さの場合は、すぐマジックベルトなどで留めてOK。おはしょりが腰骨より長い場合は、左右からおはしょりに手を入れ、上にずらして位置を整える。(3:20) おはしょりの下の線が床と平行になるように注意しながら、マジックベルトでとめるか、伊達締めで結ぶ。(3:39)

 前板をつける

前板を背中側にあて、体の前でベルトをとめる。とめたら前板を正面に回す。ここまで終わったら正面はもちろん、背中側もシワやずれがないか確認を。

NG例

OKNG例

NG:背中やおはしょりが乱れている

ゴム状ベルトで留めたところ。ベルトの上が出てしまっているし、おはしょりもシワだらけ。これでは次のプロセスもきれいに決まらない。

 

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キレイにみえるOK例

OKNG例

OK:シワがなくきれい

上下左右にしっかりシワをおさえ伊達締めやベルトを結んだ状態、最終的にこの状態になっていればOK。後ろ姿も気を抜かないで。


紐やベルトをすべて留め終わり、この状態になっていればゆかたの着付けは完成。


【ゆかたを素敵に着るためのワンポイント】
帯板がなくても帯は結べるけど、使うと仕上がりに断然差が! 帯がスッキリきれいに結べるのでぜひチェックして。手軽に使えるベルト型&通気性のいいメッシュタイプがおすすめ。

 帯を巻く

帯の端50〜60センチほどを縦半分に折り、左肩に乗せ、着物クリップで前板にとめる。折っていない方の帯を広げて体に2回巻く。

 帯を結ぶ

2回巻きつけたら、巻いたあまりの帯を斜めに折りあげる。肩にかけておいた帯と結ぶ。このとき、肩にかけておいた帯先が上になるようにし。力を入れてしっかり結ぶ。

帯を結ぶ

肩にかけておいた帯先が上になるように結んで!

 帯を折りたたんで結ぶ

残りの帯を肩幅程度に蛇腹状に折りたたむ。帯の中心部分をさらに蛇腹状に折りたたみ、片手で中心を抑え、肩にかけておいた帯を2回巻きつける。2回巻きつけたら、残りの帯は帯とゆかたの間に入れ込み、下から手を入れて帯先をしっかり引いて固定。畳んだ帯の両はしを開き、綺麗な形に整える。

帯を折りたたんで結ぶ 帯を折りたたんで結ぶ 帯を折りたたんで結ぶ 帯を折りたたんで結ぶ 帯を折りたたんで結ぶ
 後ろに回して完成

帯やゆかたの着付けが崩れないよう気をつけながら帯を後ろに回せば完成。



これで全プロセスが終了! 今年の夏のお出かけに向けてまずは練習してみよう。動画を見ながらゆっくりトライすれば初心者さんでも綺麗に着付けすることができるよ。褒められゆかた姿は簡単♡

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