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2021.04.21
シンパシーを感じる熱血女子高生役に挑戦
――日向坂46の人気メンバーで、『Seventeen』の専属モデルも務める小坂さん。おっとりした語り口ながら、素顔は「負けず嫌いな性格の体育会系」なのだそう。映画『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』で演じた実際の選手がモデルの女子高生テストジャンパーの小林賀子は、そんな彼女のはまり役だ。
「田中圭さんをはじめ素晴らしい先輩方とご一緒させていただいたので、演技経験が少ない自分が足を引っ張ることはできないと思って……。心が折れないように気合いを入れて撮影に臨みました。妥協したお芝居をしたくないという思いも強かったです。いい意味での諦めの悪さは、小林と共通していたと思います」
――1998年に行われた長野オリンピックを舞台に、金メダルを支えたテストジャンパーの実話を描いた本作。周囲から反対されても"ソウルとパッション"で突き進む小林の姿はかっこいい!
「内面は似ているけれど、小林のように怒りや熱い思いを言葉に出すタイプじゃないので、今回は感情をストレートに表現するお芝居の新鮮さもありました。特にお父さんと口論するシーンでは、素直にイライラしようと思って気合いを入れて大声を出したり、思いきり突き飛ばしたり(笑)。私たちの世代って、普段感情をあらわにすることがあまりないと思うんです。この映画を見て、熱い思いを受け取ってもらえたらうれしいです」
――では、幅広く活躍する小坂さんがソウルとパッションを捧げているものは?
「やっぱりアイドルです。私自身が憧れて入った世界だったので、ファンの皆さんを楽しませたい、喜ばせたいという思いを常に持って活動しています。これからも、自分のすべてをかけてでも続けていきたいです!」
とにかく体をたたきまくります!
中学のバレーボール部時代からの習慣なんです。緊張すると体がこわばってしまうので、「動け! 動け!」って感じで腕とか足とか全身をたたいてます。それでも緊張する時は、メンバーと「大丈夫。行けるよ!」って言い合って気持ちをほぐしています。
夢を与えてくれた先輩たち
私が初めて見て「同じ舞台に立ちたい」と思ったのが「けやき坂46」の一期生。特に佐々木久美さんは、加入当初人見知りでグループになじめなかった私に、「"こさかな"はそのままでいいんだよ」と声をかけてくださって。その言葉は忘れられません。
●こさか なお
2002年9月7日生まれ、大阪府出身。2017年に「けやき坂46」のオーディションで二期メンバーに。愛称は「こさかな」。2019年「日向坂46」としてCDデビューし、以降4作連続でセンターを務めた。同年公開された『恐怖人形』で映画初出演にして初主演を務めるなど、女優としても活躍。『Seventeen』専属モデル。
ワンピース¥115000/エスケーシー(エリザベッタ フランキ) その他/スタイリスト私物
映画『ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜』
リレハンメルオリンピックでスキージャンプ日本代表だった西方仁也(田中圭)は、4年後の長野オリンピックで代表落選。葛藤の末テストジャンパーとして、聴覚障害のある高橋竜二(山田裕貴)や、唯一の女性テストジャンパーである小林賀子(小坂菜緒)らとオリンピックに参加することを決意する。
●5月7日(金)より全国公開