ども。"エヴァ"の新作がついに公開! と言いながら私"エヴァ"は最初のTVシリーズしか観ていないニワカ中のニワカ。それゆえ主題歌の宇多田ヒカルさんの新曲を"エヴァ"と切り離して聴くことができました。ああやっぱり凄い人ですね。宇多田ヒカルさんは常に凄い。神様が世界に創ってくれたギフトですね。『One Last Kiss』、サウンドも内省的で素晴らしいですが歌詞も流石としか。人を愛することと傷つくことが背中合わせで、それでも忘れられない大切な人が心にいる心象風景を丁寧に描いているんですが、ド頭の「初めてのルーブルは なんてことはなかったわ」。ご存知パリのルーブル美術館でモナリザを見た「私」が、一般的に言われている美術品よりも美しい「あなた」を知っているという。そして「止められない喪失の予感」という強い言葉で作品の方向性を提示。
その後は抽象的な表現が続くのですがこのド頭の具体的表現があることで作品の座標がバチっと決まる。日本が誇る芸術家です。