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映画『貞子DX』出演! 小芝風花さんにインタビュー! 「怖いと思うものは?」

ノンノinterview

【ノンノインタビュー】小芝風花

SNS世代の皆さんに特に届けたい作品です

小芝風花

ベスト¥46200・パンツ¥52800/AOIWANAKA イヤリング¥6820・リング¥17600/Ouca その他/スタイリスト私物

──“怨霊となった貞子がもたらすさまざまな恐怖を描き、世界中を震撼させてきた「リング」シリーズ。その最新作となる映画『貞子DX』で、小芝さんは呪いの謎を科学的に解明しようとするヒロインを演じている。

「『リング』は子どもの頃に家族で見た記憶があって、怖すぎてその日の夜はトイレに行くために母を起こしていました(笑)」というエピソードとともに、ホラー作品は得意ではないと打ち明けてくれた小芝さん。出演オファーがあった時、葛藤はなかったのかと尋ねると……。
「とても有名な作品のシリーズに参加できることが光栄でしたし、何よりうれしかったです! それに、初めて台本を読ませていただいた時、監督の木村ひさしさん節があちこちにちりばめられていて、川村(壱馬)さん演じる王司とのかけ合いがコミカルでくすっと笑えるシーンも。だから、ホラーが苦手な人でも楽しめる作風なのかなと思って、もし何かあったら現場でお塩を振ろうと心に決めつつ(笑)、かまえすぎずクランクインに臨むことができました」

──実際に撮影が始まってからも「ホラー作品を撮っている感覚があまりなかった」と振り返るほど、現場は和やかなムードだったそう。

「川村さんとは誕生日が3か月違いなので、昔遊んでいた『ポケモン』のゲームが全部同じなんです。だから、撮影の合間は9割くらい『ポケモン』の話をしていましたね。待ち時間が長い時はお互いゲーム機を持ってきて通信して、図鑑を埋めるのを手伝ってもらいました(笑)」

──そんな小芝さんが特に『貞子DX』を届けたいと思っているのが、ノンノ読者を含めたSNS世代。

「この映画では、見た人が必ず死んでしまうという呪いのビデオがSNSで拡散されていきます。身近で便利なツールだからこそ、呪いが瞬く間に広がっていく恐怖には共感できるはず。さらにビデオを見てから突然死するまでのタイムリミットが初期の1週間から24時間に短縮されたことで、ドキドキハラハラ感もより味わっていただけると思います! 」

Q

最近ヒヤッとしたことは?

スマホをトイレに置き忘れたことに気づいた瞬間

スマホは個人情報のかたまりだから、「どうしよう!?」って一気に変な汗が出ました。でも、気づいてすぐトイレに戻ったら、まだその場にあったので、本当によかったです……! うっかり系のミスは、けっこう多いですね。忘れ物の日傘を取りに行って、その場に別のものを置いてきてしまったことも(笑)。

Q

怖いと思うものは?

虫は大の苦手です!

特に羽音の大きい虫が大量発生する夏は、本当に無理!『貞子DX』は夜のロケが多かったので、照明に蛾が集まってきてしまって、同じく虫が苦手な川村さんと「頼むからあっちに行って! 」ってお願いしていました(笑)。

Q

プライベートでハマっていることは?

時々自分の体をいたわってあげています

エステや整体は私には贅沢なものだとずっと思っていたけど、25歳になったし、もっと自分をいたわってあげてもいいんじゃないかという気持ちになって、今年から通い始めました。姿勢がよくなって、足も組まなくなって、いいことずくめです!

P r o f i l e

こしば ふうか

1997年4月16日生まれ、大阪府出身。2012年に女優デビュー。NHK連続テレビ小説『あさが来た』や「妖怪シェアハウス」シ リーズをはじめ、数多くのドラマや映画で活躍。ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』(日曜22時30分~・日本テレビ系)に出演中。映画『Lady Kaga レディ・カガ』が2023年秋公開予定。

映画『貞子DX』
©2022『貞子 DX』製作委員会

映画
貞子DX


呪いのビデオを見た人が24時間後に突然死するという事件が全国各地で発生。「呪いなんてあり得ない」と断言するIQ200の天才大学院生・一 条文華(小芝風花)は、自称占い師の前田王司(川村壱馬)や謎の協力者・感電ロイド(黒羽麻璃央)とともに、呪いの方程式を解明すべく奔走する。

●10月28日(金)より全国公開

2022年12月号掲載

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