エンタメ部

No.040 りみぽ

梅雨の時期のおうち時間をもっと豊かに!読書大好き大学生がオススメする心安らぐ小説3選

2024.06.30

6月下旬、とうとう梅雨の時期がやってきましたね…!

梅雨の時期はなんだか外に出るのが憂鬱になったり、気分が沈むなんてことも多いはず。

そんな梅雨の時期は、おうちで小説を読んで豊かな時間を過ごすのはいかが?

ということで今回は、梅雨の時期のおうち時間を豊かにする、心安らぐ小説を3作品ご紹介します!

たくさんの愛があふれる、悲しくて暖かい物語

『博士の愛した数式』 小川 洋子

『博士の愛した数式』 小川 洋子(新潮文庫)

あらすじ

80分しか記憶がもたない「博士」と博士のお世話をする「家政婦」。そして、家政婦の「息子」。この3人が織りなすぎこちない日々には、たくさんの愛の形が。あまりに悲しくて暖かい、唯一無二の愛の物語。第1回本屋大賞受賞作の名作。

おすすめポイント

3人のぎこちない日々がページをめくるたびに愛おしくなって、物語が終わるころには満足感と悲しさと暖かさで涙を流すこと間違いナシな作品です。

80分しか記憶がもたない切なさ、血のつながりを超えた愛の暖かさ、など小説だからこそ出会える感情がたくさんあるはず。

誰もひとりにさせない、孤独に寄り添う物語

『52ヘルツのクジラたち』 町田 そのこ

『52ヘルツのクジラたち』 町田 そのこ(中公文庫)

あらすじ

自分の人生を家族に搾取されてきた孤独の中生きる女性・貴瑚(きこ)と母に虐待され「ムシ」と呼ばれる声を発さない少年が出会い、魂の物語が生まれる。2021年本屋大賞第1位の映画化もされた大人気小説。

おすすめポイント

きっと誰もが感じたことのあるであろう孤独や寂しさを丁寧に描いている物語で、この小説を読めば誰もひとりにさせない、そんな素敵な小説です。

心が苦しくなる描写や思わず涙を流してしまうようなシーンもありますが、読み終わる頃にはちゃんと心を救ってくれます。

私自身も作中に出会った言葉にこれからも救われ続けるんだろうな、と感じています。

不器用な優しい愛に温かい涙あふれる

『君が夏を走らせる』 瀬尾 まいこ

『君が夏を走らせる』 瀬尾 まいこ(新潮文庫)

あらすじ

学校も真面目に行かず、ふらふらと過ごしていた金髪少年・大田のもとに先輩から1本の電話が。その内容は、先輩の娘で、1歳の鈴香の子守を1カ月ほどしてほしいというものだった。引き受けたはいいものの、鈴香に振り回される日々。二度と戻らぬ日々に温かい涙あふれるひと夏の奮闘記。

おすすめポイント

金髪少年と1歳の女の子という想像できない組み合わせこそがこの小説のポイントで、笑いも驚きも切なさも…とたくさんの感情が詰まっている本です。

子育てを客観的にみることがなかなか無いノンノ世代は特に、作中の2人と自分の幼い頃を重ね合わせて親に感謝、そして感動するはず。

忙しない日々も振り返るとかけがえのない夢のような日々だということを教えてくれる、夏前の今の時期にピッタリな小説です♪

憂鬱な梅雨も心安らぐ小説を読んで乗り切ろう!

今回ご紹介したオススメ本3作品は、どれも心安らぐ素敵な本。

ぜひ、おうち時間のお供にチェックしてみてくださいね♡

  • 出身地

    埼玉県出身

  • 身長

    157cm

  • 学年

    大学4年生

  • 推し

    香音ちゃん・莉子ちゃん・ミッフィー

趣味はエレクトーンで、sumikaをよく聴きます♪
大好きなnon-noに関わることができて嬉しいです!読んでくれる方に素敵な情報を発信できるよう頑張ります!♡

関連記事

エンタメ部の新着記事

VIEW MORE

りみぽの新着記事

VIEW MORE

Icons made from svg iconsis licensed by CC BY 4.0