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フィギュアスケート
2026.02.06
いよいよミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックが開幕。 各国が総力戦で挑む団体戦を経て、2月11日(日本時間)からは男子シングルの個人戦が始まる。 日本代表の鍵山優真選手、佐藤駿選手、三浦佳生選手はもちろん、メダルを争う海外有力選手、さらにnon-noが注目するスケーターまで、その見どころをピックアップしてお届け。 フィギュアスケートを初めて見る人も安心の、これだけは知っておきたい基本ルールも。
●ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の2種目を実施。二つの合計点で順位が決まる。
●ジャンプは6種類(アクセル、ルッツ、フリップ、ループ、サルコウ、トーループ)
●得点は、「技術点(TES)」と「演技構成点(PCS)」の合計で決定。
「技術点(TES)」は、各要素の難易度と、その出来栄え(GOE)を評価。
「演技構成点(PCS)」は、構成力、表現力、スケート技術の3項目を評価。
● 今回のエントリー29名中、FSに進めるのは上位24名

男子シングル日本代表は、ノービス・ジュニア時代からともに戦い、切磋琢磨してきた幼なじみトリオ。「いつか3人でオリンピックに行こうね」と夢描いてきた3人が、そろって約束の地・ミラノへ。
それぞれタイプの違う3人は、普段から大の仲良し。三人三様の個性と長年の絆があれば、あの五輪の“魔物”さえ味方につけてしまいそうだ。
鍵山優真
(Yuma Kagiyama / 日本)

北京五輪銀メダリスト!
技術と芸術を融合させた心動かすスケート
日本男子シングル代表の中で、唯一の五輪出場経験を持つ22歳。初出場の北京五輪では、団体戦フリーでいきなり自己ベストを更新する208.94点という驚異的ハイスコアを叩き出し、日本のメダル獲得に大きく貢献。個人戦でも銀メダルを獲得。日本フィギュア界の最年少メダリストに輝いた。
高い加点(GOE)を引き出すジャンプを武器に、技術点で得点を積み上げる一方、スケーティングスキルや表現力の完成度も高く、演技構成点でもトップを狙える、技術・表現ともに隙なしのスーパーオールラウンダー。連綿と受け継がれてきたフィギュアスケートの基礎技術をベースに、理想形を極めた美しい滑りは、観る者の心を大きく動かすパワーを秘めている。
4年前、彼をトップ選手へと押し上げた挑戦を恐れない精神は今も変わることはない。この大舞台でも「守りに入るつもりはない」と、フリーに大技4回転フリップを組み込み、自己最高難度の構成で、自分自身との勝負に挑むつもりだ。
SP:I Wish(名曲を角野隼斗とMarcinが超絶アレンジ。リズムを細やかに拾う超絶スケーティングが、小粋で危うい大人の魅力を演出)
FS:トゥーランドット:クリストファー・ティン版フィナーレ(初演100周年の節目に紡ぐ新生トゥーランドット。鍵山選手のために編曲された特別な4分間で、新たな夜明けを呼び込む)
2022年北京五輪個人戦、団体戦銀、2021、2022、2024年世界選手権銀、2025年世界選手権銅、全日本選手権2連覇中
佐藤駿
(Shun Sato / 日本)

現役選手最高峰の「4回転ルッツ」の使い手。
世界に誇る天才ジャンパー
仙台出身の22歳(2/6誕生日)。超高難度の4回転ルッツをジュニア時代から武器にする、天性のジャンパー。5種類の4回転ジャンプを操り、その素早い回転とシャープな空中姿勢は世界屈指の美しさを誇る。
北京五輪アイスダンス金メダリストのギヨーム・シゼロン選手が振付を担当し、表現面でも劇的に進化。稀代のジャンプセンスに加え、シゼロン選手直伝の洗練された身のこなしと深いエッジワークを手に入れ、プログラムの芸術性を押し上げている。
今季は怪我からのスタートとなるも、たゆまぬ努力で、ジャンプは世界トップクラスの安定感に。さらに、宇野昌磨さんからの助言を受け、「失敗を恐れずに行く」という意識が芽生えたことで、メンタル面でも大きく成長。
4年前の北京五輪シーズンは左肩を痛め、目標としていたオリンピックを手術のため入院していた病院で迎えた佐藤選手。それから幾度もの困難を乗り越え、ついに念願の初五輪出場へ。今やメダル争いの一角として、ミラノの大舞台に臨む。
ちなみに、キス&クライ名物となっている「感情をあまり表に出さない佐藤選手」と、対照的に「喜びを爆発させる日下匡力コーチ」の温度差リアクションも必見だ。佐藤選手の好きな動物はパンダで、ピンクの応援バナータオルにもその姿があしらわれている。
SP:ラベンダーの咲く庭で(昨季のプログラムを再演。鋭いジャンプが、哀愁漂うヴァイオリンの音色と抜群の相性を見せる)
FS:火の鳥より(気高き火の鳥が大きな翼を広げ飛翔するさまを、軽やかに、貫禄あるスケーティングで描く。表現者としての境地をも感じさせる、ひときわ美しく力強い、栄光へとつながるステップシークエンスも見どころ)
三浦佳生
(Kao Miura / 日本)

ランボルギーニ級スピードスター。
爆速跳躍で勝負を加速!
爆速のスケーティングから繰り出される迫力満点のジャンプがトレードマークの20歳。ついた異名は、イタリアの高級車になぞらえて“ランボルギーニ・ミウラ”。マックススピードから放たれるジャンプは飛距離抜群&インパクト満点で、出来栄え点でも高い加点がもらえる大きな武器。
先シーズンは怪我もあり、波のある戦いが続いたが、今シーズンは「ご機嫌」なメンタルを保つことで、本来の爆発力を取り戻している。
ミラノ五輪代表がかかった全日本選手権では、直前の6分間練習で一度も決まっていなかった4回転ループを本番で成功。臆することのない胆力と勝負強さ、流れを一気に引き寄せる勢いが武器だ。
2023年の四大陸選手権では大会史上最年少での優勝を飾り、さらに直近の同大会でも再び頂点に。イタリアの名車「ランボルギーニ」が、ミラノの地でどんなスピードを見せるのか、その爆走力に期待。
SP: Conquest of Spaces(重力に縛られた現実から飛び出し、宇宙を目指すストーリー。圧倒的な推進力は、大気圏を突破するロケットさながら)
FS: シェルブールの雨傘(持ち味の勢いあるスケーティングを、運命に抗えないもどかしさや焦燥感の表現へと昇華するプログラム)
群雄がひしめく男子シングル。
ミラノ五輪の頂点を見据え、世界の強豪たちが氷上に集う。
個人戦に先駆けて団体戦に登場する選手も。
イリア・マリニン
(Ilia Malinin / アメリカ)

史上初4回転アクセル成功させた革命者
“4回転の神(クワド・ゴッド)”
2022年、世界で初めて4回転アクセル(4A)を成功させ、ギネス世界記録にも認定。6種類すべての4回転ジャンプを実戦に組み込む、世界でただ一人の存在。
2年間以上無敗の金メダル候補筆頭がついに初の五輪へ。 常に新しい挑戦とサプライズをリンクに持ち込む挑戦者で、昨年12月のグランプリファイナルでは、6種類7本の4回転ジャンプを並べた異次元の構成に挑戦。238.24点で世界歴代最高得点を塗り替えた。
ジャンプのみならず、自身命名の“ラズベリー・ツイスト”といった独創的なムーブメントを自在に織り交ぜ、プログラムに鮮烈な個性を吹き込む、新時代の象徴といえる存在だ。
SP:Dies Irae、The Lost Crown(荘厳な旋律と人気ゲーム曲で綴る己との戦いの物語)
FS:A Voice(自身の語りから始まる、過去と向き合い心の奥を辿る内省の旅)
チャ・ジュンファン
( CHA JunHwan / 韓国)

国内選手権10連覇。韓国男子の歴史をつくるドラマティックスケーター
ソウル市庁所属。開会式では韓国代表の旗手を担当。
韓国男子フィギュア界に数々の金字塔を打ち立ててきたヒストリーメーカー。1月の国内選手権で驚異の10連覇(2017-2026)を達成し、その記録をまたしても更新したばかり。前人未到の道を切り拓いてきた10年間の歩みは、そのまま同国の正史となっている。
魅力は、ランディング後の流れまで音楽に溶け込んだ美しいジャンプと、心の機微まで映し出すドラマティックなスケーティング。すべての要素の質が高く、出来栄え点で技術点を積み重ね、さらに洗練された芸術性が評価される演技構成点でトップクラスのスコアを叩き出す。
長年スケート靴のトラブルに悩まされ、今季は12回も靴を交換してきたが、1月の四大陸選手権を前に、ようやく足に合う一足に出会った。さらに、“五輪の舞台で最も自分を表現できる曲”として、FSを昨季の「ロコへのバラード」に急遽変更。スケート靴、イタリアのレジェンド歌手が歌う思い入れの深いプログラム、そして長い時間をかけ誠実に磨き上げてきた自分だけのスケートを携えて、いざ3度目の五輪へ。
情熱の赤から純白へ。装いを新たにしたジュンファン・チャが、ミラノの銀盤でスケートへのまっすぐな愛を告白する。
SP: 『Rain, In Your Black Eyes』(本人いわく「雷雨のような激しさを秘めたプログラム」。静けさと激情がせめぎ合うドラマティックなメロディを滑りで可視化。一瞬の静寂すら芸術へと昇華する)
FS: 『Balada para un Loco』(冬季アジア大会で栄光の金メダルをつかみ取った、本人にとって宝物のような一作を再び氷上へ)
▶チャ・ジュンファン選手のプロフィール
▶チャ・ジュンファン選手インタビュー「とにかく後悔だけはしたくない」。ロコへの思いも
アダム・・シャオ・イム・ファ
(Adam Siao Him Fa / フランス)

異次元の身体能力と独創的な表現で、プログラムに魂を吹き込む芸術家
2024年世界選手権銅メダリスト。これまでわずか6人しか到達していない総合300点超えを記録したスケーターの一人だ。4回転ルッツをはじめとする高難度ジャンプに加え、代名詞のバックフリップや側宙を軽々と繰り出す驚異的な身体能力の持ち主。一度ゾーンに入れば、誰にも止められない爆発力で試合の空気を一変させる、表彰台争いのダークホース。
鬼才の振付師ブノワ・リショー氏のミューズとして、もはや芸術の域に達した独創的な世界観を氷上で体現する存在。SPのフィニッシュポーズがFSの幕開けへと地続きになる演出など、緻密に張り巡らされたクリエイティブな仕掛けを鮮やかに表現し、観客を未知の世界へと引き込む迫真のストーリーテラー。
今季は、ショート、フリー共に五輪開催地であるイタリアのルネサンス期を代表する二大巨匠、ダ・ヴィンチとミケランジェロから着想を得た、二つの世界がリンクする壮大なプログラムに挑んでいる。
SP:Leonardo da Vinci (レオナルド・ダ・ヴィンチから着想。『ウィトルウィウス的人体図』を彷彿とさせる衣装)
FS:The Creation of Adam (ミケランジェロの「アダムの創造」がテーマ。衣装替えの仕掛けも)
ミハイル・シャイドロフ
(Mikhail Shaidorov / カザフスタン)

英雄の誇りを胸に、カザフスタンのスケートを再び世界の舞台へ。人類未踏のコンビネーションで新しい伝説を
リレハンメル五輪金メダリストのアレクセイ・ウルマノフ氏のもとで研鑽を積む21歳。カザフスタンのフィギュアスケート史をつくった故デニス・テンさんの偉大な功績を胸に、自らも新たな歴史を切り開く開拓者だ。
象徴的なのが、単独でも難度の高い4回転ジャンプをコンビネーションのセカンド、サードに組み込む前人未到の挑戦。2024-25シーズンには3回転アクセル+4回転トウループを成功させ、さらに翌月には3回転アクセル+オイラー+4回転サルコウを史上初めて成功させるなど、既存の概念を次々と塗り替えてきた。
プログラムでは毎シーズン多彩なキャラクターを演じ、表現の幅を広げることにも意欲的。人類初のジャンプで驚かせたかと思えば、エキシビションでは映画『カンフー・パンダ』をテーマに、パンダの着ぐるみで登場。コミカルな見た目とは裏腹に、切れ味鋭いジャンプを跳んでみせ、引き出しの多さを印象づけた。
2025年の四大陸選手権でISUチャンピオンシップ初タイトルを獲得。その勢いのまま世界選手権では銀メダルも手にし、一気に表彰台候補へと踊り出た注目のスケーター。
SP:映画『DUNE/デューン 砂の惑星』より (映画さながらの造形美ある衣装をまとい、氷上に壮大なSF世界を築く)
FS:Confessa 、The Diva Dance(母国の人気歌手ディマシュ・クダイベルゲンの歌声にのせて)
ダニエル・グラスル
(Daniel Grassl / イタリア)

地元イタリアの期待を背負う、
巧みな高難度ジャンパー
イタリア選手権を6度制覇。北京五輪7位入賞の実力者が、イタリア王者として地元開催のオリンピックに臨む。
重力を感じさせないジャンプと、洗練されたモードな感性が融合したその滑りは、開催国の誇りを体現するアイコン的存在。
ジュニア時代から4回転ルッツを得意とし、ループ、フリップ、サルコウも跳び分けるジャンプ巧者。欧州の男子選手として初めて国際大会で4回転ループを成功させた先駆者でもある。さらに柔軟性を活かした独創的なスピンで、プログラムに唯一無二の彩を添える。
昨年12月のグランプリファイナルでは自己ベストの288.72点を記録。世界のトップシーンで再び存在感を強めている。
ショート、フリー共にイタリアに根差す選曲で、母国にメダルをもたらす覚悟をにじませる。
SP:Tango per la libertà (しなやかさと力強さの両方で魅せる新境地のタンゴ)
FS:映画『教皇選挙』より (自国の文化と歴史への敬意を込め、“コンクラーベ”の枢機卿を演じる。衣装替えで物語の転換を鮮やかに表現する今季最大の野心作)
独自の武器と個性が光る男子シングルから、non-no注目の選手をピックアップ。

国内選手権7度制覇の現フランス王者。深いエッジワークと、彼にしかできない独創的なムーブメントで、技術と芸術性を高次元で融合させる稀有なアーティストだ。心身の不調と戦いながら、今年はグランプリシリーズ参戦9年目にして悲願の初優勝をつかみ取った。時に浮き沈みがありながらも、復活を遂げるたびに新しい景色と震えるような感動を届けてくれるスケーター。
今季再演となる『ボレロ』は、全身を使ってむき出しの感情を描き出すプログラム。それは魂の咆哮のようで、一切の装飾を排した滑りが観客の心へ深く突き刺さる。欧州選手権では本来の演技とならなかったが、新たなモチベーションを胸に2度目の五輪に挑む。

シネマティックな憑依力が魅力のアゼルバイジャン代表。北京五輪で鮮烈な印象を残したフリー『ジョーカー』。それから4年の月日を経て、あのダークアイコンが再び氷上へ。続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』をテーマに、ミラノで物語の“その先”を描く。退廃的なエレガンスを纏う衣装も、世界観の一部。一方ショートは『レオン』。SP、FSの両方で孤独を抱えた“アウトサイダー”の物語を描く。開会式では、北京五輪に続き旗手を務める。

欧州選手権を制し、今最も勢いに乗るジョージアの新王者ニカ・エガゼ。181cmを超える長身から放たれる高難度ジャンプは圧巻。今季はSP、FS共にブノワ・リショー氏に振付を依頼し、演技の幅を広げている。1月の欧州選手権ではショート、フリー共に首位で完全優勝を飾り、ジョージア男子に初のタイトルをもたらした。初戴冠の手応えを胸に、初めてのオリンピックへ。ミラノでも、ジョージア男子の歴史に新しいページを刻む姿を見届けたい。

今季さまざまな困難を乗り越え、自身3度目の五輪へ。世界屈指の表現派スケーターで、音の粒を拾うように音楽と対話し、体そのものを楽器のように鳴らしていく。代名詞は極上のシットスピン。リンクの外では読書と料理を愛し、その豊かな内面が、氷上での深みある表現へとつながっている。今季SPは「Unchained Melody」、FSは欧州選手権直前に振り付けられたばかりのバレエ音楽「ガイーヌ」。

2022年、メキシコ男子シングルとして30年ぶりに冬季五輪出場を果たし、さらに同国スケーターとして初めてフリーに進出。メキシコフィギュア界の歴史を塗り替えたヒーローだ。リンクに立った瞬間、場の空気を明るく照らす太陽のようなオーラと、観客を一人残らず味方につける天性のエンターテインメント性の持ち主。ラテンの情熱をまとった滑りで、フィギュアスケートの楽しさとパッションを世界へ届ける。北京に続き、ミラノでも開会式の旗手に選出。

年齢を重ねるほどに自分のスタイルを確立し、強さを増してきたスイスのエース。長身から繰り出されるパワーと、精密にコントロールされたジャンプが持ち味の27歳。(2/17お誕生日)
2023、2025年NHK杯で銅メダリストで、2025年の欧州選手権で初タイトルを獲得。直近の同大会では4位と、わずかに表彰台には届かなかったが、確かな実力で2度目の五輪に照準を合わせている。今季フリーは中東風のエキゾチックなムードを纏い、円熟味のある滑りで魅了。爽やかな佇まいと誠実さも印象的な、スイスのナイスガイ。

わずか13歳にしてルッツ、サルコウ、トーループの4回転を成功。2018年繰り上がりで出場したジュニアグランプリファイナルでは最年少チャンピオンに輝き、超天才ジャンパーとして、世界の視線を一身に集める存在に。しかしその後は、成長期による急激な身長の変化や度重なる怪我に悩まされ、もどかしい時期が続く。そんな中迎えた五輪シーズン、ついに世界が待ち望んだ復活劇が始まった。チャレンジャーシリーズでシニア国際大会初優勝を飾ると、グランプリシリーズでもシニア初の表彰台に。そしてカナダ選手権を初制覇し、1枠しかない五輪代表獲得を決定づけた。大きな自信を胸に初めて迎えるオリンピック。SP「Mugzy’s Move」では、ピンストライプスーツに身を包み、不敵なギャングスターを演じる。FSはクラシックの王道「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」。共にブノワ・リショー氏振付で、SPとのコントラストも鮮烈だ。

弟のミハイル・セレフコと兄弟で切磋琢磨しながら、エストニアのフィギュア界を切り拓いてきた24歳。2024年の欧州選手権では、エストニア男子として初の銀メダルを獲得。五輪出場枠1を巡る激戦の中、国内選手権で3季ぶりに王座を奪還。1月の欧州選手権は、SPでアレクサンドルが2位、ミハイルは3位と共に表彰台を狙える接戦に。フリーは互いに本来の演技とはならなかったが、兄がわずかに上回り、2度目の代表の座をつかみ取った。SP『The Kiss』では、プリンスが降臨したかのような圧倒的なオーラと魅力で、観客の心拍を上げる。

個人の中立選手(AIN)として出場するロシアのピョートル・グメンニク。代表枠をかけたオリンピック最終予選では、SP、FS首位の完全優勝。フリーはルッツ、フリップ、ループ、サルコウの4回転ジャンプ4種5本構成。国際参考記録とはなるが、12月の国内選手権では304.95点、2026年1月の国内大会では326.49点というビッグスコアを記録しており、五輪でも表彰台を狙える位置に付けている。
ミラノ五輪フィギュア男子シングル出場全選手
ミラノ・コルティナ2026
フィギュアスケート男子シングルの見どころ
金メダル最有力候補とされているのは、2年以上無敗の世界王者アメリカのイリア・マリニン選手。フリーでは最多種の4回転ジャンプを駆使した高難度の構成で、わずかなミスでは崩れない圧倒的な技術点を誇る。
この牙城に挑むのが、前回大会の銀メダリストの鍵山優真選手。完成度のためにしばらく封印してきた4回転フリップをこの五輪で解禁予定。最大のライバルは4年前の自分。北京五輪以来、更新できていないフリーの自己ベストを塗り替え、史上最高の自分を、この舞台で示せるかに注目したい。
日本勢は現在、2大会連続で2人が同時に表彰台に上がる快挙を継続中。2025年12月のグランプリファイナルでは、1位マリニン選手に続き、2位鍵山選手、3位に佐藤駿選手が続くという、ミラノの前哨戦とも呼べる結果を残した。ここに爆発的な推進力を持つ三浦佳生選手が加わり、今大会も複数のメダル獲得への期待は高まるばかり。
オリンピックは、4年に一度の特別な舞台。この大会を区切りに競技生活を終える選手も少なくない。表彰台争いの行方はもちろん、この大舞台で演技するすべての選手がリンクに刻む一瞬一瞬の輝きを、目に焼き付けながら見届けたい。
男子シングル競技日程(日本時間)
SP・フリーの開始時間は?
開催地ミラノと日本の時差は8時間。競技は現地の夕方〜夜にかけて行われるため、日本時間では深夜から早朝の時間帯に。ショートプログラムが行われる2月11日(水・祝)は翌日が平日のため、夜更かし観戦はややハード。メダルが決まる14日(土)のフリーは週末にかかるため、夜を徹して応援するチャンス。
2/11(水・祝)深夜 2:30〜 男子SP
2/14(土)深夜 3:00〜 男子FS
2/22(日)深夜 3:30〜 エキシビション
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Staff Credit
写真/アフロ 文/轟木愛美

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