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羽生結弦★ 世界が認める麗しき絶対王者。その魅力を徹底解剖!【フィギュアスケート男子】

初公開日:2019年11月1日

羽生結弦
Yuzuru Hanyu

羽生結弦(はにゅうゆづる)

1994年12月7日生まれ、宮城県仙台市出身。
身長172cm。
オリンピック2連覇、グランプリファイナル4連覇、世界選手権で2回優勝したほか、ショート、フリーの歴代最高得点など、これまで幾度も記録を塗り替えてきた絶対王者。
2018年、個人最年少での国民栄誉賞受賞。
国内外を問わず多くの人々を魅了する、日本が誇る世界的スーパースター。
2020年四大陸選手権優勝により、ジュニア、シニアの主要国際大会完全制覇の“スーパースラム”を達成。前人未踏の4回転アクセルの習得と、自分らしいスケートを追い求め、日々挑戦を続ける真のアスリート。

日本人選手初。
冬期オリンピック金メダル獲得の栄光まで

羽生結弦(はにゅうゆづる)

4歳の時、姉のスケート教室についていったことをきっかけにスケートを始める。ジュニアの頃から数々の表彰台に上がり、2012年にフランス・ニースで開催された世界選手権では、初出場にして銅メダルを獲得。その時演じた「ロミオとジュリエット」での演技は世界中に衝撃を与え、“ニースのロミオ”として、ファンの間で伝説となっている。

レジェンドプログラム「ロミオとジュリエット」

その後、4回転の安定を目指して、バンクーバーオリンピック金メダリスト・キム・ヨナを指導した、ブライアン・オーサーコーチの元へ。カナダのトロントにあるクリケットクラブへと拠点を移した。

2013-2014シーズン、激しい争いとなった全日本選手権を勝ち抜き、ソチオリンピックの代表権を獲得。

オリンピック本番では、初出場ながらジェフリー・バトルが振付を担当したショートプログラム「パリの散歩道」で、当時の世界最高得点をたたき出し首位に。フリープログラム「ロミオとジュリエット」ではミスを重ねたものの、ライバル・パトリック・チャンとの優勝争いを制し、見事冬のオリンピックでは日本人選手初となる金メダルに輝いた。

ブライアン・オーサーとチームクリケット

史上初となる総合得点300点を突破、
異次元の領域へ

羽生結弦(はにゅうゆづる)

2015-2016シーズン、ショートはジェフリー・バトル振付の「バラード第1番」、フリーは名振付師シェイリーン・ボーンが手掛けた『陰陽師』の曲を使用した『SEIMEI』と、最強の布陣で挑んだNHK杯。ノーミスの演技で史上初の総合300点を突破、自身の持つそれまでの世界最高得点を大幅に塗り替えた。

しかしそのわずか2週間後のグランプリファイナルでは、その記録をさらに塗り替える異次元の滑りを披露。圧巻の演技で、絶対王者として不動の地位を確立した。

ケガを乗り越えオリンピック2連覇達成。
王者の強さを世界に見せつけた

羽生結弦(はにゅうゆづる)

迎えた2度目のオリンピックシーズンである2017年の11月。

練習中に負った右足のケガで、グランプリシリーズ、全日本選手権を欠場し治療に専念。

平昌オリンピックという大舞台で、4か月ぶりに氷上に帰ってきた王者羽生結弦は、世界中が固唾をのんで見守る中ノーミスの演技を披露。男子シングル66年ぶりとなるオリンピック連覇を達成した。

その功績で、個人で最年少となる23歳で国民栄誉賞を受賞した。

2017-2018シーズン中は棄権が続き、試合の順位によるポイントが得られなかったことにより、世界ランキングは3位に。

しかし2014年のソチオリンピックから4年間、ケガや病気など様々な困難に立ち向かいながら、世界ランキング1位の座を死守し続けた偉業は、今もなお世界中で語り継がれている。

連覇後は、自分の原点に立ち戻るスケートを

羽生結弦(はにゅうゆづる)
羽生結弦(はにゅうゆづる)

五輪連覇後の2018-2019シーズンは、"自分のために滑る"をテーマとして掲げた羽生選手。

子どもの頃から憧れだった2人のスケーターの名プログラムを、リスペクトを込めてオマージュして披露した。ショートは、その美しさに衝撃を受けたという、アメリカのジョニー・ウィアーのプログラム「秋によせて」。フリーは、幼少期から髪型をマネするほど敬愛していたロシアの皇帝・エフゲニー・プルシェンコの「ニジンスキーに捧ぐ」をモチーフとしたプログラムで、「起源」の意味を込め『Origin』と名付けた。

グランプリシリーズ2戦目のロステレコム杯の公式練習中に右足を痛め、気迫の演技で優勝したものの、2019年3月の世界選手権まで休養と治療を余儀なくされた。4か月ぶりの復帰となった2019年日本開催の世界選手権では、総合得点でパーソナルベストを更新する演技を披露。その後、 ネイサン・チェンノーミスの演技で世界最高得点を更新するハイレベルな戦いとなり、銀メダルを獲得した。

羽生結弦

2019-2020シーズン。グランプリシリーズ初戦となったスケート・カナダでは、2位に60点近い点差をつけ、圧巻の演技で優勝。過去3回出場するも、惜しくも優勝を逃してきたこの大会で、ついに念願の勝利を手にした。

3年ぶりの出場で王座奪還を目指したグランプリファイナルでは、難易度の高い4回転ルッツを含む、4種類5本の4回転ジャンプを組み込んだ、自身最高難度の演技構成で挑むも、最後のトリプルアクセルからの連続ジャンプにミスがあり、2位という結果に。

数々の偉業を達成しながらも、さらなる高みを目指す姿に世界中が称賛を送った。
12月に開催された全日本選手権は、連戦で調整が十分にできなかったこともあり、フリーでミスが続き2位に。しかしこの結果をもって、4年ぶりの四大陸選手権と世界選手権への出場を決めた。

※その後新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界選手権は中止に

伝説のプログラムで、スーパースラム達成

羽生結弦 seimei

2020年の四大陸選手権の舞台である韓国は、オリンピック2連覇を果たした思い出の地。プログラムをその時と同じ「バラード第1番」、『SEIMEI』に急遽変更して、初の四大陸選手権のタイトル獲得に挑んだ。

ショートは世界最高得点でフィニッシュ。フリーではミスがありショートのように納得の演技とはいかなかったものの、ついに四大陸選手権のタイトルを手にした。

この優勝により、男子選手で初めてジュニア、シニアの主要国際大会を制覇する“スーパースラム”を達成。

これまでの輝かしい戦績に、新たな1ページを加えた。

2020年四大陸選手権の見どころはコチラ

孤独のなかで自分と向き合った2020-2021シーズン

2020年全日本選手権でショートプログラム「Let Me Entertain You」を披露する羽生結弦選手

新型コロナウイルス感染拡大の影響でカナダへ入国できず、コーチ不在での練習を強いられた2020-2021シーズン。

ウイルスが依然として猛威を振るう状況の中、感染リスクなどを考慮しグランプリシリーズの欠場を選んだ羽生選手。

葛藤の末出場を決めた初戦の全日本選手権では、ショート、フリーともに新プログラムを披露。 10か月ぶりの実戦とは思えない圧倒的な演技で会場の空気を掌握すると、国際スケート連盟(ISU)非公認ながらその時のシーズン世界最高得点で優勝。5年ぶり5度目のチャンピオンの座に輝いた。
その後3度目の優勝を狙い出場した世界選手権。ショートで堂々の首位に立つも、フリーでジャンプが乱れ、総合3位に。とはいえ、鍵山優真選手とともに、来る北京オリンピック出場枠最大の「3」を確保した。
シーズン最終戦は、「誰かの光になれるように」という思いで出場を決めた国別対抗戦。チームの銅メダル獲得に貢献し、大会後のエキシビションの練習中には、4回転アクセルへのトライも見せた。
このシーズン、北京オリンピック出場を目指すかどうかについて明言はなかった。
すでにオリンピック2連覇という歴史に残る偉業を達成しているからには、ただ思い描く4回転アクセル成功への道を歩んでほしいという気持ちがありながらも、『SEIMEI』の系譜を引く、最高のプログラムを携えて迎えるオリンピックシーズンに、否が応でも周囲の期待は高まった。

いざ前人未到の大技へ。2021-2022シーズン

2021年フィギュアスケート全日本選手権での羽生結弦選手
2021-2022シーズンのショート「序奏とロンド・カプリチオーソ」

オフシーズン中は精力的にアイスショーに出演し、幕を開けた3度目のオリンピックシーズン。
初戦はグランプリシリーズNHK杯を予定。「4回転半をNHK杯で決めたい」と明言していたが、直前に右足を負傷し、出場を断念。続くロステレコム杯も棄権を余儀なくされた。

結果的にこのシーズンも初戦となったのは全日本選手権。オリンピック代表選考会も兼ねた特別な大会である。

本番を前に、初めて北京オリンピックを目指すことを明言。覚悟を決めた勝負師が挑む、8か月ぶりの実戦。注目は新ショートプログラムのお披露目と、フリーでの4回転アクセル挑戦だった。
ショートはピアノにのせて美しく舞う
「序奏とロンド・カプリチオーソ」。羽生選手のピアノプログラムといえば、オリンピック2連覇に導いた、傑作中の傑作『バラード第1番』があり、ピアノの旋律と溶け合った演技の素晴らしさは、すでに世界中が知るところ。
しかし、今大会の銀盤の上で羽生選手が披露したのは、“溶け合う”というよりも、むしろ曲を支配し尽くすような、恐ろしさすら感じさせる迫力の演技だった。
冒頭の4回転サルコーは、4.57点の加点がつく出来栄え。残る2つのジャンプも完璧でシームレスな着氷。「音楽の解釈」では、満点の評価を得た衝撃的な“初演”だった。

2021年全日本選手権での羽生結弦選手
2021-2022シーズンのフリープログラム『天と地と』

スケートファンのみならず、全世界が固唾をのんで見守ったフリー。

冒頭の4回転アクセルは両足着氷となり惜しくも認定されなかったが、その後は“越後の龍”上杉謙信が降臨したかのような圧倒的な演技を披露。

4回転アクセルは、回転が足りずダウングレードと判断され、その成功は北京の大舞台へと持ち越されることになったが、結果は、ISU非公認記録ながら、ショート、フリー、総合ともにシーズンの世界最高得点で優勝。3度目のオリンピック代表の座を手にした。

4回転アクセルはもう夢ではなく、現実に。そして新たな武器に。
いざ決戦の地へ。唯一3連覇の権利を有する絶対王者が北京へと向かう。

様々な顔をもつ羽生選手。
そのギャップが人気の秘密!

羽生結弦(はにゅうゆづる)

これまで様々な偉業を達成してきた羽生選手。

その人気はワールドワイドで、出場するショーや試合には世界各国からファンが押し寄せる。世界中から愛される魅力の秘密は、圧倒的な技術と表現力だけではなく、そのギャップ。

演技中は鋭い目つきで高難度の構成を次々と決めながら、演技後、得点結果を待つキス&クライでは、相棒のプーさんのティッシュケースと戯れる姿を披露。

アイスショーでは、フリルのついた美しい衣装で、客席を煽るような男らしい姿を見せ

るなど、その振れ幅に虜になってしまうファンも多い。

また、アニメやゲームにも造詣が深く、大好きだというアニメ『東京喰種』で主人公の声優を務める花江夏樹さんのラジオに出演したことも。試合の練習直前には、某アニメの主題歌を口の動きで曲が特定できるほど、大胆にエア熱唱している姿も話題に。

羽生結弦(はにゅうゆづる)

今シーズンのプログラムは?

SP:「序奏とロンド・カプリチオーソ」

FS:『天と地と』

全日本選手権で初披露されたショートプログラム。曲は以前からいつか使ってみたかったというカミーユ・サン゠サーンスの「序奏とロンドカプリチオーソ」のピアノバージョン
バイオリンの演奏が有名なこの曲をあえてピアノ曲にアレンジしたのは、そうすることで「自分らしくなるのでは」と考えたから。編曲・演奏は、以前アイスショーで「春よ、来い」の伴奏を務めて以来交流のある、清塚信也さんに依頼。
振付には、羽生選手の数々のショートプログラムを手掛けてきたジェフリー・バトルに加え、フリープログラムを担当してきたシェイリーン・ボーンも参加。コーチ陣にもアドバイスを求めた
というこのプログラムは、これまで羽生選手のスケートをともに作り上げてきた賢者たちのアイディアが結集したスペシャルな作品。
どこまでも静謐な空間に身を置き、暗闇で光を模索するようにスタートする前半。後半に向かうにつれ旋律は激しく、力強くなり、それに呼応するかのようにステップも激しくなる。最後は無我夢中で何かを掴み取るかのようにフィニッシュ。静かな冒頭から大地を震わすエネルギーで圧倒するラストまで、一瞬の隙もない構成。新型コロナウイルス感染症拡大以降、一人で孤独にフィギュアスケートに向き合ってきた日々を昇華するようなプログラムとなっている。
フリー『天と地と』は昨シーズンより継続、昨年の初披露時点ですでに完成されていた珠玉のプログラムに、今季は4回転アクセルが加わった。帯や手袋も紺から黒になるなど衣装全体もブラッシュアップ。
注目すべきは、人類史上初の大技が入っても尚、プログラム自体の完成度は変わらないこと。すべてのジャンプがプログラムに溶け込んだシームレスな演技で唯一無二の世界観を見せてくれる。

これまでのプログラムは?

2020年全日本選手権でフリープログラム『天と地と』を披露する羽生結弦選手
2020-2021シーズンのフリープログラム『天と地と』

【2020-2021シーズン】
SP
:「Let Me Entertain You」

FS:『天と地と』

例年通り、ショートはジェフリー・バトル、フリーはシェイリーン・ボーンが担当、リモートで振付指導を行った。

ショートは「Let's Go Crazy」以来、4シーズンぶりとなるロックナンバー。オールバックのヘアスタイルに上下黒の衣装に身を包んだ姿は、さながらロックスターのよう。自分でアレンジを加え、試行錯誤しながら完成させたというプログラムには、「パリの散歩道」でもお馴染みのへの字のようなポーズをとって滑るランジ、通称“へランジ”や、音楽にぴたりとはまったトリプルアクセルからのハイキックなど、見どころが盛り沢山。アップテンポのメロディに合わせて会場を一体化させるようなエンターテイメント要素満載のプログラムとなっている。


『SEIMEI』に続き和を基調としたフリーは、故・冨田勲さんが作曲を手掛けた大河ドラマのオープニングテーマを使用。戦国武将・上杉謙信の半生を描いた作品『天と地と』を序盤と終盤に、『新・平家物語』を中盤に使用する形で編曲されている。

「義」を重んじ、戦いに生涯を捧げた謙信。その生きざまを弦の音色がドラマティックに描き上げ、自分の進むべき道を貫く姿勢や、確固たる価値観が羽生選手自身のスケートに対する思いと重なる大作

羽生結弦 origin

SP:秋によせて
FS:Origin

昨シーズン怪我で試合数が少なかったことと、完璧な演技ができていなかったことを理由に、昨年のプログラムを持ち越し。ショート・フリーともに完璧な演技で、“パーフェクトパッケージ”の完成を目指す。フリーでは、ヴァイオリンを弾くような振付が追加されるなど、さらに芸術性を増した演技にも注目。
これまで数々の"不可能"を”可能”にし、伝説を残してきた羽生選手。今季は人類がまだ到達したことのない“4回転アクセル”という大技の習得に期待が高まる。

羽生結弦

SP:バラード第一番
FS:SEIMEI

2020年四大陸選手権より、ショート、フリーともに平昌オリンピックの時のプログラムに変更。
フリーは平昌の時より30秒演技時間が短縮されているため、印象的なシーンは残しつつ、その分ジャンプの助走を大幅に削った構成。さらにジャンプの難易度も大幅に上げ、史上最高の「SEIMEI」の完成を目指す。

シーズンの成績

 2020-2021

  • ● 全日本選手権 優勝
  • ● 世界選手権 3位
  • ● 国別対抗戦 SP2位/FS2位

 2019-2020

  • ● オータムクラシック 優勝
  • ● 【GPシリーズ】スケートカナダ 優勝
  • ● 【GPシリーズ】NHK杯 優勝
  • ● 【GPシリーズ】グランプリファイナル 2位
  • ● 全日本選手権 2位
  • ● 四大陸選手権 優勝
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    羽生結弦vsネイサン・チェン★ 2大スターの熱き戦い&結果まとめ【フィギュアスケート男子】

    お互いを称え合い、ときにはよきライバルとしてフィギュアスケートのレベルを押し上げ、その歴史を更新し続けてきた二人。 シーズン前半の大舞台。今年はトリノで開催されるグランプリファイナル。アメリカのネイサン・チェン選手にとっては3連覇、ケガにより3大会ぶりの出場となる羽生結弦選手にとっては、5度目の王者の座をかけた重要な一戦となる。 二人の直接対決は2019年3月に開かれた埼玉での世界選手権以来、約9か月ぶり。全世界が注目した、会場のさいたまスーパーアリーナが燃えつくされるほどの熱い戦いをおさらい。

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