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フィギュアスケート
2020.03.04更新日:2020.12.03
フィギュアスケートのシーズンの区切りは7月1日から6月30日。 3月下旬にシーズンの集大成である世界選手権が終わると、シーズンオフに入る。 9月に入るとチャレンジャーシリーズが始まり、いよいよ本格的にシーズンが開幕。 ここでは、知っているようで知らない大会の流れや、各大会の位置付けをレクチャー!
13歳~19歳までのジュニアの選手が出場するグランプリシリーズで、7か国で開催。 総合ポイントの上位6選手が出場できるジュニアグランプリファイナルは、シニア(15歳以上)のグランプリファイナルと同時に開催される。
※ペア・アイスダンスは13~21歳まで
9月から各国で開催される10大会の総称で、選手自身がエントリーを決める。各選手にとってシーズンの初戦となることがほとんどで、新プログラムや衣装のお披露目なども多く、注目度が高い。オータムクラシック、ネーベルホルン杯などがこれに当たる。
日本、北米、欧州の3つのチームで戦う団体戦。 各チームは、プロ・アマチュアを問わず、男女シングルスケーター各2名ずつ計4名で構成。プログラムはフリースケーティングのみで、4人の総合点で順位が決定される。
6か国で開催される、シーズン前半戦のメインとなる大会。 ISU(国際スケート連盟)が、世界のトップ選手たちを各試合にアサイン。前シーズンの世界選手権上位6選手(組)は、2大会出場することができる。 各大会の順位に応じたポイントの合計上位6名(組)が、グランプリファイナルへの出場権を獲得できる。6か国のうち、日本で開催されるのがNHK杯。
各国で開催される国内選手権。 ここでの成績により、四大陸選手権、世界選手権に派遣する選手が決定される。
日本のトップ選手たちが一堂に会する国内選手権。前シーズンの全日本選手権でのメダリストは、シードとして出場。さらに地方の予選を勝ち抜いた選手たちに出場権が与えられる。 この大会の成績をふまえて、四大陸選手権、世界選手権の代表選手が決定される。 オリンピックシーズンにはその選考会も兼ねているため、各選手にとって非常に重要な意味をもつ大会である。
ヨーロッパ、ロシアを除く国と、アメリカ、アジア、アフリカ、オセアニアの4つの大陸の選手を対象とした大会。 オリンピック、世界選手権に次ぐ権威がある。
ヨーロッパ、ロシアの選手を対象とした大会。 四大陸選手権と共に、オリンピック、世界選手権に次ぐ権威がある。
世界選手権と並び、シーズンで最高峰の大会。 個人競技の他、男女シングル、ペア、アイスダンスで国ごとに戦い、順位をポイント付けしてその合計点で競う団体戦がある。
ジュニア(13歳~19歳まで)の選手が出場する国際大会の中では最も重要な大会。 この大会に出場した選手がオリンピック、シニアの世界選手権に出場することも可能。
シーズンのクライマックスに開催される、オリンピックのない年では、最も大きな大会。優勝者は「世界王者」と呼ばれる。
2009年から始まった大会で、世界ランキング上位6か国が参加し、男女シングル、ペア、アイスダンス4種目の総合成績で争う団体戦。 コスプレや応援合戦など普段の大会では見られない選手の姿を見ることができるのも、楽しみのひとつ。
この後、選手はシーズンオフに入り、その間は、新プログラムの制作、新しい技の習得など、次のシーズンに向けた準備に専念。海外に合宿に出かけたり、アイスショーに出場したりする選手も。
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