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映画&ドラマ&舞台
2024.12.13更新日:2025.02.06
ピュアな気持ちの行き先は——
年を重ねるにつれて一歩踏み出すことに臆病になるのが大人の恋。だけど、それでも人を好きにならずにはいられない瞬間がある。そんなピュアな恋模様を描いたドラマ『私たちが恋する理由』で共演中の二人が打ち明けてくれた、恋の話。そして、いくつになってもピュアであり続けることの大切さについて。
二人の恋愛観をチェック! 結果は、"大人の余裕アリ"と"猪突猛進"!?
告白するならまっすぐ、自分から
——つき合う前から別れた後のことを考えてアプローチできなかったり、周りの目を気にして本当の気持ちを隠してしまったり。ドラマ『私たちが恋する理由』で菊池さん演じる黒澤課長と、りんくま演じる部下の葵は、そんな大人の恋ならではの壁を乗り越えながら、少しずつ距離を縮めていく。では、29歳と23歳の二人のリアルな恋愛観は? 劇中で黒澤課長と葵に訪れる局面にちなんだ質問で、そのピュア度をチェックしてみることに。最初の質問は、しらふで告白できますか?
菊池 できます。だって、できるもん(笑)。お酒の力を借りるという選択肢がないです。
久間田 私もできます。そのほうが、相手に気持ちがちゃんと伝わるかなって。自分が告白される側ならしらふのほうがうれしいから、そうしたいなっていうのもあります。
菊池 俺は、酔った状態で告白されても、可愛いなとも思う(笑)。
久間田 なんでもあり(笑)?
菊池 全然あり(笑)。でも、基本的に俺から告白したいですね。
久間田 ふふっ(笑)。
菊池 いや、今の全然笑うところじゃないからね(笑)。
——では、自分にだけ優しい人がいい? それともみんなに優しい人がいい?
菊池 みんなに優しいほうがいいんじゃないの? 俺は、友達とかにも紹介したいですね。
久間田 じゃあ、友達に「いい子だよね」って言われることも、うれしい?
菊池 うれしい。
久間田 私、これはすっごい悩みどころかもしれないです。けっこう迷う。
菊池 へぇ〜、そうなんだ。
久間田 どうだろうな〜? でも、他の人に冷たいのもなって思うから、みんなに優しいほうがいいです。ちょっとはヤキモチやいちゃうかもしれないけど。
菊池 か〜わ〜い〜い〜。
久間田 モヤモヤしたら、遠回しにだけど相手に言っちゃうと思います。
菊池 か〜わ〜い〜い〜。
久間田 えっ、ヤキモチやかないですか?
菊池 俺はやかないね。大丈夫。
久間田 自信ありますね。すべての発言に迷いがない。
菊池 29ちゃいだから♡
久間田 ちゃい(笑)?
好きな人が弱っていたら後先考えず会いに行く
——恋人が風邪をひいた時、後先考えずにお見舞いに行ける?
久間田 行けます!(即答)
菊池 仕事中でも?
久間田 あ、仕事のこと、すっかり忘れてた(笑)。でも、たぶん心配だから行っちゃうと思いますね。相手が一人暮らしだったら、食べるものとかいろいろ大変だろうし。風邪がうつっちゃったら、その時はその時(笑)!
菊池 俺は、仕事が終わったら行く。
久間田 大人ですね。大人だ。
菊池 だってとんでもなくない? 俺が「今日実は撮影できないです、お見舞いに行かなきゃいけないんで……」と言いだしたら。
久間田 たしかに(笑)。そう考えると、話は変わってきますね。
菊池 だから、しっかりとその日の仕事が終わってから行きます。
久間田 行かないわけじゃないんですね?
菊池 行く行く。風邪は……うつらない!
——告白はしらふでできるし、恋人が風邪をひいたらお見舞いにも駆けつける。二人とも、恋愛観はかなりピュア度高めと判明。
菊池 俺は相当ピュアですよ。でも琳加ちゃんの回答を聞きながら、よりピュアだなとは思っていたけど。みんなに優しい人がいいかどうかで迷うところとか、「お見舞いに行きます!」と即答できるところとか。
久間田 猪突猛進タイプ(笑)。それってピュアなんですかねぇ?
菊池 ピュアだよ、絶対ピュアじゃん。
久間田 菊池さんの恋愛観は、ちょっと大人でしたね。29ちゃいの余裕を感じました。
菊池 29ちゃいになるの、あっという間だよ? 「また言ってるよ」と思ったでしょ?
久間田 はい(笑)。
菊池 こんなセリフ絶対言いたくないと思っていたけど、本当にあっという間だから、伝えておきたい!
Profile
●きくち ふうま 1995年3月7日生まれ、東京都出身。timeleszのメンバー。27thシングル『because』が発売中。『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』『ニノさん』『何か"オモシロいコト"ないの?』など多数のバラエティ番組に出演している。
●くまだ りんか 2001年2月23日生まれ、東京都出身。ノンノ専属モデル。映画『おとななじみ』『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』で主演。今年ドラマ『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』に出演するなど俳優としても活躍。
Information
2025年1・2月合併号掲載
Staff Credit
取材・原文/吉川由希子 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス