ナイチンゲールというと、名前は知っているけど「たしか白衣の天使の人だよね」「小学生のときに読んだような……」くらいの人がほとんどなのではないでしょうか。伝記ってなぜか子どものときしか読まないですよね。
私もそのレベルの知識しかないまま読み始めたのですが、これがとんでもなくおもしろかった~! 文章がユーモアたっぷりで落語か何かを聞いているように読みやすいし、読めば読むほど「この人ヤバすぎる……!」と夢中になってしまいました。
看護職志望の人には特に読んでほしいけど、そうでなくても「何のために人を助けるのか」って、誰にとっても気になるテーマですよね。でも「何のためとか関係ない! 助けを必要としている人がいたらやるんだ!」って強く信じて実践していた彼女はほんとうにアツくてかっこよくてしびれます。最近情熱が足りてないという人、ぜひ彼女の激しい炎に触れてみて。