iPhone撮影テク 超基礎編! 写真は【光の向き】と【ズーム機能】で完成度が変わる

2021.12.20

「光の向き」で印象操作!

  • 順光

  • 逆光

  • サイド光

ヘルシー&フレッシュな印象なら「順光」で撮影!
左側の写真が順光。被写体の正面(カメラ側)から当たる光のことで、撮影者は「背中を太陽に向けて撮る」と覚えよう。被写体に影ができにくく、肌や服の色&形がはっきり正確に写るのが最大の特徴。太陽の光が強いほど鮮やかさがUP! ただし同時に眩しさも上昇するので、被写体は眩しさをガマンする必要が。休憩しつつやってみよう♡


ナチュラルでやわらかい印象なら「逆光」で撮影!
中央の写真が逆光で、被写体の背後から当たる光を指すよ。逆光の撮影方法は、撮影者が「カメラを太陽側に向ける」こと。写真全体に白いもやがかかったような仕上がりになり、ふんわりとした雰囲気に♪  朝や夕方の時間帯を狙うと”ゴースト”と呼ばれる虹のような光(
写真左下にあるもの)も出現しやすい!


ニュアンスあるおしゃれな印象なら「サイド光」で撮影!
右側の写真がサイド光。名前の通り、被写体に横から光があたっている状態だよ。影が出やすく、立体感を際立たせるのに効果的。
影と光のメリハリが絶妙なニュアンスを生み出すから、服の素材感も表現しやすい。ただし影が強く出すぎると、表情が暗〜い印象に。その場合は被写体に動いてもらうOR撮影位置をずらして、影のバランスがベストな角度を見つけて撮影するとカンペキ。

写真のクオリティを爆上げする「ズーム機能」を知るべし!

ポップに盛るなら”0.5倍”がイイ♡
iPhone11以降に搭載されてるズーム機能で注目すべきが、0.5倍にズームアウトできること。使い方は、画面上の「1x」をタップ→スライドバーの数値を0.5に設定して、より広い範囲が撮影できる「超広角カメラ」モードにスイッチ(機種やOSによって「.5」表記の場合などもあり。試してみてね)

「超広角カメラ」の特徴は、レンズの近くにあるものをより大きく、遠くにあるものをより小さく写す”広角”の度合いが大きいこと。主に風景などを引いて撮影するための機能だから、人や物に思い切り寄るとゆがみが発生! そんなゆがみを活用すると、魚眼レンズっぽいインパクトを演出することが可能に。

左の写真は、被写体を斜め上から撮影。カメラに近い顔が拡大されて、遠い足もとがぐんと小さくなることで、不自然な奥行きが誕生。右の写真はアイスクリームにぐっと寄って撮影し、アイスクリームを巨大化!

ズーム機能を使わなくとも「写真の真ん中に顔」でクオリティUP!

ちなみにiPhoneのカメラは標準モードでも、一眼レフなどのカメラと比べて広角作用が強めって知ってた? 写真の端がゆがむ傾向=写真の中央が一番ゆがみにくいから、顔をキレイに写したい場合は、この写真のような構図がおすすめ!

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神戸健太郎さん

神戸健太郎さん

女性誌を中心に活躍するほか、オンラインサロン「アマカラ写真部」を運営し、個人や企業向けに写真講習も行う。各SNSも大人気なので、Instagram・Twitter・TikTokで@kanbepoutyをぜひ検索して!

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