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旅行&おでかけ
2024.07.28
国内旅行も海外旅行もきほんのきを全網羅!
旅する時に知っておきたいコト・モノ全部
これから旅に出る人は必見! 国内外の旅を安心して、100%楽しむために押さえておきたいポイントをプロが徹底解説!
株式会社LCL メディア企画部 池田七菜さん
バス比較サイト『バス比較なび』を運営するLCLに勤務。高速バスの最新事情に精通。
株式会社JTB 浦和パルコ店 ロイヤルスタッフ 岡澤やよいさん
専門的な旅の知識を持つ、少数精鋭のロイヤルスタッフとして活躍。自身も月1回は旅を。
旅にまつわる
いろんなQ&A金銭面や治安のこと、出発前に浮かび上がってくる素朴な疑問を解決。不安を取り除いて、充実したストレスフリーな旅にしよう!
Q 旅行の時、 友達とのお金のやりとりが大変! 何かいい方法はありませんか?
A 全員で一つの財布に同額を入れて使えばフェアに
「共通財布を作り、同額を入れて飲食代や交通費を支払うとよいです。余ったお金は人数で割って返すとよいでしょう。特に海外の場合は、為替レートが日々変化するので、どちらか一方がクレジットカードで支払って、後で精算するよりも、この方法がイチ押しです」(岡澤さん・以下同)
Q 渡航先でパスポートをなくしてしまった時はどうすれば!?
A 各国にある大使館や総領事館へ。なくさないように細心の注意を!
「海外にてパスポートを紛失したら、大使館または総領事館に、必要書類を持参します。①紛失一般旅券等届出書、②現地の警察署が発行した紛失届、または消防署等の発行した罹災証明書、③6か月以内に撮影された顔写真、④本人確認や滞在資格を証明できるもの、です。詳細は、外務省の公式サイトをチェックしましょう」
Q クレジットカードなどでのスキミング対策には何をするのがおすすめですか?
A スキミング防止グッズの使用やカードの利用通知を設定しておく
「特殊な装置でカード情報を抜き取るスキミング被害にあわないためには、スキミング防止の財布やカードといったグッズを活用しましょう。また、クレジットカードは、利用したらリアルタイムで通知がくる設定にしておくと不正利用の早期発見ができます」
財布に入れたり、パスポートのICチップのページに挟んだりして使用。
(右)スキミング防止カード 非接触ICカード用¥1100・(左)スキミング防止カード ICパスポート用¥1320/TTC(コンサイス)
Q 旅行先で体調不良になってしまった時の対処法が知りたい!
A どこへ行くにも常備薬は必携。海外で病院にかかる場合は提携先へ
「頭痛薬や胃薬、酔い止めなど常備薬はひと通り持っておくと安心です。もし、海外旅行中に病院にかかる必要が出てきた場合は、保険会社に連絡し、提携病院を利用しましょう。それ以外の病院にかかると高額請求を受けるので注意してください」
Q ロストバゲージにあったらどうしたらいいですか?
A 持ち物の位置が分かる紛失防止トラッカーを仕込む
「手荷物紛失にあったら、まずは航空会社のカウンターに問い合わせを。そこで見つからない場合は、補償や今後の手続きについて確認してください。手荷物受取所での取り違いによる紛失を防ぐために、スーツケースには目立つベルトやタグをつけましょう。また、紛失防止トラッカーをスーツケースの中に仕込んでおくとよいですよ」
(右)カラーアクリルベルトGS¥1760/トレードワークス(ゴーウェル) (左)タグ型(約3.7cm)の紛失防止トラッカー。AppleとAndroid、両端末に対応。Eufy Security SmartTrack Link¥2990/アンカー・ジャパン カスタマーサポート
Q 家族旅行以外の旅行初心者です。ファーストトリップに最適な観光地を教えてください.
A 海外なら近場で時差もあまりないソウルや台北がおすすめ!
「海外旅行の場合は、飛行機で約2時間半〜4時間で行ける近隣国がおすすめです。人気の韓国・ソウル、台湾・台北、グアムは、日本人観光客が多いため安心して巡ることができると思います。また、飛行機の本数が多いため、アクセスしやすい点も魅力です」
Q 学割を使っておトクに旅行がしたい! おすすめの予約方法はありますか?
A 旅行会社の展開する学生向けプランがおトク!
「旅行会社が展開している学生向けの商品を要確認。近年、円安の影響で航空券やホテルの価格が高騰しています。海外旅行をする場合、滞在費も気になるところ。現地オプショナルプランなども旅行会社を通して予約したほうが、事前に日本円で決済されるため、為替変動の影響を受けずに手配できます。学生向けプランが続々と発売される10月からが情報の仕入れ時です!」
2024年9月号掲載
Staff Credit
撮影/三浦晴(岡澤さん分) 坂田幸一(物) スタイリスト/小林優奈 イラスト/Reika Nakamura 取材・原文/海渡理恵 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス