今月の彼氏

駒木根葵汰さんと秋の音楽を楽しむレコードショップデート。まっすぐなまなざしに射抜かれる注目俳優にいろいろ聞いてみた!【連載「今月の彼氏」ウェブ限定版】 

2026.09.18

今月の氏。駒木根葵汰

KIITA KOMAGINE

人気の俳優さんとのデート気分が味わえる連載「今月の彼氏」。今回のお相手は、話題作への出演が続く俳優・駒木根葵汰さん。本誌に載せきれなかった未公開カットをweb限定インタビューとともにお届けします!

駒木根葵汰さんと秋の音楽を楽しむレコードショップデート_1

そうなんです。祖母の家にLPレコードがたくさん置かれていたこともあって、“いつか自分もレコードに触れてみたい”と思っていました。6年ほど前に、満を持してレコードプレイヤーを購入したんです。

“レコードが持つ不便さ”ですかね。今は、音楽を選ぶのも聴くのも全部、スマホ一つあれば完結するじゃないですか。わざわざお店にレコードを探しに行って、数多くある中から1枚を選んで買って、プレイヤーにセットして聴くという、便利な時代とはかけ離れたステップが好きです。

最近は、朝の支度をしている時間にレコードをかけるのが心地よくて。朝って、どうしても忙しなく過ごしてしまいがちだと思うんです。そこにレコードで音楽を流す時間を取り入れるだけで、なんだか優雅な気分になれます。 

 

駒木根葵汰さんと秋の音楽を楽しむレコードショップデート_2

もちろん大好きで、今は開拓の時期! 毎週変わっていくヒットチャートをジャンル別に流すのにハマっています。ヒップホップ、ポップス、ジャズ、スパニッシュ……と、かわるがわる聴いていく中で、素敵な音楽と出会えるのが楽しいですね。

最近の注目アイテムは、ヴィンテージのバンダナ。ファッションのアクセントになるので、何枚か持っています。この前、気になっていたブランドの1950年代のバンダナをオークションで見つけて。「デッドストック+未使用品」ということもあり、いいお値段がついていたんですが……気づいたら入札していた自分に驚きました(笑)。

はい(笑)。入札後にいったんそのページを閉じて、オークションが終わる頃に恐る恐る開いてみたのですが……出品者の方の思うような値段に達しなかったのか、その出品自体が取り下げられていました。

そうみたいです。僕はもともとの金額でもちょっとビビっていたのに! だから、古着の世界は簡単に手を出しちゃいけないなと学びました。レコードでも、けっこうな金額がついているものもありますし。ハマるならちゃんとその世界のことを知ってからがいいなと改めて感じた出来事でしたね。

 

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レコードショップは“木のラック”のイメージがあるので、そこに合わせられたらと思ってほんのりレトロで暖かみのあるアイテムを選びました。レコードが初めてのデート相手でもリードできるような大人っぽさも意識しつつ(笑)。

先ほどもお話ししたバンダナですね。普段から帽子をかぶることが多いのですが、夏は汗をかきやすいし、洗いにくいのがたまにキズで。帽子をかぶる前にバンダナを巻くようになって、最近はもはやバンダナ1枚でもいいや、と。洗濯もしやすくてすでに7枚持っています。あとは、好きな映画のロゴやキャラクターがあしらわれたTシャツを集めるのにもハマっています。ちなみに今日の私服は、映画『ハングオーバー!』のデザインです。

秋に限らなくてもいいのですが、おみそ作り。料理をするのが好きで、少しずつ知識も増えた結果、調味料を自分で作ってみたくなっています(笑)。調味料は奥が深いですが、おみそ汁をほぼ毎日飲んでいるので、自分でみそから作れたら楽しいかなと思っています。

醤油麹か塩麹ですかね。鶏肉を麹につけて冷蔵庫に寝かせておくだけで、格段においしくなるので、オススメです。 

 

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そこはまったく気にしないです。相手が僕の趣味に興味を持って質問してくれたら答えますし、興味がなければ放っておかれても全然平気(笑)。お互いが自分の時間を大切に自由に過ごし合える関係が理想なので。好きなタイプもあまり具体的にはないんです。強いて言うなら、人に優しくて、「ありがとう」と「ごめんね」が言える人。誰にでもできることだと思いがちですが、意外とそうでなかったりするんですよね。

最近は、“突き詰めること”に楽しみややりがいを感じています。正直、どんなに一生懸命取り組んでも“100%できた!”と思えることはなくて。あとから振り返った時に“もっとできたな”と反省することばかりです。でも、その天井のなさがこの仕事を続けるモチベーションにつながっているのかもと思います。

苦しいです! だからこそ、そんな難しさに向き合っている自分を誇らしく感じる瞬間もあります。

自分が演じる役が「分かれ道にぶつかった」時に、右に進んだ場合と左に進んだ場合のことを、それぞれ細かく考えていきます。突き詰めていくことで、自分の中に役の本質を落とし込めていける気がするんですよね。

 

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たくさんいらっしゃいますが、特に忘れられないのは『機界戦隊ゼンカイジャー』で共演した榊原郁恵さんです。朝の情報番組に出演されていたと思ったら、その直後にはもう撮影現場にいらっしゃって。朝から晩まで撮影をしていた日でも、ずっと笑顔で明るく現場を和ませてくださったことが印象に残っています。そういう方がいらっしゃるだけでチームの関係もよくなりますし、1年という長丁場の撮影期間を通して、そのありがたみを感じていました。なかなか難しいことだけれど、僕もそうありたいと思っています。

視聴者の方に支持していただいてこそなので、ものすごくうれしいです。いい意味で、この作品には“続いていくことへの責任感”みたいなものはなくて。というのも、僕にとってものすごく特別な作品で、もはやバケーションをいただいているような感覚すらあるんです。スタッフの方とのコミュニケーションもとてもスムーズで、現場はまるで家族のような空間。シーズン3にはその空気感が1・2以上に映像に表れていると思いますし、より洗練されたスローライフがお届けできると思います。

この現場にしかない光景、雰囲気だらけですね(笑)。例えば、僕が料理を作っているシーンを撮っていて、カットがかかって「お昼休憩に入ります」と言われてからもずっと料理を作り続けるんです(笑)。そのまま揚げ物を作って、みんなが昼食を食べているところに持っていって、一緒に食べて……みたいな。リラックスした、温かさを感じる場所です。

 

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はい。ロケ地・静岡の周りを取り囲む大自然も本当に心地よくて。撮影場所の脇に流れている用水路が富士山の湧水なんです。手を突っ込むとキンキンに冷えていて、最高! この前は、僕が長くお世話になっているラジオ番組の作家さんも遊びにきてくれて、もはやもう一つの実家のような場所になりつつあります(笑)。

一緒に撮影するシーンが多かった八村倫太郎と増子敦貴とは同い年で、プライベートでも仲がいいんです。そんな気の置けないメンバーと集まって映画を撮ることは、すごくワクワクして楽しかったです。撮影の合間は、2人掛けの小さいソファに3人でぎゅうぎゅうにくっつきながら寝ていました(笑)。

クランクインしてからアップするまで、“満足できた!”と心から思えるようなお芝居ができたらいいなと思います。やりがいとしてお話ししたこととは真逆ですし、無理かもしれないという気持ちもありますが、その目標がある限り、この仕事を僕はずっと楽しめると信じています。

 

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“今月の彼氏”という連載名を聞いて“1か月だけの彼氏なんだ……”と思いました(笑)。僕としては一生を共にしてほしい気持ちですが、また僕に戻りたくなった時がきたら、その時はいつでも受け入れる気持ちでお待ちしております。 

 

Profile

駒木根葵汰

俳優・モデル

2000年1月30日生まれ、茨城県出身。2018年より芸能活動を開始し、2021年には『機界戦隊ゼンカイジャー』(テレビ朝日系)で初主演を果たす。出演している映画『ホーム スイート ホーム』が現在全国公開中。主演を務める人気ドラマシリーズ『天狗の台所 Season3』(BS-TBS)が10月1日(木)よりスタート。ラジオ『ココはきいタウン1丁目』(文化放送・毎週土曜19時30分~)でパーソナリティを務めている。

Item Credit
ジャケット¥52800・パンツ¥40700/ENGINEERED GARMENTS トップス¥12100/VFジャパン(ティンバーランド) メガネ¥31680/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス(コーチ) ピアス/本人私物 ベルト/スタイリスト私物 

Staff Credit
撮影/田形千紘(TRON) ヘア&メイク/吉村健 スタイリスト/小西沙良 取材・文/上村祐子 web構成/𠮷川樹生

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