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音楽
2026.08.29
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今冬のCDデビューが決定したばかりの5人組グループ・KEY TO LITが有明アリーナで行ったライブ『KEY TO LIT Arena Tour 2026 NEO CLASSICS』の8月23日(日)の模様を2回に分けてレポート。2回目の本記事では、彼らの魅力あふれるライブを6つの注目ポイントに分けて紹介します!
伝統を守っていくことの覚悟を感じさせる荘厳なOvertureが終わると、「いくぞ有明ーー!!!」という猪狩蒼弥さんの叫びと共に音玉の特効が響き渡り、5人が登場! 白いシャツに赤いパンツというシンプルだからこそオーラと色気を放つ衣装で、『Act-Show』をスタンドマイクを使いながら披露! 目まぐるしくソロパートが変わる情熱溢れるリズミカルなショーナンバーで、会場中のボルテージを高めた。
曲終わり、壁を破る映像が流れると、ツアータイトル【NEO CLASSICS】の文字が映し出される。音がピタッと止まると、佐々木大光さんが「ファイヤー」と囁いて始まる中毒性あふれるメンバー紹介ソング『KITERETSU FIRE』がスタート。メンバーが振り乱す扇子の動きに合わせて客席のペンライトも揺れ動き、KEY TO LITのライブへと会場中を誘っていく! 自身が紹介されると、井上瑞稀さんは「有明、愛し合っていこうぜ」、岩﨑大昇さんは「いい日にしようぜ」、中村嶺亜さんは「めっちゃイチャイチャしようね〜♡」、猪狩さんは「愛してるよ!」、佐々木さんは「有明、ぶちあげていこうぜーー!!」とそれぞれがひと言メッセージをいうたびに歓声が!
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続けて猪狩さんのラップや佐々木さんのダンスパートなど個性も光るオリジナル曲『Burn Down』を炎の特効演出で披露。〝これがKEY TO LITのライブだ!!!!!〟と言わんばかりのパフォーマンスでライブを冒頭から全速力で盛りあげた!
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ブルーのストライプを基調とした衣装をまとい、『Be COOL』から始まるジャズコーナーは“アイドル=キラキラ”にとどまらないKEY TO LITの魅力が炸裂! 管楽器を中心としたバンドビートが印象的な『Be COOL』は、1つ1つの音にはめ込むようなダンスが心地いい。岩﨑さんのアカペラで始まる『華麗なる逆襲』もまた、ジャジーな楽器づかいの華やかな楽曲。強気な歌詞と軽快なメロディにどこか余裕を感じさせる彼らの表情が心を掴む。楽曲の強さはもちろん、彼ら自身がその曲の魅力をしっかりと理解し、丁寧に届けるパフォーマンス力も見事! 5人がまとうオーラを、ステージング力がさらに高めているようだった。ムーディーな雰囲気を自分たちの力で最高潮まで作り上げた中で披露したSMAPの名曲『らいおんハート』は、まっすぐに歌う姿だけでステージを成立させていた。
「まだまだ俺たちと騒ぎにいこうぜ!」と岩﨑さんが言って始まった『SUNRISE日本』では、途中でメンバーがステージからはけると、モニターにメンバーの幼少期の写真が登場! それぞれに面影を感じる写真を見ていると、小さな5人が英語でおしゃべりを始めた!? AI技術を使ったこの演出にリアル佐々木さんは、「うわぁ、しゃべってる!」と驚き! AIのばぶKEY TO LITから、口々に英語でしゃべりかけられた佐々木さんは「どうしよう、わからない……」とタジタジ。「Let’s Dance!」だけようやく聞き取れると「あぁーー! ダンスね! 俺、ダンスうまいもんな!?」と一緒に登場していたちびっこジュニアに声をかけ、「うまーい!!!!!」と大きな声で返され満足気な佐々木さん。再び5人でステージに登場! AI技術で動き出した幼少期の自身をバックダンサーに『SUNRISE日本』を歌いきった。
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3人と2人に分かれたユニットでの曲も披露! 岩﨑さん・猪狩さん・佐々木さんの同い年トリオは、ジャズのスタンダードナンバー『Mack the Knife』を披露。猪狩さんが、「デビューをひとつの通過点としながら、KEY TO LITはミュージカルとかショーにも力を入れていきたいグループではあるので、いつか“KEY TO LIT劇場”なるものを建てたいなっていう夢物語を話していた」と話す未来の姿を想像して、ワクワクするような演目! 歌い終わりたくさんの拍手を浴びる3人の視線の先には、白いネコ耳とふわふわのしっぽ姿の井上さんと中村さんが! 「ネコだ…」とざわつきつつ、「どこから来たんですか?」と問いかける3人。照れながら「にゃにゃにゃにゃ(横須賀)」と答える井上さんと、「にゃにゃにゃ♡(町田)」と全力でやりきる中村さん。「盛りあげてくれるのはKEY TO LITの年長者ふたり」と猪狩さんに紹介され『猫中毒』を披露! 特大ねこじゃらしをかけて、三輪車・玉入れ・ネットくぐりという障害物競争をする場面も。余裕で勝ちそうだった井上さんが中村さんを挑発した結果、中村さんが追い抜き勝者に! 「瑞稀ぃ、ざまあみろにゃー!」と、みごと特大ねこじゃらしをゲットしたのでした。
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ジュニアがピアノの音色で届ける『世界がひとつになるまで』から始まるのは、KEY TO LITがこれまで出演してきた事務所の舞台でも大事にされてきた、平和への祈り。『Triangle』ではセンターステージに登場した地球のモニュメントを、彼らが手のひらでやさしくふれるような演出も。スタンドマイクを使いながらの『Never My Love』では、「世界中の人が平和と愛で包まれますように」と、中村さんがメッセージを届けた。彼らがこれまで歩んできた道は長かったかもしれないが、その道のりの中で事務所の伝統をしっかり受け継いできたことを感じさせる演出。彼らが出演してきた舞台で平和への祈りと共に大事にされてきた和の要素を取り入れたコーナーも! 和傘を持ち和装で登場すると、ステージには講談机が。電飾扇子を使いながら、腕や手首を使ってみせる“タットダンス”で畳み掛けていく圧巻のパフォーマンスを見せると、その空気感のままKing & Princeの高難易度ダンス曲『ツキヨミ』へ。どんどんスピードアップするメロディラインに加え、力強い歌唱パートも最後まで続くこの楽曲を見事に歌い踊り切った。
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本編ラストにファンの方へ届けたひとりずつの挨拶では全員が、今冬のCDデビューを改めて報告。ファンへの感謝と、その先の未来への想いや覚悟を飾らない言葉で伝えた。
トップバッターの岩﨑さんは、「偉大な先輩がたがこれまでたくさんの人に影響といろいろな感動を、喜びをたくさん与えてきました。我々もその喜びを、影響を、感動をもらった人間です」と話し、記者会見でも言っていた「この事務所での“史上最高傑作”になる」という目標にも触れながら、デビュー発表時に言っていた「3年以内にドーム公演」への想いを。「これは俺たちキテレツとファンのみんなら、絶対に達成できると思っています。その時こうやってみなさんと光景を見られることを楽しみにしています。これからも末長くよろしくお願いします」
井上さんは、CDデビュー発表翌日のニュースで井上さんの紹介文が「山田涼介くんが好き」だったことに触れ、「ほかのみんなは歌とかダンスとかに触れられつつ、俺だけ山田くんが好き一本でここまでやってきた(笑)」と冗談まじりに笑いながらも「でもそれも間違っていない」と井上さん。「僕が8歳くらいのときに、音楽番組に出ていた山田くんに出会わなければ、憧れていなければ、僕は今ここにいないわけで。いろんな出会いの中で、本当に今ここに立てているんだと思います。そして、みなさんにも思っています。これだけ数多くの素敵な方がいる中で、僕と出会い、そして僕のそばにいつづけてくれたみんな。みなさんの人生の一部をあずかっている気持ちです。これからの人生をかけて、みなさんに恩返ししていこうかなと思います」
最近幸せだと感じることとして「メンバーとケータリングで食べているとき、開演前に幕裏で5人だけ抱き合っているとき、楽屋でみんなで物の貸し借りの言い合いをしているとき」と話したのは佐々木さん。さらにグループ結成時にメンバーから言われた「ありのままでいんだよ」という言葉が嬉しかったと振り返る。「この4人からいろいろなことを学んで、いろいろな刺激をもらっています。もっともっとKEY TO LITを上にあげられる力を身につけて、グループに貢献できるようにがんばります。これからもKEY TO LIT5人についてきてほしいです」
中村さんは「どんなときも俺のことを信じて応援し続けてくれたみんな、あなたがいることを俺は誰よりもわかっています」と、17年間のジュニア時代を支え続けたファンへの想いを。「これまでもこれからも、何をするときも俺が自信を持てる一番の根拠はみんな、あなたの存在です。これからもずっと手を取り合いながら、同じ歩幅で、大きな目標に向かって、いつまでもずっと一緒にいられたらうれしいです。これからもずっとよろしくお願いします!」
ラストの猪狩さんは、今年活動を休止した嵐のラストライブにもふれた。「最後のライブを観に行かせていただいたんですけど、とてもじゃないけど自分が歩いている先にいる方たちとは思えないくらい大きい背中で、いったい何がどうなったらこうなれるのか、まったくもって想像ができなかった」と、素直な気持ちを吐露。「でも僕はあの背中を見て、嵐さんからのメッセージが“君たちが次の嵐を目指すんだ!”だと思っているんだったらボンクラだと思う。僕はあの背中を見て“俺たちを越えてみろ”“同じ血が流れているお前たちが、俺たちを越えてみろ”と、そういうメッセージだと感じました。それが数々の偉大な先輩がたにできる最大の恩返しだと思っています。いつだって“俺たちならできる”と鼓舞しあいながら、ここにいる全員で俺たちだけの栄光をつかみにいきましょう」
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ライブの最初に猪狩さんが、「これが俺たちのジュニアとしての最後のステージです!」と言っていたように、今冬CDデビューが決まった彼らは、ジュニアを卒業。スタートラインに立つ前だったとも言える彼らが届けたライブは、どこを切りとっても“ステージに立ち続ける覚悟”が伝わってくる、希望と期待に溢れた公演でした!
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Staff Credit
撮影/詫間由佳 取材・原文/上村祐子 web構成/本誌編集部