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【Snow Man・岩本照】主演舞台は”ときめき”が魅力!【タイムトラベラーズ・ワイフ】

2026.09.06

Snow Manの岩本照さんが予測不能に時空を旅する主人公を演じるミュージカル『タイムトラベラーズ・ワイフ』に出演中。9月5日(土)~24日(木)まで東京・EXシアター有明、10月2日(金)~10月8日(木)まで大阪・オリックス劇場にて上演される舞台の、公演前に開催されたプレスコールと囲み取材会の様子をお届け!

タイムトラベラーズワイフ会見の様子
©Sachie hamaya

岩本照さんが時空を旅する魅惑のタイムトラベラーに!

今作の舞台のオファーを受けた時、「知ってる映画の作品だ!」と素直に嬉しかったという岩本照さん。『タイムトラベラーズ・ワイフ』は、アメリカで出版された同名小説が原作。2009年には映画化され、日本でも「きみがぼくを見つけた日」(邦題)として公開され、話題を集めた作品です。2023年にロンドン・ウエストエンドで初演されたミュージカルがついに日本初上陸! 岩本さんが演じるのは、ひょんなことからタイムトラベラーになってしまった図書館司書として働く青年ヘンリー。ある日、クレア(和希そら)という女性に出会い、彼女の過去へ何度も旅するうちに、ふたりの運命は深く結びついていきます。

自らの意思とは関係なく、時空を彷徨うヘンリー。夫婦となってもクレアの元にじっと立ち止まっていることはできないのがタイムトラベラーの切ない運命。予測不能な時間の移動には、次第に不穏な影が差し、ふたりの現在をも揺がしていく。時間に翻弄されながらも互いを選び続けようとするヘンリーとクレア。ふたりの愛は、“時間”に試される――。そんな愛と時間を巡る物語が、ミステリアスな世界観で描かれます。岩本さんと和希さんという美しい二人が生み出す化学反応は、鮮烈でドラマティックなものに。

ハッピーな瞬間やタイムトラベルの秘密を語る場面をプレスコールでお届け!

タイムトラベラーズワイフ結婚式のシーン
©Sachie hamaya

劇中の名シーンから3場面が再現されたプレスコールでは1幕のラストのヘンリーとクレアの結婚式のシーン「ハピネス」を公開! 記念すべきふたりの結婚式直前、タイムトラベルして姿を消したヘンリー。「私の人生はこれからずっとこんな調子なのね。彼を待ち続ける」とため息をつくクレアの元に「ごめん、待たせて!」と6年後から来たというヘンリーがギリギリで息を荒げながら駆け付けます。このシーンでは和希さんが純白のウェディングドレス、岩本さんが真っ白のタキシードをビシッと着こなし、盛装スタイル。「君のドレス姿がどれだけ美しかったか忘れていたよ」と、花嫁をうっとり見つめる場面も。

十字架に美しいステンドグラスが輝く教会で家族や友人たちが集まる中で、愛を誓い、指輪を交換する二人の姿は、幸せそのもの。キャストたちの祝福の歌声とキラキラのゴールドの紙吹雪が二人の煌めきの瞬間を彩ります。舞台セットが時計の針のように回る中、二人で見つめ合いながら手をとりあい、お姫様抱っこ。会えない時間も乗り越え、幸せを掴んだふたりのシーンではラスト、クレアが思い切りブーケトスを! 一度きりの人生でかけがえのない人と出会えた奇跡を感じさせるシーンに。

タイムトラベラーズワイフ結婚式のシーンで向かいあう2人
©Sachie hamaya

何の前触れもなしに過去と未来、あちこち時空を旅するのがヘンリーのタイムトラベル。子供のクレアとヘンリーの会話が描かれるのが2幕の冒頭のシーン「ジャーニーマン」。タイムトラベルがどんな感じなのか、興味津々に聞いてくる幼いクレアに「電流が走って体中の細胞が暴れ出すみたいな感じだな」と説明をするヘンリー。「この手のしびれ、疼きから始まるんだ…」と言うと岩本さんの体が高く宙に舞い上がり、軽やかにフライング! ミステリアスな音楽と共にソロで時間を彷徨うヘンリーの孤独を歌声で届けます。ここでは、まるでタイムトラベル中のように幻想的な空間に一変。岩本さんと同じ紺色のアウター衣装と同じものを着たドッペルゲンガーのような8人がダンサーとして現れ、岩本さんの分身が何人もいる状態に。岩本さんが一人高く担がれると、タイムトラベルする瞬間のビリビリと電気が流れるような音が鳴り響き、再びタイムトリップ。時間が交錯する不思議な瞬間を味わえる場面でした。

タイムトラベラーズワイフで宙を舞う岩本さん
©Sachie hamaya

そして、ヘンリーとクレア夫婦の間に生まれたアルバと親子3人で歌うナンバー「ビューティフルレインボー」も公開。こちらは2幕の中盤のナンバー。クレアとアルバが一緒にアートを楽しく作りながら、「こうやって何かを作るのは、時間を止めるためのもの」と、時を超えるものを生み出す面白さを母が娘に伝えます。「パパはタイムトラベラーなの?」とアルバが尋ねたタイミングで「やぁ、調子はどうだい?」と現れるヘンリー。この場面では、例え父が他の人と違っていても、「私たちは私たち家族だけのアートを作れるの」とアルバに教えるクレア。家族3人が顔を見合わせながら、ハッピーな雰囲気で歌ってダンス。手をとりあったり、指を鳴らしたり。幸せな風景が繰り広げられます。大勢のダンサーが出て来て、太陽や雲、雨や虹のプラカードを持って行進。岩本さんはカラフルなビニール傘を持ったり、扉を開けたり、幸せになれる可能性は無限大だと教えてくれる明るく多幸感溢れるシーンに。

タイムトラベラーズワイフの親子3人のシーン
©Sachie hamaya
タイムトラベラーズワイフのワンシーン
©Sachie hamaya

岩本さんが普段からタイムトラベラーのような日々を送っていることが判明した記者会見

タイムトラベラーズワイフ記者会見に登場した3人
©Sachie hamaya

EXシアター有明という最新鋭の設備を備えた劇場空間でくり広げるワンシーンをお披露目したプレスコール後は、フォトセッションへ。演出のウォーリー木下さん、岩本さん、和希さんの3人がステージ上に揃ったものの、カメラマン陣のホワイトバランス(色味調整)が未調整ですぐに撮影が始められない状況に。すると、「じゃあ、俺が紙を持ちますよ。これでいいですか?」と白い紙を自ら持って立つ機転を利かせる岩本さん。「大丈夫ですか?」とニコニコ笑顔で確認をして、フォトセッションタイムへ。岩本さんは紺色のロングアウターに紺色のタートルネック、スリムパンツと全身紺色、和希さんは全身エンジと劇中の華やかな衣裳で撮影。長身のお二人がワントーンコーデを着こなす姿は、スマートかつエレガント! 「ポーズあったら言って下さいね」とガッツポーズをしたり、手をリズミカルに振ったり。サービス精神旺盛な岩本さんなのでした。

タイムトラベラーズワイフ会見中の岩本さん
©Sachie hamaya

取材会では登壇した3人がまずは自己紹介。岩本さんは、「ヘンリー役を演じさせていただきます。岩本照です。お願いします」と胸に手をあてて紳士にご挨拶。まずは初日を迎える今の心境について、「いや~、いよいよ幕が上がるのかという楽しみな気持ちが一番大きいですね。ここに来るまで、すごくスピード感があって。作品自体が“時間”がテーマの作品なので、よりその作品のお陰なのか、稽古期間もすごく駆け足、すごいスピード感…。今日、いよいよ初日で幕が開くのが楽しみな気持ちがいっぱいです」と、稽古期間からあっという間に初日を迎えたよう。

和希さんは「ついにお客様にご覧いただけるということで、すごくドキドキワクワクしております。お客様に何か一つでもメッセージがお届けできるように心を込めて努めてまいりたいと思います」、ウォーリーさんは「元々、ウエストエンドのミュージカルなんですけども、小説を読ませていただいて、そこで描かれているテーマは、ラブロマンスが中心にある中で、 SF要素だったり、時間に関する哲学的な問いであったり、いろんな要素があって。それをウェストエンドチームとも話して、『日本版はお客様が見た時に、色々な角度で楽しめるような作品にさせて下さい』ということで、改訂しました。僕としては満足のいくものになりましたので、いろんな層の方、男女関係なく、自分の今いる立ち位置でこの作品を楽しめるんじゃないかなと思っています。そこを目指しました」と、日本版として新たな魅力を放つ作品になったという手応えを覗かせます。

役者さん同士の出会った瞬間の化学反応をライブで楽しめる作品になったとみどころを話すウォーリーさんの言葉に深くうなずきながら聞いていた岩本さん。この作品の魅力については、「ときめきが多いところが魅力かなと思います。それは愛に対してもそうだし、時間のそれぞれの使い方に対してもそうだし、純粋に僕はときめきが多い作品だなって。それが魅力の一つかなと思ってます」とキュートなクシャクシャ笑顔を覗かせます。そんな姿にレポーターさんから「ちょっと可愛らしい感じで」と問われると「そうですか? はい。ちょっぴり可愛らしい感じです」と、ときめき溢れる表情に。劇中のラブロマンスのシーンは、観る者にときめきを与えてくれるのは間違いなしです。

和希さんも「私自身、演じていて、とても心が揺さぶられるような作品と役だと感じていて。限られた時間の中で大切な人と向き合う時間であったり、必ず訪れる人との別れみたいなものは、現代の私たちにも通ずるものがあって。いろんな年代の人たちが舞台上でいろんなものを抱えて生きているので、老若男女問わず、いろんな方に刺さる作品なんじゃないかなと思ってます」と、心が動かされる作品だと語ります。

タイムトラベラーズワイフ会見中の和希さん
©Sachie hamaya

タイムトラベラーで過去と未来に時空を行き交う役を演じた岩本さんに「あっち行ったりこっち行ったりしてると、自分の中で混乱しないのか」と質問が及ぶと、「全然、こんがらないです。普段から結構、行ったり来たり、あっち行ったり、こっち行ったりしているタイプなんで(笑)」とキッパリ。「というのは、一番最初にウォーリーさんと役作りについてお話しさせてもらったときに、『ここにいたと思ったら、こっちに行って、って。割と僕が普段から過ごしている日常に近い感じがするんですよね』ってお話をさせてもらって。僕はその点については、なぜか知らないですけど慣れてます!」と普段からスーパースターとして現場から現場を目まぐるしく渡り歩いているからこそ、慣れっこの様子!? 

これについてウォーリーさんは「売れっ子芸能人なのでね。(あっちこっちという)その中で生きると摩耗していったり、疲弊していったりするけど、楽しむっていう。今日見ていただいた『ジャーニーマン』は、まさにそういうナンバーなんですけども、もがき苦しみながら、これを受け入れていく一人の男性のストーリーは、まさに照くんにドンピシャ合ってるなと思いました」とタイムトラベラーのヘンリー役は、岩本さんにハマり役と太鼓判を押します。

その『ジャーニーマン』では、宙につられた状態で歌う場面もあり、難しくないか問われると、「いや、難しいんですかね。分かんないです。僕はあまり普段、浮いて歌うことはないんですけど、そこまで別に難しいなとは思ってないですね」と、サラリ。回転するセットの上で歩いたり、衣裳を着たりも一見、大変そうに見えるものの、「まあ、まあ、まあ」と、“大変”と断言しない岩本さん。するとウォーリーさんが「僕が代わりに言うと、普通はできないことを全キャストやっていただいていて。お客さんにそれが見えちゃったらダメなんですけど、不思議な感じでジャミロクワイのPVみたいな感じでね、ずーっと変な感じになってるといいなと思って。皆さん楽しんでやっていただけているので、この仕組みが流行ればいいなと思うぐらい楽しいです」と説明を。回転スピードがある中での立ち回りに関しても、「まあ、その時その時でっていう」と、飄々とこなしている様子の岩本さん。大変さを感じてないということで「ホッとしてくれたのだったら、良かったです。そんな大変ですって言うつもりはないです」と余裕の表情!?

「ちょっと『SASUKE』っぽいですよね」というレポーターさんの声には、「それはどっちの『SASUKE』ですか? でも、『SASUKE』のおかげか分からないですけど、『ジャーニーマン』では僕、分身の術を使えるようになって、人数が増やせるようになったっていう(笑)」と『SASUKE』のゲームに挑んでいるかのように両手を広げて、壁に登るようなしぐさを。

一瞬でタイムトラベルする転換の速さについては、「ご覧になった感じがいかがですか?なんか速いなっていう体感?」と、岩本さんからレポーターさんに逆質問。「本当に瞬間移動してると思いました」という声に「じゃあ、こちらのものですね。ありがとうございます!」と胸に手をあてて、一礼。「この作品の中で急に僕がどこかへ行っちゃったり、消えたりっていう、そのマジック的な演出は、やはり見どころの一つでもあるので。多分、ちっちゃい子や初めて舞台を見に来た人たちが『ワッ!』てなってくれる瞬間でもあると思うので、そこは見どころのひとつかもしれないですね」と胸を張ります。演出家のウォーリーさん自身も「僕もゲネプロを観て、驚いたくらいなので、きっとお客様はもっと驚いてくれると思います」と劇中の瞬間移動は要注目ポイント!

もしタイムトラベルするなら両親が恋に落ちた瞬間に立ち合いたいと、ロマンチストな一面がポロリ!

そして、最後の質問は、「もしタイムトラベルするなら、いつの時代に行きたいか」。ウォーリーさんは「1ヶ月前位に戻って、稽古場の時の自分がどうだったのかをちょっと見たいな。 あの頃の自分に『できたよ』って言いたい気もする」と過去の自分を見守りたいよう。和希さんは「私は常々あまり過去に戻りたいとかなくて、未来も知っちゃったらつまらないから行きたくないなみたいなタイプ。今が充実してるってことです」とかっこいい生き様が垣間見える回答。岩本さんは「僕はずっと決めていて。両親が恋に落ちた瞬間を見たいな。この言葉で『あ、二人がこうなって寄り添っていくのね』っていうのを僕は見れないじゃないですか、絶対。その瞬間を見たいなって、ずっと思っています」とニッコリ。その回答は、大切にしている人のところへタイムリープして家族を見守るヘンリーそのもの!?

タイムトラベラーズワイフ会見で話をする3名
©Sachie hamaya

終始ニコニコ笑顔だった岩本さんが最後に舞台を楽しみにしている皆さんへメッセージが。「この作品は愛とか時間がテーマにある作品なんですけど、本当に色々な世代の方に観ていただきたいです。初めてミュージカル見るんだけど、どんなものなんだろうって、多分いろんな感情で見に来て下さると思いますが、本当に肩の力を抜いてもらって。いろんなキャストやいろんな角度から、それぞれ見る位置によってみどころが変わる作品だと思うので。その時に自分が感じた感情を持って、自分の大切な人と過ごす時間や“時間”について改めてしっかり考えて、愛のある人生を過ごして欲しいなって。(この作品が)その後押しにちょっとでもなってくれたらいいなという思いで、僕たちはこれから 2ヶ月間頑張っていきたいと思いますので、温かく見守っていて下さい」と座長らしく、堂々と締めくくります。颯爽と現れる時の旅人は魅惑的な役どころ。自分の大切な人との時間を大切にして、愛のある人生を過ごして欲しいという岩本さんの想いが込められた大切な代表作が誕生したのでした。

「タイムトラベラーズ・ワイフ」では愛する人との時間の中で生きたヘンリー。時空を旅するヘンリーが辿り着く先は、必ず家族や大切な人がいる場所。愛の力で生きる時の旅人を演じた岩本さんが、二度と戻らない、かけがえのない時間をあなたなら一体、どう生きていきたいか問いかける物語。愛は時間を超越する――。時間が交錯する不思議な世界をぜひ、体感してみて!

Staff Credit

取材・原文/国久恵子

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