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フィギュアスケーター友野一希連載・全日本選手権直前インタビュー【 #トモノのモノ語り。】vol.11 <フィギュアスケート男子>
友野一希選手に全日本選手権への意気込みをインタビュー! 最新の練習の様子、課題の4回転ジャンプ、そしてNHK杯での決意のこと。トップ選手としてのSNSの付き合い方についても詳しく伺いました
友野一希の「トモノのモノ語り。」
友野一希連載【 #トモノのモノ語り。】vol.15「non-no5月号発売直前予告SP 」<フィギュアスケート男子>
2023.03.14 更新日:2023.12.22
vol.15 「トモノのモノ語り。」がnon-no5月号に登場! 特別予告
日本代表として世界で活躍する現役フィギュアスケーター・友野一希さんがファッションへのこだわりや愛を語るこのコラム。
6月で1周年を迎えるこの連載のSpecial編が3月17日(金)発売のnon-no5月号に登場!
「カズキのカズ語り。」と題し、数字をキーワードに友野さんをひも解く特集を掲載。
vol.15ではその予告編として、本誌とは別のベクトルからアプローチ。本編がもっと楽しめる、撮影中のエピソードとともにお届けします。
カズキトモノにまつわる気になる数字とは?
120 min.
行列に並んだ最長記録
普段から何かを楽しみに待つ時間が好きな僕。
だから行列に並ぶのも案外苦にならなくて、わくわくしながら待っていると時間もあっという間。
といっても大好きなサウナはもはや日常のルーティンだから並ぶのはちょっとって感じで、一番並ぶといったらやっぱりラーメン。
最長記録は、オープン当初すごく話題になった『人類みな麺類』に2時間。もちろん一人で並びました(笑)。
35
連載に登場したスケーターの数
毎回、年齢・性別問わず多くのスケーターの話題が出ることでおなじみの「トモノのモノ語り」。過去14回のうちお写真で登場してくださったスケーターの方々は総勢35人(お名前だけならもっと!)と、その交友関係の広さを物語っています。
場を盛り上げるのが得意で気配り上手な友野さんは、先輩からも後輩からも頼りにされる存在。
特に最近は、「スケートのことで気づいたことがあったらできるだけ声を掛けるようにしています。僕は一旦かかわっちゃうと結構おせっかいなところもあるので、『こうしたほうがいいんじゃない?』と相手の意見も聞きつつ、その場で話し合ったりすることも。みんなと満遍なくかかわりつつ、少しずついい先輩に近づいていけたら」と、ますます交流を深めているそう。
そのコミュニケーション手段の一つがここ数年ハマっているというサウナ。友野さんの影響により、この頃フィギュアスケート界では趣味に「サウナ」を挙げるスケーターが急増しているとか。
最近はコミュニケーション方法の一つとしてよくサウナに行ってます。裸の付き合いだし、マジで仲よくなれるんですよ(笑)。
ただ最初から布教しようと思って誘っていたわけではなく、前はみんなでどこか行くとなるとだいたい温泉だったのが、サウナに変わっただけというか。
そこから各々勝手にハマってくれて、どんどん好きになる子が増えて。その子からさらに他のスケーターへとねずみ算式に広まっているから、気づいたらものすごい人口に(笑)。
最近はジュニアの子たちだけで行くことも多いみたいで、着々とサウナが広まってるのを肌で感じます。 一人が好きな子は一人で、誰かと行くのが楽しい子はさらに新しく誰かを誘って……というように、みんなそれぞれのサウナライフを満喫しつつあって、僕としてはうれしい限りです(笑)。
最多出場はもちろんこの方!
3月22日から開幕する世界選手権に一緒に日本代表として出場する山本草太さんもその一人。
プライベートでも競技でも一緒にいることが多いだけに、お名前が登場した回数はダントツ。
「今シーズンは草太と戦えることが幸せ」、「二人の写真が増えていくのがうれしい」と、シーズン序盤から山本さんの話題でもちきりだった本連載。non-no 5月号でももちろんそれは健在で、ファンの皆さま必見の内容となっていますのでお楽しみに。
ちなみに山本さんはこちらの連載を読んでくださっているそうで、友野さんが連載で紹介したアイテムを着ていると、「『お、それ例のヘビロテパーカやん」』と いじってくる」こともあるそう。
8
気づいたら増えていた香水の数
最近気がついたのが、意外にも香水をたくさん持ってるということ。
振付や試合で海外に行く機会が多いこともあって、空港に行くとつい免税店で買っちゃう。集めているつもりはないのにどんどん増えちゃって、今ぱっと把握してるだけでも8個くらいあります。
毎日つけているのは友達にもらった【LE LABO(ル ラボ)】の『サンタル 33』だけど、気分によって変えることも。
他に持っているのは、【Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン)】、【CLEAN(クリーン)】、【BYREDO(バイレード)】の『ブランシュ』、【Hermès(エルメス)】の「ナイルの庭」。
最近は【OFFICINE UNIVERSELLE BULY(オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー)】の水性香水もお気に入り。以前ボディソープをいただいて使ったら、すっかり虜になってしまって。その香りに包まれて眠りにつくのがめっちゃ幸せだったんですよ。それ香水も欲しくなって自分で買いに行きました。
あとはミーシャ(・ジー)からいただいた【BURBERRY(バーバリー)】の香水も。そんなに持ってどうすんだって感じですけど……きっとこれからも増えていくと思います(笑)。
撮影miniエピソード
撮影日は朝から眩しいほどの光が降り注ぐ、穏やかな冬晴れの日。
新年早々二つのアイスショーに出演するという多忙なスケジュールを終え、スタジオまで足を運んでくれました。
お会いするたびにいつも素敵なお菓子をプレゼントしてくれる友野さん。
今回も箱を開けた瞬間思わず「可愛い!」と声が出るほど可愛らしいお菓子をくださり、その心遣いに感動。
また、友野さんのご出身地である大阪・堺市は茶道の祖である千利休のふるさととしても有名。そんなゆかりの地で生まれた地元の名品を手土産に選んでくださるところにも細やかな気遣いが感じられるのでした。
メイク中のBGMは友野さん選曲のジャズで、普段からよく聴いているというチェット・ベイカーの『Chet Baker Sings』。スピーカーから聞こえるメロウな歌声とトランペットの音色が、朝のスタジオを心地よく演出してくれました。
さらにそこから以前後輩の方々と京都の有名なジャズ喫茶「ジャズスポットヤマトヤ」を訪れたエピソードなど、興味深いお話がたくさん。
でも一番盛り上がったのはやはりファッションの話題。
今回の衣装を見て「今までの自分のスタイルとは違った雰囲気で新鮮!」とうれしそうに袖を通すと、早速そのボタンのデザインに注目。どんな時でも服のディティールまで見逃さない観察眼はさすがの一言。
候補として用意したその他の衣装にも興味津々。一つ一つ手に取って「めちゃくちゃ可愛い! 」と大絶賛。プロも驚く知識と熱量でスタイリストの井田正明さんと楽しそうに話す姿が印象的でした。
そんな和やかな空気の中行われた撮影は、神ショットの嵐。全編撮り下ろしカットでお届けするnon-no5月号、ぜひチェックしてくださいね!
撮影/田形千紘(1枚目) 取材・文/轟木愛美
\友野一希さん登場/
non-no 5月号の
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Profile
フィギュアスケート選手 |
1998年5月15日生まれ、大阪府堺市出身。上野芝スケートクラブ所属。
趣味は古着屋巡り、サウナ。
“浪速のエンターテイナー”の異名をもつ、表現力豊かな唯一無二のスケーター。
層の厚い日本男子の中で、地道に積み重ねてきた努力が先シーズン開花。四大陸選手権2位、世界選手権では世界歴代6位の記録でショート3位につける大躍進を遂げ、今後ますますの活躍が期待される選手。2022年全日本選手権では念願の表彰台に。3月22日よりさいたまで開催される世界選手権に日本代表として出場する。
▶詳しいプロフィール&これまでの活躍はこちら
Interview
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“ベテランと言われる年齢になったけど、今スケートがとても楽しい”。そう話すのは、今シーズン極上の演技で自己ベストを何度も更新し、メダル争いに食い込む選手へと成長を遂げた友野一希選手。
権威ある四大陸選手権で初のメダルを獲得し、世界選手権でも存在感を見せつけ勢いに乗る彼に独占インタビューを敢行。
アイスショーを終え、大阪に戻られたばかりの4月。拠点の浪速アイススケート場にお邪魔して貴重なお話を伺った。
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Kazuki Tomono 友野一希
フィギュアスケーター
1998年5月15日生まれ、大阪府堺市出身。
2026年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックを目指す男子シングル日本代表。感情をスケートにのせ、観客の心まで躍らせるHappyな演技で世界を熱狂させる愛されスケーター。
古着、サウナ、インテリアショップ巡りなど多彩な趣味をもつ26歳。実直な人柄、好きなことに対する探究心など、近年は競技以外で見せる魅力にも注目が集まる。
表現の名手であり、オフシーズンはアイスショーに引っ張りだこ。各ショーの特性に合わせた多彩なパフォーマンスでエンターテイナーぶりを発揮している。
新シーズンは「競技者としてより高みへ」をテーマに練習に励む日々。今季のフリープログラムは『Butterfly』。さなぎが蝶へと変化するように、彼もまた、圧倒的変化を求め日々成長中。その美しき進化に出会える日はもうすぐそこだ。
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