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IT内定者の就活体験談。内定獲得までにやったこと、スケジュールも公開!

2024.10.13

25卒の就活を最速でレポート!

先輩教えて! “納得内定”をゲットする方法

年々早期化が進んでいると噂の就活。この夏内定をゲットした先輩たちは、いつ、どのように活動していた? データ&ルポから成功の秘訣を見つけて!

25卒内定者の就活プレイバック

この夏就活を終えたばかりの先輩6名に直撃! 内定までの動きや体験談、アドバイスを聞きました。志望業界が違っても、学部などの属性が近い先輩は要チェック。

IT 内定

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【Profile】

居住地:長野県

専攻:社会学部・観光学

サークル:地域イベント企画

バイト経験:販売スタッフ・受付

志望業界

広告・アパレル

Start
大学3年7月

1DAYの夏インターンに参加するため東京へ

「周りがインターンに行き始めていたので私も。サークルの活動を通じて興味を持った広告業界と、洋服が好きだったのでアパレルの5社ほどに応募をして、都内で実施の広告1社のみ参加できました」

Q.地元長野での同級生の就活状況は?

「地元にいながら、オンラインで東京の企業のインターンに参加している人もいました。私自身、サークルでは地域貢献をしていましたが、就職は東京でという思いが漠然とありました」

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志望業界

広告・不動産・コンサル

大学3年10月

サークル引退。本格的に就活開始

「周りよりも遅めの本格始動でしたが、約3年間打ち込んだサークルの経験はガクチカに生きました!」

Q.サークル引退までにも何かしていたことはあった?

「友達が利用していた『OfferBox』というサービスを使い始めました。そのサイト内で無料のキャリアアドバイザーの存在を知り、いろいろと相談をするように。それまでマークしていなかった不動産業界やコンサル業界など、いろいろな会社をおすすめしてもらい、就活の視野が広がりました」

大学3年12月

ガクチカ作成。業界研究を兼ねて説明会に参加

「たくさんの会社の説明会に行き、会社の特徴や強みをノートに書き起こし。それぞれの会社に対して、自分がアピールできそうなポイントや、面接で引きがありそうなエピソードをまとめていきました」

志望業界

広告・IT

大学3年1月

オンラインをメインに冬インターンに参加。第1志望が決定

「説明会ベースでオンラインで実施してくれる会社が多く、20社ほど参加して8割の会社は本選考にも進みました。また、『OfferBox』でIT企業からオファーが届き、印象がよかったので第1志望に」

Q.スカウトしてくれた企業のどこに特に魅力を感じた?

「学歴フィルターがなく、スカウト時も私のこれまでの経験に寄り添ったメッセージをくれたんです。充実した研修制度があるので文系でも安心ですし、業務内容も誰かの役に立てそうだなと感じました」

大学3年2月

地方銀行の冬インターンに参加

「生まれ育った地域のために何か貢献したいという気持ちもまだ残ってはいて、参加してみました」

Q.地元での就職と東京での就職、どちらの志望度が上がった?

「社会人としてもっとスキルアップを目指していくなら、地方ではなくて都心に出て働いてみるほうがより成長できそうだと思い、地元を離れ東京で就職したいという願望のほうが強くなりました」

大学3年2月

広告業界から本選考がスタート

「最初は広告業界しか考えていなかったけど、業界を幅広く見ていくなかで魅力的だと思える会社がいくつもあって。選考を通して、働く上で何を大事にしたいのかという価値観が形成された気がします」

Q.就活の軸は?

「どんな環境なら常にモチベーション高く働けるかを考えた時に、自分の取り組みや考えたことが直接的に誰かのためになっていると実感できたり、自分のアイディアを何か形にできる企業がいいと思い選んでいました!」

大学4年4月

スカウトを受けたIT企業から内定を獲得し、就活終了

「他にも選考段階の会社がいくつかあって悩みましたが、いろいろな会社を知った上でも、そのIT企業が第1志望なのは変わらなかったので、他の会社の選考は辞退し、就職活動を終えることにしました」

Q.地方での就活で難しかったことは?

「予定を組むこと。途中の面接まではオンラインで、最終のみ対面の会社もあったりしますが、1社のために往復をするのは時間的にも金銭的にも厳しいです。私は活用しませんでしたが、最近では地方の学生複数人で上京し宿泊先も提供してくれる"就活ツアー"のような取り組みもあるそうですよ」

後輩へのアドバイス

周りと比べて悩んだり迷ったりもしますが、面接やESでは、受ける企業に合わせて無理に自分を取り繕わなくてもいいと思います。今まで取り組んできたものへの熱量や大切にしたい思いを、ありのまま伝えることが一番大事です!

2024年11月号掲載

Staff Credit

イラスト/Min 取材・原文/宮平なつき web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス

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