当たりすぎてコワい! 女子校育ちVS共学育ちの恋愛あるある

2017.08.31更新日:2018.01.29

ノンノ世代の恋愛観を聞いてみると、"女子校出身だから""共学だったから"と、出身校に言及する人が多数。そこでアンケートを実施して"女子校""共学"出身だからこそ身についた恋愛のクセを自己分析してもらいました! 読めば、"あるある!"とうなずいちゃうはず!?
6月28日〜7月5日にアンケートを実施。19歳〜24歳の400名が回答。

  • ①前髪パッツン
    ②髪色はダークブラウン
    ③服装はクールだけどメイクはカワイイ系
    ④露出が苦手なので透けアイテム多用
    ⑤全身モノトーンになりがち
    ⑥バッグはハイブランド
    ⑦ミニ丈はNG
    ⑧コンバース

  • ①メイクは大人っぽい
    ②明るい髪色レイヤー入りボブちょい巻き
    ③オフショルで肌見せ
    ④トップスはパステル系が好き
    ⑤バッグは人気のステディブランド
    ⑥デニムのワイドパンツ
    ⑦フェミパンプス

  • 心理を解説!
    女子校出身者は、自我が強め!? 「中学・高校の思春期は、他者との関わりの中で"男らしさ""女らしさ"といった自分像を作り上げていく時期。女子校の生徒は男性との日常的な接触機会がないために、"女らしさ"について意識する回数が減少します。代わりに、自分とは何か?というアイデンティティについて考えることが増え、"個としての自分"を確立していきます。その結果、"自立している""個性が強い"という特徴が生まれやすい傾向に。また、同年代の男子の実情が分からず、無意識のうちに理想が高くなってしまうことも」(塚越先生・以下同)

  • 心理を解説!
    男子のことを身近な存在ととらえている共学出身。協調性が高いという特徴も。「男性がいる環境で過ごすと、自然と"女らしさ"を意識するように。派手な行動は避け、女らしさで大切にされる価値観である"協調性"や、"共感力"を身につける傾向があります。"男子といるほうがラク"というのは、思春期に男子と関わることで特徴や習性を知っているから、ある意味当然のこと。"男女で性格が変わる時がある"というのも、男性の特徴を理解しているからこそ、合わせてキャラ変ができるのだといえそうです」

  • 心理を解説!
    ノンノ世代から見て年上の俳優がズラリ。「教室に男性が存在しなかったこともあり、女子校出身者にとって、恋愛とは同年代の男子とするものだという意識がそもそも薄い可能性が。"恋愛"を思い浮かべる時、なんとなく包容力があり、リードをしてくれそうな年上男性を理想だと考える人が多いようです」

  • 心理を解説!
    女子校出身と比べて、同世代の俳優が人気に! 全体的に、世間でのブームをキャッチした嗜好になっているところは、共学出身者ならではの"協調性"の表れとも言えるかも。「共学では、環境的に同年代の男子が存在するので、"男性"として想像する範囲が、自然と年の近い男性になるのだと思います」

  • 心理を解説!
    その他、"姿勢をよくする"なんていう声も。共学に比べると"テク"感が弱い回答が並ぶ中、最も多かったのは"ない""全く分からない"の叫び! 「ネットや雑誌に書かれているテクの中でも、効果の低いものが多め。男性を身近で観察した経験がなく、実体がつかめていない女子校勢のハンディといえそうです」

  • 心理を解説!
    さりげなくも、"俺のこと好きなのかな?"と思わせるようなモテテクがたくさん。「雑誌の特集に載っているような恋愛テクニックも、共学なら身近に検証する男子が存在。また、他人の恋愛パターンを観察できる機会も多いので、男子と接していない女子校勢より、有効な方法を判断しやすいのでしょう」

▼2ページ目で女子校・共学別恋愛データ比較を公開!

女子校・共学別恋愛データ比較

出身タイプによって、恋愛経験や価値観に差が! データを読み解くとそれぞれの恋愛傾向が見えてくる!?

当然といえば当然!? つき合った経験に関しては、男子と過ごす時間が長い共学が女子校をリード。でも注目すべきは、その平均期間。女子校は恋愛チャンスが少ない分恋人選びのハードルが高くなり、一度つき合うと長期間になるのかも。

これまで出会いが少なかった女子校勢だけど、現在の彼氏持ち率は比較的高め。Q1の分析からも、恋愛へのモチベーションがうかがえそう。恋愛できる機会が多かった共学出身は、特に"彼氏が欲しい"と切迫はしていない可能性が!

顕著に差が出たこの質問。女子校出身者の7割近くが彼氏との結婚を考えているのに対して、共学出身者は6割以上が、交際と結婚を別物だと考えていると判明。女子校のほうが、おつき合いに対して現実的で、慎重だといえるかも。

日常に男子が存在した共学出身者は、学校生活の中で仲を深めてから恋愛に発展するというケースを自然に経験。対して、男子と友達になる習慣がなかった女子校出身者は、出会った異性を瞬時に"友達枠""恋人枠"に振り分けがち!

1位~3位の要素は、出身校に関係なく女子にとってマストなよう。差が出たのは4位以降! 顔や誠実さのように、自分基準での好みや愛情を重視する女子校に対して、共学は高身長や清潔感など、世間からどう見えるのかもポイントに。

共学出身者は、ウワサ好きの友達ネットワークから判明する傾向に。一方女子校出身者は、ほとんどが彼氏のLINE履歴などを盗み見て浮気を特定。"周りを巻き込まず、自分だけで解決したい"と、こんなところにも自立心の表れが!?

Q4の好きになるキッカケからも分かるように、友達から発展した分マンネリになりやすい共学勢と、ひと目惚れしたものの彼の中身に失望しがちな女子校勢。別れた後友達に戻れる共学と、絶縁しがちな女子校と、その後の関係にも影響が。

世間でも議論になるこの問題! 女子校出身者で目立ったのは"彼と対等な立場でいたい"との声。"おごられたい"が優勢の共学出身者の中には、"おごりを受け入れるのは、彼を立てる行為でもある"と、男のプライドを意識した回答も。

   

教えてくれたのは……
心理カウンセラー 塚越友子さん
東京中央カウンセリング代表。恋愛を含む人間関係や、会話などの悩みを解決する専門家として、テレビやメディアなどで大活躍中。

ノンノ2017年10月号掲載

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