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友野一希連載【 #トモノのモノ語り。】vol.23「2023-24シーズン開幕インタビュー」<フィギュアスケート男子>
フィギュアスケーター友野一希選手の好きなことや、お気に入りのアイテムについて紹介する連載がスタート! 最近買ったもの、気になっていることのほか、競技に関することや、近況などを貴重なオフショットとともに報告!
友野一希の「トモノのモノ語り。」
友野一希連載【 #トモノのモノ語り。】vol.28「原宿でヴィンテージに浸る休日&ネーベルホルン杯リベンジ 」<フィギュアスケート男子>
2023.10.03 更新日:2024.05.23
こんにちは、フィギュアスケーターの友野一希です。
僕の好きなことや、お気に入りのアイテムについて紹介する連載「トモノのモノ語り。」第28回目です。
今回は夏に行った原宿お買い物企画をお届け。近況報告では、ネーベルホルン杯のお話をたっぷりと! 写真もいっぱいあるのでぜひ最後まで読んでくださいね!
さてさて今回は原宿にやってきました!
最近は東京に来る機会が多く、街の特徴や位置関係や少しずつ分かってきたところなのですが、買い物って行ったらやっぱり原宿。プライベートでも何度か来たことがありますし、去年(島田)高志郎と来た「STUDIOUS」もこの近く。
ただこれまで連載で訪れた街と違って、ここはとても人が多いので今日はちょっと緊張しています(笑)。
今日の目的はずばり、とっておきのヴィンテージを探すこと!
特に気になるのはヴィンテージTシャツ。Tシャツって本当に気合い入れて探さないと、これ!ってものに出合うことがなくて意外と難しいんです。
ヴィンテージ界の大御所ショップがそろう原宿で、ずっと愛せるスペシャルなアイテムを見つけたいな!
FAKEα/フェイクアルファ
平日でもたくさんの人で賑わう竹下通り。原宿に来ても竹下通りを歩くことはほとんどないのでなんだか新鮮です。
クレープ屋さんの角を曲がり、脇道を進んだ先にあるのが「FAKEα」。真っ白な建物に店名が入ったブルーのシェードが目印。ヴィンテージ好きなら知らない人はいないというくらい有名なショップです。ずっと来てみたかったお店なので、念願が叶ってうれしい!
階段の脇にはめちゃくちゃかっこいいバイクが。
店長の澤田一誠さんはバイクにも精通されている方だと見たことがあるので、これは澤田さんの愛車なのかも。僕もいつかこういうバイクに乗りたいなあと思いつつ、お店がある2階へ。
お店に入ってまず目に入ったのは、壁一面の棚に並んだデニムたち! これだけのデッドストックのヴィンテージデニムが積んである光景は壮観の一言。
今日はデニムを探す日じゃないのに、思わず引き寄せられてしまいました(笑)。
日本では人気ですぐなくなっちゃうことが多いので、これだけあるのは本当にすごい。後ろのポケットにはフラッシャーと呼ばれる紙ラベルが。店頭に並んでいる時にひと目でどこのブランドか分かるよう付けられたもので、宣伝の役割を果たしています。
たくさんある中から欲しかったリーバイス®(Levi’s®)517も発見。
試着したのですがちょっとサイズが小さくて今回は断念。マイサイズのデッドストックに出合うこと自体が奇跡なので、今後も探し続けたいです。
その他にもレザーやミリタリーなど1940~50年代のヴィンテージアイテムがとにかく豊富。経年変化がかっこいいブーツもたくさん並んでいて風格がすごい!
さらっととんでもなく価値のあるものが並べてあってドキドキしちゃいます。
ハワイアンなシャツも大充実。
沖縄が好きなので現地でこういう柄シャツを着て歩きたいなと思うんですけど、柄物って着こなすのが意外に難しくて、僕にとっては挑戦のアイテム。
沖縄は1年で3回行くこともあるくらい好きな場所。特に石垣島が大好きで、どこがっていうと難しいですけど、やっぱり雰囲気かな。
向こうでは海パンにTシャツみたいないつでも海に入れるような服装がベスト。定番ですけど沖縄の「オリオンビール」のTシャツを買ってノリノリで着てたりします。
最近のお気に入りは、石垣島にある日本最南端の地元乳業「八重山ゲンキ乳業」のTシャツ。キャラクターのゲンキくんが可愛くてよく着ています。
僕は普段黒やグレーを着ることが多いこともあって、読者の方から「色物を着た友野くんが見たい」とリクエストをいただいたそうで! 今年の目標の一つでもあるし、今日は積極的に探していこうと思います。
続いて試着したのはボウリングシャツ。
今でこそクローゼットの中には古着がたくさんあるけど、初めて買った古着はボウリングシャツなんです。
この赤いシャツは、僕の持っているのと同じブランド。
ボウリングシャツは企業や学生チームのユニフォームとして着用されてきたものなので、チームの名前やホームとする地名が刺繍されているのが特徴。
だけどこのシャツには前にも後ろにも何の刺繍も入っていなくて、こういうのはあまり見ないんです。シンプルでいいし、色もウルトラマンみたいでカワイイ!
こちらはボウリングシャツで有名なメーカー「ナット ナスト」のシャツで1950年代のもの。アメリカのアナハイムにある靴の修理屋さんのユニフォームシャツだそうで、ちゃんと住所まで入っているのがかっこいい!
デザインや形も素敵だし、なんてったってアナハイムってのがいいですよね。僕にとってとてもいろいろと縁がある街ですし。
はおってみたらすごくしっくりくるし、めちゃくちゃ迷う! ブーツを合わせてかっこよく着たいな。
それにしてもボウリングシャツ、久しぶりに着てみたらとてもよくて、昔買ったものもちゃんと着たいなって思い始めました。服に対してあまりに可愛い!となっちゃうと逆に着ないことがあるので(笑)。
ハワイアンシャツ、ボウリングシャツ……と、気になるのはシャツばかり。Tシャツを買う気で来たけど、もしかして今日はシャツの日なのかもしれません。触った瞬間に肌触りのよさが分かるものが多くて、僕の憧れが詰まったお店でした。
東京都渋谷区神宮前1-8-21 ラ・レンヌ 2F
TEL/03-3404-0168
Instagram/@fakealpha
What’z up/ワッツアップ
原宿の街を散歩しながら次のお店へ!
2店目はヴィンテージTシャツに特化した古着屋さん「ワッツアップ」。
アメリカの西海岸を中心としたエリアで直接買い付けした貴重なTシャツがたくさん。
ここもYouTubeで見てずっと気になっていたお店で、今日の日を楽しみにしていました!
ヴィンテージTシャツとは
ヴィンテージTシャツといってもさまざまな種類があり、バンドの公式グッズとして販売されたバンドTシャツ、映画やアニメをモチーフにした映画Tシャツ、アニメTシャツ、企業が宣伝のために作ったTシャツなど、その種類はさまざま。その中でだいたい30年位前に作られた価値のあるものがヴィンテージTシャツと呼ばれています。
古着の世界的ブームに加え、海外の有名アーティストたちが着用したことで注目度が一気に上がったことから、ここ数年ヴィンテージTシャツの値段は超高騰中。中には10年前と比べ、40倍の価格になっているものも(!)。
「ワッツアップ」の店内には映画、バンド、アニメ、アート、企業など、ジャンルを問わず個性的なTシャツがぎっしり。その他にもデニムやスニーカー、ストリート系のアイテムなども扱っていて、どれも気になるものばかり。
これだけたくさんのTシャツの中から、これだ!という1枚を選ぶのはかなり大変。デザインで選ぶ、自分の好きな作品で選ぶ、ジョークの効いたネタTにしてみる……など選び方も人それぞれ。
1980~90年代のTシャツが多いので、当時見ていたアニメのモチーフを懐かしいなと買って行く人も多いそう。僕も『新造人間キャシャーン』とか、昔父親が見てたアニメのTシャツなんていいなと思っていたんですけど、そういうのってもうめちゃくちゃに高いイメージがあって。
アメリカ買い付けのため、価格の基準は向こうでの人気度。
一番有名なのはやっぱり『ドラゴンボール』で、『新造人間キャシャーン』や『科学忍者隊ガッチャマン』などタツノコプロの作品は向こうでも放送されているため人気で価格が上がるとのこと。
自分の生まれ年に公開された映画モチーフを選ぶ人もいると聞いて、僕も1998年公開の作品を調べてみたら『アルマゲドン』、『ラスベガスをやっつけろ』、『トゥルーマン・ショー』、『仮面の男』、『ジョー・ブラックをよろしく』など名作ばかり! 『ラスベガスをやっつけろ』のTシャツはなんと15万円で販売されているということで、人気の高さがうかがえます。
僕の好きな『タイタニック』は惜しくも1997年公開。今年再上映された際には映画館まで足を運びました。お気に入りのシーンは、音楽隊が最後まで演奏するところや、ジャックとローズが一緒に唾を吐いて笑い合う場面、それからローズの婚約者とジャックが嘘をついてローズを先に救命ボートに乗せ、見つめ合いながらバイバイするところなど、挙げだしたらきりがないくらい。
『タイタニック』のように公開から何周年という節目や、再上映などで人気が再燃し、お値段が上がっていくことが多いそう。
スタッフのハルカさんに聞いてみると、映画Tシャツの価格が上がっているのは、コロナ禍に家で映画を見る機会が増えたことが影響しているとのこと。確かに僕もあの期間は時間があったのでアカデミー賞を受賞した映画を片っ端から見たり、友達の間でおすすめ映画を教え合ったりしてました。こういうことを背景に価格が変動していくのは興味深いですね。
ちなみに僕が一番大好きな『フォレスト・ガンプ』は人気すぎてあまり市場に出なくなってしまったそう……。いつか出合えたらいいなあ。
音楽系のTシャツ、通称“音T”は好きなバンドから選ぶのもいいけど、Tシャツのデザインが気に入ってそこから曲を聴き始める人も多いそう。
ハルカさんによると、アメリカの311(スリー・イレブン)というバンドのTシャツはかっこいいデザインが多いため、それをきっかけに入る人も後を絶たないとか。まだ値段がそこまで上がっていないバンドTシャツなので、今後が期待できるネクスト枠といった耳より情報も教えてもらいました。こういったお話を聞きながらTシャツを探す時間が何より楽しい!
こちらは僕の買いがちな都市名が入ったお土産アパレルかと思いきや、実はある有名な写真の中でジョン・レノンが着用していたものと同じデザインのTシャツ。
知らないと普通のお土産Tシャツに見えるけど、知ってる人にはその価値が分かるというのが魅力と聞いて、確かにそうだと思いました。デニムとも合うし、手持ちの「ラングラー」にも合わせたらかっこいいだろうな。
こちらは企業T。インパクト抜群のスパムTシャツです。
スパムを製造するアメリカの「ホーメルフーズ」の会社名入りで、スパムに特別な思い入れはないけどなぜか気になる……!
90年代のTシャツはプリント部分が大きいものが多いとのことで、これもまさに!
ちょっと派手かな?と思う全面プリントも、着てみるとプリントのかすれ具合がいい感じですごくおしゃれ!
例えばおじいちゃんへのプレゼントで、お孫さんの顔と「I love grandpa」というメッセージをプリントしたTシャツを作ったり。そういうTシャツを通称「誰やねんTシャツ」と呼ぶとか(笑)。それが売りに出されているっていうのが何ともいいですよね(笑)。
あとは学校の行事用に作られたクラスTもユニークでおもしろい。クラスで一番絵がうまい子がデザインして作ったであろう遊び心のあるTシャツもいくつか見つけました。クラスの誰かが売らない限り世には出ないわけで、なかなか買おうとしても出合えるものじゃないと考えると、ちょっと心がくすぐられます。
これは最後の最後にレジ前で見つけてしまったデッドストックのTシャツ。
目が合った瞬間「これ買うわ」と思ったほど、ビビッときてしまいました。
ペニーキャンディというのは、1970~90年代後半に営業していたアメリカンジョークに富んだアイテムを扱うお店の名前。
めちゃくちゃ気になったのですが、値段も不明でまだ販売準備が整っていないTシャツとのことで断念……。
今回は迷いに迷って、おもしろさで決めたクラスTを購入しました。
まだまだ未知の領域で、踏み入れるのにちょっと勇気が必要だと思っていたヴィンテージTシャツの世界。今日はその世界をちょっとのぞくことができ、なるほどと思うお話もたくさん聞けて、とても勉強になりました!
大阪にはこういったヴィンテージTシャツに特化したお店はそんなに多くないので、やっぱり東京はお店の種類も物量もすごい!
Harajuku Jack’s/原宿ジャックス
最後に訪れたのは、原宿のロカビリーショップ原宿ジャックス!
ロカビリーファッションとは、1950年代にアメリカで流行したファッションのことで、お手本はロックミュージシャンのエルヴィス・プレスリー。赤、アーガイル、ドットなど鮮やかな配色や象徴的な柄アイテムは、戦後の混乱が落ち着き、人々の間で色や柄物を楽しむ空気が生まれたことが背景にあるそう。
木村拓哉さんがテレビ番組でこちらのウエスタンジャケットをめちゃくちゃかっこよく着用されているのを見て、いつか伺ってみたいなと思っていたんです。
お店に入ると、とんでもない物量に圧倒されまくり。ロカビリーが流れる店内は、赤と白の市松模様柄のフロアに、天井にも棚にも服や靴や小物がぎゅうぎゅうに並んでいて、どこもかしこも宝の山! 雑貨類も大充実。ロカビリースタイルに欠かせないポマードにコーム、雑誌にCD、レコードにVHSまで!
だめだ、物量がえぐすぎる……としばらく固まっていると、リーゼントがかっこいい店長のエロヴィス佐藤さんが登場。豊富すぎる知識と服への愛がほとばしるトークで、おすすめのアイテムを時間いっぱい紹介してくださいました。
商品の中には佐藤さんがプロデュースし、別注で作ったアイテムもあるそう。
レディースのスカートやワンピースを利用してメンズのシャツを作ったりと、独自のアイディアがすごい! 僕は柄が素敵なレディースのワンピースを見るのが好きということもあって、すごく興味をそそられます。
ひと目で気に入った1950年代後半~60年代初頭のヴィンテージスラックスに、50sを代表するギャバジャンを合わせたコーデ。
ギャバジャンとは、ギャバジンという綾織りの生地を使ったジャケットのことで、ジャックスにはお手頃価格のギャバジャンがたくさん。
こちらはウエスタンジャケット。
なかなか着ない色だけど、結構いいかも。生地の光沢感や、パイピングもかっこいい。コンパクトなので、スラックスやワイドパンツと相性抜群。
ここで売り場に出さずお店の奥に大切にしまってあるという、とっておきのシャツも見せてくれました。
ロカビリーといえばやっぱりダイヤ! 復刻版が出ているけど、これはレアな当時ものだそう。サイズもぴったりで、これくらい“ビタビタ”で着たほうがかっこいいかも。
この後もどんどん出てくる貴重なアイテムたち。いろいろ試着させてもらって、すっかりロカビリーの魅力にはまってしまいました。
さて、僕がどんな服を買ったかは後編で公開! ぜひお楽しみに!
ネーベルホルン杯終了!
なんとか国際試合1戦目が終わりました!
ネーベルホルン杯は現地に着いてからの調整がうまくいったこともあり、出来はよかったのですが、自分的にはとりあえずやりきったなっていうのが感想。余裕はあまりなかったです。
今回は演技前から演技後のキスアンドクライまで、あまり感情を出さないようにして、とにかく平常心で挑みました。
というのも、去年は初戦からかなり気を張っていたので、今回はいい意味で“楽に簡単に”というのが自分の中での目標だったんです。僕はつい力が入りすぎてしまうので、変にやる気を出しすぎないようにして、黙々と試合に取り組むというのを心がけていました。
それがプラスに作用し、自分をうまくコントロールしながら滑ることができたし、程よく力が抜けたいい状態でジャンプを跳びにいけたと思います。
ショート、フリーそれぞれの課題
ショートでは、昨シーズン苦しんだ4回転サルコーが決まったことですごくほっとしたし、この成功が自信にもつながりました。
改善点は前半の表情が硬かったこと。曲が盛り上がっていく後半は楽しく滑ることができたけど、それまではちょっとムスっとしていたので、もう少し柔らかい表情ができたらよかったかなと思っています。
フリーについては、静かな曲調自体が初めてということもあり、自分にとって挑戦のプログラム。試合の臨み方からもうこれまでとは違うものになりました。
そこで下の点(演技構成点)が出たのは安心しましたが、ちょっとさっぱりしすぎていたような気もします。試合としては悪くなかったけど、自分の満足度は高くなかったです。
4回転ジャンプについてはまだ調子が上がり切っていない状態。練習では4T-3T(トーループ)を跳んでいましたが、本番では4T-2Tにしました。まだフルの構成で跳べるほど体力も完璧ではなかったし、2回転にして確実に成功させることで自信をつけようという作戦でもありました。
その分演技はまとまりましたが、まだジャンプでいっぱいいっぱいなところもありましたし、細部まで詰め切れていないというのが正直なところ。ここから4T-3Tにしたフルの構成で滑ることができる状態までもっていくことが課題です。
去年のリベンジ成功!
今年のネーベルホルン杯は高志郎と一緒。ほとんどの時間一緒にいたので、楽しい派遣になりました。
だいたい試合がお昼頃に終わるスケジュールだったので、その後ごはんを楽しむ時間もあったり。いつもより時間の流れがゆっくりで、本当に試合かなと思うくらいまったりと過ごすことができました。
去年は悔しい結果だったけど、今年はすっきりした気持ちで観光ができました。
最終日はフライトまで時間があったので、一人でロープウェイに乗って山頂まで。前回は天気が悪く真っ白で何も見えなかったのですが、今回は晴れていてきれいな景色も見ることができました! ここでもリベンジが叶いうれしかったです!
次戦ジャパンオープンに向けて
次戦は初めてのジャパンオープン。
さいたまスーパーアリーナでの演技は特別なので、楽しみでもあります。
ジャパンオープンでは、今回よりも表現に力を入れた演技をすることが目標。そのためにしっかり練習して臨みたいと思います。
ファッションの近況報告!
本格的にシーズンインしましたけど、その一方で冬服がどんどん発売されているので買い物もすごく忙しいです(笑)。
といっても、冬服準備は既に8月から動いていたんですけど、最近は真冬のアイテムも出てきて。気になったものは練習後にちょくちょく見に行っています。
秋から冬はおしゃれが一番楽しい季節。Tシャツだけじゃなく、シャツとかジャケットの選択肢があるというのがうれしいし、大好きなスウェットももうちょっとしたら着ることができそうで、今わくわくしているところ。
最近重点的に探しているのはアクセサリー。僕は指輪を持っていないので、いいものがないかなといつも見て回っているんです。なかなかぐっとくるものが見つからないので、今後もパトロールを続けます。
あとは冬服の購入品がかなりたまってきたので、早くこの連載で紹介したいな!
ようやく涼しくなってきたので、皆さんも秋冬のおしゃれを楽しんでくださいね!
From 友野一希
今後のスケジュール
Japan Open 2023 3地域対抗戦/カーニバル・オン・アイス 2023
10月7日/さいたまスーパーアリーナ
★友野一希選手、島田高志郎選手も出場! チケットなど詳細は公式HPをご覧ください
もちろん何か渡さないと……と追い込まれる気持ちも分かりますよ。
でも「〇〇の日」とか、誕生日とか、記念日とか……そのなにか設定された日のために急いで準備した感謝、ほんとにいる?って思っちゃう。無理やり選んだものをあげても、自分も満足しなくない?って。
それだったら僕は1年2年持ち越してたっていいから、これだっていうのを見つけた時にどかんとプレゼントしたい。だから「思いつかない時はあげない」ってのが僕の答えです。
何も思いつかない時は手紙でもいいんじゃないかな。でも手紙もなんだか照れくさいから無理してあげなくてもいいし、もう少しハードルを下げてLINEで「いつもありがとう~」と送ればご両親に感謝の気持ちは伝わると思います。僕も普段送ったり、送らなかったり(笑)。
その代わり、「これいいやん!」って思うものに出合った時は迷わず買ってあげましょう。日にちにこだわらずプレゼントなんて365日いつ贈ってもいいし、僕もそうするようにしています。参考になりましたかね……?
語り/友野一希 取材・構成/轟木愛美
Profile
フィギュアスケート選手 |
1998年5月15日生まれ、大阪府堺市出身。上野芝スケートクラブ所属。
趣味は古着屋巡り、サウナ。自分らしいスケートを追求し、唯一無二の武器へと変えてきた25歳。観客の心まで躍らせるHappyな演技で世界を熱狂させる愛されスケーター。
日本フィギュア界の“いい兄ちゃん”的存在で、後輩からの信頼も厚い。実直な人柄、好きなことに対する探究心など、近年競技以外で見せる魅力にも大きな注目が集まる。
2022-23シーズンは全日本選手権で初の表彰台、自らの力で世界選手権出場を果たし自己ベストを更新するなど一歩一歩確実な成長を見せ、新シーズンへの期待が高まるばかり。
オフシーズン中はありとあらゆるアイスショーに出演。各ショーの性格に合わせた多彩なパフォーマンスで、観客の心を鷲掴みに。初めてキャラクターを演じた「ワンピース・オン・アイス」での熱演も各界で話題の的。
今シーズンはあえて自分の苦手とする部分を前面に出すプログラムを用意し、輝く個性+αの武器を求め邁進。昨年のリベンジを誓ったネーベルホルン杯では、見事銀メダルを獲得し、世界ランキングは自己最高の6位に。加速度的に進化し続ける世界のエンターテイナーからひと時たりとも目が離せない。
Interview
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権威ある四大陸選手権で初のメダルを獲得し、世界選手権でも存在感を見せつけ勢いに乗る彼に独占インタビューを敢行。
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Kazuki Tomono 友野一希
フィギュアスケーター
1998年5月15日生まれ、大阪府堺市出身。
2026年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックを目指す男子シングル日本代表。感情をスケートにのせ、観客の心まで躍らせるHappyな演技で世界を熱狂させる愛されスケーター。
古着、サウナ、インテリアショップ巡りなど多彩な趣味をもつ26歳。実直な人柄、好きなことに対する探究心など、近年は競技以外で見せる魅力にも注目が集まる。
表現の名手であり、オフシーズンはアイスショーに引っ張りだこ。各ショーの特性に合わせた多彩なパフォーマンスでエンターテイナーぶりを発揮している。
新シーズンは「競技者としてより高みへ」をテーマに練習に励む日々。今季のフリープログラムは『Butterfly』。さなぎが蝶へと変化するように、彼もまた、圧倒的変化を求め日々成長中。その美しき進化に出会える日はもうすぐそこだ。
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