-
OGとの縁をつかんで就活成功! 家具メーカー・スペースデザイナー2年目にOG訪問【Web限定】
実際に働いている人でないと分からない業界事情を知ることができると好評の連載。今回は、 家具メーカーでスペースデザイナーとして働くOGに話を聞きました。
non-noメンバーに登録すると
いろんな特典が盛りだくさん♡
誌上OG訪問
2024.01.20更新日:2025.01.28
さまざまな業界で働くOGに、仕事内容や職場のリアルをインタビュー。今回はオフィスの空間作りに携わるOGに話を聞きました!
家具メーカー【スペースデザイナー】 ▶︎▶︎ 2年目
勤務地 | 広島県 |
仕事内容 | 「オフィス用のデスクやイスなどを販売する会社に勤めていて、主な顧客は企業です。スペースデザイナーの仕事は、自社商品を使ったオフィスのレイアウトを考え、提案するための資料を作成すること。先方社員の1日の動線を考慮し、働きやすい環境作りを心がけています!」 |
給料 | 【初任給】18万円 【現在】21万円 「基本給が昇給したのに加えて、残業代も増えました。残業時間は担当している案件の数によって上下し、多い時で月30時間、少ない時は5時間未満です」 |
残業時間 | 平均20時間/月 |
ボーナス | 40万円/年2回 |
有給休暇 | 年13日 「夏休みはなく、有休を使って好きな時期に休めます。希望の時期を事前に申請しておけば、担当する案件数を調整してくれるので、有休はほぼ消化できます」 |
自分のデザインが形になった時の喜びと達成感がたまらない!
fashion point
商談の日はジャケットを加えてカチッと
オフィスは来客が多いこともあり、派手色やラフすぎる服装はNG。冬はダークカラーのニット&センタープレスのパンツが定番です。商談の時はジャケットを追加します!
この仕事を選んだ理由
人の行動や意識に影響を与えられる点に惹かれました
「大学では建築を学び、就活開始時は住宅メーカーも視野に。でも、次第に人の行動や意識に直結する内装作りへの興味が高まりました。ホテルなど幅広い案件を扱う会社と、オフィスに特化した今の会社で迷った末、専門性が身につく点に魅力を感じて入社を決意しました!」
1日のスケジュール
\ START /
7:00 | 起床 | ||
8:00 | 出社 | ||
8:30 | 始業、ラジオ体操 | ||
9:00 | デスクワーク | ||
12:00 | 昼食 | ||
14:00 | クライアント企業へ | ||
15:30 | 帰社、デスクワーク | ||
18:30 | 終業 | ||
19:00 | 帰宅、夕食 | ||
21:00 | ジムへ | ||
23:00 | 帰宅 | ||
23:30 | 就寝 |
「週2日はリモート勤務可能ですが、オフィスのほうが仕事がはかどるので、ほぼ毎日出社しています。固定の席がないフリーアドレスだから、始業時間よりも早めに出社し、お気に入りの席を確保(笑)。昼食は基本お弁当を持参し、週に一度、同僚と外食しています」
社内の雰囲気
平均年齢は少し高めながら、部署を超えてみんな仲よし!
「私が働く広島支社は50〜60代が圧倒的に多く、20代はわずか5人。年上の方ばかりで最初はかなり緊張しましたが、先輩が社員の交流を目的とした飲み会やランチを企画してくれたおかげで、距離がグッと近く! 職場以外での上司のにぎやかな姿を見たら緊張がほぐれて(笑)、今では年齢を問わずフランクに話せるようになりました」
社内恋愛ってある?
かなり多く、会社も歓迎している気がします!
「社内恋愛はよく見聞きします。周りには特に同期カップルが多く、実は私も同期とつき合っています。入社後は約4か月の研修期間を毎日一緒に過ごすため、それを機に恋愛に発展する人が多い印象。社員同士の結婚が多いからか、夫婦は赴任先を一緒にしてくれることも多々。会社もウエルカムな雰囲気です♪」
仕事のマストアイテム
図面を描く時は"消せるペン"が必需品! 通勤バッグはPC専用ポケットつきリュック
「図面を描いたり、メモをとったりするのに、消しゴムのカスが出ない『フリクション』が大活躍。赤、青、黒の3色を欠かさず携帯しています。通勤バッグは断然リュック派。ノートPCや水筒など、重いものを入れても肩に負担がかかりにくいんです。愛用しているリュックは、自立するデザインがとっても便利!」
入社してよかったこと
考え抜いたデザインを具現化できる
「一番は、自分がデザインした空間を、目に見える形で提供できること。デザインどおりに完成したオフィスを見るたびに、うれしさとやりがいを感じます。また、上司も同期も人格者ばかりなので、とても働きやすい環境です」
入社後にギャップを感じたこと
想像以上に残業や働き方のルールが多い!
「空間とともに"働き方"を提案する会社だから、柔軟なイメージがあったけれど、実際はフレックスタイムの利用にも事前申請が必要であるなど、自由度が低いのが残念。案件が重なると忙しくなり、慣れるまで大変でした」
人生プラン
「広島支社でしっかり基礎を学んだ後、東京の本社で大きな案件を担当してスキルを磨きたいです。いつか子どもを産みたいと思っており、復帰後もデザイナーとして活躍できるようになるのが目標!」
こんな人にオススメ!
「技能としては、図面を描けることが必須。私を含めて、同期の半数は建築学科出身です。残業の多さや、デザインが却下されてもへこたれない、心身のタフさも大切だと思います」
大学生エディターズからの質問
Q 創造力や発想力を磨くために意識していることはありますか?(星香さん・大学4年)
「個人的には、視覚で学ぶのが最も効果的。デザイン系の雑誌を読んだり、ホテルなどの新しい建物を訪れたりするのが日課です」
Q 広島勤務のよいところはどんな点ですか?(かろさん・大学4年)
「東京と比べて家賃が安いため、住むエリアの選択肢が多いこと。会社近くなど、通勤に便利な場所を選びやすいので助かります!」
就活生へのアドバイス
「大切だと感じたのは、できる限り早く動き始めることと、綿密な自己分析。私は3年生の夏に就活を始め、幅広い業界を調べながら、並行して自己分析を行いました。自分が本当にやりたいことをじっくり見極められたおかげで、迷いや後悔なく終えられたと思います! 自己分析は、仲のいい友達に手伝ってもらうこともおすすめです」
実際に働いている人でないと分からない業界事情を知ることができると好評の連載。今回は、 家具メーカーでスペースデザイナーとして働くOGに話を聞きました。