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イケメン
2025.04.21
2025年1月にデビュー5周年を迎えたSnow Manが4月19日(土)、4月20日(日)にスタジアムライブ『Snow Man 1st Stadium Live Snow World』を開催! その会場は、メンバーが「夢だった」と語る、国立競技場。念願のステージに初めて立った、記念すべき19日の公演を超詳細レポートします!
※楽曲名・演出等のネタバレを含みますのでご注意ください
意外な曲から始まったオープニングブロックから盛り上がりも一体感も最高潮!
“Snow World”をイメージした真っ白なセット。開演時刻になるとOvertureが流れ、メインステージの3階部分を覆っていた幕が上がり、9人がピンクを効かせた王子様のような衣装で姿を現します。
1曲目はデビューシングル収録曲で、シンプルなセットでの一糸乱れぬダンスが際立つMVも話題となった『Crazy F-R-E-S-H Beat』。ロボットダンスで階段を降りてくる、サングラスをかけたひとりひとりの仕上がったビジュがモニターに大きく映し出されるたび、客席からは歓声が上がります。(佐久間大介さんは、もちろんあのパートで腹筋をチラ見せ!)そして、ラウールさんの「Uh,Can you feel it baby?」を合図に全員がサングラスを外すと、その歓声はほぼ絶叫に!
2曲目の歌い出しとともに岩本照さんが「国立ー!騒げるかー!?」と叫び、メンバーは4人と5人で上手と下手に分かれて花道へと歩き始め、いきなりアリーナ席に近づいていきます。阿部亮平さんが作詞作曲を手がけたメンバー紹介ラップ『Nine Snow Flash』では、“Snow Man”やメンバーの名前のコール&レスポンスで会場の一体感が急上昇。ファンが名前を呼ぶ声にこたえるこの日のセリフは、岩本さん「なんだよ~?」、深澤辰哉さん「会いたかったぜー!」、ラウールさん「会いたかったよ♡」、渡辺翔太さん「(投げキス♡)」、向井康二さん「サワディーカーーーップ!」、阿部亮平さん「(空に向かって指を差し)晴れたよー!」、目黒蓮さん「もっと声出して!」、宮舘涼太さん「抱いてやるよ」、佐久間さん「国立! 愛し合おうぜ!!」でした。
イントロからキャッチーな『ブラザービート』冒頭では向井さんが「みんな元気ー?元気ですか!最後まで楽しんで行ってください!」、阿部さんが「国立ー!会いたかったぜえー!Welcome to Snow World!」と叫び終わるとビジョンに9人のアップが並び、観客席からは絶叫が!メンバーも国立競技場の広いステージでのびのびパフォーマンス。佐久間さんが「只今国立ライブ中!」と替え歌し、目黒さんはライブでお馴染み、「もう」の歌詞を「もうっ!」と強めに可愛く言い、渡辺さんは自分のパートで「国立ー!騒いでいこうぜー!!」と煽ります。その姿からは、メンバーもこの瞬間を心から楽しんでいることが伝わってきました。
ここで一旦メンバーが舞台袖へ。一人ずつ一言話してからはけていく演出でしたが、向井さんはゴイゴイスーをすると思いきや、「サワディー!」とタイ語の挨拶で呼びかけ。不意打ちにも関わらず、「カーップ!(女性はカー!)」と観客席もタイ語ですぐさまレスポンス。「浸透してきてるやん!」とご満悦の表情でした。阿部さんは「幸せになりたい人ぉ⤴︎!」とYouTubeのように声が裏返る場面も。この後、ベージュに赤&ビジューをアクセントに効かせたセットアップに衣装チェンジ!
初のソロ曲を全員が披露!メンバーが一緒に盛り上げるシーンも
早くも9人と7万人のテンションが最高潮に達したライブ序盤、深澤さんから「次なんですけど、この前ベストアルバムを出させていただきましたね。そのなかのソロ曲を披露させていただきます!」という、うれしい発表が!すかさずラウールさんが「ちょっとごめんなさい、聞いてないんですけど」とボケつつ、9人のソロ曲が聴けるスペシャルな時間が始まります。
恋愛が成就する前の楽しくも苦しい時間をイメージしたという阿部さんの『いっそ、嫌いになれたら。』には、阿部さんのうしろにMVにも登場したシルクハットで顔が隠れた二人のバックダンサーが登場。と思いきや、歌の途中、彼らが帽子を持ち上げると……なんとその正体は深澤さんと目黒さん。3人でお尻を振りながら踊り、最後は阿部さんが「嫌いになんて、なれません♡」とキュートなひと言で締めくくりました。
続いては、バラを巻きつけたマイクスタンドの前で、ジャケットにもバラをふんだんにつけた宮舘さんが岩本さんとラウールさんを従えて歌う『I・だって止まらない』。曲中セリフを岩本さんが「抱きしめたい」、ラウールさんが「守りたい」とクールに決め、次は宮舘さんの番……と思いきや、ここで音楽と宮舘さんの動きがピタッと静止し、待ってましたのスーパー舘様タイムに。ラウールさんが戸惑った表情&小声で「舘様!舘様!セリフ!」と呼びかけても微動だにしない舘様。同じく微動だにしない岩本さんにも「なんで止まってられるの?緊急事態だよ?」と声をかけますが、そのまま。宮舘さんはその後息を吸ってセリフを言うと思いきや言わない、を2回繰り返すなど、かなりフリーダムな静寂が続いたあとにようやく「だって……(ここでもためて)君が好きなんだもん」とつぶやき。岩本さんから「長すぎます」とツッコミが入っていました。
渡辺さんの美しいロングトーンが堪能できる『オトノナルホウヘ』は、曲の途中で渡辺さんが持っていた“Friday”と書かれた幕を下ろすと、そこから向井さんと佐久間さんが現われ、ハモリとダンスで参加。3人でソファに座ってハシャいだり、ハイタッチしたりと微笑ましい光景が満載でした。
目黒さんのソロ曲『朝の時間』は、目黒さんらしい優しい感性が詰め込まれた1曲。アリーナのトロッコに乗って客席を見ながら歌う途中、目もとを拭う仕草も。聴く人に寄り添う歌詞を気持ちを込めて歌い上げ、「明日もみんなで一緒に頑張っていきましょう」とメッセージを送ったあと、「あっぶね、思わず泣きそうになったわ」と本音を漏らしていました。
ソロ曲=歌う本人だけがステージに立つことが多いなか、ほかのメンバーも登場して盛り上げるという演出は、仲の良いSnow Manにぴったり。また、先輩のバックで踊っていたことを思い出し、グッときたファンの方も多いのでは。実は今回のライブを監修した松本潤さんが所属する、嵐の皆さんが初めて国立競技場に立った際にバックについていたのが、深澤さん、渡辺さん、宮舘さん、佐久間さん。佐久間さんは、2021年のノンノ誌面でもその時の思い出と、自分たちもグループとして国立に立ちたいという夢を話していました。
Snow Manの仲よしぶりは後半のソロ曲でも存分に発揮され、カメラが趣味で“Photo Boy”の名を持ち、ノンノ4月号特別版で表紙も撮影してくださった向井さんのソロ曲『ファインダー』では、メンバーひとりひとりを撮影する向井さんの様子がビジョンに。曲中、暗転した中で静かに見守っていた8人がラストに向井さんのもとに集まって全員で写真撮影。「見たら分かる、ええ写真やで~!」という向井さんの声に、歓声が沸き起こります。
深澤さんの『iro iro』でも、ほかの8人はメンバーカラーの傘を持って踊ったり、歌詞に合わせて星や赤い運命線や虹が描かれたパネルを持ってステージ上を動きまわったりと、大活躍。曲中8人が手にしていたパネルを裏返して一列に並べると、“イケメン☆たつや”になるという仕掛けも隠されていました。傘を使ったダンスでは、途中で二人ずつ相合傘になるシーンも。ちなみに組み合わせはニコイチこと岩本さん&佐久間さん、向井さん&目黒さん、ラウールさん&渡辺さん、阿部さん&宮舘さんでした。(記事タイトルの⚪︎⚪︎⚪︎組み合わせはこちらのことでした。)最後は主役の深澤さんを傘で隠して「おかしいだろ!」というオチも。
佐久間さんのソロ曲は、個性が炸裂した『守りたい、その笑顔』。ピンクに染まった会場の真ん中で佐久間さんが歌い出すと、観客席も口上やMIXを盛り込んだ一体感あるコールで応えます。途中からピンクのハッピを着てピンク色に光るペンライトを持った8人が登場し、佐久間さんとのキレキレのヲタ芸を見せて大盛り上がり!
一転して大人のムード漂う岩本さんの『7%』へ。MVでは女性ダンサーとのダンスが印象的でしたが、このライブでは長年共にグループを支える深澤さんとのペアパフォーマンスに!二人だからこその息の合った、椅子や帽子を使った色気のあるダンスを披露しました。
そして、ソロ曲のコーナーを締めくくったのはラウールさん。自身が歌詞をつづった全編英語詞の『Induction』にのせて、時に激しく、時にしなやかに、長い手足をいかした圧巻のダンスパフォーマンスで国立競技場を完全掌握。そのカリスマぶりを見せてくれました。
MCでは階段下にあった靴の謎など、前半戦の裏話が続々。
合間のMC中は、いつものSnow Manらしさ全開のわちゃわちゃトークを展開。その模様もくまなくご紹介します!(この時ドリンクを入れたバスケットに、以前のツアーグッズであるメンバーイメージのヘアバンドがつけられていたのも可愛かったですね)
全員 どうも! Snow Manでーす!!
深澤さん 夜だねえ。それが一番びっくりなのよ。
向井さん 空がもう見えないねえ。
ラウールさん 嘘みたい!
佐久間さん これ天井あるよね?
深澤さん 天井ないんです。空なんです。
佐久間さん てか、すごいね、スタジアムでやってるんだね!
深澤さん そうですよ。私たち初めてね、スタジアムツアーということで国立の舞台に立たせていただいております。ありがとうございます!
佐久間さん 国立競技場さん、ありがとうございます!
向井さん ありがとうございます!
深澤さん いやあの、どうでした? 登場でさ、(幕が)開くじゃないですか。開いた時に見えた景色ってさ……。
向井さん 震えたね。震えましたよ、私。
渡辺さん 絶景でしたよ! 絶景だよ。
向井さん やっぱリハーサルはね、ファンのみなさんいなかったから。当たり前ですけど。
渡辺さん やっぱちょっといつもより緊張しちゃって、何度かもう既に歌詞を間違えてしまいました(笑)。だからちょっと菊池風磨がいたら怒られてると思う。
向井さん 歌詞はね、覚えておかないと。
渡辺さん はい、すみませんでした。
佐久間さん いや、“入れておかないと”だから(笑)。
深澤さん いや~、本当にね、この5周年っていうタイミングで国立に立たせていただけるっていうのは僕たちの力だけではなくて、やっぱり本当にみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。
佐久間さん みんな、ありがとう!
向井さん (演出の)噴水もすごいよね。水量が。
深澤さん 今一番噴水が欲しい(笑)。汗がすごすぎて。
佐久間さん でもやっぱりさ、気合い入ってたからか知らないけどさ、今日の入り時間、康二がめっちゃ早かった(笑)。
向井さん 言うなよ〜、それ(照)。
佐久間さん なんで早かったの?
向井さん いやっ、早めに入ろうかなと思って……。
佐久間さん ビビって練習してたとか?
向井さん 練習はね! しとかないと!
佐久間さん さっき、あそこ(スタンド席に上がる階段)で上に行ったあとに戻ってきたの。下に片方だけの靴があったの。
向井さん あったね!
佐久間さん 靴が落ちてたの(笑)。誰の靴なんだろうと思って。
渡辺さん 誰? シンデレラでもいたのかな?
(モニターに恥ずかしそうに笑うラウールさんが映し出される)
ラウールさん なんかさ、『Cry out』って(今回はライブの)前半に初めてくらいにやったじゃん。いつもだったらすべてを投げ出しても許されるんだけど……靴をどっちも脱いじゃった(笑)。
佐久間さん マジで!? 曲の途中に?
ラウールさん そう、気づいたら。なんかその……すべるじゃん。すべりたくないから。
佐久間さん (演出の)噴水でちょっと(ステージが)濡れてるんだよね。
ラウールさん とんでもない後悔でした(笑)。
目黒さん 俺、その時ラウールの隣なんだけど、隣のラウール見たらね。(と、必死に靴を脱ぐラウールさんの姿を再現する)
佐久間さん 脱ぐとこ一番ダサいじゃないの(笑)。
向井さん そこはスマートにやってもらわんと!
ラウールさん いやもうアドレナリンしか出てないですから。
佐久間さん いいね、でもそれもみなさんの盛り上がりのおかげですから。
ラウールさん そんなことよりソロ、めっちゃ盛り上がってたね!
向井さん 阿部ちゃんから始まったやんか。
深澤さん どうなの?
阿部さん あ、どうもソロ先輩です。
ラウールさん 圧倒的に先輩だよね。
阿部さん マジで楽しいぞ……?
佐久間さん 俺らはさ、うしろにはけてたからステージの感じが見えなかったんだけど。
ラウールさん 緑一色だった?
阿部さん すごかった。今回新しくピアノのイントロを入れたんだけど、1音目でもうみんな緑。
渡辺さん 上手!
ラウールさん それは小池都知事もよろこぶよ。
阿部さん 今だけはあべちゃんグリーンにしてくれ、 頼む!
ラウールさん 東京都だったから。
深澤さん あと、あれじゃない? 舘さん、ちょっと今日……。
ラウールさん あれどういうことなんですか?
宮舘さん 何がですか?
ラウールさん リハーサルではセリフを(岩本さんが)言って、(ラウールさんが)言って、(宮舘さんが)言うみたいなことだったんですよ。
宮舘さん 今日の、“間”の話ですか?
渡辺さん いや、国立であの“間”できるの、メンタルヤバいよ。
向井さん どうしたのどうしたの?
宮舘さん みんながそうさせたんだよ!?
向井さん いや、自分次第でしょ、あれは!
宮舘さん みんなが待っててくれるから、俺はできること。信頼関係が生まれてますから!
ラウールさん でも、ちょっとあの隙にファンデ直してる人もいたかも。「あ〜、ちょっとなげえな」みたいな(笑)。
宮舘さん (アリーナの客席を見ながら)その辺かな?
深澤さん なべはどうでした?
渡辺さん 出てきたらもう(ペンライトを)青色に変えてくれて……。本当に優しい方々ばっかりでね。ちょっとだけね、空気が読めてない方も……。
ラウールさん ちがう!誤作動!(客席に向かって)誤作動だよね~!
渡辺さん 意図的にとかじゃない?まあ冗談ですからね(笑)。二人(向井さんと佐久間さん)が歌ってくれたりとかして。
佐久間さん ハモリを歌って……。
渡辺さん ちょっと待って! 風ヤバい!
佐久間さん めっちゃ気持ちいい!(佐久間さんとラウールさん手を広げて風を感じる)
渡辺さん みんな風感じてる!?
ラウールさん めっちゃ気持ちいい!
向井さん 上のほうとかけっこう風すごいんじゃない?
渡辺さん 涼しい? みんな。
宮舘さん なんでこんな風吹いてんだろ?
深澤さん 野外、野外だから。
佐久間さん いいね、野外の醍醐味だね。
深澤さん そして次ソロで言うと、めめだ。
向井さん めめ、よかったね。
ラウールさん めめ、なんか泣きそうになってなかった?
目黒さん 国立、ソロ、ヤベぇぞ! あと、まだこれからやる人もいるから……。
深澤さん アドバイスちょうだいよ。
向井さん ふっかさんはあるかまだ分からんけどな。
深澤さん あるだろうよ! なんで俺だけねえんだよ!
目黒さん アドバイスはもう、国立、ソロ、マジヤベぇ! それだけ。
深澤さん あとさ、ちょっとさ、さっき噴水の話も出ましたけど、今回本ステの前にも噴水が出てて、ちょっとね、やっぱ本ステがまだ濡れてるという状況なんで、すみませんね、岩本さん、スタッフさんに集合かけてもらっていいですか?
岩本さん 俺がひとりで拭くの?
深澤さん 違う違う違う!
ラウールさん パワハラだよパワハラだ。パワハラやめよう?
深澤さん パワハラじゃないんだよ!一番穏やかな人だよ!
岩本さん すみませんスタッフさん、拭いてください。(深くお辞儀)よろしくお願いします!
深澤さん 丁寧!めちゃめちゃ丁寧。
渡辺さん 今、冷静に振り返って思ったけどさ、今までのライブでセンターステージでMCをするの初めてじゃない? 今ちょっとそわそわしてる。
深澤さん 360度囲まれているわけです。
ラウールさん 絶対明日(観客のみなさんの)首痛いよ(笑)?
向井さん たしかに。イス前向きやのに、こうなってる(前方の人は振り返ってセンターステージにいるSnow Manを見ている)のか!ヤバいね。
ラウールさん そうそうそう!陽キャのクラスでの座り方しかできなくなっちゃう(笑)。背もたれを前にして(エアーで実演する)。
佐久間さん 上のほうもありがとうね。ほら、あっちの、奥から3番目の列の左、こっちからは865番の……。
深澤さん すごいって。
佐久間さん あそこに深澤に“チューして”って書いてある。
深澤さん なんでだよ! 俺、チューして!?
(深澤さんがカメラに向かってフワッと投げキスをする)
ラウールさん やめよやめよ、ビックリしちゃう。
岩本さん ふっかがそういうことすると天気悪くなってくる(笑)。
深澤さん 違う違う違う(笑)。
佐久間さん 空も不機嫌だわ(笑)。
阿部さん それで言うとさ、晴れたね!
佐久間さん 俺たちもよかったなと思うけど、ファンのみんなも本当によかったよ。
ラウールさん 阿部ちゃんが気象庁に働きかけてくれて……。
阿部さん 俺は天気を司っているわけじゃないのよ(笑)。
佐久間さん え、天気予報士だっけ?
阿部さん 気象予報士。
深澤さん いるんじゃない? なかには。てるてる坊主を作った人いない?
(客席のペンライトが少しだけ揺れる)
佐久間さん 結構中途半端な数字だね(笑)。
ラウールさん (岩本照さんを指差して)てるてる坊主(笑)。
岩本さん 今日ちょっとでも雨降ったら、全員が俺のせいにしようと思ってたでしょ(笑)?
ラウールさん 諸説ありますから。
佐久間さん あの、伝説の雨男なんですよね。
岩本さん ごめん。“伝説の雨男”って何!?
佐久間さん めちゃくちゃ雨降るんだよ!
ラウールさん あれ?『SASUKE』の肩書き、それじゃなかったっけ? (ナレーション風の声色で)「伝説の雨男、岩本照!」
佐久間さん ”Mr.SASUKE”の隣。
深澤さん いや、本当にすごいよ。みんなありがとうね。
全員 ありがとうございます!
佐久間さん ステージでけえ!
阿部さん Snow Man初めて見たよって人!
(結構な数の手が上がる)
佐久間さん Snow Man2回目だよって人!(手を挙げた観客に)初めまして。
深澤さん 2回目で初めましてはおかしいのよ。
向井さん お久しぶりです。
渡辺さん 恒例の声出しみたいのちょっとやってみよう。
(ここから声出しタイムへ。岩本さんに応えるメンズの歓声もすごかったです!)
マーチングバンド、噴水に炎……迫力満点の演出!
圧巻だったのは、スタジアムという広い空間をいかした演出の数々。
ライブ中盤、目黒さんの「次のコーナーは新しいチャレンジをしているので、みなさんまだまだ盛り上がっていきましょう! ひーくん、よろしく!」の声をきっかけに照明を浴びてメインステージに浮かび上がったのは、ドラムセットに座る岩本さん。ビートを刻み始めると、その演奏に合わせて総勢70人のマーチングバンド”Snow Marching Band”が登場し、ステージの上を行進します。マーチングバンドアレンジされた『Tic Tac Toe』の間奏では、9人が横一列に並んでスネアドラムを叩くパフォーマンスも。
その後も、岩本さん・目黒さん・深澤さん・阿部さん・渡辺さん(青チーム)と、向井さん・ラウールさん・宮舘さん・佐久間さん(赤チーム)に分かれてのダンスバトルが繰り広げられるなど、一瞬たりとも目が離せません。『Cry out』で9人が再び集まり、ギラギラしたパフォーマンスを見せつけたかと思えば、スタンド席へと続く階段をのぼっていき……。Snow Manからファンに向けたメッセージが込められた『あいことば』を2階席の目の前で歌うというサプライズが!ちなみに階段から降りたところに、『Cry out』でラウールさんが脱いだ靴が。向井さんが跪いて靴を履かせてあげていたかと思うと、外周では目黒さんと佐久間さんが手を繋いでブンブン振りながら歩いていたりと、そこかしこでわちゃわちゃが。
さらに、セットリスト後半に待っていたSnow Manの真骨頂とも言えるダンスナンバーが続くパートでは、迫力満点の噴水と色とりどりの炎がこれでもかと上がり、パフォーマンスを派手に彩りました。
5周年メドレーのゾーンでは、色とりどりのタキシード姿でデビュー曲のD.D.をはじめ、シングル曲をパフォーマンス。背後のビジョンには当時のMVが流れ、デビュー時は16歳だったあどけないラウールさんが映ると、ファンからはどよめきも。5年の歳月を感じる演出が光っていました。
僕たちSnow Manを国立に連れてきてくれてありがとう!
本編も残すところラスト1曲となったところで、メンバーひとりひとりが国立競技場のステージに立てた今の気持ちや感謝の想いを伝えました。
岩本さん みなさん、本日は本当にありがとうございました。やっぱりこうやってみんなに直接会えるのが本当に幸せだなって感じさせてもらったし、幸せって思えるのもそんなに多くないと思うし、この感謝できる、幸せって思える、こんな経験を、初めての経験を、みんなが僕に、僕たちにくれて本当に感謝しています。ありがとうございました。
阿部さん みなさん、本日はありがとうございました!本当に、この国立という舞台に立つのを昔の自分は絶対想像できなかった。そんなふうに、みんなといると、なんでも叶う気がしています。僕たちSnow Manを国立に連れてきてくれて本当にありがとう!今日はありがとうございました!(深々とお辞儀)
佐久間さん みなさんありがとうございます!本当に感謝ばかりで、なんか本当に、いろんな言葉を使っても絶対出てくるのは「ありがとう」と「これからもよろしく」という言葉がいっぱい出てきます。この夢のステージにSnow Manが立ったこと、本当にありがたく思います。これからもっと先、もっと未来を一緒に、僕たちSnow Manとファンのみんなとで見れたらいいと思います。これからも応援よろしくお願いします! ありがとうございました!
向井さん (マイクを通さず生声で「ありがとー!」と叫んでから)やっぱ届かんね、上までね(笑)。みなさん、今日も楽しい時間をありがとうございました!本当にね、こんな大きなところでできてるのは本当にみなさまのおかげなので。やっぱりSnow Manでいろいろお仕事やってますけども、本当に全部楽しいし、まぁこれからも楽しいこともつらいこともいろいろあると思いますけども、僕たちSnow Manといろいろ感情を共有して、楽しい思い出をいっぱい作っていきたいなと思いますので、これからも僕たちの応援よろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました!
宮舘さん みなさん、今日は本当にありがとうございました! 本当に笑顔があふれるライブだったなと思います。楽しかったですか?(「イェーイ」という声が上がり)その言葉が聞けたら、満足だ……! これからも愛し合いましょう。ありがとうございました!
深澤さん (大きく息を吸い込んで向井さんと同じように生声でしゃべろうとして、やめて)はい(笑)、みなさん、どうもありがとうございました。みなさん、楽しかったですか? 僕たちも最高に楽しかったです。今日のね、このライブを見て、みなさんにとって、明日の活力だったり、これからの元気の源みたいになってくれてたら本当にうれしいと思います。これからも、Snow Manのことをよろしくお願いします。本日はありがとうございました!
渡辺さん えー、9人いるもんですから……言おうとすることがそろそろかぶってくると思います。心のなかで「あぁ! 今言われちゃったよ! 言おうとしてたのに!」みたいなことが多々ありました。(向井さん「言わんでええやん(笑)」)そんな状態もさておき、本日はありがとうございました。本番出る前はね、緊張しながらも、でも今日来てくれてるみなさんに本当に元気と幸せを与えられたらいいなって思っていたのですが、いつもね、ライブをやるとみんなに元気と幸せをもらってしまう側になってしまいます。だから本当にいつもみなさんに幸せと元気をたくさんもらっているなと、今日改めて感じることができました。そして改めてみなさん、国立競技場にSnow Manを連れてきてくれて本当にありがとうございます。またよろしく。ありがとうございました。
ラウールさん みなさん、楽しめましたか? 僕もすごい楽しかったんですけど、なんかその、みなさんの近くに行った時に、自分の顔見てるみたいに同じ顔してたんですよ。みなさん、同じ表情してて。なんかこんなにも同じ感情を共有できる存在って、なかなかいないなと思って。すごい……なんか……あ、エモくなっていました(笑)。エモかったです。また会いたいなっていう気持ちに僕もなったので、あ、みんながなったかは聞いてないけど……(笑)、なってたらいいな。また会おうね!
目黒さん 今日はみなさん、遊びにきてくれて本当にありがとうございます。数年前はこうして国立のステージに立てるっていうのは本当に考えられなかったし、それでも今こうやってSnow Manが……(涙をこらえながら)あの……(あふれてきた涙をふいて)こうやって国立に立てているのは、本当にまわりのみなさんの支えがあって、僕たちはこうしてこのような景色を見れてみなさんと同じ時間を過ごせているなというふうに思います。まず僕たちを支えてくれてるファンのみなさんだったり、スタッフのみなさんに心から感謝したいと思います。本当にキレイな景色、時間を過ごさせていただいて、本当にありがとうございました。
そして、目黒さんの「次の曲は、ファンのみなさんに伝えたい言葉を並べた曲で、僕たちのそういった想いがみなさんに歌を通して届けばいいなというふうに思います」という曲紹介で始まった『Dear,』。ゴンドラに乗ってステージ上方へと上がった9人は、歌詞に自分たちの想いを重ねて感謝の気持ちを届けていきます。その目には、キラリと光るものが……。歌い終えると、それぞれが「端から端まで本当にありがとう!」、「会いにきてくれてありがとう!」、「上のほうもありがとうね!」と想いを伝えていくなか、目黒さんの「マジで奇跡だな」というつぶやきにラウールさんが「国立だよ~、奇跡だよ~」と答え、メンバーが夢のステージに立てたよろこびを噛みしめている姿が印象的でした。
3000発の花火でデビュー5周年をお祝い!
アンコールは、オフィシャルグッズのTシャツをアレンジした姿で登場。トロッコでアリーナ席を横断したり、花道を歩いたりしながら、客席に向かって手を振り、うちわに書かれたリクエストにこたえていきます。ラウールさんと渡辺さんは、再びスタンド席へと続く長い階段をのぼり、2階席のファンに近づく場面も。
アンコール最後の曲『We’ll go together』では、佐久間さんと阿部さんが抱き合い、そこに岩本さんも加わって3人でハグ♡ 宮舘さんと目黒さんと向井さんは3人で肩を組んで歌っていました。そして、全員がセンターステージに集まり横一列に並んで歌い始めた次の瞬間、夜空に打ち上がったのはメンバーカラーの3000発の花火! メンバーもここで初めて目にしたと言う花火。歌いながら、時折涙を流しながら、幸せそうに見上げる9人の笑顔を美しく照らしていました。
興奮冷めやらぬ9人の国立初ライブ後会見の様子もチェック!
この日はライブ終演後に、メンバーの感想や演出秘話を伺う囲み会見も行われました。いつも大盛り上がりのSnow Manの会見の様子もぜひチェックして!
Staff Credit
撮影/つぼいひろこ 取材・文/吉川由希子、本誌編集部