野村周平さん、本日公開の映画『ビブリア古書堂の事件手帖』の裏話を語る!

2018.11.01

広瀬すずさん

すべて/スタイリスト私物

おもしろい小説に出会うと、その主人公を自分が演じたくなります

幼なじみにひそかな恋心を抱く高校生から、興奮すると全裸になるバンドマンまで、作品ごとにまったく異なる顔を見せる野村さん。「役のイメージを固めすぎず、現場で感じたことを大事にする」という役作りの姿勢は、最新出演作となる映画『ビブリア古書堂の事件手帖』で演じた大輔に関しても同じ。


「そのせいか、役をつかむまでが難しいんです。でも、途中から慣れてくるというか、口調もしぐさも大輔仕様にアップデートされていく感じ。そうやって1回インプットしてしまえば、もう大丈夫なんです」


幼い頃のある体験がトラウマとなり、本を読めなくなってしまった大輔。「活字に苦手意識があるところは僕も同じ(笑)」と冗談めかしながらも、「最近読んだ作品は?」の質問には『コインロッカー・ベイビーズ』『ねじまき鳥クロニクル』『深夜特急』と有名な小説のタイトルがズラリと並ぶ。


「知り合いに、音楽もスケボーも洋服も、僕の好きなジャンルを知りつくした超物知りな先輩がいるんです。小説を読んだのは、その人にすすめられて。男性が主人公の場合は、"実写化したら演じたいな"って、どうしても自分に置き換えてしまいますね。『深夜特急』を読んだあとは旅に出たくなったし、物語の世界に入り込みやすいタイプかもしれないです」


今年、出演したドラマや映画はすでに6本! 多忙なスケジュールのなかでリフレッシュできるのは、気心の知れた友達とお酒を楽しむ時間だという。


「チェーン店の居酒屋だから6人で行ってもお会計が安い!"俺おごるよ!"と言います(笑)。自由に好きなことを楽しんでる友達と話すと、また明日から頑張ろうって思えるんです」

武田玲奈さんプロフィール

●のむら しゅうへい

1993年11月14日生まれ、兵庫県出身。ドラマ『結婚相手は抽選で』(毎週土曜23時40分~・フジテレビ系)に出演中。映画『純平、考え直せ』が公開中


『ビブリア古書堂の事件手帖』

©2018「SUNNY」製作委員会

『ビブリア古書堂の事件手帖』

大輔(野村周平)は祖母の遺品から夏目漱石の直筆と思われる署名入りの『それから』を見つけ、古書堂に持ち込む。本に関して人一倍の知識と情熱を持つ店主の栞子(黒木華)が、その1冊から祖母の秘密を解き明かし……。

●11月1日(木)全国ロードショー


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2018年12月号掲載

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