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鈴木友菜の音楽連載♡ 高橋優さんがニューアルバムを語る!【NO MUSIC, NO YUUNA.】

「音楽大好き」友菜が気になるアーティストと対談。今回は刺さる楽曲を全国に届け続けるこの人が登場♡

今月のお相手は…高橋 優さん

高橋 優さん

P r o f i l e

●たかはし ゆう 

1983年12月26日生まれ。’10年『素晴らしき日常』でメジャーデビュー。その後も数々の話題作を発表。「約2年ぶりのアルバムも高橋さんの多彩な魅力が詰まった名曲ぞろい。必聴です♡」(友菜)

【NO MUSIC, NO YUUNA.】

(高橋さん)ジャケット¥48600・カットソー¥5800・パンツ¥27000/原宿VILLAGE その他/スタイリスト私物 (友菜)ワンピース¥33000/ビームス ジャパン(ビームス クチュール) パンツ¥4000/merlot イヤリング¥12600/somnium

「ここでダメなら歌をやめよう」真剣に音楽と向き合った

友菜 いい意味で人間くさくて、刺さる。高橋さんの楽曲は私も大好きで。ニューアルバム『STARTING OVER』も最高でした♡ ちなみに、デビュー8年目を迎える今、なぜ「やり直し」や「再スタート」を意味するこの言葉をアルバムタイトルに掲げたのか、気になります!!

高橋 ライブの観客が一人、二人のこともあれば、家族も音楽活動に大反対。デビュー当初は僕の歌に耳を傾けてくれる人はほとんどいなくて。「自分の歌声を多くの人に届けること」は夢のまた夢くらいに思っていたんです。でも、気づけば昨年は全国37か所でツアーをやらせてもらって、その客席ではあんなに大反対していた両親も、僕のツアーグッズを身につけて笑顔でタオルを振っていたりして(笑)。それはとても幸せな光景で……なんだかすべての思いが叶ったような気持ちになってしまったんですよ。そして、思ったんです。「もう歌えないかもしれない。終わりだな、終了だな」って。

友菜 えぇっ、本当ですか!?

高橋 実際に、去年の終わりくらいから曲が書けなくなってしまって……。そこで、デビュー以来初めて楽曲制作のためだけの時間を設け、音楽とトコトン向き合い、もう一度ゼロから始める気持ちで挑んだのが今作だったんです。

友菜 「歌えないかも」と思った理由とは?

高橋 僕の中には常に「おもしろいものが見たい」「おもしろい曲が聴きたい」「おもしろくなきゃ意味がない」という思いがあって。僕、人生を悟ったかのごとくエラそうに「あ〜分かる、分かる」を繰り返す大人が苦手なんですよ(笑)。今、ここで満足したら、そっちに転がってしまいそうな気がして。そんな人の曲、僕なら聴きたくない。いつだって真剣に人生と向き合いながら、失敗したり、もがいたり。その中で「次はどんな楽曲を届けてくれるのか」とワクワクしてもらえる存在でありたい。振り返ると、ヒリヒリとした覚悟と危機感を持つことで、自分を鼓舞したかったのかも。今でこそ、楽曲を作れたから友菜さんにも取材していただけたけど。数か月前は本当に思っていましたからね。「ここでダメなら、もうやめよう」って。この先も、それくらい“全力”で音楽していきたいと思ってます!!

- 友菜 インタビュー後の感想 -

包み隠さず本音を語ってくれた高橋さん。ここに収めきれなかったのが残念なくらいおもしろい話の連続で。「極貧の音楽生活の中でティッシュを食べた」エピソードも最高でした(笑)。音楽同様、高橋さんもまた人間くさく魅力的な人。動き始めたばかりの"高橋 優の第二ステージ"、これからも楽しみにしています。
2018年12月号掲載

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