ボディメイク

深呼吸だけで、奇跡のペタンコお腹が手に入る! 簡単エクサで夏ボディの準備♪

2017.06.02更新日:2017.12.26

呼吸だけでOK! ペタンコお腹深呼吸って何?

食事に気をつけても、お腹がへこまない……それは、無意識の"浅呼吸"が原因かも。呼吸グセを直して、スッキリお腹になろう! 呼吸整体師、森田愛子さんのアドバイスつき♪

呼吸とお腹の膨らみには深い関係が! まず理論を知ろう。

1.姿勢が悪い
姿勢が悪いと、お腹を正しく動かせない。背すじを伸ばしても、胃に力が入ると緊張状態に。

2.呼吸が浅い
呼吸が浅いと、横隔膜や内臓の動きが低下。酸素が全身に行き届かず、巡りが悪くなる。

3.上腹部が緊張
呼吸をはじめ、日常の動作の際に上腹部に力を入れるクセがつき、圧で張ってしまう。

4.下腹部が膨張
呼吸で下腹部を動かせていないためカチコチに固まっていて、へこませることができない。

5.内臓が下垂
横隔膜がうまく使えないことで、周辺の胃や腸の動きも悪化。体の前方に下がってしまう。


深い呼吸で圧を抜けば体がコンパクトに!

ノンノ世代によく見られる、ヤセているのにお腹だけがポッコリと膨らんでいる現象。原因は、浅い呼吸や、それに伴う間違った体の使い方にあるそう!

「無意識の浅呼吸によって肺の下にある横隔膜の動きが悪くなると、周りの臓器も緊張して下がり、ムダな圧がかかります。すると上腹部は張り、下腹部はポッコリと膨張してしまうんです。“緊張で圧がかかる”感覚を知るために、試しに今、床に落ちた物を拾う動作をしてみてください。その時、大抵の人は呼吸が浅くなり、胃のあたりにグッと力が入って、頭に向かって血が上るのを感じるはず。これが、“体に圧がかかる”という状態。

紹介する腹ペタワークは、主に呼吸のクセを直して、体にたまった圧を抜くと同時に、これ以上体に圧をためないための動作を体にインプットするメソッドです。3日間で、内臓があるべき位置におさまり、体がコンパクトになる感覚が分かると思います。

深い呼吸が身につけば、横隔膜が正しく動き、全身の巡りもよくなります。体の不調が改善し、全身の美しさにもつながりますよ」

【×】NG深呼吸はこれ!

  • 【NG深呼吸】姿勢を正そうとする時によくあるNG例が、背すじがのけぞって肩甲骨が寄ること。この姿勢での呼吸は上腹部に力が入り、下腹部が動かせない。

  • 【NG深呼吸】胸から息を吸って肩が上がるような深呼吸はお腹が動かないので×。胸だけの表面的な呼吸ではなく、お腹の奥まで入っていくことを意識。

基本のペタンコお腹深呼吸を覚えよう!

ペタンコお腹深呼吸の基本を覚えて、1日10回にLet’s チャレンジ!

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背中を少し丸めて立ち、両手を開いて広げる。膝を内側に入れるようにして、内股になるように立つ。
両手を内側にひねり、鼻から深く息を吸い込んで、口からゆっくりと吐き出す。吸った時にお腹が膨らんで、吐いた時にしぼんでいく感覚があればOK

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お尻の力を抜いて、膝や胸は楽に。両手を地面と垂直になるように開き、股関節と足の裏とが真っすぐつながるように立つ。
手を胸の前でクロスさせ、下腹部に空気をためていく意識で、鼻から息を少しずつ入れていく。
口から息をゆっくり吐きながら、腕を下げる。正しい立ち姿勢になっているから、よけいな力を入れずに呼吸ができる。
【NG】背中が丸まって、顔が前のめりに。首から下が安定せず、お腹で立っている状態。下腹が突き出る。

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肩と、骨盤の出っ張った部分が垂直になるように意識して座る。
背もたれがあれば軽く寄りかかるイメージで背中をやや丸める。お腹によけいな力を入れずに深呼吸できる。
【NG】背中を丸めて腰に重心を置いた座り方。胃の部分に力が入り、下腹部が膨張しやすくなる。
【NG】背中をピンと張る座り方もNG。背骨の自然なカーブが消えて、首〜股関節までが力みやすくなってしまう。


ノンノ7月号では、初級編、中級編と一緒に読者がトライした実践編も掲載。3日間でトータル-7cmの体験レポもチェックして♪

2017年7月号掲載

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