
エンタメ部
No.350 ちひろ
【舞台挨拶レポ】映画『見えない娘』が描く、“見えない”からこそ見える家族の絆
2026.08.31
8月28日公開の映画『見えない娘』の舞台挨拶に参加してきました!
私が参加したのは、竹林亮監督、ジャガモンド斉藤さん、大島育宙さんが登壇されたスペシャルトーク付き先行上映会。映画を観た感想に加えて、イベントで語られた作品の見どころもお伝えします!

『見えない娘』とは
もし、自分の家族に“透明人間”がいたら――?
物語の舞台は、とある島。父と三姉妹が暮らすこの家族には、誰にも知られてはいけない秘密があります。
それは、三女・ひかりが生まれつき透明人間だということ!
母を亡くしてからというもの、父は娘たちを外の世界から遠ざけるようにして暮らしていました。そんなある日、東京に住む祖母が入院したという知らせが。家族は、ひかりの秘密を抱えたまま東京へ向かうことになります。
ところが、「透明人間を連れての家族旅行」は、そう簡単にはいきません。ひかりの存在をどうやって隠す? そもそも、無事に東京までたどり着ける……!?
「透明人間」という奇想天外な設定から始まる、ひとつの家族の旅。果たして、彼らを待ち受けているものとは――?
フライヤー紹介

写真だと伝わりにくいと思うのですが、一見空白が多く見えるこの黄色のフライヤー。実は、向きを変えると透明な文字が浮かび上がるんです!
映画の感想【ネタバレなし】
隣の席からも時々笑い声が聞こえてきて、私自身も思わずくすっと笑ってしまう、ほんわかした映画でした。
「透明人間」が登場する映画はこれまでにもたくさんありますが、透明な子どもがその家族(透明人間ではない)と一緒に暮らしているという設定は、珍しい気がします‼
そして、この作品の面白さは、透明人間であるひかりの透明であることを忘れてしまうほどの無邪気さ! 本人はいつも通りにしているだけでも、周りにバレてしまうのでは、とこちらはヒヤヒヤしちゃいます。私も毎熊さん演じる心配性のお父さんと同じ目線で、終始ハラハラしながら見守っていました笑
私が特に好きだったのが、警察官とのやり取りのシーン。ここはぜひ、これから映画を観る方に注目してほしいポイントです!
そんなひかりとコミュニケーションを取るために登場するツールたちも、とてもかわいいんです!透明人間との暮らしならではの工夫が感じられて、個人的にお気に入りでした!
そして、家族が暮らす島の風景にも注目。撮影の舞台となった神津島の自然がとても印象的でした。
実は私も以前、神津島を訪れたことがあるので、映画を観ながら「ここ知ってる!」とうれしくなったり✨️せっかくなので、以前神津島に行ったときの旅の記事も、今度紹介したいと思います!

イベントの感想【ネタバレあり】
まず印象に残ったのが、竹林亮監督の人柄。
映画監督界隈で一番謙虚なのでは……?と思うほど、物腰が柔らかく、穏やかな雰囲気の方でした。そんな竹林監督だからこそ、こんなにハートフルな映画が生まれたのかも、と納得。
- 〈竹林亮監督の過去作品〉
・『14歳の栞』 - ・『大きな家』
- ・『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』
- これらの作品もおすすめなのでぜひ観てください✨️
そして、ジャガモンド斉藤さんと大島育宙さんは、さすがの映画知識!
映画の感想を言語化するのが上手で、私が感じたことを代弁してくれている感覚でした。
ここからは、おふたりが語っていた感想の中から、特に共感したものを紹介します。ネタバレ注意⚠️です!
まず面白いと思ったのが、透明人間映画としての斬新さ。透明人間といえば、帽子や服を身につけることで存在を分かりやすくする演出も多いですが……『見えない娘』では、そのような演出がありません。
でも、映画を観ているうちに、“見えていないのに、見えているような気がする”感覚になり、気づけば愛着まで湧いてくる。
「透明人間なのに、観ている側にはどんどん存在が見えてくる」という逆転の面白さが、印象に残りました。
また、透明人間が登場する作品では、「姿が見えない」という能力を利用して、盗みなどの悪事を働く展開も少なくありません。でも、『見えない娘』のひかりは、透明であることを悪用することはなく、むしろその特性を生かして、ショッピングモールで目の不自由な方が迷っているところを助ける場面も。
透明人間という設定から想像していた物語とは少し違う方向へ進んでいくところも、この映画の魅力だと感じました。
さいごに
映画『見えない娘』は全国の映画館で絶賛上映中!
ぜひ劇場で、ひかりたちの旅を見届けてみてください!

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