インタビュー

【出口夏希インタビュー】ラウール主演映画『赤羽骨子のボディガード』でヒロインに!映画の中で初挑戦したこととは?

2024.07.29

話題作に続々出演中の我らが出口夏希の最新出演映画『赤羽骨子のボディガード』が8月2日(金)から公開に! 100億円の懸賞金をかけられたヒロイン・骨子を好演している夏希に映画のことを聞いてきました♪ 映画の中ではあることに初挑戦も!? その勇姿は映画館でチェック!

出口夏希 バストアップ

骨子みたいに周りから頼られるタイプではないかも(笑)

黒いドレスで下を向く出口夏希

――演じた赤羽骨子と夏希自身の似てるところはどのくらいある?
「うーん、似てる度は30…、いや20%ぐらいかな。骨子はクラスメイトが全員自分のボディガードだということに気づいていない鈍感な部分もあるけど、生徒会長をしているからすごくしっかりしているんですよね。幼馴染の荒邦(ラウール)のことをちゃんと注意したり、周りから頼られるような部分は私にはないかも(笑)」
――似ている20%の部分はどんなところ?
「映画の中で、骨子がキュンキュンしているシーンがあるのですが、その気持ちは私もわかるなと思いました! 実は、私も結構乙女です(笑)」

『赤羽骨子のボディーガード』シーン写真、メリーゴーランドに乗るラウールと出口夏希

――骨子はダンス部の部長という役どころ。ダンスの経験は?
「それが……まったく(笑)。今までちゃんと1曲を通して踊ったことがなかったし、ちょっとしたダンスもできないくらいリズム感がなくて。最初にどのぐらい踊れるかをダンスの先生と映画のプロデューサーさんにみてもらったんですが、あまりのできなさにプロデューサーさんが逆に感動していたくらいの初心者っぷりでした(笑)。それもあってクランクインする半年前くらいからダンスレッスンをさせてもらいました」
――レッスンでは、ダンスの基礎から練習を?
「撮影までに間に合わないので、本番で踊る楽曲の振りを覚えながらの練習でした。もう振りの覚え方からしてわからないし、覚えたそばから最初のほうの振りを忘れたり……と本当に難しかったけど、先生がすごく優しくて私にペースを合わせて教えてくれたので、なんとか本番を迎えることができました。初心者なりにがんばれることは全部やりました! 最初の頃の全く踊れない私を見ているプロデューサーさんがすごくびっくりされてましたね(笑)」

ラウールさんを見たとき“マンガの中の荒邦がいる!”とびっくり

黒いドレスで座る出口夏希

――骨子のビジュアルが原作にそっくり! どんなふうに作り上げていった?
「制服は5〜6回くらい実際に体のサイズを測って、自分の体に合うものを用意していただいたオーダーメイドなんです。髪型はヘアメイクさんと原作の骨子をたくさん見て、リアルな髪の毛で可愛く再現するために、お団子の大きさや角度を何度も変えてベストを探っていきました

『赤羽骨子のボディーガード』シーン写真、座り込むラウールとその後ろにいる出口夏希

――主人公・威吹荒邦を演じたラウールさんの印象を教えて!
「ものすごく集中力がある方なんだなと思いました。ある日、撮影が長時間になってしまった日があったのですが、アクションシーンもある中で、集中力を途切らせることなく威吹荒邦という役のままで現場にいたのが印象に残っています。それに荒邦という役とたくさん向き合って役作りしてきたのが伝わるお芝居をされていたのも印象的。眉毛の上げ方など、細かい部分まで原作マンガの荒邦の表情と同じだったことに感動しました」
――個性豊かなキャストが揃っているけど、現場はどんな雰囲気だった?
「それが、私はみなさんとそんなにお会いできていなくて。というのも、私が演じた赤羽骨子は自分の知らないところで、ボディガードでもあるクラスメイトのみんなから守られているという役どころ。なので、全員で戦うシーンに私がいないことが多いんです。もちろんクラスメイト役ではあるから、みなさんとのシーンもあるけど、それはまだそこまで距離が縮まっていない最初の頃の撮影だったので、そんなにお話もできなかったという……(笑)」

まだ肌寒い時期の撮影、“あの時間”に力をもらいました

黒いドレスで笑う出口夏希

――撮影現場で楽しみだったことは?
「私がいちばんテンションがあがったのは、ごはんがおいしかったこと(笑)。毎回ケータリングだったり、温かいおかずをお弁当箱につめてくれたりと、味がおいしいのはもちろん、温かいものが食べることができて、ごはんの時間のたびに“幸せ〜〜♡”って思ってました! 日によっては“大盛りで!”、とお願いしたことも。朝晩はまだ肌寒い時期の撮影だったので、スタッフさんの気遣いがすごく嬉しかったし、力が出ました!」
――もしも夏希が骨子のボディガードになるとしたら、どんな闘い方で守る?
「私はたぶん何もできないと思います(笑)。頭脳戦はまず無理だから、ひたすら、赴くままに攻撃する感じになりそう!」
――例えばどのキャラに近い?
「荒邦かな。あんなふうに力強くカッコいい感じではなく、グーとかパーでポコポコ叩いてただただ暴れるくらいしかできないかも(笑)」
――ノンノ読者に映画のみどころを!
「やっぱりクラスメイトのみなさんのアクションが本当にすごいのでその姿をぜひ見て頂きたいです! みなさん本当に毎回ヘトヘトになりながら全力で撮影をされていたので。あとは荒邦と骨子のやりとりにもキュンとしてもらえるんじゃないかなと思います♡ 私が個人的にいいなと思ったのは偶然にも壁ドンっぽくなるところ。ラウールさんが身長が高いので、今までマンガで何度も見てきた壁ドンがそのまま現実世界で再現されているので、そこにも注目してもらいたいです!」

Information

『赤羽骨子のボディーガード』メインビジュアル、ラウール

映画『赤羽骨子のボディガード』

8月2日(金)全国公開

ヤンキー高校生の威吹荒邦(ラウール)は、クラスメイトの赤羽骨子(出口夏希)に密かに想いを寄せている。とある事情から骨子が懸賞金100億円をかけられ、多くの敵に狙われていることを知った荒邦は、骨子にバレないようにボディガードをすることに。けれど実はクラスメイト全員が彼女のボディガードで!? ラブコメあり、友情あり、バトルありの究極の”守られ系”学園アクションエンタテインメント!

©︎丹月正光/講談社 ©︎2024 映画「赤羽骨子のボディガード」製作委員会

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Staff Credit

モデル/出口夏希 撮影/森脇裕介 ヘア&メイク/北原果(KiKi inc.) スタイリスト/高野麻子 取材・文/上村祐子

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