友野一希の「トモノのモノ語り。」

友野一希連載【 #トモノのモノ語り。】vol.21「新ショートプログラム発表&初めて尽くしの休日」<フィギュアスケート男子>

2023.05.23 更新日:2023.12.26

フィギュアスケート友野一希のノンノ連載「トモノのモノ語り。」

vol.21 土屋鞄製造所で大人の社会科見学&新プログラムの振付

こんにちは、フィギュアスケーターの友野一希です。

僕の好きなことや、お気に入りのアイテムについて紹介する連載「トモノのモノ語り。」。21回目は、ランドセルなどの革製品で有名な「土屋鞄製造所」さんの工房見学について。近況報告では新プログラムの発表と、「アイスエクスプロージョン」の感想も! 

 

土屋鞄製造所さんにお邪魔してきました!

土屋鞄製造所の工房見学を友野一希さんがレポート

昔から大好きなレザーブランド土屋鞄製造所。
以前この連載で愛用の財布を紹介したことをきっかけに素敵な縁が生まれ、ショルダーバッグや大人ランドセルをプレゼントしていただいたんです。
うちの家族の財布はみんな僕がプレゼントした土屋鞄さんのもの。それくらい思い入れのあるブランドなのでとても幸せだななんて思っていたら、なんと今回工房に見学に行かせていただくことに!
プロダクトができる過程や職人さんの手仕事に興味がある僕にとっては夢のようなお誘い。その様子や感想を写真たっぷりでレポートします!

土屋鞄製造所西新井本店の外観

伺ったのは、東京・足立区にある土屋鞄さんの本店。建物内に工房が併設されていて、ランドセルを作る様子を実際に見学することができるんです。

土屋鞄製造所の工房でのランドセル作りの様子

早速ランドセル作りの現場へ。
工房には革のいい香りが充満していて、昔から革製品が大好きな僕はこの時点でテンション爆上がり。ミシンのリズミカルな音、黙々と作業される職人さんたち……そして
これからランドセルになるであろうパーツたちがずらりと並んだ光景にワクワクが止まりません。

  • 土屋鞄製造所の工房でのランドセル作りの様子

  • 土屋鞄製造所本店工房に並ぶおしゃれなランドセル

一枚の革からランドセルがどのように出来上がるのか順を追って説明していただきました。
使用するパーツは150以上。120名以上の職人さんがチームで分担し、300以上もの工程を経て1つのランドセルを作り上げているそうです。
土屋鞄さんではすべて職人さんたちが手作業で仕上げているとのことで、本当にすごい……!

土屋鞄製造所のランドセルに使われる牛の革

これはランドセルのもととなる牛革で、牛一頭の半分の大きさ。これでランドセル約3個分! しわや傷がないかをよーくチェックして使用する部分を決めていきます。

  • 土屋鞄製造所本店のランドセル工房見学レポート

  • 土屋鞄製造所本店の工房でランドセルが作られる様子

各工程でできたパーツを組み合わせて貼ったり、縫ったりどんどん組み合わせていくことで、だんだんとよく知ってるランドセルの形になっていくのがおもしろい!

縫製工程では職人さんがダダダッとミシンをかけていくのですが、それがもうめちゃくちゃ早い! プロの仕事を間近で見ることができ感動しっぱなしでした。

土屋鞄製造所のリメイクランドセル

僕が気になっていたのが、ランドセルをさまざまなアイテムにリメイクしてくれるサービス。6年間使用したランドセルをミニチュアにして思い出と一緒に飾るなんていいな~とずっと前から思っていて。
ペンケースやパスケースにすれば進学しても社会人になっても使えるし、とても素敵な取り組みですよね。傷や汚れの風合いも残して作ってくれるそうで、大人になってから改めて眺めると思い出がたくさん蘇るんだろうなあ。



ランドセルの色も黒や赤から、くすみカラーまでバリエーション豊富。僕は黒のランドセルを使用していたのでなんだか新鮮でした。
表面は長く愛せるシンプルなデザインですが、フタの内側にデザインを施したものや、ステッチの色が違うものなど遊び心も。たくさん種類があってめちゃくちゃに可愛かったです。

修理が必要になった時はパーツだけ交換することもできるそうで、長く使うことができるよう修理のしやすさを考えて作られているところも素敵。


それにしても子どもの頃はとても大きく見えたランドセル。久しぶりに見たらこんなに小さかったっけって。土屋鞄さんの建物自体が学校っぽい雰囲気もあるのでなんだかノスタルジックな気分になりました。

カバン作りを見学&レザークラフト体験

ノンノ連載で土屋鞄製造所の工房見学に訪れた友野一希さん

続いては2階の工房へ。こちらは一般公開されていない場所で、今回は特別に作業風景を見学させていただきました。
これから出る新作やサンプルなどがたくさん並んでいて、僕もバックパックを背負ってみました。とても背負いやすくて、取引先でこのカバンからサッと資料を
出したらめちゃくちゃかっこいい!

土屋鞄製造所の工房でレザークラフト体験をする友野一希さん

さらに職人さんたちと同じエプロンをつけて、オリジナルコースター作りに挑戦!

まずはコースター型にカットした革の断面、通称「コバ」をなめらかにしていく作業。
繊維の毛羽立ちや乾燥による割れを防ぐための工程で、美しく保つためには欠かせないそう。

作業中メガネの奥の瞳が光る友野一希さん

ブラシで薬品を塗り、みがき棒の溝を使って断面を擦っていきます。これが結構楽しくて、やり始めたら止まらない! 
ちなみにこの棒はやすりの代わりで、表面がなめらかなものなら何でも代用できるとのことなので自宅でもできそう。

土屋鞄製造所でコースター作りに挑戦する友野一希さん

ツルツルになった生地に土屋鞄さんのマークの焼印を入れていきます!

  • 土屋鞄製造所でコースターに焼印を入れる友野一希さん

  • なんでもこなせる器用な友野一希さん

焼印を入れる機械にコースターをセット。ペダルを踏み込む時間によって仕上がりが変わります。何度か練習をして、本番ではとてもきれいにできました!

ノンノ連載でミシンに挑戦する友野一希さんの横顔

いよいよミシンがけ! 一般的なミシンにある布を置く台がないので難しそう……。子どもの時から工作の授業は好きでしたが器用なほうではないのでかなり緊張。

ミシンをかける友野一希さんの真剣な後ろ姿

めちゃくちゃ集中している後ろ姿(笑)。

土屋鞄製造所のコースターとともに笑顔の友野一希さん

完成!

初めて自分で作った記念すべき作品! 飲み物を置いたり、花瓶を置いたりしても可愛い 。家族と一緒に大切に使います。

相棒のショルダーバッグをお手入れ!

土屋鞄製造所西新井本店の店内の様子

最後は店頭でショルダーバッグのお手入れをしていただきました。
このショルダーバッグは試合のたびに連れて行く大事な相棒。荷物もたくさん入るのでかなり重宝しています。

土屋鞄製造所ではプロが革製品のお手入れをしてくれます

僕は革製品のお手入れが好きで、一時期はこだわりすぎてめちゃくちゃ高いブラシを買っていたことも。気づいたらどんどん増えていくクリームと一緒にカンカンにまとめて収納しています。

プロの方が使っているグッズやお手入れ方法を丁寧に教えていただきとても勉強になりました。家に帰って愛用のお財布で実践してみます!

今回職人さんの手仕事を実際に見学させていただいたことで、改めてモノ作りって素敵だな、人の手で作られたものっていいなと感じました。今持っている革製品をさらに愛着をもって使うことができそうです。


おまけ:初めての西新井を満喫!

友野一希選手が堀田湯でサウナ

工房見学を終えた後は、同じく西新井にある「堀田湯」さんでサウナタイム。とても有名な銭湯で、念願叶ってついに行くことができました!

友野一希さんが西新井の若松で食べたもんじゃ焼き

さらにさらに! 人生で初めてのもんじゃ焼きも!
堀田湯さんの近くの「若松」さんというお店でいただいたのは「明太子餅チーズもんじゃ」と、「タコライス風味もんじゃ」。定番も変わり種もどちらもめちゃくちゃおいしくて、いい体験になりました!
シーズン全試合が終了し、リラックスした気持ちで過ごせた休日、初めて尽くしのとても幸せな一日になりました。


友野一希選手連載「トモノのモノ語り」近況報告

25歳になりました!

先日誕生日を迎え、25歳になりました。
ベテランに差しかかってきたからこそ、今年は新しい一面を見せたいと思っています。守りに入ることなく、僕らしく常に攻めて何事にも挑戦していけたら!

洗練された美しいスケートができるよう頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします!

新ショートプログラムの振付から帰国!

振付師はジェフリー・バトルさん!

友野一希さんの新プログラムはジェフリーバトルさん振付

来シーズンのプログラムの振付を終え、昨日(21日)カナダから帰ってきました!
ここ数年はショート、フリーともにミーシャ(・ジー)に振付をお願いしていましたが、何か新しいものに挑戦したいという思いからショートをジェフ(ジェフリー・バトル)にお願いしました。

ジェフはずっと憧れていた選手で、そんな彼に振り付けてもらうのは僕の夢でもありました。
2018-19シーズンのエキシビションナンバー「ダフト・パンク」も実は「THE ICE」でジェフが滑っているのを見てインスピレーションを受けたもの。それほど影響を受けた特別な方なんです。

僕は彼の美しいスケーティングや一目でジェフと分かるスタイリッシュな振付の大ファン。そして何より見ていると幸せになるような雰囲気がどこか似たところがあるんじゃないか、だから自分にいい影響を与えてくれるんじゃないかなと考えていたんです。

いつかできたらと長年胸に秘めていたのですが、今の自分ならできるんじゃないかと思い切ってお願いしたところ、見事実現。今日までスケートを頑張ってきてよかったと心から思いました。

 

新ショートプログラムはCody Fry(コーディ・フライ)の「Underground(アンダーグラウンド)」

曲はコーディ・フライというアーティストの「Underground」。『Symphony Sessions』というアルバムに収録されているオーケストラバージョンを使用しています。

もともと自分の幅を広げるために来シーズンは振付師さんに選曲をお任せしようと考えていた僕。ジェフが「これは? あれは?」と毎回180度違う曲を提案してくれたのですが、最後に送ってくれたこの曲を見た時これは奇跡が起きたと感じました。

というのもチョクベイ(アイスダンスのマディソン・チョック選手/エヴァン・ベイツ選手)がエキシビションナンバーでコーディ・フライの曲を使用しているのを見て、いつかこの方の曲を使わせていただきたいと思っていたんです。
なんなら今年やってみたい、そう思っていたところにこの曲がジェフから届いて。ミラクルすぎる出来事に心が躍りました。


「Underground」は地下から出てきた男が電車に轢かれてしまうという歌詞なのですが、それは比喩で、恋や人生の素晴らしさを表現したポジティブで自分にぴったりのテーマ。前半はロマンチックで美しく、後半は一気に盛り上がっていく今までの僕のプログラムにはなかったタイプの曲です。


ジェフとの振付エピソード

振付の作業は新鮮なことばかりでとても楽しかったです。
ジェフって振付中もとにかくかっこいいんですよ。曲の世界観に入りこんで次の動きを考えている姿はカリスマ性にあふれていて、隣でずっと見入ってしまいました。ジェフやステファン(・ランビエール)は一番憧れていた世代のスケーターだし、どれだけやったらこんなに洗練されたスケートができるんだろうと学ぶことばかりです。


ジェフの振付は滑り心地がよくて、シンプルなのに見栄えがする動きがとても多いんです。シンプルさとクリエイティブさのバランスが絶妙で、一言でいうならめちゃくちゃセンスがいい。でもだからこそテクニックが必要になるので、まだまだスケーティングを磨かなければと思いました。
即興なのにスピン一つとっても全部計算ずくだし、これがトップスケーターのプログラムを作ってきた振付師なんだなと。

 

ただジャンプを入れるのはまだちょっと難しくて。音一つ一つを細かく拾った濃密な内容なので、一筋縄ではいかなさそう(笑)。簡単に見えるけどめっちゃ難しいので、自分のものにすべくしっかり練習しないと。

 

「THE・ジェフ」って感じのおしゃれなプログラムで、かなりいい作品ができたと自分でも楽しみ。お披露目はおそらく「ドリーム・オン・アイス」になると思うので、曲を聴いてもらってイメージを膨らませていただければ!


トロントでのあれこれ

トロントの「スコシアバンクアリーナ」

トロントでは「スコシアバンクアリーナ」というリンクで練習していたんですが、落ち着いた雰囲気で振付もしやすかったです。ホッケーチームの拠点になっているところだそうで、リンクも4面くらいあってびっくり。
それ以外の時間でクリケットクラブに1日練習に行かせてもらい、ストローキングに参加してきました。ここで学んだことを新プログラムに取り入れることができるよう、滑りを磨いていきたいと思っています。

樋渡知樹選手とトロントで野球観戦

アイスショー、振付、アイスショーと有難いことに忙しい日々が続いています。
トロントに旅立ったのは「アイスエクスプロージョン」の翌日。さすがに移動時間はずっと睡眠にあてました。現地では朝から15時まで振付をして、あとはホテルでゆっくりできたのでだいぶ体を休めることができました。

観光もしなかったのですが、唯一最終日は樋渡くん(アメリカ代表・樋渡知樹選手)とお出かけ。バリバリの関西弁を話しながら一緒にCNタワーに登ったり、トロント・ブルージェイズの野球の試合を見たり。その日は菊池雄星選手が先発で、残念ながらブルージェイズは負けてしまったけどとても楽しかったです。


  • 友野一希さんのトロントでの過ごし方はスーパー巡り

  • 友野一希さんのトロントでの過ごし方は地元スーパー巡り

あとは練習帰りにスーパー巡り。カナダの有名スーパーを調べて毎日違うお店に行って、夕飯を調達。地元のスーパーって見ているだけで楽しいので結構好きです。


トロントのティムホートンズ&友野一希さん

そうだ、忘れちゃいけいない。トロントでの1週間を支えてくれたのが、カナダの超人気コーヒーショップ「ティムホートンズ」。マジで大好きで到着してからすぐに食べに行き、毎日のように通っていました。

ティムホートンズがお気に入りの友野一希さん

友野セットは「チキンベーコンランチラップ」とコーヒー。僕は普段からここに行ったらこれを食べるって決めているタイプで、同じものをずっと食べても全然飽きない。毎日食べていたので今は「ティムホートンズ」が恋しくて恋しくて仕方がないです(笑)。

「アイスエクスプロージョン」のメンバーに誕生日を祝ってもらいました!

アイスエクスプロージョンメンバーで記念写真

1月の新横浜公演に続き、今回の舞台は福岡。メンバーも変わり、また違う雰囲気の楽しい公演となりました。
前回と違いグループナンバーに参加できたのもうれしかったですね。 新横浜の時に既に振付を覚えていたので、すんなりと入ることができました(笑)。

今年の誕生日はショーの最終日翌日。千秋楽後にパーティを開いてもらって、日付が変わった瞬間みんなに「おめでとう」を言ってもらいました! こんなに大人数に祝ってもらう誕生日は初めてで感激。このショーのメンバーってみんな家族みたいな雰囲気で。それは大ちゃん(高橋大輔さん)がいるからこそだし、大ちゃんが作り出す雰囲気って本当に素敵だなと新横浜、福岡での公演を通して感じました。またこのショーに出ることができるよう、これからも頑張っていきたいです。

それから福岡では(三宅)星南とか(森口)澄士とか(佐藤)駿たちと毎日おいしいごはんを食べに行きました。もつ鍋、ラーメン……それからサウナにも! 福岡の食事は最高で、毎日胃もたれしながらめっちゃ楽しかったです(笑)。

▶前回の「アイスエクスプロージョン」の感想はこちら

次なるアイスショーは「ファンタジー・オン・アイス」!

さていよいよ週末は初めての「ファンタジー・オン・アイス」。スケーターなら誰もが出演を夢見る最高のショー。アーティストの方とのコラボレーションにも出るので、気合いが入ります。出演するメンバーも本当にすごい方ばかりなので、自分も楽しみつつ、皆さんのスケートを見て勉強していきたいなと思います!




友野一希選手連載「トモノのモノ語り」お悩み相談室

雑談が苦手です

職場であいさつをした後や、エレベーターでばったり知り合いに会ってしまった時に話題が出てこないのです。何か話さなきゃと思うほど分からなくなり、いやこんな話この人は興味ないよなとパニックになってしまいます。結局無言になってしまって、この人つまらない人だなーと思われていそうです。友野くんはコミュニケーションがとても上手に見えますが、気軽に雑談できるいいコツがあったら教えてほしいです。(れもんさん) 

大切なのはその人と仲よくなりたいか。そうでなければ無理しなくても大丈夫!

いや、無理して話さなくてもいいんじゃないですか?(笑)
僕も普段からそんな感じですよ! そんなことで「つまらない人だな」なんて思われてないと思うし、僕はまったく思わない。

でも、もし向こうが話しかけてくれるなら、その人に興味をもって話を聞いてあげることが一番大事かもしれません。自分から話を振るなら、相手のいいところを見つけて、話題に出すとか……とにかくなんでもいいです。「カバン可愛いですね」とか、よさそうなペン使ってたら「それなんのペンですか?」とか。
何事もちょっとしたきっかけを見つけるのが大事。

次に僕がコミュニケーションで大切にしていることについて。
一番はその人と仲よくなりたいか。もし仲よくなりたいのなら次のステップは、自分をさらけ出すこと。
名前を名乗る時は自分からというのが昔からあるけど、まずは自身を開示することによって、自分には害がないっていうのを分かってもらう。そうしたら自然と相手もフランクに話してくれるようになって、勝手にコミュニケーションも円滑に進むような気がします。
逆に仲よくなる必要ないなと思うくらいの関係なら、あまり気にせず、自然体であいさつを返すだけで十分なんじゃないでしょうか? ☺︎

語り/友野一希 企画・構成/轟木愛美 撮影協力/土屋鞄製造所
※いただいたお悩みは掲載にあたり、内容をそのままに文章の一部を短く修正している場合がございます。現在お悩みの募集は終了しております。

Profile

友野一希友野一希選手のInstagram 友野一希選手のTwitter

フィギュアスケート選手

 

1998年5月15日生まれ、大阪府堺市出身。上野芝スケートクラブ所属。

趣味は古着屋巡り、サウナ。自分らしいスケートを追求し、唯一無二の武器へと変えてきた25歳。観客の心まで躍らせるHappyな演技で世界を熱狂させる愛されスケーター。

日本フィギュア界の“いい兄ちゃん”的存在で、後輩からの信頼も厚い。実直な人柄、好きなことに対する探究心など、近年競技以外で見せる魅力にも大きな注目が集まる。
2022-23シーズンは全日本選手権で初の表彰台、自らの力で世界選手権出場を果たし自己ベストを更新するなど一歩一歩確実な成長を見せ、来シーズンへの期待が高まるばかり。好きな色は赤。どんな会場もホームへと変えてしまう世界のエンターテイナー。

▶詳しいプロフィール&これまでの活躍はこちら

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  Interview  



  Special  

Kazuki Tomono

フィギュアスケーター

1998年5月15日生まれ、大阪府堺市出身。
2026年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックを目指す男子シングル日本代表。感情をスケートにのせ、観客の心まで躍らせるHappyな演技で世界を熱狂させる愛されスケーター。
古着、サウナ、インテリアショップ巡りなど多彩な趣味をもつ26歳。実直な人柄、好きなことに対する探究心など、近年は競技以外で見せる魅力にも注目が集まる。
表現の名手であり、オフシーズンはアイスショーに引っ張りだこ。各ショーの特性に合わせた多彩なパフォーマンスでエンターテイナーぶりを発揮している。
新シーズンは「競技者としてより高みへ」をテーマに練習に励む日々。今季のフリープログラムは『Butterfly』。さなぎが蝶へと変化するように、彼もまた、圧倒的変化を求め日々成長中。その美しき進化に出会える日はもうすぐそこだ。

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