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医療の知識よりも自己分析&アピール重視! 外資系製薬会社MR2年目にOG訪問【Web限定】
実際に働いている人でないと分からない業界事情を知ることができると好評の連載。今回は、 外資系製薬会社でMRとして働くOGに話を聞きました。
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誌上OG訪問
2023.11.21更新日:2025.01.28
さまざまな業界で働く先輩に、仕事や職場のリアルを教えてもらう連載企画。今回話を聞いたのは、外資系製薬会社のMR!
外資系製薬会社【MR】 ▶︎▶︎ 2年目
勤務地 | 北関東 |
仕事内容 | 「MRとはMedical Representative(医薬情報担当者)の略で、営業担当者を意味します。主な業務は、医療関係者に自社の薬の有効性や安全性に関する情報を伝えて、病院やクリニックなどの現場で採用してもらうこと。アポイントをとり、日々4〜5件を訪問しています」 |
給料 | 【初任給】30万円 【現在】30万円 「残業代が出ない代わりに、1日数千円の外勤手当がつきます。ボーナスは個人の成績によって上下あり。今までの最高額は60万円、最低額は20万円でした」 |
残業時間 | 平均20時間/月 |
ボーナス | 平均40万円/年2回 |
有給休暇 | 年20日 「夏休みはなく、有休を使って好きな時期に休むシステム。MRは個人での業務が多く、自由にスケジュールを調整できるため、ほとんど消化できています」 |
自ら考えて行動できる現場で日々、成長を実感しています!
fashion point
自由ですが、私はいつもパンツスーツ!
営業先の医師や医療関係者に悪い印象を与えなければ、何を着てもOK。男女共にスーツ率が高めですが、最近はシンプルなワンピースを着ている女性MRも増えました。
この仕事を選んだ理由
医師の両親に影響を受けて医療現場に携わりたかった!
「幼少期は両親と同じ医師を目指していましたが、視野を広げるために上京。教育学部に進学したものの、改めて医療に関わりたいという思いが芽生えたので、医師と密接な関係にある製薬会社を目標に。新人でも裁量が大きく、新しいことに挑戦できそうな外資系を選びました」
1日のスケジュール
\ START /
7:00 | 起床 | ||
8:00 | 出社 | ||
8:30 | 卸先へ | ||
9:30 | 事務作業 | ||
11:00 | 営業先へ | ||
14:00 | 昼食 | ||
15:00 | 事務作業 | ||
16:30 | 営業先へ | ||
18:00 | 終業 | ||
19:00 | 帰宅、夕食 | ||
20:30 | ジムへ | ||
23:00 | 就寝 |
「47都道府県すべてに営業所があり、私は北関東の県に配属されました。同じ県で働く同僚は約20名で、それぞれが担当するエリアの病院やクリニックを訪れて営業を行います。営業先へは車で移動しており、昼食や事務作業は、合間に車中ですませることがほとんど。帰宅後にジムへ通い、運動不足を解消しています!」
社内の雰囲気
先輩はとてもフレンドリー。若手の意見もきちんと聞いてくれます!
「私が勤務する県で働く約20名のうち、同じチームは直属の上司を含めた10名ほど。皆さんフランクで優しいので、気軽に相談できますし、最年少である私の意見もしっかり採用してくれます。普段会う機会が少ない代わりに、月に1度の全体ミーティング後、みんなで飲みに行くのが定番。恋バナで盛り上がるほど仲よしです♪」
社内恋愛ってある?
同期や配属先の先輩と。社内恋愛率は高めです!
「最も多いのは同期カップル。同期は数十名と大所帯ではありませんが、泊まり込みで4か月間みっちり研修する間に、グッと距離が縮まるんです。また、配属先では、なかなか出会いがないため先輩・後輩とつき合うパターンもよく聞きます。私は最近、マッチングアプリで出会った人とつき合い始めました!」
仕事のマストアイテム
iPadを携帯して、移動の合間に事務作業! 医師への手紙は手書きで誠意を表しています
「アポイントの合間の空き時間をムダにしないため、車の中で事務作業を行います。iPadと外づけのキーボードなら、狭い車内でも問題なし! また、医師に渡す製品パンフレットに手書きのメッセージを添えるのがこだわりなので、ペンも必須。メールは見てもらえないこともあるので、自ら足を運んで渡します!」
入社してよかったこと
裁量が大きく、主体性を身につけられる!
「最低限のルールや、やるべきことを守れば営業のアプローチは自由。医療関係者との接し方や、自社製品のアピール方法を工夫する作業を通じて、自主的に考え、自分の行動に責任を持つ意識が高まったと感じています!」
入社後にギャップを感じたこと
医師とのコミュニケーションに苦戦……
「忙しい医師が多いので、ゆっくりと情報を伝えられないことも。特に今まで取り引きがなかった相手先では、製品についてもっとよい説明ができたのではないか、患者さんのため、さらに頑張らねばと悩む時もあります」
人生プラン
「数年はMRとしてしっかり学び、いずれは本社で人材育成に携わりたいと考えています。教育学部出身ということもあり、患者さんのことを第一に考え、積極的に動ける社員を育てるのが目標です」
こんな人にオススメ!
「患者さんの健康に貢献したいという強い思いに加え、柔軟性も大切。医師によって医療に対する考え方は異なるということを受け入れて、行動できる人に向いていると思います」
大学生エディターズからの質問
Q 製薬業界ならではの営業の難しさはありますか? (ぱんださん・大学3年)
「他社の薬についての言及はコンプライアンス違反。自社製品のデータしか伝えられないため、医師の心を動かすのに苦労します」
Q MRは知識の更新が大変そう。どのように勉強していますか?(まるんさん・大学4年)
「医療の知識をすべて習得することは、困難なので……営業先で聞かれたことはすぐに調べるなど、優先順位をつけるようにしています」
就活生へのアドバイス
「企業に選ばれることばかりを重視しがちですが、就活生も企業との相性を見極めることが大切だと思います。私は自分の信念を正直に伝え続けたからこそ、本当にやりたい仕事ができる企業と出会えました! また、面接では、チームスポーツをしていた経験を高く評価されたため、経験者はアピールしてみるのもおすすめです」
実際に働いている人でないと分からない業界事情を知ることができると好評の連載。今回は、 外資系製薬会社でMRとして働くOGに話を聞きました。