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岩井なな
2026.09.05
奈良といえば、奈良公園の鹿や東大寺など、歴史ある寺社を思い浮かべる人も多いはず。けれど、古都の魅力はそれだけではありません。
昔ながらの町家が残る「ならまち」には、レトロな建物を生かしたおしゃれなカフェやショップ、工芸店などが点在しています。
今回は、1909年創業のクラシックホテル「奈良ホテル」を起点に、ならまちエリアでおしゃれなカフェや老舗菓子店、雑貨店などを発見してきました!


ならまちをじっくり巡るなら、レンタサイクルはとても便利な移動手段です。徒歩では少し距離のあるスポットへも短時間でアクセス可能。さらに、気になる場所で気軽に立ち止まりながら巡れます。
奈良ホテルのレンタサイクルは、朝7時から21時まで、1日借りても1,500円/1人 と良心的な価格です。
ならまち周辺で見つけた「奈良らしい」「レトロで素敵」な7つのおすすめスポットをご紹介します!

ならまち散策の途中に立ち寄りたいのが、自家焙煎のスペシャルティコーヒー専門店「CHAMI」。

ホワイトをベースにしたセンスのいいお店構えは、奈良の町並みとはまた違った都会的な空気感を放ち、本格的なコーヒーを楽しみたい人・おしゃれなカフェが好きな人どちらの心を掴みます。

1階は注文カウンターやグッズが並び、2階にテーブル席があります。この日はタイミングよく、1階に3席のみあるカウンター席を利用させていただきました。

フルーツを使った本格的なケーキからお土産にもなる焼き菓子までスイーツも種類豊富に揃い、気分の上がるカフェタイムを過ごせました。
予算:1人600円程度〜
混雑状況:比較的混雑します。テイクアウトもおすすめ

町家の風情が残る一角に佇む雑貨店「カウリ」。店内には、器や布小物、アクセサリーなど、日々の暮らしに取り入れたくなる、ひと癖あって作り手のこだわりを感じるアイテムが並びます。

柿や鹿などをモチーフにした、奈良の思い出を持ち替えられるような紙ものが特に印象的でした。
予算:500円程度〜
混雑状況:正午ごろにうかがったところ空いていました。

安政元年(1854年)創業の老舗「砂糖傳(さとうでん) 増尾商店」。和三盆や黒糖など、素朴な魅力のあるお菓子が並ぶ、砂糖のテーマパークのようなお店です。

奈良名産の「柿の葉」「大和煎茶」など10種類以上を取り揃える金平糖「奈良こんふぇいと」は、奈良土産にぴったりです。
イチオシはボックス入り。奈良公園の鹿や平和の象徴であるハト、奈良の町屋に必ずと言っていいほど吊り下げてある身代わり猿など、奈良らしいパッケージは、好きなものを選べます。

歴史あるならまちの町並みに馴染む店構えも印象的で、散策の途中にふらりと立ち寄りたくなる一軒です。
公共交通機関では少しアクセスしにくい場所にありますが、自転車ならスムーズにアクセス可能。お店の前には広々とした駐車場もあります。
予算:500円程度〜
混雑状況:常にお客さんはいますが、ゆっくり買い物できる雰囲気でした。

ランチやひと休みに立ち寄りたいのが「cervo bianco(チェルボ ビアンコ)」です。

町家をリノベーションした趣のある店内で、奈良県産の食材を使った石窯ピザや、毎朝手作りするジェラートを味わえます。

「町家PIZZA 真鯛と白味噌玉ねぎソース」は、たっぷりのチーズと白味噌玉ねぎソースが絶妙にマッチしていました。
住所:630-8336 奈良市高御門町7
アクセス:近鉄奈良駅から徒歩約8分
営業時間:11:00〜16:00(16:00以降は要予約
定休日:不定休
予算:1人2,000円程度〜
混雑状況:ランチタイムは少し混雑します。提供に時間がかかる場合があります

「紫翠(しすい)ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」に隣接する「茶寮 世世(ぜぜ)」は、知る人ぞ知るおしゃれカフェ。暖簾をくぐって、さらに少し敷地を歩いてたどり着く旧興福寺子院「世尊院」の建物に入っています。

見た目は渋く趣がありますが、店内に入れば圧倒的に洗練された空間が広がっていました。
外に見える植物のグリーンと、店内のチェアのグリーンが呼応する爽やかさに、和のエッセンスを印象的に配置した唯一無二の雰囲気。

奈良は、そうめん発祥の地として知られる地域のため、にゅうめんのランチ定食をいただきました。セットのサバの柿の葉寿司も、さば特有の香りとお酢で締まった身が上品。
伝統的な産品の大和紅茶は、黒文字やミントなどと合わせたオリジナルティーで楽しめ、こちらも驚くほど美味しく気分が華やぎました。

歴史ある建物と現代的な感性が融合した空間で、奈良らしい特別なカフェタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
予算:1人3,000円程度〜
混雑状況:14時前にうかがうと比較的空いていました。予約がより安心

奈良公園の玄関口にある、「奈良らしさ」を感じられる名物スタバ。奈良公園バスターミナルの2階に位置しています。
入口では奈良の象徴でもある鹿のオブジェがお出迎え。木材を使った温かみのある空間や、柿渋染めの暖簾など、随所に奈良の文化が取り入れています。

奈良公園散策の途中に、コーヒーを片手にひと休みできました。
住所:630-8213 奈良県 奈良市 登大路町76 奈良公園バスターミナル2階
アクセス:近鉄奈良駅から徒歩13分
営業時間:7:00~20:00
定休日:不定休
予算:400円程度〜
混雑状況:かなり混雑します。店内の雰囲気を楽しみたいなら午前中が狙い目

「粟(あわ) ならまち店」は、築約140年の町家を改装した、ならまちらしい風情を感じられる和食のお店です。
大和伝統野菜を中心に、奈良県産の食材をふんだんに使った料理は、丁寧に味わいたくなる歴史と繊細な手仕事を感じるものばかり。

彩り豊かな籠盛りのおかずから始まり、メインには「大和牛と野菜」と鉄板焼きを。油がきめ細やかで柔らかい肉質は、シンプルにいただくことでおいしさが際立っていました。

追加で注文したいのが、店名にもなっている粟を使った大和の和菓子「粟生(あわなり)」です。お米と騙していたことから「婿だまし」と呼ばれた食材、粟。それを大福のようなスタイルでいただくことで、お米に似たネチッとした食感と、お米とは少し異なる風味や舌触りを感じられました。

奈良の歴史ある食文化を感じたいなら、予約必須の1軒。今回ピックアップしたおすすめスポットの中では最も奈良ホテルから近い場所にあります。
住所:630-8363 奈良県奈良市勝南院町1
アクセス:近鉄奈良駅から徒歩約10
営業時間:11:30~14:30(最終入店13:00/L.O.14:00)、17:30~21:00(最終入店19:00/L.O.20:30)
定休日:火曜
予算:ディナー1人4,800円〜
混雑状況:基本的に予約制。満席の様子でした
ぜひ、ならまちで心落ち着くカフェタイムや、心を動かす逸品を探してみてくださいね。

奈良公園の一角に佇む、1909年(明治42年)創業の『奈良ホテル』宿泊記はこちらの記事にまとめています。あわせてご覧いただき、充実した奈良観光をお楽しみください♡
【奈良公園に泊まる】クラシックホテル『奈良ホテル』客室から食事、ホテルショップまでを満喫した1泊2日
【奈良公園カフェ】鹿の散歩が見える『奈良ホテル』ティーラウンジ

この記事では、ホテルライター・トラベルライターの【岩井なな】が、国内外のホテル&お出かけスポットを現地からレポートしていきます!
Instagramのリール動画では、より雰囲気が伝わるかたちで紹介しているので、ぜひお楽しみください♡

岩井 なな(いわい なな)
年間100以上の宿泊施設を利用するホテルライター・ホテルジャーナリスト。Web・紙媒体問わず幅広く執筆。
東京⇄北陸(富山・金沢)の2拠点生活をする取材ライター・トラベルライターとしても活動する。

得意分野
ホテル
年間100以上のホテルを訪れるホテルライター/インフルエンサー。東京と北陸(富山・金沢)の2拠点生活を送りながら、全国各地を取材。インタビューと、スイーツを美味しそうに撮影することが得意。