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岩井なな
2026.09.02
「都会から近い場所で、大自然を感じる旅 をしたい!」と思ったときに選びたい、とっておきの温泉宿を、群馬県の猿ヶ京で見つけました。
アクセス方法や周辺のアクティビティも一緒にご案内するので、秋旅の行き先としてぜひ参考にしてみてください。

お恥ずかしながら、今回紹介する温泉宿の開業を機に初めて知った 群馬県の猿ヶ京温泉。この場所で一旦役目を終えた宿の建物を活かし、 新たな息を吹き込んで開業したのが『shin 猿ヶ京』です。


アクセス方法は、「東京駅」から「上毛高原駅」まで、上越新幹線で約1時間。上毛高原駅駅東口から出るバスに乗車し、バス停「猿ヶ京」まで約30分の道のりです。
移動時間だけなら、都心から片道1時間半でアクセスできます。

バスは、Suicaなどの交通系ICにも対応しています。バス後方の扉から乗車した際に交通系ICをタッチ。降車時にも、前方にタッチすることで支払いが完了します。

猿ヶ京のバス停から『shin 猿ヶ京』までは徒歩約3分。
また、帰路もバスを降りた場所から、上毛高原駅までのバスが出発しているのでわかりやすく、迷わずに利用できました。

『shin 猿ヶ京』の敷地に辿り着くと、まずは広い中庭を通って正面玄関を目指します。
館内に一歩足を踏み入れると、歴史ある建物がきれいに保存された、気持ちのいい空間が広がっています。

この宿のコンセプトは「⾃分に還る、⼀泊。」です。
“あわただしい⽇常から少しだけ離れ、 ただ、流れる雲を眺めたり、⽊の葉の⾳に⽿を澄ませたり、何もしない贅沢を味わうための場所でありたい”との想いを込められています。

猿ヶ京温泉は、三国(みくに※3県にまたがることから)峠を中心に 山岳や街道、温泉文化が育まれてきたエリア。
24時間利用できる共用部には、
群馬・新潟・長野の3県のお酒やおつまみが並びます。
日本酒はぐい吞み1杯から楽しめ、
飲み比べや、おつまみとのペアリングに最適です。

客室は全13室。 上質で穏やかな滞在を楽しむには、ちょうどいい規模感です。

特筆すべきは、全室に掘りごたつを完備していること。
そのどれもが中庭を望む窓際に面し、四季折々の自然の移ろいを、掘りごたつに足を入れながら感じられます。
これから寒くなってくると、こたつに布団がかかるとのことです。

客室は、お布団を敷いて寝る一間のお部屋から、ベッドを配置した三間のお部屋まで3タイプを用意。最大5名まで宿泊でき、お子様連れも歓迎とのことです。

朝食と夕食をいただく会場は広々していて、ゆったりと食事できます。

こちらで味わえるのは、猿ヶ京周辺で採れた旬の食材を中心とした月替わりの献立。現在は、夕食に群馬県のブランド牛である上州牛のすき焼きを提供しています。

猿ヶ京温泉の温質は、無色透明・無臭の中性の湯。肌に優しく柔らかな感触が特徴です。
『shin 猿ヶ京』には、そんな温泉の大浴場は、内風呂に加え露天風呂も。湯口には湯の花が付いていて趣たっぷりです。

さらに、2カ所の貸切風呂もあり、朝6時から10時、17時から24時まで利用できます。
灯籠がやさしく照らす落ち着いた空間で、すのこ越しに感じる自然の空気。静けさに包まれながら、心ほどけるひとときを過ごせます。


お風呂によって脱衣所のデザインは異なりますが、どこも明るく清潔感があって、普段は温泉宿に宿泊する機会が少ないという人にとっても安心して利用できそうです。

貸切風呂の利用方法は、お風呂の前にある時間表の利用したい時間帯に、自分のお部屋のタグをかけるだけ。時間を守って、次の方が気持ちよく利用できるように気をつけたいです。

とはいえ、何も考えず、頭の中を空っぽにできることこそ、この場所で過ごす醍醐味。
「温泉と美味しいものを楽しめれば、それで十分」くらいの軽い気持ちで、ぜひ訪れてみてください。

『shin 猿ヶ京』があること以外にも、私がこの猿ヶ京を気に入った理由が、宿から徒歩20分ほどの場所にある「赤谷湖(あかやこ)」の存在です。季節によっては、カヌーやカヤック、SUPなど、湖ならではのアクティビティも楽しめます。
最寄りの新幹線駅「上毛高原駅」からこのエリアへ向かう途中には、いくつもの鉄橋が。そのひとつでは、なんと高さ62mからのバンジージャンプにも挑戦できるそうです。

『shin 猿ヶ京』の「shin」には、新しいの「新」、芯をくうの「芯」、まごころの「心」など、この場所が大切にするさまざまな意味が込められています。
支配人の森山貴史さんによると、「今後はよりハイエンドな層にも響く宿を目指して、グルメやホスピタリティにも力を入れていきたいです。施設自体も、ここから2段階ほど改装し、アップデートしていく予定です」とのこと。
これからさらに進化していく宿だからこそ、今が最も気軽に『shin 猿ヶ京』を訪れられるタイミングなのかもしれません。
「虫の声や自然の香り、木々のゆらめきなど、この場所そのものが持つ魅力こそ、最大のエクスペリエンスです」とも話す森山さん。
宿で過ごす時間を中心に、好奇心の赴くまま、自然との時間を楽しむ秋旅はいかがでしょうか。
📍shin 猿ヶ京
この記事では、ホテルライター・トラベルライターの【岩井なな】が、国内外のホテル&お出かけスポットを現地からレポートしていきます!
Instagramのリール動画では、より雰囲気が伝わるかたちで紹介しているので、ぜひお楽しみください♡

岩井 なな(いわい なな)
年間100以上の宿泊施設を利用するホテルライター・ホテルジャーナリスト。Web・紙媒体問わず幅広く執筆。
東京⇄北陸(富山・金沢)の2拠点生活をする取材ライター・トラベルライターとしても活動する。

得意分野
ホテル
年間100以上のホテルを訪れるホテルライター/インフルエンサー。東京と北陸(富山・金沢)の2拠点生活を送りながら、全国各地を取材。インタビューと、スイーツを美味しそうに撮影することが得意。