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ドラマ『僕の手を売ります』出演!當真あみさんインタビュー 「やってみたいアルバイトは?」

Interview

【ノンノインタビュー】當真あみ

自分の“好き”を追求するお父さんを尊敬しています

當真あみ

――オダギリジョーさん演じる主人公の大桑北郎が借金返済のために全国各地でアルバイトをしながら家族と向き合うドラマ『僕の手を売ります』。當真さんは、北郎の娘・丸子役で出演している。

「丸子は、はるか年上の相手に対しても物怖じせずに自分の意見を言えるんです。私自身はハキハキしゃべるのが少し苦手なので性格はわりと対照的なんですけど、丸子がお父さんのことを尊敬しているところにはすごく共感できました。私のお父さんは音楽に携わる仕事をしていて、自分の“好き”を追求している姿がカッコいいなって思うんです。お母さんはとってもポジティブな人で、悩みを聞いてもらうだけで心が軽くなります。私は見た目も性格もお母さん似。5月に沖縄に帰省して久しぶりに会った時、ふと二人で鏡の前に並んだら本当にそっくりで、自分でもビックリしたくらいです」

――豊富なアルバイト経験と持ち前の器用さで、どの職場でも頼りにされる北郎。當真さんが「私もこれは周りから頼られるかも!」と思える得意なことは?

「一人で黙々と作業するのが好きなので、たとえば会議室の掃除を任されたら張り切るかもしれないです。変なこだわりを発揮して、机とイスをいったん部屋の外に出して床掃除をしてから、キャスターの部分を拭いて並べそう。自分の家だったら、そこまでやらないんですけどね(笑)」

――高校1年生の時に沖縄から上京して、現在は一人暮らし2年目に突入。

「ホームシックになることはほとんどなくて、実家にいた頃みたいに妹二人の騒いでいる声が聞こえてこないから、むしろ快適(笑)。セリフを覚える時も、周囲を気にせず声に出して練習できるので、集中できるんです。お休みの日はアニメを見ることが多くて、今ハマっているのは友達からおすすめされた『メイドインアビス』。『東京喰種トーキョーグール』と『BANANA FISH』は、ずっと変わらず大好きな作品です!」

Q

自分の性格をひと言で説明するなら?

人と話すことが好きな人見知りです

自分から話すのは苦手なんですけど、積極的に話しかけてもらえると、流れに乗ってしゃべれるタイプだと思います。ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』に出演していた時も、最初は共演者の方と全然話せなくて……。でも、いつの間にかしゃべれるようになって、みんなから「不思議な人だね」って言われていました(笑)。

Q

両親役のオダギリジョーさん、尾野真千子さんとのエピソードは?

お二人の優しさに何度も支えてもらいました

撮影中は、「緊張してない?」「寒くない?」って、たくさん気づかっていただいて、本当にありがたかったです。家族で食卓を囲むシーンが多かったんですけど、私にとっては食べながらセリフを言うのがすごく難しくて。でも、お二人の演技は日常の風景としか思えないくらい自然で、とても勉強になりました。

Q

やってみたいアルバイトは?

カフェの店員さんに憧れています!

覚えることが多くて接客も難しそうだから、軽い気持ちで「やってみたい」って言うのは失礼かもしれないですけど……。実際にカフェでアルバイトをしている友達からお仕事の話を聞いたことがあって、楽しそうだし、制服を着られるところもいいなって思いました。

P r o f i l e

とうま あみ

2006年11月2日生まれ、沖縄県出身。2022年に『妻、小学生になる。』でドラマ初出演。NHK大河ドラマ『どうする家康』、ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』など話題作への出演が続いている。

ドラマ『僕の手を売ります』
Ⓒフジテレビ

ドラマ
僕の手を売ります


大桑北郎(オダギリジョー)は、東京に妻の雅美(尾野真千子)と娘の丸子(當真あみ)を残し、借金返済のために全国を駆け回りながらアルバイトに明け暮れる日々。そして行く先々でなぜか毎回その土地の個性あふれる人々のトラブルに巻き込まれてしまう。果たして北郎は借金を無事完済できるのか!? ●FOD/Prime Videoにて配信中

2024年1・2月合併号掲載

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