インタビュー

Mrs. GREEN APPLE大森元貴さんの未来を作る言葉。活動休止期間に支えてくれた言葉は「ケセラセラ」

2026.07.13

Words, the Future

Mrs. GREEN APPLE
未来を作るミセスの言葉

いつだって、思い出のワンシーンには彼らの音楽がある。胸を打つメロディに乗せて届く歌詞に、何度も背中を押された。メンバーが発信するメッセージに勇気をもらい、笑顔になれた。2026年の幕開けと同時に、バンドとしての新たなターム「フェーズ3」へと突入したMrs. GREEN APPLE、通称"ミセス"。私たちに前へ進むパワーをくれる彼らは、どんな言葉に動かされ、支えられ、新たな道を切り開き続ける力を得てきたのだろう。そして、3人が描き出すこれからとは――。

大反響をいただいたnon-no7・8月合併号から、一部を特別公開。続きはぜひ本誌で。

大森元貴の未来を作る言葉

Mrs. GREEN APPLE 大森元貴インタビューカット

2026年にフェーズ3に入り、現在はフルアルバムの制作中。
今の自分自身のマインドを単語3つで表すなら?

01

ワクワク

"ワクワク"は、今、心の大半を占めている感情。ワクワクしていたくてこの仕事をしていますし、ミセスを結成した当初も、このバンドが巻き起こしていくであろう未来のビジョンに心を躍らせて、いろんなものをベットしてきたつもりです。楽曲制作もテレビ出演も、「次はどうなるだろう」「そのもっと先はどうだろう」と想像することが楽しい。このイマジネーションが、僕自身、そしてミセスの原動力でもあると思います。フェーズ1の完結(2020年7月)後、フェーズ2開幕(2022年3月)までの活動休止期間にメンバーやスタッフとコミュニケーションを交わす上でも、一度童心に返って「どうしたらみんながワクワクするか」「どうしたら自分たちがワクワクできるか」と、"ワクワク"というワードをとても大切にしていました。

02

責任

 ミセスは、昨年末の「日本レコード大賞」3連覇のほか、さまざまなチャートでもありがたい評価をたくさんいただきました。僕らが僕らのために始めたバンドではあるけれど、われわれのエゴだけで突っ走ってはいけない。多くの方に認知していただいた後の楽曲制作、そしてアイデンティティやアティチュードの見せ方にはすごく"責任"が伴うと感じています。ミセスの楽曲が小学校の運動会で流れているとか、学校の卒業式で歌われているというお話も耳にしますが、誰かの人生の一ページになるってすごいことだなって改めて思うんですよね。

03

自分

 何万人もの前でライブをすること、楽曲を受け取ってもらうこと、その楽曲の中で自らをさらけ出すこと、どれも決して当然のことではなくて。感覚がぶれそうになる瞬間も多いので、今置かれている状況とはまったく切り離して、"自分"は今どこにいて、どんな人間なのかということをよく考えます。僕の中で当たり前になっていることは、誰かにとっても普遍的でなければいけないというか。お仕事で海外に行った時には街を散歩したり、人と触れ合ったりして、人が人であるためになくてはならない感覚が狂わないように意識的に過ごしています。

Mrs. GREEN APPLE 大森元貴1-3

"なるようになる"には向かう先や目的地が存在している

ジャケット¥68200/エンジニアド ガーメンツ シャツ¥44000/BASICKS パンツ¥38500/アントック ネクタイ¥17600/メゾン エ ヴォヤージュ 麻布台ヒルズ店(メゾン エ ヴォヤージュ) 靴¥72600/OAO 靴下/スタイリスト私物

 フェーズ2に『ケセラセラ』という楽曲を届けられたことは、すごく必然的だった気がしています。子どもの頃、母がよく「なるようになる」と言っていて、僕にとって昔からとても身近にあった言葉だったんですよね。「なんとかなる」ではなくて「なるようになる」という、このニュアンスの違いが非常に大切だと思っていて。後者にはきっと、向かう先や目的地がしっかりある。結局流れ着くところは決まっていて、その過程でいいことも悪いことも自分に必要なタイミングで起きているという考えは、活動する上でも生活を送る上でも大きな指針になっているんです。

 やみくもに自分たちを信じるしかなかった活動休止期間は、「なるようになる」という精神がわれわれを助けてくれたと思っています。だからこそ、『ケセラセラ』という楽曲が多くの方に届いた時は報われたような気持ちになりました。自己愛や承認欲求のような満たされない何かを嘆くのではなく、自分でどうそこを埋めていくのかという強い時代に入ったのかなと。キレイごとではなく、心からそう感じられたのが2023年のことでした。

Profile

●おおもり もとき 1996年9月14日生まれ、東京都出身。Mrs. GREEN APPLE(以下、「ミセス」)のフロントマンでありプロデューサー。全楽曲の作詞・作曲・編曲を手がけ、あらゆるクリエイティブに携わる。また今年2月には、ソロ5周年を記念した1stミニアルバム『OITOMA』をリリース。

Information

バンドでは史上初となるMUFGスタジアム(国立競技場)4DAYSを含む、スタジアムツアー「ゼンジン未到とイ/ミュータブル〜間奏編〜」を7月まで開催。3人がMCを務める冠レギュラー番組『テレビ×ミセス』(TBS系)が毎週月曜21時から放送中。昨年夏に開催した史上最大規模&伝説のライブを収めた『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE 〜FJORD〜 ON SCREEN』、ミセスの300日に密着し、公開時にも大きな話題を呼んだドキュメンタリー映画『MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM 〜THE ORIGIN〜』、2タイトルのBlu-ray/DVDを7月8日(水)に同時発売。

続きは
Mrs. GREEN APPLEの厚紙ピンナップ付録つき
\ ノンノ7・8月合併号をCheck/

 

non-no7・8月合併号

 

 

non-no7・8月合併号増刊

 

Staff Credit

PHOTO:SHUHEI TSUNEKAWA HAIR:KOHEY MAKEUP:EBARA(W) STYLING:RIKU OSHIMA INTERVIEW & ORIGINAL TEXT:YUKIKO YOSHIKAWA web direction:Manami Todoroki web design/Beeworks Co., Ltd SHOOTING COOPERATION:AWABEES, BACKGROUNDS FACTORY

2026年7・8月合併号掲載

Mrs. GREEN APPLE

Share

関連記事

インタビューの新着記事

VIEW MORE

エンタメの新着記事

VIEW MORE

Icons made from svg iconsis licensed by CC BY 4.0