【読書の秋】経済・経営学部生におすすめしたい本4選

こんにちは、No.181 みお です。私は今年の4月から、大学で経済学や経営学について学んでいて、経済や経営について興味を持ち、自分で本を読み始めました。今回は、その中でも私がおすすめしたい本を4冊紹介しようと思います。

業界別マーケティングの地図　14業界のやるべき施策、商品の「売り方」「魅せ方」が分かる

〇書誌情報

著者：池田紀行、株式会社トライバルメディアハウス

発行：日経BP

定価：2,200円(税抜)

初版発行日：2024年3月18日

〇この本の特徴

食品、酒、アパレル、化粧品、日用品、外食など、14業界を取り上げ、商品特性の違いに基づく売り方や魅せ方の違いが解説されています。表やグラフが沢山使用されているのもこの本の特徴でもあります。

〇読んでみた感想

『売上の地図』の続編、応用編に当たる内容ですが、この本から読み始めても十分に内容が理解できました。私は、それぞれの業界がどのようなマーケティングを行っているのかが気になって読みました。業界別で分かれているので、好きな業界から読むことができ、空き時間の有効活用ができました。

サクッとわかる ビジネス教養 経済学　

〇書誌情報

著者：井堀利宏

発行：新星出版社

定価：1,300円(税抜)

初版発行日：2022年11月25日

〇この本の特徴

この本は、東京大学名誉教授である井堀利宏さんの書籍で、経済学の基本理念や概念が日常生活やビジネスの具体例に結び付けて説明されています。また、抽象的な理論ではなく、実際に経済学がどのように働くかが実感できるような内容になっています。そして、各章が短く簡潔にまとめられているので、専門書と違って短時間で効率よく理解できる構成になっています。

〇読んでみた感想

イラストやグラフが沢山掲載されていたので、難しい文章を読むのが苦手な人でも読み進めやすいと思います。経済学の学術的な深みを求める人には物足りないかもしれませんが、ビジネス教養としての経済学をざっくり理解するためには十分な気がしました。経済学部に興味を持ち始めた、高校生が読むのにもいいかもしれません。

小倉昌男　経営学

〇書誌情報

著者：小倉昌男

発行：日経BP

定価：1,400円(税抜)

初版発行日：1999年10月4日

〇この本の特徴

ヤマト運輸で宅急便ビジネスを築き上げた経営者である、小倉昌男氏自身の経験と教訓をまとめた書籍です。この本は、多くのビジネスパーソンに支持されてロングセラーとなっています。

〇読んでみた感想

この本を手に取ったときは、難しそうな本だな、くらいにしか思っていなかったのですが、いざ読んでみると、ただの宅急便の成功事例が描かれた物語ではなく、経営者としての冷静な分析と経験に基づいた洞察が詰まっていました。現代のビジネスパーソンにとっても参考になる内容が多く含まれています。特に、経営学を学び始めた人におすすめしたい一冊です。

大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる　

〇書誌情報

著者：井堀利宏　

発行：KADOKAWA

定価：600円(税抜)

初版発行日：2018年11月25日

〇この本の特徴

この本は、経済学の基本的な知識を短時間で効率よく学ぶことを目的とした書籍です。ミクロ経済学やマクロ経済学、経済成長、インフレーションといった重要なテーマが網羅されており、専門的な知識がない人でも理解しやすい内容となっています。そのため、複雑な数式や理論を使わず、直観的に理解できるよう工夫されています。他にも、経営学や金融学、マーケティングなど、多数の『大学4年間の○○が10時間でざっと学べる』シリーズがあります。

〇読んでみた感想

私は経済学部に通っていますが、正直なところまだあまり理解していませんでした。しかし、この本を読むことで、短時間で経済学の全体像をつかむことができました。また、既に経済学を学んだ人が復習や整理のために活用することもできると思います。

さいごに

これからも沢山の本を読んでいきたいです！最後まで読んでいただき、ありがとうございました。