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トピック
2026.08.09
エピソード不足をどう乗り越えた?
ガクチカがない!から
内定を獲得した先輩たちのリアルルポ
ガクチカが見つからず悩んだ先輩たちは、何を考え、どう行動した? 内定につながった経験の見つけ方と工夫を聞きました。引き出しを増やしたくて、憧れの乗馬にチャレンジしたら?
ネタ不足を感じて新しいことに挑戦した先輩たち
多忙な就活期間中、新しいことに挑戦するのは勇気がいるもの。先輩二人にインタビューを行い、試行錯誤の過程をじっくり伺いました。
引き出しを増やしたくて、憧れの乗馬にチャレンジ
Profile
内定先の業界
出版学年
大学4年就活中に受けた業界
出版、映画、ラジオ、公務員内定企業数
1大学で所属している学部
文学部日本文学科ガクチカに取り組み始めた時期
大学3年の夏
もともと私は出版業界を第一志望にしていました。そのため、当初ガクチカにしようと考えていたのは、出版社でのアルバイトやインターン、文芸ゼミでの活動、趣味の2.5次元舞台鑑賞など、本やエンタメに関わる経験。ところが、夏インターンの応募に向けてESを準備するなかで、それまでの経験を書き出すと「私、文系のことしかやっていないな」と気づいたんです。どこか似たような内容ばかりで、自分の違う一面を伝えられるエピソードがないことに焦りを感じました。
そこで自分の引き出しを増やすために、今までやったことのない経験をしてみよう!と思い立ち、当時ハマっていた漫画『スティール・ボール・ラン』の影響で乗馬にチャレンジすることを決意。インターネットで乗馬クラブを探し、立地や料金を比較しながら一日体験に申し込みました。
当日は、想像以上に大きな馬を前に緊張しましたが、実際に乗ってみると馬はとても穏やかで、スタッフの方も丁寧にサポートしてくれました。軽く走った瞬間は、まるで映画や漫画の主人公になったような気分で大興奮! 一日体験だけのつもりでしたが、すっかり乗馬の魅力にハマり、就活が終わった今でも月に2回以上通っています。

乗馬に挑戦して得た一番の収穫は、「まずはやってみよう」と思えるようになったこと。それまでは「時間がない」「難しそう」と後回しにしてしまうことが多かったのですが、一歩を踏み出すハードルがぐんと下がって。行動してみることで世界が広がるのを実感し、自信にもつながりました。

乗馬ウエアを着ると気分が上がる!
ESや面接では、乗馬経験そのものをガクチカとして語るのではなく、自分の幅を伝える材料に。興味を持ったことに自ら飛び込む行動力や、挑戦する姿勢を示す具体例として紹介したり、乗馬経験から着想を得た企画を志望動機に盛り込んだりしたことで、ガクチカに厚みが生まれました。
面接で「なぜ乗馬を始めたの?」と質問していただくことも多かったです。ある面接官の方からは「おもしろそう! 今からでも始められるかな?」と言っていただき、編集者に求められる発信力をアピールできた手ごたえがありました。
ガクチカ不足に悩んでいる人に伝えたいのは、「就活のために何かを始める」のではなく、「自分が本当にやってみたいことに挑戦する」ことの大切さです。私も最初は面接で話せるネタを増やしたい気持ちで始めました。しかし結果的に得られたのは、ガクチカ以上に、新しい世界へ飛び込む勇気。少しでも興味があることなら、まずは一歩踏み出してみてください。その経験こそが、自分らしいガクチカにつながっていくと思います!
2026年9月号掲載
Staff Credit
イラスト/LAZY PIZZA DELIVERY 構成・原文/中西彩乃 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス