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イケメン
2026.06.02
韓国のボーイグループ、TOMORROW X TOGETHERのデビュー7周年を記念したコンサート『2026 TXT MOA CON IN JAPAN』。千葉公演2日目の模様を、全曲のパフォーマンスからメンバーのコメントまで詳細にレポート。
『2026 TXT MOA CON IN JAPAN』開催

SOOBIN(スビン)、YEONJUN(ヨンジュン)、BEOMGYU(ボムギュ)、TAEHYUN(テヒョン)、HUENINGKAI(ヒュニンカイ)の5人からなる韓国のボーイグループ、TOMORROW X TOGETHER。
今年3月4日にデビュー7周年を迎えたことを記念し、これまで共に歩んできたMOA(ファンの名称)へ感謝の思いを届けるコンサート『2026 TXT MOA CON』を開催した。
2月27日~3月1日の韓国・ソウル公演を経て、愛知を皮切りに待望の日本公演がスタート。バンドセットに、ここだけでしか見られないカバー曲、ソロ交換などメンバーがファンのために用意した企画が目白押し。non-noでは、5月28日にLaLa arena TOKYO-BAYで開催された千葉公演2日目をレポート。

ライトスティックを握りしめ、幕が上がる瞬間を今か今かと待ちわびるMOAたち。ついに会場が暗転すると、スクリーンに映し出されたのは、開演直前のバックステージで円陣を組む5人の姿。気持ちをひとつにするように重ねられた手が、これから始まるステージへの期待をさらに高めていく。
“明日も一緒にいよう”というお馴染みの掛け声を合図にスクリーンが上がると、ドラムセットの前に構えるHUENINGKAIの後ろ姿が浮かび上がる。
そこから一人ひとりの姿と名前が映し出され、ロックスタイルに身を包んだ5人が登場。BEOMGYUがギターを激しくかき鳴らし、HUENINGKAIが鼓動を刻むようにドラムスティックを振り下ろす。バンドと共に会場を震わせる重厚なサウンドが、特別な一夜の始まりを告げるのろしを上げた。
1曲目は、7年間の歩みの集大成となるアルバム『The Star Chapter: TOGETHER』のタイトル曲の日本語バージョン「Beautiful Strangers [Japanese Ver.]」。
地響きのようなバンドの重低音に一歩も引かない、力強く澄み切った歌声が天井を突き抜け、鮮烈で美しい幕開けを彩る。
続いて、過去の自分を葬り、ダークな感情に支配されていく姿を描いた「Good Boy Gone Bad [Japanese Ver.]」。 ステージが真っ赤な光に染め上げられると、スクリーンには墓地に薔薇が咲き誇る退廃的な世界が映し出される。
序盤からマイクを越えて迫ってくるような声量がアリーナを震わせ、全員がすでにボルテージを振り切っているかのような剥き出しの気迫に、客席からは悲鳴にも似た歓声が上がった。
先ほどのハードコアなムードから一転、物語の扉が開くようなイントロで、会場は期待感に満ちる。続いて披露されたのは、日本デビューシングル『MAGIC HOUR』のリード曲「9と4分の3番線で君を待つ (Run Away) [Japanese Ver.]」。
光の粒が魔法のようにはじけ飛ぶ中、生演奏ならではの力強いビートが疾走感を加速させていく。TAEHYUNが歌う「火花が咲いた」のパートでは、ライブならではのエモーショナルなアレンジが炸裂し、ステージは一層ヒートアップ。5人によってかけられた魔法の余韻の中、ステージはMCパートへ。

MCではまず、リーダーのSOOBINが「こんばんは〜MOAちゃん!」と客席に声をかけると、「ONE DREAM!こんばんは、TOMORROW X TOGETHERです」と5人そろってあいさつ。続いて、メンバーが一人ずつ自己紹介を行った。
SOOBIN「今日も会えてうれしいです。MOAだけのために準備した今日の公演、たくさん期待してください!」
HUENINGKAI「MOAのみんな叫んでーー! 昨日久しぶりにお会いしてすごく楽しかったです。今日はMOAちゃんとどんな思い出を作れるのか楽しみです。みんなでファイティン!」
BEOMGYU「アンニョンMOA。最初から半端ない歓声で、今日もレジェンド級の公演になるんじゃないかと思います。昨日と違う公演もあるから、楽しみにし・て・ね!」
YEONJUN「こんばんは、MOAのYEONJUNです。来てくれてありがとうございます。新しく準備した今回の公演、今日帰れないくらい全力で遊ぼうね」
TAEHYUN「みんなに会えて超ハッピーなTAEHYUNです。ドームも大好きだけど、アリーナは全部のMOAちゃんを同じフレームで見れて、なんかうれしいです。MOAも僕と同じ気持ちなら叫んで」
BEOMGYUいわく、今回の『MOA CON』は、「何をしたらMOAが喜ぶかだけを考えて用意された」もの。常日頃からMOAへの愛があふれる5人の思いが語られたところで、話題は先ほどオープニングを飾ったHUENINGKAIとBEOMGYUのパフォーマンスへ。
過去のコンサートでも華麗なドラム演奏を披露し、そのたびに熱い歓声とメンバーからの称賛を浴びてきたHUENINGKAI。だが、公演のオープニングという大役を任されるのは今回が初めて。
「ちょっと緊張したけど、どうだった? かっこよかった?」と少しはにかみながら問いかけると、MOAからはすぐさま大きな反応が返ってきた。
続けてHUENINGKAIが「BEOMGYUヒョンのロックスピリットもやばかったよ!」と称えると、BEOMGYUは「当たり前でしょ、MOAの前ではいつでも完璧なBEOMGYUだからね」と、余裕たっぷりの表情を決めてみせる。
一方、YEONJUNは「ロックっぽい服で来てくれてるMOAちゃんもいますね」と、客席の装いにも素早く目を留める。「後から近くに行って、ちゃんと見ますよ」と、とろけるような視線を投げかけると、会場は一段と色めき立った。
続いてTAEHYUNが「僕たちが非現実過ぎて信じられなくても、」と完璧なポーズを決めてみせ、客席を大いに沸かせる。すかさず「僕のMOAちゃんみんなが危ないので、自分の席から離れないでくださいね。約束だよ」と、優しく小指を差し出した。客席からすぐさま「네~(はい)」と返事が響くと、TAEHYUNは「やさしい……」と、愛おしそうな表情を浮かべる。
BEOMGYUも「びっくりするくらいのイケメンたちだから……」とこちらも負けじとクールな決めポーズ。「もっともっと近くで見たい気持ちはよくわかります。僕も同じです!!!でも、僕たちの大切なMOAちゃんがハッピーになれるように、押したりしないでね」と、ユーモアを交えながら呼びかける。
さらに「みんなが席にいてくれたらMOAちゃん一人ひとりの可愛い顔がよく見えると思うから」と、とびきりの甘い言葉を重ねる。
「僕たちとの約束!」と指切りを交わすと、会場全体がふわりと甘い空気に包まれた。
ステージに凍てついた世界が現れると、彼らのディスコグラフィーの中で強烈な光を放ち続ける『The Chaos Chapter(混沌の章)』期を象徴するナンバーが続けて披露。ロックをコンセプトに掲げる今回の公演において、TXTのロックの系譜の始まりともいえるこの流れは、ひときわ鮮烈に響く。
日本1st EP『Chaotic Wonderland』に収録された「0X1=LOVESONG (I Know I Love You) feat. 幾田りら[Japanese Ver.]」では、荒涼とした世界の中で「君」だけを求める狂おしい思いを、切実な表情と歌声で歌い上げる。
その勢いのまま、エモポップパンクの痛切なエネルギーがほとばしる「LO$ER=LO♡ER」へ。センターステージへと歩みを進めながら、思い思いにジャンプを繰り返し、大きく手を掲げて、その衝動をストレートに伝えていく。
YEONJUNが自らラップメイキングに参加した鋭いラップパートで会場のボルテージをさらに引き上げると、「LO$ER」「LO♡ER」の頭文字である「L」を指で掲げながら、MOAとの息の合った掛け合いへ。5人とMOAのエネルギーがひとつになった瞬間、呼応するように“LO$ER=LO♡ER紙幣”が祝祭のように降り注いだ。
5人で花道を駆け出し、メインステージへと戻っていく姿は青春の1ページのようで、少年の欲望と衝動をロマンチックに描き出した、どこか爽快感を残す一幕となった。
互いの楽曲で引き出し合う、唯一無二の個性。5人が紡いだ圧巻のシャッフルステージ
今回のコンサートの見どころのひとつが、メンバーそれぞれのソロ曲を別のメンバーが歌うシャッフル企画。パフォーマンスに先駆けて放映されたVCRでは、披露する楽曲をくじで決めるだけでなく、そのくじを引く順番までゲームで決めるという、何事にも全力な5人らしい徹底ぶりを発揮。
5人の個性がぶつかり合う仲の良いやり取りに会場が和むと同時に、誰がどの曲を披露するのかMOAの胸が躍る中、まずトップバッターを飾ったのはHUENINGKAI。

都会のビル群をバックにステージが照らされると、そこには過去のMVにも登場した車のボンネットに腰かけるHUENINGKAIの姿が。披露したのは、眠れぬ夜の情景を歌うTAEHYUNのソロナンバー「Bird of Night」だ。
静かな夜へと飛び立つように、聴く者を闇へと誘っていくHUENINGKAI。その澄んだボーカルの輪郭が、ブルーの薄闇の中でいっそう際立っていく。客席に揺らめくMOAのライトスティックの明かりに包まれながら歌声を届ける幻想的なひと時。楽曲の最後には、彼が静かに手を挙げる合図と共にすべての明かりが消え去り、ステージは再び深い闇に包まれる。どこまでも抒情的で美しい余韻を残した、息を呑むようなラストだった。

ダンサーと共に登場したのは、SOOBINの爽やかなソロナンバー「Sunday Driver」を歌うBEOMGYU。
イントロが流れた瞬間から、キュートな魅力が炸裂。コロコロと変わる豊かな表情、一瞬一瞬の完璧なポージング。ときめきがこれでもかと詰め込まれたステージに、日曜日の午後のような幸福感が広がっていく。曲が終わり、暗転したあとも客席へ優しく手を振り続ける名残惜しそうな姿まで、BEOMGYUの愛らしさがぎゅっと凝縮された、どこまでもハッピーな一幕だった。

続いては、HUENINGKAIのソロ曲「Dance With You」をYEONJUNがパフォーマンス。イントロが流れ、YEONJUNの射抜くような眼差しがスクリーンに映し出されると、会場からは早くも悲鳴が上がる。妖艶なピンクの照明に照らされる中、ダンサーと視線や動きを交わしながら、椅子を巧みに使った艶めかしいダンスで、会場を自分だけのトーンへと染め上げていく。たゆたうようにしなやかで、どこまでも魅惑的。それでいて、その一挙手一投足には揺るぎない自信が満ちていた。
楽曲の最後には、興奮に震えるMOAの熱狂を全身で受け止めながら、ニヤリと不敵な笑みを浮かべてみせる確信犯的な幕引きを見せた。

そのYEONJUNのソロ曲「Ghost Girl」を披露したのはTAEHYUN。白いシャツにベストというクラシカルなスタイルに、この千葉公演から新たにメガネがプラスされた。スクリーンに、オールバックヘアにリムレスメガネをかけたTAEHYUNの姿が映し出されると、その知的で端正な佇まいに大きなどよめきが沸き起こる。
愛する人の面影を追いかけ、夜の街を彷徨うように。どこか倒れ込むような足取りで花道を歩いていくTAEHYUN。不安定な内面を宿した繊細な表現でMOAを引き込み、時にメガネに手をかける仕草でどこか危うげな色香を漂わせる。ラストは、天を見上げ、静かに目を閉じるフィニッシュ。退廃的な魅力を放ちながら、まるで映画のワンシーンのような、重厚でコンセプチュアルなステージを完結させた。

ラストを務めるのは、リーダーのSOOBIN。BEOMGYUの感性が光るロックバラード「Take My Half」を、情感豊かに歌い上げた。
電車の車内から始まるオープニング。スクリーンに映し出されたのは、白いシャツにメガネを合わせたSOOBINの姿。車窓の景色が街からだんだんと瑞々しい緑へと移り変わっていくその様子は、まるで観る者を心地よい旅路へと誘うかのよう。
温かな歌声と共にアリーナがオレンジの光で満たされ、SOOBINの澄み切った伸びやかな高音が会場中に響き渡る。幸せを願うように、頭上から四つ葉のクローバーが優しく舞い降りてくる演出も印象的。大きな心で受け止めてくれるような包容力と、そっと背中を押してくれるような優しさ。その両方が宿る歌声で、シャッフルステージのフィナーレを晴れやかに締めくくった。
YEONJUNとBEOMGYU、それぞれの色で魅せたソロステージ
シャッフルステージの熱気が冷めやらぬ中、YEONJUNとBEOMGYUは自身のソロ曲を披露。スペシャルな時間はまだまだ続く。
真っ赤に染まったステージの中央で「行くぞ!」と叫ぶYEONJUN。ダンサーをかき分け勢いよく飛び出してきたのはYEONJUN。「COMA」、「Talk To You」の2曲のビートに乗せ、圧倒的なダンススキルとカリスマ性、緩急を自在に操るグルーブで瞬く間に会場を掌握していく。
まるでMOAの声を燃料にするように、歓声を受けるほどにYEONJUNのパフォーマンスはさらに凄まじい熱を帯びていく。メインステージへと戻っていくラストには、MOAからのコールをいっそう煽り、その歓声の大きさに満足そうな笑みを浮かべ頷いてみせるYEONJUN。ヒリヒリするような圧倒的パワーを放ちながら、自らの色をステージに強く焼きつけた。
BEOMGYUが披露するのは、初のソロミックステープとして発売された「Panic」。暗転の中でバンドメンバーへ丁寧にお辞儀して挨拶を交わし、定位置につく。光の中に現れたのは、ノースリーブのデニムベストに赤いギターを抱え、ロックスターさながらの眩いオーラを放つBEOMGYU。
この日は初めて、曲が始まる前にBEOMGYUから「“This is my answer”のパートを一緒に歌ってください」というお願いが。MOAが元気に応え、会場全体の結束がぐっと高まったところで、温かなギターのイントロが静かに流れ出す。憂いを帯びた歌声で、語りかけるように言葉を紡いでいくBEOMGYU。時折瞳を閉じ、自身も作詞作曲に参加した思い入れの深いこの曲に沈み込んでいくような表情を見せる。MOAによる「This is my answer」の合唱では、彼の伝える温かな感性が会場中を満たし、MOA一人ひとりの心に沁み込んでいくような美しい瞬間が生まれた。
常にMOAに寄り添ってくれるような真っ直ぐな想いと、音楽への誠実な姿勢がにじむ、アーティストBEOMGYUのステージだった。
あのHI-BOYZが『MOA CON』に降臨!?
息を呑むソロステージから一転、会場をポップなムードで包み込んだのがこのセクションだ。VCRで流れたのは、韓国ドラマ『いつかは賢いレジデント生活』の劇中アイドルグループ・HI-BOYZによる「When the Day Comes」のMV。懐かしさのある映像の中で軽やかに歌うHI-BOYZのメンバーは、どこかTOMORROW X TOGETHERの5人にそっくりで……?
ざわめきが広がる中、暗転が明けたステージには、ベビーピンクとホワイトのプレッピーなスタイルに身を包んだ本物(!?)のHI-BOYZが登場。ドラマの世界からそのまま飛び出してきたかのような、とびきりキュートな5人に、MOAは待ってましたとばかりに複雑な掛け声を見事に揃えて後押しする。その熱い声援にHI-BOYZのメンバーも楽しくてたまらなくなったのか、曲中にはメンバー同士で視線を合わせて笑みをこぼす場面も。ステージを後にする際には、MOAからHI-BOYZメンバーの名前が次々と呼びかけられ、『MOA CON』ならではのプレイフルな時間となった。
最新曲から日本オリジナル曲まで、話題のナンバーを立て続けに披露
ほっと一息つくVCRタイムでは、シャッフル企画に対するメンバー同士の愛ある、しかし容赦のないフィードバックや、MOAに聴かせたい曲を決めるために“英語禁止”ルールで歌いつなぐゲームなど、微笑ましいわちゃわちゃ感をこれでもかと凝縮。
果たして、ゲームに勝ったTAEHYUNが選んだ曲は……? そんなわくわく感を残しながら、次のステージへとつながっていく。

VCRが明けると、バックにそれぞれの名前を背負ったネイビーのジャケットに、ネクタイを合わせたスタイルで登場。
このセクションでは、彼らの最新曲から日本3rdアルバムの収録曲まで、今のTOMORROW X TOGETHERを語るうえで欠かせない3曲をパフォーマンス。
まずは、デビュー7周年という節目にリリースされた8thミニアルバムのタイトル曲「Stick with You」。日本ではこのコンサートが初披露となったが、テーマである「愛を引き留めたい」という切実な思いに呼応するように、MOAの力強い掛け声が会場に響き渡った。
続く日本オリジナル曲「Can’t Stop」では、火花が激しく散る中、パワフルなパフォーマンスを展開。勢いよく弾けるサウンドに乗せて、5人の内側からあふれるエネルギーが会場いっぱいに広がっていく。
3曲目は、5人がスタンドマイクの前に並び立って歌うパフォーマンスが話題の「SSS (Sending Secret Signals)」。HYDEが楽曲提供した、退廃的で耽美な気配をまとったナンバーだ。
吐息まじりの歌声で、楽曲のもつ甘く秘密めいたムードを立ち上げていく5人。BEOMGYUはスタンドマイクを巧みに操り、ロックスターさながらのパフォーマンスで魅せる。SOOBINの高音は、楽曲の持つ危うい浮遊感をいっそう際立たせ、その空気を濃密にしていく。
曲の高まりと共にセンターステージに飛び出すと、5人そろって激しいヘッドバンギングを披露。ラストはYEONJUNの「S-S-S」の力強い一声を合図に、鋭い眼差しでフィニッシュを決めた。
曲によってまとうムードをがらりと変えてみせた彼らの姿は、今のTOMORROW X TOGETHERが持つ底知れない表現力を雄弁に物語っていた。
フロントマンは誰? チームワークで競う人気曲カバー対決

高まった熱気の中、MCパートでは先ほどのソロ曲交換企画の話題に。BEOMGYUが「Sunday Driver」のかわいい犬についての一節を歌ってみせ、「僕、本人よりうまくないですか?」と茶目っ気たっぷりに尋ねると、SOOBINは「あ〜そうだねえ。本当に犬みたいだったねえ、可愛かったよー」と、ゆるやかな口調で返して笑いを誘った。
また、YEONJUNが「『MOA CON』のために日本まで駆けつけてくれたスペシャルゲスト」について言及すると、HUENINGKAIは「HI-BOYZ先輩」に丁寧にお礼。さらにメンバーたちは、それぞれ自身が演じたHI-BOYZメンバーを「〇〇先輩がかっこよかった!」と次々に絶賛し、MOAの笑いを誘った。
5人全員がセンターになりたいTOMORROW X TOGETHER。序盤のVCRでも、「誰がフロントマンか」で譲らない仲良しな5人の姿が映し出されていたが、その「バトルの決着はライブで勝負をつけよう!」、ということで、ここからは“フロントマンハント”のコーナーへ。
やる気満々の表情を見せるBEOMGYUに、勝負に備えるかのように汗をぬぐうSOOBIN。この日の対決テーマはチームワークで、勝敗を決めるのはMOAだ。
対決前、SOOBINは「冷静に、本当に冷静に、チームワークがいいチームに歓声をください」と“冷静に”を念押し、いよいよ勝負がスタート。
先陣を切ったのは、YEONJUNとTAEHYUNによる“ニャンニャンズ”。猫ポーズも決め、気合いはばっちり。披露するのは、BIGBANGの「HaruHaru -Japanese Version-」。
TAEHYUNが「大先輩のMVに出てくる激しいケンカの場面も完コピします」と宣言すれば、YEONJUNも「会場をヒップホップで染めてみせます」と意気込み十分。2人の熱いチーム戦が始まる、と思いきや、なぜか他のメンバーたちもいそいそと準備をスタート。なんとMVのケンカシーンを忠実に再現するため、メンバー総出でパフォーマンス。チームの垣根を越え、気づけば全員でひとつの場面を作り上げているところも、なんともTOMORROW X TOGETHERらしい。冒頭のSOOBINの迫真の表情、ケンカを止めようとするHUENINGKAIとBEOMGYUの真剣な面持ち、さらにとばっちりを食らって派手に倒れ込む熱演も見事だった。
その後は、難しい日本語歌詞をものともしない2人のクールな歌唱と息の合ったダンスで魅了。最後は背中合わせで「Say good bye」とクールに決め、ステージを締めくくった。
続いて登場したのは、SOOBINとHUENINGKAI。イントロが流れた瞬間に会場から大歓声が上がったのは、OH MY GIRLの名曲「Dolphin」だ。SOOBINがかつて音楽番組のMC時代に披露した、ファンの間でもおなじみのキラーコンテンツを、今回はHUENINGKAIと共に披露するという、MOAにとってはたまらないサプライズとなった。
2人は冒頭からノリノリで、愛らしい表情を浮かべながら涼やかに楽曲を歌い上げる。曲中の印象的なリフレインでは、水しぶきをあげるように軽やかに手を動かし、イルカのしなやかさと愛らしさを見事なユニゾンで表現。爽やかな歌声とキュートな振付が重なり、ステージには清涼感あふれる空気が広がった。
その後のMCでは、TAEHYUNをはじめメンバーたちがHUENINGKAIの振付に注目。TAEHYUNは日本語で「このパートが好き」と、アーチを描くようなしなやかな「おしり」の動きを絶賛。かつて「Dolphin」を披露した先輩のSOOBINも「骨盤の動かし方が違うよね」と驚きを見せ、笑いを誘った。
さらに、HUENINGKAIのブルーの髪色に注目したBEOMGYUのコメントを受け、HUENINGKAIが「やっぱり僕の方がちょっとよかったですね」と冗談めかすと、SOOBINは日本語の低音ボイスで「違う」と即答。すかさず「あ! チームワーク!」とツッコミが飛び、二人は慌てて「上手だよ〜冗談、冗談」と言いながらハグを交わしてフォローしてみせた。
ニャンニャンズの圧倒的なかっこよさに対抗すべく、BEOMGYUが「まだYEONJUNとTAEHYUNのかっこよさを超すには、爽やかすぎる! ちゃんとチームワークを見せるよ〜!」と意気込むと、SOOBIN、BEOMGYU、HUENINGKAIの3人が「僕たちはモンモンズ〜!」とポーズを決め愛嬌たっぷりに宣言。YEONJUNから「合ってないね」とツッコミを受けながらも、楽しそうにセンターステージへと躍り出る。
そんなわちゃわちゃとしたお茶目なやり取りから間髪入れずに放たれたのは、BSS(ブソクスン)の「Fighting (feat. Lee Young Ji)」。3人の規格外のパワーが炸裂する爆発的ハイテンションナンバーに乗せて、ステージを縦横無尽に駆け回るSOOBIN、BEOMGYU、HUENINGKAI。
途中、HUENINGKAIは座って見守るYEONJUNとTAEHYUNのもとへ突撃し、目の前で全力パフォーマンスを披露する。
途中、楽曲本来の歌詞である「부석순(ブソクスン)」の部分を「TXT」へとアレンジし、3人で息を合わせて体文字の「TXT」を表現するサプライズも。さらにやんちゃすぎる特大ジャンプを決めると、その勢いのまま花道へと飛び出していく。曲が終わっても「オイ! オイ! オイ!」と激しく飛び跳ね、最後の最後まで全力で盛り上がり続ける、エネルギーに満ちあふれた超ハードなステージを披露した。
終了後、感想を求められたYEONJUNは「MOAの皆さんに見せないといけないのに、僕たちに見せてどうするんですか」と笑顔でツッコミ。HUENINGKAIがすかさず「楽しいじゃないですかー」と無邪気に返し、ステージ上には一瞬にして癒し空間が広がった。
全員で、CUTIE STREETの「かわいいだけじゃだめですか」を全力パフォーマンス
そんな和やかな空気の中、TAEHYUNが「やっぱりチームワークといえば、TOMORROW X TOGETHERでしょ!」と力強く宣言。するとHUENINGKAIが「やっぱり5人全員でフロントマンになるしかない。次のステージでその理由がわかると思います」と笑みを見せ、MOAの期待をこれ以上ないほどに高めていく。メンバーたちも口々に「本当に素晴らしい、かっこいいステージを準備しました」「期待してもいいですよ」と言い残し、それぞれ次のステージに向けて一瞬にしてクールなプロの表情を作り、スマートに衣装を整えていく5人。
客席が息を呑むなか、満を持して流れ出したのは、CUTIE STREETの超王道アイドルナンバー「かわいいだけじゃだめですか?」の目覚まし音のイントロ。
先ほどソロナンバーでこれでもかとクールなパフォーマンスを見せたYEONJUNが、今度は一転、勢いよく「大ピンチ!」と全力のチャーミングモードで歌い出す。そのあまりのギャップに、客席は一瞬で沸き立った。
5人はインパクトのある歌詞を歌いながら、まるで猫のように愛らしく踊り、時にちょこちょこと小さく動きながら、全力でキュートな表情を振りまく。その体には本当にパタパタと動くしっぽが見えるかのよう。圧倒的なパフォーマンススキルを持つ5人が本気で「可愛い」に振り切ったときの破壊力をこれでもかと見せつけるステージに、MOAたちは全力でライトスティックを振り、この日屈指の熱量で応えた。
怒涛の全力パフォーマンスが終わったのも束の間、MOAからは即座に「アンコール!」のコールが。
5人は歌詞にかけて「許して!」「お願い!」と愛嬌たっぷりに返すも、急遽「MOAの代表5人」と直接じゃんけん勝負を行うスペシャルな展開に。
ここで、代表に選ばれたMOAにかかるプレッシャーを心配したBEOMGYUが、「勝てば1万人のヒーローになれるけど、負けたら……」と心優しい気遣いをみせる一幕も。そうして紆余曲折ありながらも、結局メンバーが一人ずつ客席から対戦相手のMOAを指名し、真剣5番勝負を行うこととなった。
「勝負だ!」と叫びながら対戦相手となるMOAを探し歩く5人。メンバー全員で客席を見渡しながら探している姿もなんとも可愛らしい。勝っても負けても、じゃんけんをしたMOAへハートを送り、ファンサービスを忘れないところもさすがだ。
5人主導で始まったこのガチンコ企画に、メンバー自身も大盛り上がり。
特にBEOMGYUは、じゃんけんにも全力投球。しかし、気合が入りすぎたのかMOAに勝ってしまった瞬間、「なぜ〜! やだ〜! 僕の手〜!!」と大嘆き。自分の手を恨むような全力のリアクションで笑いを誘う。
メンバー側が1勝リードし、MOAチームがやや不利な状況を迎えると、今度はSOOBINがスマートにアシスト。次の対決を前に「僕はグーを出します」とあらかじめ手の内を優しく宣言。その言葉通りにパーを出したMOAが見事勝利を収めると、SOOBINは大喜び。
そうして2対2のタイで迎えた最終対決。ここでMOAが申し訳なさを感じてしまわないようにと、急遽ステージの「バンドメンバー代表」を指名してじゃんけんをすることに。注目の結果はなんとYEONJUNの勝利。YEONJUNは思わずステージを駆け回り、ウィニングランを披露した。
結果としてはメンバー側の勝利となったものの、最終的には「絶対やらなきゃいけないと思う。なぜかというと、日本のMOAにこんな風に怖いくらいの真顔で見られているのは初めて(笑)」と、諦めきれないMOAからの可愛い圧を感じ取ったYEONJUN。
MOAの本気を確かめるために「MOAたち、叫んで!」と笑顔で客席を煽ると、会場からはこの日一番をさらに塗り替えるほどの、地鳴りのような大歓声が炸裂。
その凄まじい熱狂に包まれるなか、ステージには再び愛らしいアラームのイントロが鳴り響いた。
大切なMOAの願いを叶え、2回目とは思えないほど熱量そのままに駆け抜けた5人。途中、BEOMGYUとHUENINGKAIがジャンプした瞬間にぶつかり、笑顔でハグし合う場面もありつつ、ステージは最後まで熱狂の渦に包まれた。
熱狂のアンコールを見事やり遂げると、「MOAのみなさん、かわいいだけじゃだめですか?」と問いかけるBEOMGYU。客席のMOAからはもちろん全力の肯定を意味する、会場を大きく揺らすほどの熱いリアクションが送られたのだった。
「Force」から「I’ll See You There Tomorrow」へ。晴れやかに駆け抜けた本編ラスト
夢のような時間も、いよいよ終盤へ。
4階、3階、2階、アリーナへと順番に「準備いい?」と声をかけながら、HUENINGKAIが「叫べ!」と圧倒的な声圧で煽る。MOAも負けじと声を張り上げると、HUENINGKAIは「いいじゃん」と満足げにひと言。力強く煽った直後にふっと見せた精悍な表情に客席の空気が一段と熱を帯びる。
MCでは、BEOMGYUが「『MOA CON』は終わるまで終わりじゃないよ。この後のツアーでもまた会いたいです」と未来を約束する熱いメッセージを届ける。
続いて、SOOBINの「TOMORROW X TOGETHERを作ってくれて、一緒に歩いてきてくれたすべてのMOAに改めて感謝しながら、最後のご挨拶をします」という言葉とともに、5人全員で客席に向けて深々と一礼。
「最後まで楽しんでいくよ!」という声に続き鳴り響いたのは、これまで日本公演で何度も熱狂を生んできた定番曲「Force」。寂しさを吹き飛ばすような力強いイントロに、会場の空気が一気に弾ける。
曲のハイライトのひとつであるBEOMGYUとTAEHYUNの掛け合いパートでは、ステージの端からBEOMGYUがTAEHYUNのもとへ走ってきて、ガシッと肩を組み熱唱。
YEONJUNがエネルギッシュなシャウトで会場のボルテージをさらに押し上げ、胸躍るステージとなった。
続く「Where Do You Go?」では、メンバーとMOAが声を掛け合うたびに、会場の幸福度がどこまでも増していくよう。チアフルでポップなエネルギーに包まれながら、5人は楽しさが最高潮に達したような表情で、まっすぐ伸びやかな歌声を高らかに響かせる。夢のような時間のクライマックスにふさわしい、晴れやかなステージで本編ラストの曲へ。
最後を飾るのは、韓国でリバイバルヒットを記録し、再び注目を集めている名曲「I’ll See You There Tomorrow」。スクリーンに銀河をひた走る汽車の映像が流れる中、5人は明日への希望と約束を歌い上げ、キレのあるダンスを披露。ライトスティックを揺らすMOAからは、ひときわ大きな「サランへ!」の掛け声が送られた。
ステージの端から端まで駆け回り、スタンド席の一番上まで届くように大きく手を振るメンバーたち。共に進むMOAへ“明日で待ってる”というメッセージを届けるように、本編を晴れやかに締めくくると、王冠の形をした紙吹雪がMOAのもとへ降り注いだ。
アンコールでは5人がMOAのすぐ近くに!
アンコールでは、最初の宣言通りに5人がアリーナ席の後方からサプライズ登場!
この日のスタイルは、グッズのタオルを大きなリボンのように結び、中央の結び目にそれぞれのキャラクター「PPULBATU」のステッカーをあしらった特製カスタム。ボトムスにも「PPULBATU」のカラーを取り入れた、MOA心をくすぐるスタイリングとなっていた。
YEONJUNは毛糸のふわふわバッグを斜めがけし、BEOMGYUはキュートなクマのリュックを背負い、HUENINGKAIはクマのもふもふ帽子&マフラーをすっぽりとかぶるという、三者三様の個性が光る着こなし。SOOBINはりんごヘア、TAEHYUNは猫耳ヘアで、ヘアスタイルにもキュートなアクセントを添えていた。
披露されたのは、MOAに長く愛されてきた名曲「Our Summer」と「Wishlist」。5人はアリーナの通路をゆっくりと歩きながら、MOAとハイタッチをしたり、ハートを作ったりと、至近距離で愛に満ちた交流を楽しんだ。
「MOA Diary」で心をひとつに。鳴り止まないアンコールへ
ライブを共に作り上げてきたバンドメンバーやダンサーたちを紹介するコーナーでは、5人が誰よりも熱くステージを盛り上げ、会場を巻き込んでいく。
そして「歌ってー!」の呼びかけと共に、MOAとの関係を歌詞にしたとっておきのファンソング「MOA Diary (Dubaddu Wari Wari) [Japanese Ver.]」へ。
隠すことのないまっすぐな愛をのせた歌声が、MOAのもとへ一直線に届いていく。5人とMOAだけの合言葉を唱えながら、再び心をひとつにする時間。この日LaLa arena TOKYO-BAYは最高にハッピーな空間となった。
熱気冷めやらぬなか、メンバーたちは客席へ御礼を伝えながらメインステージへ。ご機嫌にステップを踏みながら戻るあまり、思わず道をふさぐような形になっていたYEONJUN。そこを手でさっとかわすように通り過ぎたSOOBINを、YEONJUNが思わず追いかけるという微笑ましいじゃれ合いも。
大団円のバンド演奏が終わっても止まらないアンコール。5人が「もっともっと」と煽ると、MOAの声はさらに大きく膨れ上がっていく。
ここでBEOMGYUが「僕これ聞きたいです」と、本編終了後にMOAの間で自然に広がっていった、メンバーの名前の後に「Hey!」をつけるアンコールの掛け声をリクエスト。それに応えるように、MOAが声を張り上げると、メンバーたちは驚いたような表情を浮かべながら、「Hey!」の部分でジャンプをしたり、野球のスウィングをするようなポーズを見せたりと、嬉しそうにその声を受け止めていた。
MOAの熱い思いに応えるように、メンバーを代表してSOOBINが「最後の歌と一緒に、永遠に続く春を約束します」とロマンチックに誓う。続いてTAEHYUNが「一緒に歌ってください」と優しく呼びかけ、始まったのは「紫陽花のような恋 (Hydrangea Love)」。
スクリーンに歌詞が映し出され、5人とMOAによる幻想的な大合唱が始まる。出会えた奇跡への感謝と、積み重ねてきた日々を振り返るような言葉が、会場いっぱいに響いていく。
メンバーたちは愛おしそうにマイクを客席へと差し出し、時にはイヤモニを外して、MOAの歌声を全身で受け止めるようにじっと聴き入る。共に歌うことを通して、MOAと心を通わせる。その美しくてかけがえのない、結晶のような瞬間に、5人は感極まったような、幸せそうな表情を見せていた。
曲が終わると、MOAからはいつまでも鳴り止まない大きな拍手が送られ、深い余韻に包まれたまま最後のコメントへ。
「日本のMOAのみなさんは、この曲が特に上手だと思います。先ほどのブリッジの時に、TAEHYUNのパートですごく驚きました。歌が上手ですね。一度韓国に帰って、また次の『MOA CON』の準備をしたいと思います。次の福岡では新しいカバー曲で会いに行きますので、期待していてください。1週間本当に楽しかったです。ありがとうございます」
最後には日本語で「大好きー!」と笑顔で伝え、次に会える日への楽しみを残した。
「今日もMOAの皆さんとリラックスしてステージを楽しむことができました。最初から最後まで一生懸命応援してくださっているのを見てとても感動しました。一度締めくくりを迎えますが、TOMORROW X TOGETHERの旅路は長く続きます。2日間楽しい思い出を残してくださってありがとうございます。またすぐに戻ってきます」
さらに日本語で「MOAに僕の全部をあげるよ。MOAしか勝たん! おやすみ、ありがとう〜」と愛を届けると、言い終えたあとに恥ずかしさがこみあげたのか、照れ隠しのように隣に立つSOOBINをぺちぺち。思わず照れてじたばたしてしまうという愛らしさを見せた。
「僕にとっては今日は本当に長い間記憶に残る公演になったと思います。僕はもともと公演の前はすごく緊張するタイプなんですが、でも今回は『MOA CON』をしている間、今日はどんな幸せな思い出ができるのかなと期待をしながらステージに上がっている自分に気づいて、また幸せな気持ちになりました。僕を、そしてTOMORROW X TOGETHERというグループをたくさん愛してくださって応援してくださって、そして幸せな人にしてくださって本当にありがとうございます。僕たちもMOAのみなさん一人ひとりが幸せになれるように、いい音楽といいステージといいアルバムをもって戻ってきます」
さらに日本語で「待っていてください。以上、ありがとうございます。BEOMGYUでした。大好き!」と笑顔を届ける。
「MOAのみなさんの合唱と歓声を聞いていると、本当に幸せですね。何日か同じ話をしている気がするんですけれども、MOAのみなさんの声を聞くと、なんだか天国にきたような気がしています。昨日、友達が公演を観に来ていました。公演が終わってから僕に『MOAのみなさんは本当に素敵なファンの皆さんだ、そしてとても感動した』と話してくれました。僕は胸がいっぱいになりましたし、とても誇らしくて、MOAのみなさんに感謝していました。2日間公演をしたんですけど、一時たりとも大変なことはなかったと思います。本当にありがとうございます」
さらに日本語で「本当に本当に大好きです。ありがとうございます。また会いましょう」と、胸に手をあて、心の底からの思いを込めるように伝えた。ふわりとほどけたような幸せそうな表情が、MOAへの深い愛情と感謝を物語っていた。
「1週間、本当にたくさんの愛をいただいて帰れそうです。みなさんから“猫の耳をして”というリクエストが多かったのでやろうと思ったんですけど、全員にはできなかったので、今日は頭を猫耳にしてみました。どうですか?」と、左右に顔を向けながら、猫耳ヘアをお披露目。SOOBINから「猫ちゃ〜ん」と手を振られ、MOAから「可愛い〜!」と声が上がると、TAEHYUNはぱっと表情をほころばせ、「MOAも可愛い」とぼそっと返し、はにかむ。その照れたような笑顔と甘い一言に、客席はときめきに包まれた。
「日本のドラマのOSTもすぐに出ます。たくさんの関心をお願いします。今日はご一緒してくださって本当にありがとうございます。メンバーのみんなと楽しいこと、素敵なこと、かっこいいことを考えてまた戻ってきます」
最後は日本語で「ちょっとだけー、またね〜」と手のひらを前に出すポーズで締めくくった。
ついにエンディングへ。
SOOBINは「初めて会った日から今まで、うれしい日も、少しつらかった日も、いつも一番近くで僕たちを見守ってくれて本当にありがとうございます。ここまでの7年間も十分輝いていたけれど、これからの時間はもっともっとキラキラと輝く時間にできるように頑張ります」と、温かな決意を言葉にした。
会場全体を愛おしそうに見つめながらステージを歩き、5人が投げかけた言葉をMOAがそのまま繰り返す。5人とMOAらしい、名残惜しくも幸福な掛け合いが続いていく。
「愛してる」「バイバイ」「ほっほーい」「MOAおやすみ〜」。
幕が完全に下りるぎりぎりの瞬間まで、しゃがみ込んで手を振り、愛を伝え続けてくれた5人。彼らを大きな拍手で見送るその瞬間を、バンドの生演奏がどこまでも美しく彩り、次に会う日へのわくわく感を残しながら『MOA CON』は幕を閉じた。
7年間共に歩んできたMOAへの感謝を伝え、ここからまた始まる新しい物語の1ページを刻んだ3時間。TOMORROW X TOGETHERとMOAの絆を、さらに深める特別なコンサートだった。
Information
2026 TXT MOA CON IN JAPAN
2026年6月16日(火)
会場 福岡県 マリンメッセ福岡A館
開場 17:30 開演 19:002026年6月17日(水)
会場 福岡県 マリンメッセ福岡A館
開場 16:30 開演 18:002026年6月23日(火)
会場 兵庫県 GLION ARENA KOBE
開場 18:00 開演 19:002026年6月24日(水)
会場 兵庫県 GLION ARENA KOBE
開場 17:00 開演 18:00
Profile
HYBE MUSIC GROUPレーベルのBIGHIT MUSICに所属。グローバルに活躍する5人組ボーイグループ。グループ名「TOMORROW X TOGETHER」は「それぞれ違う君と僕がひとつの夢で集まって共に明日を作って行く」という意味が込められている。ファンへの感謝を伝えるコンサート『2026 TXT MOA CON IN JAPAN』を開催中で、福岡、兵庫公演を控えている。
Credit
(P)&(C) BIGHIT MUSIC
取材・文/轟木愛美

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轟木 愛美
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可愛いものに目がないISTP。旅先では、その土地で長く愛されてきた純喫茶や心ときめく手土産を探すのが楽しみ。史跡、ミックスジュース、『名探偵コナン』、『こち亀』など、幼少期に好きだったものが今も心の拠り所。愛用カメラはRICOH GR IIIx、Kodak FZ45、Nikon D。