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音楽
2026.09.18
結成5周年を迎えたINIが、初の東阪ドームツアー『2026 INI 5TH ANNIVERSARY DOME TOUR[CITY OF LIGHTS]』を開催! ここでは、2日間で10万人を動員した、単独では初となる東京ドーム公演の2日目の様子をレポートします。


開演時間前にステージの裏からメンバーの掛け声が聞こえると、客席からは大きな歓声が上がり、INI、MINI(=INIのファンネーム)ともにお互い準備は万端! ステージにスモークがたかれ、そこに真っ赤なライトが当たりシリアスな雰囲気になると、ステージ上に現れた鉄格子に堂々と立った11人が登場!
1曲目は髙塚大夢さんの突き抜けるような声を合図に始まる『Non-Stop』からスタート。このツアーのために特別アレンジした振り付けはいつもよりさらにパワーアップ! ビジョンに大きなステージに挑む強い意思を感じる木村柾哉さんの凛々しい表情や、黒髪に染めた美しいビジュアルの池﨑理人さんが映し出されると、ドームの温度はさらに上昇していきます。素肌にジャケットを羽織った西洸人さんに、佐野雄大さんが向かい合って肩に手をかけると割れんばかりの声があがり、藤牧京介さんがシャツの襟元を引っ張り鎖骨を見せるなどセクシーな演出が続き、極めつけは黒いリボンを目にかけ、全員が目隠しをしたパフォーマンスで妖艶にダンス! 最初から溢れんばかりの色気でMINIを魅了していきます。


MCでは池﨑さんの「おーい! 大好き! 会いたかったぞ!」と叫び、シュウ フェンファンさんは「INI単独ライブ久しぶりですよね! 会いたかったです!」と感情を爆発させ、木村さんが「言葉に出ないくらいうれしいです」と愛おしそうに客席を見つめると、髙塚さんは最上階を見て思わず「ペンライトを置いているだけじゃないよね?」と呟くシーンも。さらに西さんは「超幸せです!」と叫びダブルピース。佐野さんは「今日も一日、みなさんの走馬灯の1ページに刻まれるようなライブにして行きたいと思います!」と叫ぶとメンバーとMINIは大爆笑!
藤牧さんは「みんなとりあえず今日は楽しみましょう!」と最高の笑顔を見せ、療養から復活した田島将吾さんは「俺を信じて待っていてくれてありがとうございます!」と嬉しそうに叫び、MINIからの大きな「おかえり!」の声に包まれとても幸せそうな表情に。後藤威尊さんは「1年ぶりでだいぶ寂しかったと思うけど浮気してへんよな!?」とドキリとするひと言を放つと、「どっちでもええけど忘れられへん1日にするからな!」と言うと客席からは悲鳴にも似た歓声が…!
尾崎匠海さんはこの日の天気予報が雨だったにもかかわらず晴天になったことに触れ、「僕は晴れ男なんですけど、MINIのパワーだと思います!」と嬉しそうに叫んでいました。さらに松田迅さんは、ドームに掲げられている看板にINIに似たアルファベットの羅列の会社を見つけては「お仕事お待ちしています!」と営業し笑いを誘うなど、ここでも個性の強い11人のコメントで会場を笑顔で包みました。
ちなみに佐野さんは、ライブの途中で感極まり、号泣してしまうシーンも。するとメンバーみんなが集まってなぐさめるも、涙は止まらずまさかの途中退場…! その後、メイクをしっかり直し、最高にキレイな状態で戻ってきました(笑)。
今回のツアーでは11人が4つのユニットに分けて作詞作曲などの制作にも携わったクリエイティブな楽曲を初披露。
尾崎さん、後藤さん、佐野さん、松田さんのユニットでは、尾崎さんがメロディを考え、松田さんが作詞をした『Give Me More』をパフォーマンス。真っ赤なステージに黒いスーツの衣装が映える妖艶でセクシーなダンスをする4人は、気高く、美しさを持ちながらもアダルトな魅力をまとい、狂おしさを感じるパフォーマンスでさらなる新たな一面を見せていきます。ちなみに池﨑さんは、オーディション時のチーム名である“なにわのプリンス”の3人と沖縄出身の松田さんのユニットだということから、その後のMCでこのユニットを“なにわのメンソーレ”と命名。
ステージ上に車が登場し、雰囲気は一転、治安の悪い雰囲気に…。そこに西さん、田島さん、池﨑さんが登場し披露した、『SWING』では、ゴリゴリのラップと炎で一気に会場をハードに刺激していきます。池﨑さんの太くて低い声、西さんのがなるような声、そして田島さんの叫び続けるようなラップを重ねながら、ダンサーを引き連れバッドを振り回しながら激しくパフォーマンス! 田島さんは「終わった後に俺らが“Fu~!”と言ったら“Fu~!”と返してくれる感じためっちゃ良かった!」と感動!
木村さんと藤牧さんのユニットでは、ふたりが作詞作曲をした『君がくれたもの』を披露。木村さんが弾き語る真っ白いグランドピアノの優しい音色に合わせ、藤牧さんが美しい歌声で歌い上げていくドラマティックなステージに。途中から加わった生のストリングスをバックに、オーディションに参加する前からずっと歌っていた藤牧さんと、バックダンサーとして踊り続けていた木村さんの気持ちをそのまま表現したかのような“僕の声が届いたなら願いがひとつ叶ったんだ”という歌詞は涙腺を刺激していきます。実は木村さんはピアノを弾く手がかなり震えていたんだとか。「でも京介がリードしてくれたので」と言うと、藤牧さんは「柾哉とできて良かったです」と笑顔を交わし、会場はほっこり。
髙塚さんとフェンファンさんが作詞作曲をしたふたりのユニット曲『Spin It』では、両サイドからそれぞれがムービングステージに乗って登場! ふたりはナポレオンジャケットにメガネをかけ、グルーヴィな楽曲で視線を集め、センターステージで落ち合うと背中合わせになり、気持ちよさそうに歌声を重ねていきます。歌う前に髙塚さんが「(みんなのユニット曲を)全部詰め込んだライブをします!」と宣言した通り、素敵なパフォーマンスを見せてくれました。

後半では、この日発売されたニューシングル『ANTHEM』のタイトル曲『You Know What To Do』も披露。“アンセム”という曲だからこそ、INIとMINIがひとつになり、一緒に歌い上げる空間は多幸感に満ちていてとってもHAPPY! ドームは楽しくて幸せな大合唱で包まれていきます。
池﨑さんの「いくぞー!」という掛け声と赤い炎に包まれて始まった『BEYOND THE SKY』では、低音を響かせ叩きつけるようなドラムとベースのリズム隊に乗りながらダンサーと共にセンターステージでド派手はステージを作り上げていきます。激しいマイクリレーで彼らの迫力をしっかりと感じさせ、たたみかけるような歌声はさすが…! 曲の終わりに木村さんは「俺達の旅はまだまだ続くぞー!」と叫び、MINIからは大きな歓声が上がります。
本編最後は、西さんが「最後はこの曲で行きましょう!」と叫び、デビューシングルのタイトル曲である『Rocketeer』をパフォーマンス。この5年間、ずっと歌い続けてきた彼らの代表曲を力強く、圧倒的なパワーで歌い上げていきます。MINIのコールにも熱が入り、会場は一体に。曲が終わる瞬間に木村さんが真っ直ぐ上を指差し、ステージは暗転。

アンコールでは、彼らが誕生した『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』のデビュー評価曲『RUNWAY』のINIバージョンを披露。イントロが流れると大きな歓声が上がり、この曲をみんなが待っていたことが伝わってきます。INIの11人が夢を掴むために歌ったこの曲を、夢を叶えた先、大きなステージで堂々と歌う姿はとてもエモーショナル。みんなの表情は笑顔に満ちていて、とても感動的でした。

さらにムービングステージに乗りながら、『We Are』や『SUPER NOSTALGIC』を披露。サインボールやフリスビーを投げながら、INIとのコミュニケーションを楽しむ全員が最高の笑顔に包まれていました。

デビューからの5年もの間、一緒に歩んでくれたMINIへの感謝をそれぞれが伝えながら、木村さんは「これからもINI一緒に過ごしてくれたら嬉しいです!」「愛、届いたかな!?」と叫び、全員が深々とお辞儀をして、ライブは無事終了。このツアーのタイトルである[CITY OF LIGHTS]という名の通り、INIがMINIに、そしてMINIがINIに光を与えた最高のステージでした!

Staff Credit
取材・文/吉田可奈