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2024.05.01
間もなくデビュー10年目に突入するSEVENTEENがBEST ALBUM「17 IS RIGHT HERE」をリリースして、6カ月ぶりに待望のカムバック! 発売当日の4月29日に韓国・ソウルで開催されたグローバル記者懇談会の模様をお届けします。アルバムに込めた思いから13人の絆が感じられるエピソードの数々まで、これを読めばアルバムをもっと深く楽しめること間違いなし!
●S.COUPS
SEVENTEENの総括リーダーとHIPHOP TEAMのリーダーを務めているS.COUPSさん。やわらかいカリスマあふれる姿で登場。
●WONWOO
HIPHOP TEAM所属。“洞窟低音”とも呼ばれるロートーンの歌声が魅力的。ラップだけでなく、作詞の実力にも秀でています。
●MINGYU
HIPHOP TEAM所属。どの角度から見ても完璧なビジュアルと人懐っこい性格で、グループに活気を与えるメンバー。
●VERNON
HIPHOP TEAM所属。2022年にソロミックステープ『Black Eye』を公開し、その高い音楽性に注目が集まっています。
●JEONGHAN
VOCAL TEAM所属。SEVENTEENの音楽性をさらに高める、さわやかな歌声の持ち主。メンバーの悩みに耳を傾ける一面も。
●JOSHUA
VOCAL TEAM所属。甘美な歌声とプロ並みのギターの実力を併せ持ったメンバー。昨年、バラエティー番組『ブロ&マーブル』に出演。
●WOOZI
VOCAL TEAMのリーダーであり、アルバムプロデューサー。韓国の音楽著作権協会に登録されているWOOZIさんが手がけた作品は、なんと160曲超え!●DK
VOCAL TEAM所属。圧倒的な歌唱力でミュージカルにも出演。フォトセッションでは、アルバムのタイトル曲「MAESTRO」にちなんだ指揮棒を振るポーズも披露し、会場を盛り上げていました。
●SEUNGKWAN
VOCAL TEAM所属。高い歌唱力と繊細な感情表現で、「万能のアイドル」と呼ばれています。トーク力にも定評が。
●JUN
PERFORMANCE TEAM所属。美しい顔立ちと抜群のスタイル、さらにパワフルで重みのあるダンスも魅力的なメンバーです。
●HOSHI
PERFORMANCE TEAMのリーダーで、SEVENTEENの楽曲の振付を担当。 HOSHIという名前は、韓国語で“虎の視線”の略。
●THE 8
PERFORMANCE TEAM所属。クールな見た目と話す時のやわらかい笑顔のギャップが魅力。ファッションセンスの高さでも知られています。
●DINO
PERFORMANCE TEAM所属。グループの最年少メンバー。パワフルでキレのあるダンスで、HOSHIさんとともにSEVENTEENの楽曲の振付を担当。
ソロカットの撮影を終えると、団体カットの撮影へ。MCから「SEVENTEENのシグネチャーポーズをお願いします」とリクエストされ、13人で親指を立てたポーズを披露してくれました。
BEST ALBUM「17 IS RIGHT HERE」のタイトル曲「MAESTRO」のMVを公開後、13人が着席し、アルバムをテーマにしたMCとのトークセッションがスタート。
息を飲むカッコよさ。SEVENTEEN ‘MAESTRO’ Official MV
Q:6カ月ぶりにカムバックした感想はいかがですか?
S.COUPS
新しいアルバムを出す時はいつもドキドキしますが、CARAT(SEVENTEENのファンネーム)のみなさんが待ってくださっていたと聞いています。このアルバムを通して、幸せを感じていただきたいですし、僕たちも新たな気持ちで前に進んでいきたいと思います。
Q:BEST ALBUM「17 IS RIGHT HERE」は、どんなアルバムでしょうか?
MINGYU
「17 IS RIGHT HERE」には、デビューから今までのSEVENTEENのすべてを盛り込みました。これまでのSEVENTEENを振り返って、これからのSEVENTEENの新たな始まりを知らせるアルバムになるのではないかと思っています。
DINO
今回のベストアルバムには、多彩な魅力を入れようとしました。完全体の新曲「MAESTRO」にHIPHOP TEAMの「LALALI」、PERFORMANCE TEAMの「Spell」、そしてVOCAL TEAMの「Cheers to youth」といった新曲も盛り込まれています。さらに歴代のすべてのタイトル曲を含めて、33のトラックを収録しました。今回のアルバムも真心を込めて作ったので、たくさんの応援をよろしくお願いします。
Q:ベストアルバムというと歴代のタイトル曲やヒット曲のコレクションを思い浮かべがちですが、今のお話にあったように「17 IS RIGHT HERE」には新曲が4曲も収録されています。その理由をお聞かせください。
JEONGHAN
メンバー全員がベストアルバムをベストなクオリティーのアルバムにしようと考えて、作業にのぞみました。そこで、単純に過去のSEVENTEENの曲をコレクションするのではなく、今の僕たちの思いや覚悟、そしてSEVENTEENがCARATのみなさんとこれから成し遂げていきたい未来のビジョンを入れることにしました。
Q:今回のアルバムでもメンバーが作詞作曲に参加されていますが、“自主制作アイドル”の先頭を行くWOOZIさんにお聞きします。タイトル曲「MAESTRO」は、どんな曲でしょうか?
WOOZI
「MAESTRO」は、指揮者、そしてひとつの分野で誰にでも認められている人を意味します。SEVENTEENもいろいろなメンバーが集まって、自分たちの世界を指揮していき、流れを主導する、そんな目標を成し遂げたいという意思を盛り込みました。「MAESTRO」には、聴き慣れたサウンドがたくさん入っています。デビュー曲「Adore U」から、「VERY NICE」、「Oh My!」、「Fear」、「Rock with you」、「CHEERS」、「Super」まで7曲のソースを少しずつ入れて、新しい曲にしてみました。
Q:「MAESTRO」を初めて聴いた時、どんな印象を受けましたか?
正直に申し上げると、僕は最初ファンのみなさんがどう聴いてくださるのか、少し怖かったのですが、すぐにWOOZIさんが作ったこの曲だからこそ好きになってもらえると思いました。新しいジャンルに挑戦してくれたWOOZIさんに感謝しています。
JOSHUA
僕はこの曲を初めて聴いた時、とても気に入りましたし、パフォーマンスも本当にカッコよくなるだろうと思いました。
HOSHI
僕は、“MAESTRO”というキーワードが印象的でした。多様な構成でパフォーマンスができると思い、ドキドキしました。
Q:「MAESTRO」のミュージックビデオはまるでSF映画のようですが、どんなメッセージが込められていますか?
SEUNGKWAN
すべてのことをAIや最新技術で作り上げることができる世界を背景にしています。その中でSEVENTEENの指揮を通じて真の創作がどんなものであるか、また、さまざまな存在とSEVENTEENがひとつになって、みなさんを僕たちの世界に導く様子を表現しました。ミュージックビデオにはいろいろな象徴が秘められているので、たくさんの方々に集中して見ていただき、さまざまな解釈を聞かせていただきたいです。
Q:ユニット曲3曲も、ミュージックビデオを制作したと聞きました。
WONWOO
はい。ユニットごとに雰囲気が違いますが、ミュージックビデオもそれぞれ本当に完成度が高いです。
VERNON
まず、「LALALI」という曲はとても軽快で楽しい曲です。ミュージックビデオでは、音楽を楽しむ様子を表現しようとしました。
PERFORMANCE TEAMは、「Spell」という曲のミュージックビデオを準備しました。メンバーがとても幻想的でやわらかいムードをセクシーに美しく表現していて、ひと足先に見たのですが本当にキレイでした。
DK
VOCAL TEAMの「Cheers to youth」という曲は、誰もが初めて迎える青春を賛美する曲です。VOCAL TEAMの個性に合わせて、5人の青春を描いたドラマのようなミュージックビデオが作られました。どうぞご期待ください。
Q:コンサートを通じても、ファンのみなさんに会っていらっしゃると伺いました。
JUN
(3月30日、31日に)仁川で公演をして、先週末(4月27日、28日)にソウルで公演を終えました。実はソウル公演でCARATのみなさんにサプライズプレゼントするためにタイトル曲「MAESTRO」を含む新曲4曲をステージで公開したんです。たくさんの反響をいただいて、元気づけられました!
Q:仁川アシアド主競技場につづき、ソウルワールドカップ競技場と、スタジアムで公演をするアーティストとして成長したSEVENTEENの姿を確認できました。次は、どちらでSEVENTEENに会えるのでしょうか?
THE 8
仁川公演とソウル公演で得たエネルギーを持って、5月は日本でツアーを続けていきたいと思います。5月18日と19日に大阪・ヤンマースタジアム長居、それから5月25日と26日は、神奈川・日産スタジアムで……CARATのみなさんにお会いできると思います。
(THE 8さんの日本語の発音が)とても可愛いですね(笑)。
Q:“コンサート職人”というニックネームがあるほど、毎公演、爆発的な反応を得ているSEVENTEENですが、特に日産スタジアムは1会場あたり7万人を超える観客が入場できる超大型スタジアムで、多くの歌手にとって「夢の舞台」と呼ばれている場所です。ほかに、今年はどんな活動が待っているのでしょうか?
ベストアルバム以外にも、アルバムを1枚発売する予定です。そして、『SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’ AGAIN』ツアーが終わると、新たなコンサートがあり、『CARAT LAND』(ファンミーティング)もできるのではないかと思います。数多くのスケジュールが待っているのですが、CARATのみなさんがよろこんでくださると信じて、どの瞬間も最善を尽くしていきたいと思っていますので、ぜひSEVENTEENに関心を寄せてください。
そして、秋には新しいツアーを通して、全世界のCARATのみなさんに会いに行きます。アメリカのCARATのみなさんにも会いに行く予定です。アメリカでの公演は、2022年の『BE THE SUN』ツアー以来2年ぶりなので、僕たちも楽しみにしています。
さらに、デビューして初めて大規模なミュージックフェスティバルに出演する計画もあります。6月には『グラストンベリー・フェスティバル』、9月には『ロラパルーザ・ベルリン』に参加する予定です。SEVENTEENらしくカッコいいステージをお見せしますので、たくさん期待していてください。
Q:今年の覚悟も聞かせてください。
はい、僕が覚悟担当です(笑)。ただただ、頑張らなければいけないという気持ちでいっぱいです。毎日このような人生を送れていることに感謝していますし、大変なことがあってもメンバーとともに克服して、いろいろなところでCARATのみなさんを幸せにし、たくさんの愛を送っていただけるようなSEVENTEENになるために、ひとつひとつのスケジュールと向き合っていきたいと思います。
メンバーはみんな、SEVENTEENというチームを愛していますし、CARATのみなさんを愛しています。僕自身、こんなアーティストなら悔いなく愛せるなと思うほど、何事にも責任感を持って向き合うメンバーばかりです。これからも、SEVENTEENとして長く活動を続けていきたいと思っています。
続いて、記者との質疑応答が始まります。
Q:デビューから9年間の活動は、振り返ってみると、どんな時間でしたか?
これからの道のりに必要な関係性とリズムを持つための時間だったと思います。そして、多くの目標をメンバーと話し合って、前に進んでいく力をためてきた9年間でした。
Q:9年間の思い出に残っているベストシーンは?
僕は、『2023 MAMA AWARDS』で大賞を受賞した瞬間です。2018年、2019年頃にメンバーと「僕たちは歌手生活を終えるまでに、大賞を受賞できる日が来るのか?」と話し合ったことがありました。僕にとって仕事をしていて大変な時期でもありましたが、それを乗り越えられたのが『MAMA』の大賞だったと思います。
Q:ファンの数が増えているのでツアーの規模も大きくなっていくと思いますが、今後はどんな形でコンサートをしていきたいですか?
ツアーについては、メンバー同士でいつも肯定的に話しています。時間が許すかぎり、遠い地域まで足を運んで、たくさんのCARATのみなさんにお会いしたいと思います。
Q:デビュー10年目の今年は、どんな新しい姿を見せてくれるのでしょうか?
9年間活動しながら多くの挑戦をしてきたので、初めて経験することはそこまで多くはないかもしれません。大切なのは、心だと思います。初心を忘れずに準備していけば、どんなことも新しく感じるのではないかと思います。
僕は、WOOZIさんが作ってくれた「MAESTRO」も新しい姿だと思います。
僕たちは、デビューしてから常に新しいことに挑戦してきました。時間の流れに沿って、アルバムの色も変えていっていると思います。その流れによって、これからも最もSEVENTEENらしい姿をお見せしていきたいです。
僕たちが誰かを見て夢を抱いたように、多くの後輩のみなさん、夢を見ている方たちが13人の進んでいく姿を見て、ポジティブなマインドを持ってくださるような活動をしていきたいと思います。
Q:今までの道のりを振り返って、いちばん大きな挑戦は何だったと思いますか?
僕たちにとって、13人で活動を始めたことがいちばん大きい挑戦だったと思います。WOOZIさんが作った曲で活動する“自主制作アイドル”というのも、大きな挑戦でした。13人が今まで誰ひとり抜けることなく一緒に活動してきたことも挑戦だったと思います。
Q:9年間活動を続けてきた13人のチームワークの秘訣について教えてください。
何よりも会話が重要だと思っているので、1カ月に1回は定期的に集まる機会を持っています。コミュニケーションをとりながらチームワークが強くなりましたし、メンバーを理解する力も高くなりました。
昔から一緒に生活してきたおかげで、今、僕は29歳ですが、メンバーと一緒にいると仕事をしているのに高校生のような気持ちになります。一生の友達に出会えたと思います。
今となっては笑い話ですが、いい会話ばかりではなく、おたがいに不満を話したり、ケンカしたりしたこともあります。そういったできごとも、僕たちの仲を深めてくれていると思います。
会見の最後には、MINGYUさんが会場に集まった記者に「夕食をおいしく食べてください」、SEUNGKWANさんが「月曜日頑張ってください!」(※会見が行われたのは月曜日)と呼びかけるなど、最初から最後まであたたかい空気が流れていた記者懇談会。過去、現在、未来の集大成といえるベストアルバムを発売し、デビュー10年目を迎えるSEVENTEENが、どんな新しい姿で自分たちの世界を指揮しながらリードしていくのか、楽しみです!
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