役者歴は今年で5年目。未来はまだまだ予測不可能
俳優デビュー後、作品を積み重ねながら実力を蓄えてきた杉野遥亮さん。この春、彼が挑むのがドラマ『ハケンの品格』だ。「今作は13年前にヒットしたドラマの続編。働く人たちに勇気や希望を届け、今も大勢の記憶に残っている作品への参加が決まった時は驚きと喜びを感じました」
杉野さんが演じるのは新入社員の井手裕太郎。元美大生でコネ入社。やる気も目標もなくボンヤリとした毎日を送っている青年。そんな彼を演じながら「僕自身、この世界に入る前は目標を見出せずにもんもんとしていた時期も。彼の気持ちはすごくよく分かります」と言葉を続ける。「そんな自分を振り返りながら、改めてこの仕事に出会えてよかったなと。この世界に飛び込んでからガムシャラに突き進んできたけれど、気づけば役者も今年で5年目。節目といわれる年だけに"今"や"未来"について質問をされることも多いんですけど。僕の中には節目というものが存在せず、ずっと目の前の仕事を積み重ねているような感覚なんです。