今月の彼氏

WATWING・八村倫太郎さんの学生時代の思い出は?【連載「今月の彼氏」ウェブ限定版】

2023.07.20 更新日:2023.09.14

今月の氏。 八村倫太郎

毎月、人気の俳優さんとのデート気分が味わえる人気連載「今月の彼氏」。今回のお相手はダンスボーカルユニットWATWINGのメンバーとして活躍する八村倫太郎さん。本誌で載せきれなかった未公開カットをweb限定インタビューとともにお届けします。

WATWING・八村倫太郎さんのウェブ限定オフショット【 non-no連載「今月の彼氏」】_1

―― 今回の撮影は、“大学のサークルの憧れの先輩(八村さん)と待ち合わせする”という裏設定がありました。八村さんの大学時代の思い出は?

大学時代はダンスサークルに所属していました。でも、大学2年生の時にはもうこの世界に入ったので、大学でのサークル生活は1年間だけ。憧れられるどころか、“先輩”になることすらなかったです。憧れの先輩……、なりたかったなぁ(笑)。

―― 中学・高校時代は?

ソフトテニスをやっていて、中学・高校共に部長でした。昔からやりたがりな性格なんです。憧れの先輩っぽいエピソードで言うと……、学校行事がある時に後輩から「写真撮ってください」と言われることがちょっとだけ、ありました。だけど……記念だったんでしょうね(笑)。その時だけは芸能人になった気分でいました。

今回の撮影のようなキラキラしたシチュエーションはあまり経験してこなかったから、今学生生活を送っている人には、思い切り青春を楽しんでほしいなと思います!

―― 八村さんがしてみたい夏の理想のデートは?

軽井沢とか日光とか、避暑地として有名なところに行きたいです。免許を取って1年くらいなのでまだ運転には慣れていないけど、それも楽しみながら、好きな音楽をかけてドライブできたら幸せですね。ドライブって2人だけの空間を自然と作れるからいいなって。

―― 普段、休みの日は何をして過ごすことが多いですか?

古着が好きなので、下北沢とか高円寺とか裏原とか、古着で有名な場所に行って買い物したり、映画館に行ったり、あとは家で音楽を作ったりしています。

WATWING・八村倫太郎さんのウェブ限定オフショット【 non-no連載「今月の彼氏」】_2

―― 書店に行くことも好きだとか。

そうなんです。意識して行くというよりは、見つけたらつい入っちゃうみたいな感じ。ふらっと入った書店でいきなり6冊くらい買うこともあります。大学時代、論文を書くために買った資料に加えて、そんなふうに無意識で買ったもののまだ読んでいない本も結構多くて。片付けが苦手なので、未読の本たちは家に山積みになっています。

未読の本がたくさんあると「よくないなぁ」と自分を責めたりしちゃうけど、ある時母親から「倫太郎は勉強家だから、読んでる、読んでいないに関わらず、本に対して意識が向いているんだね」と言われたことがあって。そう捉えると、なんかいいなって思えました。

―― 素敵ですね。

書店って書店にしかない独特の雰囲気がありますよね。匂いも好きだし、誰かが考えてきたことや経験してきたことを1冊の本として手にできる場所って、すごく素敵じゃないですか。

雑誌も好きで、一度、電子版のサブスクリプションサービスに登録したことがあるんです。でも、そうしたら読まなくなっちゃって。物理的に手に取れることがすごく好きなんだと思います。

―― どんな雑誌を読むことが多いですか?

カルチャー誌が多いです。大学生の頃はファッション誌も読んでいました。それこそ『メンズノンノ』に憧れて専属モデルオーディションに応募したことがあるんですけど……ダメでした(笑)。『メンズノンノ』のモデルさんが『ノンノ』に出張で出たりするのも見ていたので、こうやって『ノンノ』に呼んでいただけることもすごくうれしくて。改めて、ありがとうございます!

WATWING・八村倫太郎さんのウェブ限定オフショット【 non-no連載「今月の彼氏」】_3

―― 先ほど、部屋の片付けが苦手だとおっしゃっていましたが、逆に、これだけは負けないと思うストロングポイントは?

自分を鼓舞する意味で言うと“言葉”ですかね。ありがたいことに、この世界に入ってから「言葉に力があるね」とか、「喋りがおもしろいね」、「頭の回転が速いね」と言っていただけることが多くて。これまでの人生を振り返ってみると、目立ちたがり&出たがりだったので、人前に立つことも多かったんです。その時から、どうやって人を惹きつけたらいいのか、自然に考えていたんだと思います。

この世界に入ってからも、ライブのMCやインタビューも含め、なるべく自然に、素直であるようにと心がけています。褒めてもらえることが多くなったことで、今まで意識してきたことは間違ってなかったと思えたし、これからも自分の思いをちゃんと言葉にのせて伝えることを大切にしていきたいと考えてます。

―― そんな八村さんが大切にしている言葉は?

「二兎追うものは一兎をも得ず」ではなく、「二兎も三兎も追う」ですかね。姉から教えてもらって、学生時代も今も大切にしている言葉です。

―― お姉さんは八村さんにとってどんな存在ですか?

3歳上なんですけど昔からすごく仲がよくて、姉のことをいつも道しるべにして生きてきたところがあります。「私はこういう理由があるから、こう歩いていこうと思う」と、自分の考えを強要することなく、自分の道を僕にシェアしてくれて。家族として、すごく魅力的な人だと思っています。

―― 恋愛の話もするんですか?

沢山します! もちろん家族だからこそ言わないような話もあると思うけど、僕は家族としてお互いに好きだし、尊敬し合っているからこそ、姉ちゃんにはいろんなことを相談してきましたね。

―― 本当に仲よしですね。

母親のことも大好きですし、僕は本当に周りに恵まれていると思います。

WATWING・八村倫太郎さんのウェブ限定オフショット【 non-no連載「今月の彼氏」】_4

―― 7月28日の24歳の誕生日には1st写真集『record』を発売されますね。

“かっこいい”とか“きれい”という形容詞で終わらせない、中身のある写真集にしたかったし、僕という人間を知ってほしいという思いで作りました。何を感じてどういう表情をしているのか、一つ一つの写真に理由がありますし、きっとすべて違う顔をしていると思います。表紙の写真も自分で選ばせてもらいましたし、こだわり抜いた1冊になっています。

―― 故郷の神奈川県・横須賀でも撮影されたとか。

横須賀はいいところですよ! 生まれ育った場所というわけではないのですが、小学校4年生で横須賀に引っ越してから10年住んでいました。どこよりもホームという感覚が強いです。僕にとっては海があることが結構大きかったですね。なんでも受け止めてくれる気がするから、昔から何かあったら海に行くことが多くて。いやなことがあった時には海に向かって叫んだりもしたし、家族で七輪を持ってバーベキューしたり、ワンコの散歩もしました。喜怒哀楽のいろんな経験を、海に委ねてきたと思います。

―― ノンノ読者におすすめのスポットは?

写真集の撮影もしたドブ板通り商店街。その近くにあるヴェルニー公園もヨーロッパ風の庭園があっておすすめです。ドブ板通りで買い物をして、有名なヨコスカネイビーバーガーを食べて、夜にはヴェルニー公園で夜景を眺める。ぜひ行ってほしいっす!

―― ─WATWINGについても聞かせてください。八村さんの活躍で、グループへの注目度も高まっていると思います。読者に向けて推しポイントを教えてください。

パフォーマンスに絶対的な自信があるし、WATWINGは最強です! これは周りと比べてという相対的な話ではなく、絶対的な“最強”。これからもどんどん進化していくと思うし、上しか見ていないので、注目してもらいたいです。

あとは家族みたいに仲がいいグループでもあります。グループで仕事をすると「仲いいね」と言われることしかないんです。今は家族よりも一緒の時間を過ごしているし、メンバーの存在に救われたことも多くて。あいつらと生涯を共にする覚悟があるからこそ、言える話もあるし、見せたくない姿も見せてきました。メンバーには愛しかないです。

WATWING・八村倫太郎さんのウェブ限定オフショット【 non-no連載「今月の彼氏」】_5

―― それぞれのメンバーの魅力は?

最年長の古幡亮は優しくて人思い。で、ダンスがすごく流麗です。ダンスで亮の右に出る人はいないと思います。グループの振り付けもやっているし、頼りになります。

鈴木曉(あさひ)は歌に対しての熱意やグループに対しての熱意を人一倍持っている人。負けん気が強くて一本筋が通っているので、曉に引っ張られてグループが前進できているところは絶対にあると思います。

髙橋颯(ふう)は一番歌の表情がある人。颯の歌はいつ聴いても感動します。僕が個人の仕事からグループに帰ってくると、「倫太郎、お疲れさま」と差し入れを買ってきてくれたりもするんです。自分よりも年上ではあるんですが、助けてあげたいと思うような魅力もある、いい意味で飄々としている柔らかい人です。

桑山隆太はマジメな僕が心配になるくらいマジメ。SNSを通じたファンに向けての発信が一番多いし、愛がものすごく強いやつです。だから、何か重大発表をする時には、感極まって泣くことも多いんです(笑)。

福澤希空(のあ)は色気が一番あります。ダンスもすごく上手です。亮のダンスを“きれい”と表現するなら、希空のダンスは“魅せる”ダンスというか。僕が彼の隣で踊っても、見ている人は希空に視線が行くんじゃないかな。それくらい魅力があるんです。ただ、普段は天然なのか、「希空辞典」という言葉が生まれてしまうくらい不思議な発言を連発(笑)。パフォーマンスの時とのギャップがすごい、ギャップ大魔神です。

―― では、ノンノ読者におすすめの3曲を教えてください!

まずは『WATW “ing”』。その名の通りWATWINGとは何かということを、いけてるサウンドとかっこいいラップで届けている自己紹介的な1曲です。亮が考えてくれた激しいダンスも、「これぞWATWING!」という感じ。グループを知る入口の曲として聴いてもらえたらうれしいですね。

『Honey, You!』は、WATWINGでは珍しい100%恋愛ソング。明るくてクセになるメロディなので、気に入ってもらえると思います。

WATWING ‘Honey, You!’ Performance Video #THEROADTOZEPP

最後の1曲は……『WAIT A MINUTE!』。女性ラッパーchelmicoのお二人が僕らに作ってくださった曲で、ラップもあれば歌で聴かせる部分もある、軽快な曲です。MVもすごくおしゃれだし、夏っぽいんです。

―― 避暑地へのドライブデートにも最適ですね。

そうですね。出かける時の1曲にしてもらえたら!

―― 8月30日にはメジャー1stアルバム『Where』をリリースされます。WATWINGとしての今後の目標は?

まずは8月22日に僕ら史上最大規模のワンマンライブをパシフィコ横浜で開催します。そして秋にはアルバムを引っ提げた全国ツアーが決定しました。初めてのことだらけなので、まずは1個1個、ちゃんと成功以上の結果を残すことが目標です。そして結成当初から東京ドームに立つことを目標として掲げているので、いつか達成したいですね。

―― 八村さん個人の目標は?

音楽に関しては作詞・作曲欲があって。時間があるとリリックを書いたり曲を作ったりしているので、WATWINGとして形にできたらうれしいです。一人の音楽を愛する人間として、もっともっと高いレベルで突き詰めていきたいと思います。

―― お芝居は?

もちろんやりたいです! 音楽とお芝居って、表現が違う気がしていて。俳優は自分とは違う人物を表現することが難しいし、その分やりがいもある。誰かに「感動した」と言ってもらえるように、お芝居にも真摯に向き合っていきたいと思っています。

八村倫太郎さんのプロフィール

1999年7月28日生まれ、神奈川県出身。2019年にWATWINGのメンバーに。2022年に出演したドラマ『君の花になる』の一之瀬栄治役で注目を集める。7月28日には故郷の横須賀と東京で撮影した1st写真集『record』を発売。WATWINGとしては、8月22日にパシフィコ横浜にてワンマンライブを予定、8月30日にメジャー1stアルバム『Where』をリリース。さらに、11月11日からは全国9か所を回る、ライブツアーがスタートする。

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